W-B-X キヴォトスに吹く風と運命の切り札   作:蘇る覇王

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どうも作者です。
引っ越しも無事に終わりようやく一段落しそうです。
ただ、BeginsNightの方ばかりしてましたから作者なのに本編の内容を忘れるという(;^ω^)
なので、本編を読み返しておりました。
本当に申し訳ごさまいませんm(_ _)m
さて、話は変わりますがアンケートにご協力頂きありがとうございます。
後2〜3話程投稿するまでアンケート残しておきますので、もし宜しければご回答にご協力頂けると助かります。
では本編へ参りましょう。


第14話「便利屋68と切り札 〜後編〜」

依頼された迷子犬の捜索。

探偵にとって定番中の定番とも言える依頼は、無事に達成された。

依頼人に連絡すると、便利屋の事務所に颯爽と駆けつけてくれた。

犬は依頼人を見た瞬間に、依頼人の胸へと飛び込む。

依頼人の腕の中で愛犬が尻尾を振る姿と、安堵からパッと明るくなる依頼人の笑顔。

それを見た俺の胸の奥にも、じんわりとした温かい物が広がっていく。

探偵業をやっていて1番のほっこりする時間とも言えるだろう。

満足げに便利屋68の事務所を後にする依頼人の背中を見送った後、ふっと静かな時間が訪れた。

その時にアルは真っ直ぐな眼差しを向けて俺へ問いかけた。

アル「今回の依頼を見て、貴方にお願いするわ。 私達便利屋68の顧問になってくれないかしら?」

その提案に、俺は内心で小さく息を吐いた。

正直な所、俺がこの四人の顧問などしなくとも良いと思っている。

見栄っ張りだがどこか抜けているへっぽこなリーダーに、そんな彼女を過保護なまでに慕う子。

悪戯っぽく場をからかいまくる子に、唯一しっかりしてそうな子。

それぞれがそれぞれのクセを持ち合わせているが、不思議と絶妙なバランスでまとまっている、いいチームだ。

彼女達の間には、既に完成された居場所が出来上がっている。

そんな場所に、ぽっと出の探偵である俺が入り込んで何になるって言うんだ。

それに…

彼女達と共に活動するという事は、必然的にこの四人をガイアメモリの絡む事件へ深く関わらせる事になる。

メモリが引き起こす事件の裏には、人間の欲望と狂気のような想いが渦巻いている。

人の涙や、決して見たくないような残酷な現実を嫌でも直視する事になるんだ。

ただでさえ危なっかしいこの娘達を、そんな深い闇に巻き込ませるような真似が…

俺の目指すハードボイルドと言えるのだろうか?

俺は愛用の帽子のつばを深く下げ、答えの出ない問いに一人葛藤していた。

「悪い… 少し考えさせてくれ。」

そう言い残し、俺は便利屋の事務所を後にした。

 

外に出ると、先程よりも雨脚は強まっていた。

愛用のハットを雨粒が打ち付ける音を聞きながら、あてもなく薄暗い通りを歩く。

こんな時、胸の奥に去来するのは、おやっさん…

鳴海荘吉と過ごした日々。

風都で向き合ってきた、多くの依頼の数々。

暗躍するMuseum(ミュージアム)と、ガイアメモリの魔力に呑まれる人々。

そして…

俺の探偵としての始まりであり、最大の十字架でもあるBeginsNightの記憶。

俺の引き起こした身勝手なミスによって、おやっさんを死に追いやってしまった。

もしもあの夜、おやっさんの言葉を大人しく守ってさえいれば。

おやっさんは亜希子と再開し、幸せに生きていたのだろうか。

あの日以来、あの夜の光景を一度として忘れた事など無い。

冷たい雨に打たれるたび、自分の未熟さと無力さを突きつけられる気がした。

いつまで経っても理想のハードボイルドになりきれないハーフボイルドの俺が…

あの危なっかしくも真っ直ぐな娘達の顧問をする資格等、本当にあるのだろうか。

泥沼のような葛藤に囚われ、雨の降る街角で立ち尽くしていた。

と、その時だった。

ブロロロロロ…!!

雨音を切り裂くように重厚な排気音が響き渡り、水しぶきを上げて1台のバイクが俺のすぐ近くで滑り込むように速度を落とした。

照井「…? 左、ここに居たか」

雨の中でもハッキリと聞こえてきたのは、聞き馴染みのある冷徹な男の声。

そう照井竜だ。

今の彼は仮面ライダーAccelに変身した後、自らの肉体をバイクモードに変形させている。

いや、そこまではいい。

いつもの事で見慣れてる。

だが、その上には、戸惑った表情をした獣耳の女の子まで乗せているではないか。

状況が飲み込めない様子でバイクの背上に跨る彼女は、照井に問いかけた。

カンナ「照井さん、この方は一体?」

照井「…俺に質問するな」

案の定、返ってきたのは、いつもの一言だった。

俺は思わず濡れた額を押さえ、心の中で深く溜息をついた。

この子も可哀想に。

コイツに質問したら何も返ってこないのが、お決まりのパターンだからな…

それはさておき、俺は照井と情報を交換する

照井が言うには、やはりガイアメモリがあちこちに飛ばされた影響もあり、照井側でも戦闘があったらしい

その後にデカい爆発音が聞こえたから、現場に急行していたとの事だった

照井「俺達は先に向かう。 左も付いてきてくれ」

俺は了承して照井達を見送る

そして、俺は照井につけたスパイダーのGPSを頼りに、追いかけるのであった…

ここまでのまとめ何処に乗せます?

  • キャラやアイテム解説に追加で書いておく
  • 活動報告に書いておく
  • 一旦振り返りの1話として書いておく
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