「確実に段々と原作や公式設定から逸脱していく可能性99%」
流星群の攻撃により20機中16機のA型部隊のヨルハたちが飛行ユニットごと撃墜された。4機が流星群を逃れて雲海の中へ消えていった。
「ガハハハハ!逃げるがいい、愚かなアンドロイドどもよ。 “この蒼き清浄なる
クッパは4機の飛行ユニットの追撃を一切せず、ただ高笑いを響かせながら、上空に留まっていた。
クッパの笑い声が遠ざかる中、雲海を抜けたA2と残った生き残りたちの目には、地上の景色が広がっている。
それは司令部のデータベースにも存在しない未知の景色が広がっていた。澄み切った青空に、水平線の彼方まで続く紺碧の海。海岸線には黄金の砂浜が広がり、その奥には鬱蒼とした緑の森が広がっている。
地球の環境は、彼女たちの記憶データにある「人類時代」の情報とは大きく異なっていた。はるか昔、エイリアンの侵攻により壊滅したはずの地球が、これほどまでに豊かで、生命力に満ち溢れているとは……。
だが、彼女たちには景色を楽しむ余裕などなかった。
A2は意識を集中させて無事を確認しようと音声通信機を作動する。
A2 (二号)
「…無事な者はいますか?応答お願いします…‼︎」
静寂の中、数瞬が過ぎた後、通信が繋がる。
まず最初に応答したのは、“ヨルハA型四号” だ。
ヨルハA型四号
「ハァッ!生きてる!まったく、ビックリ仰天だよぉっ!!あんな未知のバケモノに出くわすなんて…なぁ、二号?無事だったかぁ?」
同じアタッカータイプの四号はいつもの明るい調子で返事をするが、その声には緊張の色が隠しきれない。彼女はチームのムードメーカーで、場を和ませようと努めるが、今はその余裕さえ失っているようだ。
次に通信に入ってきたのは、ヨルハG型十六号 。
ヨルハG型十六号
「クソッ!なんなんだよ‼︎あのバケモノは!?あんなイカれた奴と戦えって言うのか!?冗談じゃねぇ!まったく…司令官は何考えてんだ!」
射撃特化のガンナー型である彼女は短気で乱暴な口調だが、心の底では仲間を思っている。怒りを抑えきれず、感情が爆発するが、その中には焦りと不安が感じられる。
最後に、ヨルハS型二十一号 が通信に入る。
ヨルハS型二十一号
「…私は無事です。ですが、状況を冷静に見て。これ以上の戦闘は無謀です。あの怪物は私たちを逃がしたのか、それとも挑発しているのかが判断できません....。司令官の命令通り、今は後退して態勢を立て直すべきだと、私は思います。」
二十一号は非戦闘型のスキャナータイプだが、現実的な判断が得意で、冷静な対応を心掛ける。彼女は戦う力こそないものの、チーム全体をまとめようとする力がある。現状を冷静に見つめ、無闇に戦うことを避けるべきだと判断している。
A2 (二号)
「全員、無事でよかった…でも、隊長は…」
A2は通信を聞きながら、ほっと胸をなで下ろした。全員、生きていた。その内心では動揺を隠せずにいた。
クッパの出現が「単なる偶然」なのか、それとも「意図的な策略」なのか――その答えが出ないままでは、彼女たちはただの獲物に過ぎなかった。
彼女は一瞬、一号の死を思い出し、胸に痛みが走る。しかし、今は生き残った仲間たちと協力して、この地獄から生き延びるために最善を尽くすしかない。
一号隊長を失った今、自分たちはどうするべきか――?
A2 (二号)
「今はあのバケモノに挑むべきじゃないと司令官が判断しました......。四号、十六号、二十一号、まず司令官の命令通りに地上に降りて、態勢を整えましょう・・・。」
全員がそれに同意し、地球の大地へと向かっていく。これから、彼女たちに待ち受けるのは想像を絶する戦いと試練であろう。しかし、今は生き残ることが最優先だ。
ヨルハA型四号
「はぁ…地球に降りるって言っても、どこまで無事でいられるかねぇ。まぁ、とにかくやるっきゃないか!」
ヨルハG型十六号
「ふん、やってやるさ!隊長の仇、絶対に討ってやる…!」
ヨルハS型二十一号
「皆さん落ち着いて下さい.....。今は感情的にならず、冷静になりましょう。」
こうして、A2を含む生き残りの4人は、新たな地での戦いを決意し、地球へと向かっていくのだった。クッパの脅威がまだ尾を引く中で、彼女たちは再び立ち上がるための力を探し続ける。
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◇◇◇◇◇
星暦11941年 12月8日 午前9時45分.......
A2含む4機のヨルハが地上へ着地
清澄な青空と美しい海岸線と緑豊かな森が広がる中、4機のヨルハアンドロイドたちは大地に降り立った。空気は澄みわたり、風に乗って聞こえてくる波の音が心地よい…が、彼女たちの心にはそれを楽しむ余裕などなかった。
「そ・・そんな・・。」
A2は震えが止まらなず、呼吸が静かながらも乱れてる。
バンカーから現在地まで共にした飛行ユニットが突如として動かなくなった。操縦席に掲載されてる画面にはバッテリー表示メーターが完全にグレーアウトしている。
メインバッテリーは底をついており、クッパによる流星群攻撃の影響で動力炉や稼働部は全て使い物にならなくなってた。司令部へ帰還する手段がここで失われた。
ヨルハS型二十一号
「一号隊長の殉職により、隊長権限が二号へ移されました。これは司令部の決定事項です。」
21号の冷静な言葉が響く。隊長の座が突然自分に回ってきたことに、A2は愕然としていた。一号のような優秀なリーダーと自分を比べて、到底自信が持てない。
A2(二号)
「そんな…わ、私が隊長ですか?私なんかが…適任じゃないと思います....…。」
内向的で優柔不断な彼女にとって、隊長という役割は重すぎる負担に感じられた。自分が1号の代わりに隊を導けるのか、自信はまったくなかった。
ヨルハG型十六号
「こんな弱虫が隊長かよ!!ふざけんなや!」
十六号は短気で激情的な性格のため、感情を抑えきれずに怒鳴りつける。彼女にとって、A2が隊長というのは到底納得できない決定だった。彼女は苛立ちを露わにし、強く反発する。
A2
「私…そんな…ごめんなさい…」
A2は顔を俯かせ、十六号の怒りに圧倒されていた。自分の能力不足を痛感し、他の仲間たちの期待を裏切ることへの不安が募る。
ヨルハA型四号
「おいおい、そんなに突っかかるなよ、十六号!今は皆で協力して乗り切るしかないんだからさぁ。隊長なんかの肩書きにこだわってる場合じゃないでしょお?」
四号は間に立って和らげるように笑いながら十六号を諭す。A2の気持ちを察しながらも、彼女の持ち前の軽い調子でその場を取り繕おうとしていた。
十六号
「協力しろって!?こいつ、地球に降りる前から何もできてないんだぞ!ずっと一号隊長に守られてばかりだったじゃねーか‼︎」
十六号の‘’A2が隊長になる事”に対しての怒りは収まらない。しかし、現実的に考えれば、今の状況では誰が隊長かを論じている時間はなかった。目の前には未知の土地と、潜在的な脅威が広がっている。
二十一号
「十六号......、今は冷静になることが大切です。我々に課せられた命令は生き残ること。そして、この地球での目的を遂行することです。二号が隊長に任命された以上、私たちにはそれに従う義務があります。」
二十一号の言葉は、理性的でありつつもどこか冷酷で現実的だった。非戦闘型の彼女だからこそ、冷静に状況を分析し、感情ではなく使命を最優先に考える。
A2
「…みんな、ありがとうございます…私、精一杯頑張りますから…」
A2は不安に押しつぶされそうになりながらも、仲間たちの励ましに少しだけ勇気を取り戻した。しかし、地球という広大で未知の世界にいる以上、これからの試練はさらに大きくなっていくことは間違いない。
その時、遠くから森の奥深くで何かが動く気配がした。地球にはまだ見ぬ脅威が潜んでいる――A2たちはその事実にすぐに気付くことになるだろう。彼女たちの生存と任務の成否は、今後の行動次第だった。
A2
「…みんな、行きましょう....。私たちの任務は、ここで生き残り、機械生命体から人類を守る事なんですから…...!!」
A2は少しだけ決意を固め、次なる行動に向けて仲間たちを導こうと歩き出した。4人のヨルハたちは、この未知なる地球で新たな戦いに挑むのだった。
もしもタイトル変えるなら、どれが良いか?
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SUPER MARIO -YoRHa-
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NieR:SUPER MARIO
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スーパーマリオヨルハ
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ニーアスーパーマリオ