スーパーマリオ〜ヨルハ真珠湾降下作戦記録〜   作:うぇいかた

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Chapter6 「ディープフェイク」

 

 

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天空城塞“クッパ城”

 

クッパは自らの魔法の杖を高々と掲げ、その威厳を誇示する。周囲には、彼が支配する空中要塞の構造物が浮かんでおり、光の反射が青い空に不気味な影を落としていた。

 

クッパ

「ガハハハハハ。ヨルハどもよ。ワガハイの縄張りを侵した罪はまだまだ償ってもらうぞ?」

 

彼の声は空中要塞の構造物を通じて広がり、まるで空間そのものが震えるかのような力強さで、周囲の部下たちに恐怖を与えた。クッパが握る魔法の杖は、ただの武器ではなく、彼の意志を具現化する道具でもあった。

 

その杖を一振りすると、まるで空中の電波が歪むかのように特殊な通信障害が発生した。A2たちが司令部に連絡を試みていたその瞬間、通信が完全に遮断され、彼女たちは孤立することになった。

 

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   ◇

地球 真珠湾の海岸線

 

 

A2

「どうしても繋がらない・・・‼︎何が起きてるんですか!?」

 

十六号

「クソッ!なんかおかしいぞ。これがただの通信障害なわけがない!」

 

 彼女たちは周囲の景色を見渡し、‘ 通信環境が良好なのに司令部との連絡が全くつかない’異常事態に対して“クッパ ” の存在を意識した。

 

地上に広がる美しい海岸線と緑の森が、4人の心を掻き立てる一方で、恐怖感も増幅させていた。流星群によって仲間を失ったその現実が、彼女たちの心に重くのしかかる。

 

二十一号

「今は連絡を取るのは諦めて、どうにかしてこの状況から抜け出しましょう・・‼︎ この異常事態は “あのカメのバケモノによるモノ” かもしれません・・‼︎」

 

一同はクッパの存在が彼女たちにとって大きな脅威であることを再確認し、意識を集中させる。彼女たちは、自らの力でこの異常事態を打破するための計画を練り始めた。

 

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  ◇

天空城塞“クッパ城”

 

クッパは、空中要塞の展望台から、地上の様子を見下ろしていた。彼は、自らが仕掛けた通信障害がヨルハ部隊の活動を完全に制限していることに満足していた。

 

クッパ

「ガハハハハ!これでお前たちがどうするか、じっくり見させてもらうとしよう!」

 

彼の計画は、ヨルハ部隊が絶望的な状況に陥ることを期待するものであり、彼自身の圧倒的な力をさらに強固なものにするためだった。クッパは自らの勝利を確信し、無邪気な笑い声を響かせた。

 

天空城塞から悠然とA2たちの動きを見下ろしながら、さらに冷酷な手段に出た。彼の笑い声が空を震わせる。

 

 

「まだまだだ。ヨルハのアンドロイドたち、絶望を味わう準備はできているか?」

 

 

 

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   ◇

 地上のA2たち

 

 

 一方、A2たちは新たな決意を固めていた。彼女たちは、司令部と連絡が取れない孤立無援の現状を打破ために、力を合わせる必要があると感じた。

 

A2

「この状況を乗り越えるために、私たちが団結しなければなりません‼︎ ど・・ど・・どんな手段でも選んででも・・‼︎」

 

そうして、彼女たちは再び立ち上がり、この難苦を乗り越えるための策を練り始めるのだった。彼女たちの戦いは、まだ始まったばかりだ。

 

ザザザザ・・ザザザザ・・

 

 A2の通信端末からから突如としてノイズの音が入った。それは司令部からの通信だった。ずっと繋がらなかった司令部からやっとの連絡が繋がって喜びに満ちたのも束の間・・。

 

画面には司令部からの指令が表示されているが、その内容は信じ難いものだった。

 

『『こちら司令部、状況が大きく変わった。アナタ達は新型のヨルハ機体。その意味を理解せよ。アナタ達はこの地上での戦いの戦局に決定打を与える期待が込められてる。故に救援要請を却下する。このまま作戦を続行せよ。』』

 

A2

「嘘っ!!そんな‼️ これが本当に司令部の指示なの!?」

 

しかし、これはクッパの魔法の杖によって生成された卑劣な“ディープフェイク(精巧なるニセモノ)”であった。彼はその力を駆使して、司令部の指示を模倣し、A2たちを混乱させようとしていた。

 

   ◇◇◇◇◇

 

クッパ

「このように情報操作でお前たちを翻弄するのは簡単なのだ。さぁ、どうする?命令通りに動く有能な部下のままか、それとも自分の意志で行動するか?」

 

   ◇◇◇◇◇

 

その影響はA2たちだけに留まらず、司令部バンカー側にも及んだ。クッパの魔法の影響で、司令官やフタバ、ヨツバの前にも偽の指令が表示されていた。

 

巨大なメインスクリーンには人類軍のシンボルマークが表示されており、そこから無機質な音声が司令室に響く。

音声の主は上層部の“月面人類会議”からだった。

 

「「 地球降下作戦を即刻中止せよ 」」

 

司令官は目を見開きながら動揺する。

あれほど、地球降下作戦に対して大きな期待をしてた上層部がこんなアッサリと中断命令を出してきたのだ。

 

 

そして、更なる信じられない一言が司令室に響く。

 

「「 機械生命体は次々と地球から脱出してる。故にこれからの主戦場は“宇宙”へ切り替わるだろう 」」

 

司令官は動揺した。

人類の故郷である地球を奪還するために、長きに亘る機械戦争の指示をしてた月面人類会議が『戦争の舞台が“宇宙”へ切り替わる』という発言はあまりにも衝撃すぎた。その言葉の裏に『地球は諦める』にも捉えれる。

 

 

司令官

「((戦争の舞台が宇宙へ…?どういうことだ…?地球奪還が我々のアンドロイドの使命のはず…それを捨てるというのか…?))」

 

 

そして、更なる突き刺すような言葉が放たれた。

 

「「 今までのA型部隊のヨルハ機体たち戦闘模擬訓練で得た戦闘と稼働データを元に開発された“新たなるヨルハ機体”が今後の戦局を変えることに期待が込められてる 」」

 

 

司令官は胸を突き刺されたような感覚に襲われた。呼吸が徐々に浅くなる。

 

「((・・・⁉️何だと・・⁉️そんな事・・⁉️))」

 

新型ヨルハ機体の開発の情報はA型部隊がまだ地球降下作戦前から耳に入ってた。

しかし、彼女が耳に入ってたのは『新型ヨルハの開発』と言う言葉だけ。おそらく、A型部隊のヨルハ機体たちが地上での戦争で活躍して、それに対応して進化する機械生命体が現れた事を想定しての事だと思ってた。

 

しかし、このタイミングで『新型ヨルハ機体』の言葉が出てきた。そして、驚くのは『開発された』すなわち『すでに製造済み』と言う裏返しでもある。

 

 

司令官

「((そんな・・、A型部隊(彼女たち)はただの新型ヨルハ開発の為の“捨石”だったと言うのか・・⁉️))」

 

 

そして月面人類会議は最後に

 

 

「「新型ヨルハ機体の稼働試験を経て、新たなるヨルハ部隊を配備予定」」

 

 

 「「これより旧型のA型部隊は不要と判断する」」

 

 

   「「新たなヨルハ機体に希望あれ」」

 

 

締めくくり通信が切断され。

月面人類会議の音声がなくなり、司令室全体が重たい空気に覆われた。

 

 

 

    ドンっ!!

 

 

 

コンソールが叩きつけられる音が響く。その音は司令官ホワイトによる拳によって叩かれたものであった。

 

 

 

 

  「こ・・こんな・・馬鹿な事があるかっ‼️」

 

 

冷静沈着な彼女がかつて無いほどに動揺して、怒りと焦燥感に駆られてた。

 

 

しかし、コンソールを思い切り叩きつけて、怒りの声を上げてる暇などなかった。彼女は深呼吸をして、自信を落ち着かせるように

 

「これが本当に人類会議からの指示なのか⁉︎何かおかしい…この声、明らかに何かが違う・・!!」

 

 

フタバ

「すぐに確認します!このメッセージの真偽を即座に分析と解析に当たります!」

 

ヨツバ

「このままでは生き残ったA型部隊のヨルハたちに誤った指示を与えてしまいます !急いで解析を!」

 

バンカー内は混乱に包まれ、クッパの策略がどれほど巧妙で危険なものであるかを痛感した。

 

 

 

   ◇◇◇◇◇

 

 

クッパ

「見ているがいい。恐れと混乱が蔓延する様子を。これがワガハイの力だ!」

 

 

   ◇◇◇◇◇

 

 

 

一方、地上のA2たちは、司令部からの偽情報に悩まされながらも、自らの意志を持って行動する決意を固める。彼女たちは、どんなに困難な状況でも、仲間を守るために立ち上がらなければならなかった。

 

A2

「この指示が理不尽だとしても、私たちは戦わなければなりません‼︎ 人類と私たち自身のために!」

 

二十一号

「確かに・・私たちの判断で進むしかなさそうですね。何があっても戦い抜かなければなりません・・。」

 

A2たちは新たな決意を胸に、この孤立無縁の苛酷な状況に立ち向かうための策を練り始めた。彼女たちの心に火が灯り、絶望の中から希望を見出そうとしていた。

 

 

 

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時間が経つにつれ、クッパの魔法の杖による司令部とA2たちの分断工作はますます巧妙になっていった。司令官ホワイトやフタバ、ヨツバは彼女たちの安否を確認しようと試みたが、すべての試みが無駄に終わっていた。

 

 

 

  それが、絶望の淵での決定打となる事に・・・

 

 

 

司令官

「どうしても連絡がつかない…これはおかしい。何が起きているんだ⁉︎」

 

 

フタバ

「司令官、私たちの通信が妨害されている可能性があります。妨害電波かもしれません‼︎」

 

 

ヨツバ

「このままでは彼女たちが何をしているのかも分かりません。早急に対策を講じなければ!」

 

 

地球上のA2たちもまた、クッパの策略によって混乱し続けていた。虚偽の指令に従い、彼女たちは孤立感と絶望感に襲われていた。

 

 

A2

「司令部からの作戦続行しろと返信・・・・。私たちだけで進めるなんて…不安です・・。」

 

十六号

「ふざけんなや‼︎私たち4機だけでこんな無理ゲー任務を遂行しろと!?アタオカじゃねーか‼︎」

 

 

その時、再びA2の通信端末から連絡が入った。声は司令官ホワイトのものだが、明らかに異様な冷たさを帯びていた。

 

 

『『二号含むヨルハ機体4機へ、残ったヨルハ達だけで作戦を続行し、敵である機械生命体を排除せよ。人類の栄光の為に君たちヨルハは命を懸けて忌まわしき機械生命体どもを根絶やしにするのだ・・‼︎』』

 

 

A2

「そんな…これは本当に司令官の言葉なんですか!?」

 

この言葉を聞いた瞬間、A2は疑念に苛まれた。彼女は混乱し、怒りが心の中で渦巻く。自分が正しいと信じていた判断が、果たして本当に正しいのかと。

 

 

  ◇◇◇◇◇

 

 

クッパ

「さあ、見ろ!恐れと疑念に満ちたアンドロイドたちの姿を!この混乱は、ワガハイの掌の中で生まれたのだ!」

 

 

   ◇◇◇◇◇

 

 

 

そして、A2の中に積もった怒りがついに爆発する。

 

 

「もう耐えられません‼︎この状況は誰かが意図的に作り出したものなんでしょうか⁉︎機械生命体の仕業でしょうか⁉️」

 

 

四号

「原因がともあれ、私たち4機でやるしか無いのかもね・・・!信じるべきは己自身のみってやつ・・。」

 

 

クッパの策略により、A2たちは不安に押しつぶされ、そして憎悪の感情が心を満たしていく。クッパの巧妙なディープフェイク(精巧なる偽物)によって、彼女たちの信じるべき存在が次第に遠く感じられるようになっていた。

 

 

 

  ◇◇◇◇◇

 

 

クッパ

「よいぞ、もっと憎しみを燃やせ!その怒りこそが、次の混乱を引き起こす力となる!」

 

 

   ◇◇◇◇◇

 

 

 

A2たちは彼女たちの内面に芽生えた憎悪を抑えきれずにいた。クッパの策略によって、彼女たちは命令元であるはずの司令部に不信感を抱くようになり、絶望の淵に沈むこととなった。

 

 

 この時、彼女たちの心の奥深くで何かが変わり始めていた。もはや任務を果たすことが正義なのか、それとも自らの生存を優先することが道なのか、彼女たちの心に暗雲が立ち込めていた。クッパの冷酷な策略が、彼女たちを狂気の世界へと導いていく・・・。

 

 

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天空城塞“クッパ城”展望室にて

 

 クッパは満足そうに笑みを浮かべながら、魔法の杖を振りかざした。

彼の魔法の力によって、ディープフェイクのA2からの通信と音声が作り出され、司令部へ向けて送信される。

 

 

    ****************** **********

 

「司令官、私たちは地上での作戦を続行しています。敵の動きに注意しながら、次の攻撃を備えて待機中です。」

 

 

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    ◇

 

 ヨルハ司令部バンカー

 

 

部屋の中が緊張感に包まれる。フタバは急報を持って司令官のもとに駆け寄った。

 

 

フタバ

「司令官!二号からの連絡が入りました‼️ 彼女たちは任務を続行しているとのことです!」

 

 

司令官

「本当に?それは良い(しら)せだ・・・・。しかし、何かおかしい…。」

 

 

フタバの言葉に対し、司令官は眉をひそめた。彼女は冷静に情報を分析し始めた。

 

なぜA2がそんなことを言うのか、そしてなぜ連絡が途絶えていたのか。

 

 

司令官

「フタバ、詳細を確認しろ!二号からの連絡が本物かどうか確かめる必要がある‼︎」

 

フタバは急いで通信装置を操作し、A2との直接の連絡を試みるが、何度呼びかけても反応がない。ホワイトの表情はさらに厳しくなる。

 

 

フタバ

「……繋がりません!妨害工作の可能性が高いです!機械生命体のジャミング、あるいはそれ以上の何か・・・・。原因不明の通信障害が起こってます‼︎」

 

 

司令官

「そうか…これは“クッパ”の仕業なのか・・⁉︎奴が私たちの連絡を妨害しているのかもしれない。」

 

 

ヨツバ

「どうするつもりですか?彼女たちが危険な状況にあるかもしれません!」

 

 

司令官は一瞬の沈黙の後、決断を下した。

 

 

司令官

「彼女たちのために、すぐに救援部隊を編成しろ。私は見捨てることはできない!」

 

 

フタバ

「了解しました!すぐに準備を始めます!」

 

 

ヨツバ

「私も手伝います。彼女たちのために、何としても間に合わせましょう!」

 

 

    ◇◇◇◇

 

 

一方、クッパは展望室から彼女たちの動きを見つめ、悪戯っぽく笑った。

 

 

「ガハハハハ、愚かな司令部め!!お前たちはワガハイの罠にはまっているのだ。この混乱の中で、真実を見抜くことはできまい!」

 

 

彼は再び魔法の杖を振り、ディープフェイクの映像を次々に作成し、司令部の混乱を煽る。司令官ホワイトがどんなに冷静であろうと、クッパの策略にはまることを楽しんでいた。

 

 

「このゲームはまだ終わらぬぞ。ヨルハの連中がどれだけ努力しても、ワガハイの掌で踊るだけだ!さあ、次の一手はどう出るか…」

 

 

 

こうして、クッパの陰謀が着実に進行する中、ヨルハ部隊の運命がどのように展開するのか、誰も予測できなかった。

 

 

もしもタイトル変えるなら、どれが良いか?

  • SUPER MARIO -YoRHa-
  • NieR:SUPER MARIO
  • スーパーマリオヨルハ
  • ニーアスーパーマリオ
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