金剛のヒーローアカデミアカッコカリ   作:海江山風

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3話

 放課後、カバンをとりに教室へ戻ると声が聞こえてきた

 私は扉から教室の中の様子を覗いてみると、爆豪君がなにやらノートを爆破していた。緑谷君はそれを見て明らかにショックを受けているようだった

 その様子に思わず声をあげる

 

「な、なにしてるのデスカ? 人様のものを爆破するなんて……」

 

 私の声を聞いて、その場にいる全員がこちらをみる。

 爆豪君はノートを放り投げ、私の方に向かってきた。

 

「テメェには、関係ねぇよ。俺はこいつに現実を教えてやってただけだ」

 

 緑谷君を指差し、そう言った。その声には怒りを感じざるをえない程、冷たいものだった

 

「彼がヒーローを目指すのがそんなに気に入らないようデスね」

 

「ああ、こいつは無個性……ヒーローなんぞ務まる筈がねぇからな」

 

 個性の有無で、なれるかどうか決まる……私は前からそれが気に食わなかった。

 力がないからなっちゃいけない、そんな風潮が

 

「"英雄ってのは、なろうとした瞬間失格"らしいデース。つまり私から言わせればあなたも務まるとは思えませんが?」

 

 私の言葉に、爆豪君は手を爆発させ声を荒げる。かなり頭にきたようだ

 

「じゃあ、テメェには務まるってのか!?」

 

「まさか、私も失格側ですよ。ただあなたみたいにヒーローというブランドに固執してないだけ」

 

 殺すような眼光でこちらを睨んでくる。少しするとカバンを待ち私の横を通っていった。

 去り際に「雄英で、白黒つけてやるよ」と言い去っていく。どうやらこの場はどうにかできたみたいだ。

 

 去るのを見届けると、緑谷君がノートを手に取り

 

「ありがとうございます、戦華さん。……さっきの英雄になろうとした瞬間失格ってどういうことですか?」

 

「あれは私が憧れていた人の言葉デース。英雄は結果なんですよ」

 

「結果……あの」

 

 意を決したように顔を上げ、私に言ってくる

 

「僕にも……なれるでしょうか? ヒーローに」

 

「きっとなれます。資格は誰にだってありマース!」

 

 その言葉に緑谷君は少し顔が明るくなった、そんな感じがする。

 

「それじゃ、私は買い出しがあるので、失礼シマース。また明日」

 

「うん、また明日」

 

 

 

 __________________________________________________

 

 にんじん、玉ねぎ、じゃがいも……今日はカレーデース! 

 海軍カレーを作るための材料は買えましたし、あとは帰るだけ……

 

 帰路をついた時、商店街の方から爆発音が聞こえてくる。ヴィランが暴れてるのでしょうか…

私は何が起きてるか確認するため、爆発音のする方へと向かっていった

 

 

 

 

人をかき分け、騒ぎの原因を近くの人に聞く。

どうやら、液状のヴィランが子供を取り込み暴れているようで、この場にいるヒーローもヴィランに対して有効な手がなくどうしようもない状態らしい

その時、1人の中学生が飛び出していった。緑谷君だった……

ヒーロー達が制止を呼びかけるも、彼はヘドロのヴィランに向かって行く

その光景を見て私も思わず飛び出した

周りから止まるよう言われても、止まらない。

 

理由はわからない、そうすべきだと…そう感じた。

 

緑谷君がヘドロのヴィランから助け出そうと掻き分ける。

私はこの時気づいた、取り込まれていたのは爆豪君だと。

 

「君が、助けを求める顔してた」

 

その言葉を聞いて私は……彼と少しだけ出ていた爆豪君の手を握る

 

「戦華さん…どうして…?」

 

私が来たのを見て、2人とも驚いた顔をした

でも今はそんなことどうでもいい。

 

「吹き飛ばされないよう、私の手を握るデース!」

 

 

個性を使って艤装を出現させる。

砲撃の衝撃で、このヴィランを吹き飛ばす!

 

そう決意し砲身をヴィランに向けると、私達より大きな手が包むように手を掴む。

その手の持ち主を見るとそこには…

 

「…本当情けない」

 

 

何度もテレビで見た…オールマイトがそこにいた

 

 

「君に諭しておいて、自分が実践しないなんて…!」

 

「プロはいつだって命懸け!」

 

 

巨大な拳を振るう

 

「Detroit SMASHっ!!」

 

その衝撃でヘドロヴィランは吹き飛び、私達はオールマイトが握っていたおかげで飛ばされずに済んだ

 

 

これがナンバーワン、ヒーローの姿…

希望の象徴…

 

 

 

 




3話目です。
実は私、ヒロアカはアニメ勢です。
そして、小説書くの初めてなので拙いっす。

原作キャラの視点とか欲しいですかね?
次回からそこらへんも書いていければと思います。
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