※4/9 勝鞍を調整しました。
| Sunlight Ocean(競走馬) | け |
| い322 |
| お98000 |
| い 応援 |
| お 広告する |
| す 記事編集 |
| け |
タイトル _単語_
タイトル
いいね(217)
応援(15000pt)
その他
Sunlight Ocean(サンライトオーシャン)とは、2016年生まれの競走馬。牝馬・繁殖牝馬。突出したスピードで他馬を置き去りにした、オーストラリアの最強スプリンターの一頭と呼ばれる名牝。
30戦30勝
■誕生、未来の快速女王
2016年の9月19日に誕生。父は凱旋門賞を規格外のレコードで制したハレヒノカイザー、母はMiss Andretti、母父Ihtiramの血統。
誕生した牝馬は悪い気性も見せず、大人しい子だったらしい。厩務員の言うことをよく聞き、時には激しい闘争心を見せることもあるなど、サラブレッドとしてはかなり扱いやすい馬だったとかどこぞの三馬カも見習ってほしい。
そんな仔馬はすくすくと成長し、かつてブラックキャビアを管理していた調教師は「これは将来が楽しみな馬だ」と触れ回るなどいたく気に入っていた様子。
馬体も整っており、美人な顔つきともっぱら評判。実際かなり可愛い顔つきをしている。悪いところは特にない、真面目な優等生と評価されていた。
運動も順調、ゲート試験も一発合格、併走でも同世代の馬を千切るなど、まさに非の打ち所がない強さを見せている。
唯一の懸念点として、スタミナが不安視されていた。母は短距離で結果を残した血統であり、ハレヒノカイザーもどちらかと言えばマイル寄りの中距離馬。長い距離は厳しいだろうという見方があった。
こればかりは走ってみないと分からない。期待と不安を抱えつつ、サンライトオーシャンはデビューの日を迎えることになった。馬名のサンライトオーシャンは父ハレヒノカイザーが由来となっている(サンライト=日光とオーシャン=大海)。
■鮮烈デビューと女王の片鱗
デビューは2019年1月のハンデキャップ競走。オーストラリアは日本や欧州とは違うレース日程であり、8月で馬齢を数える点には注意が必要。
迎えたデビュー戦では堂々の1番人気。距離1000mで施行されたレースだが、サンライトオーシャンは全く問題にすることなくデビュー戦を制した。
加えて、1000mにもかかわらず堂々の7馬身差勝利。この時点でもう能力の高さが分かるだろう。陣営も鼻高々であり、今後のオーストラリア競馬に必ず名前を挙げるだろう!と上機嫌だった今思うとこの時点で大分脳焼かれてんな。
続くハンデキャップ競走を2つ勝ち、世代のスプリント王者決定戦であるゴールデンスリッパーステークスに出走。オーストラリアでは特に短距離戦が充実しており、その王者決定戦となれば出走しないわけにはいかない!とサンライトオーシャンも参戦。これがG1初出走だ。
牡馬・牝馬問わずに快速自慢が集うレース。サンライトオーシャンは堂々の1番人気での出走となる。
レースは好スタートから良い位置につけたサンライトオーシャン。3番手でレースを進む。
そして残り300m。サンライトオーシャンに鞭が入ると、一気に加速して先頭に立つ。この時の速さは実況から「異次元の速さ」と称されるほどだった。短距離戦で異次元の速さってどんだけだよ……と思うかもしれないが、これに関してはレース本編を見てもらった方が早い。本当に、あっという間に先頭に立ったから。
そのまま後続の追走を躱し切り、見事ゴールデンスリッパーステークスを制した。王道かつ鮮やかな勝利に、ローズヒルガーデンズ競馬場の観客は沸きあがった。
また、この勝利から陣営は短距離路線に絞ることを発表。この勝ちっぷりなら無理に距離延長するよりは絞った方がいい、と判断したようだ。
次のレースであるサイアーズプロデュースステークスも勝利を掴んだサンライトオーシャン。気づけばデビューから破竹の5連勝と圧倒的強さを誇るようになる。
2歳戦最後に選ばれたレースも快勝し、負けなしの6連勝を刻む。すでに2歳馬の代表とも呼ばれていた。
6戦6勝。見事最優秀2歳馬の地位に輝いた。
■進化するスピード。止まらぬ快進撃
8月を迎えての3歳シーズン。今後も短距離路線に絞る予定であり、順調に勝利を重ねながらジ・エベレストへの出走を目指す。
このジ・エベレスト、スプリントレースの中で世界最高額の賞金レースとして有名だろう。ちなみにこの時はまさかの格付けなしである。理由に関しては……簡単に言うなら内ゲバである。
それはいいとして、ジ・エベレストの出走することになったサンライトオーシャン。古馬との混合戦ではあったものの、サンライトオーシャンの人気は凄まじいものであり、圧倒的な1番人気での出走となった。まぁこの時点でデビューから負けなしの8連勝なのだから当然と言えば当然か。
本番のレースはというと。好スタートからハナを取ったサンライトオーシャンは快速を活かして後続との差をキープ。中にはスプリントで名をあげつつあったネイチャーストリップも出走していたものの、全く寄せ付けない強さを見せつける。
電撃戦の1200m。結局サンライトオーシャンは後続との差を3馬身に保ったまま見事に勝利を飾った。スプリント戦で、しかもG1級のメンバーが集ったレースで恐ろしいことをやってのけるお牝馬である。
これでデビューから負けなしの9連勝。この時、というよりは少し前からブラックキャビア二世と呼ばれるようになった。サンライトオーシャンは鹿毛なので見た目は似ても似つかないけど。
続いては11月施行のチャンピオンズスプリントに出走。対抗馬には前走にも出走していたネイチャーストリップがいたが、またも全く寄せ付けないまま2馬身差の逃げ切り勝ちで勝利を収める。いや~、このお牝馬強い。これで10連勝である。
また、この時点においてサンライトオーシャンは一度も出遅れていない。父譲りのスタートセンスをばっちり受け継いでいたのであるおう見てるか?日本の三馬カ。
年が明けての2月にはCFオーアステークスに出走。ここも全く寄せ付けないままに勝利を飾り、なんとなんと5馬身差での勝利を収めた。牝馬はサンライトオーシャン一頭のみだったのに、並みいる牡馬と騙馬を下しての5馬身差勝利にコーフィールドは沸いた。
そして、この頃から欧州への遠征が視野に入る。もっと世界の競馬に目を向けてみたいという馬主の意向により、4月以降のシーズンは欧州のスプリント戦に殴り込みをかけることが決定した。この勝ちっぷりだとそりゃ期待したくなるわな。
続く次走に3歳牝馬限定戦のサラウンドステークスを選択。まぁ……すでにジ・エベレストやCFオーアステークスを勝っているサンライトオーシャンに敵う牝馬がいるわけもなく。およそスプリント戦とは思えない安定感で見事勝利を飾った。ちなみに6馬身差である。
遠征前最後のレースはザ・ギャラクシー。2歳上の牝馬アイアムエキサイテッドの猛追を振り切り、見事半馬身差で勝利を収めた。いや、強すぎませんかねこのお牝馬。しかも気性も悪くないと来たもんだ。
この結果を受けて、4月以降は欧州へ遠征。世界の短距離路線に出発!……する予定だったのだが、まさかの某ウイルスの影響により遠征は頓挫しました。チクショーメー!
これには欧州のファンもご立腹。ふざけんじゃねぇぞ!とデモすら起こりそうな雰囲気だったとか。人気凄いね。
■国内集中と圧倒的強さ
結局遠征は取り止めとなったことでオーストラリアのレースに集中。ただ、ウイルスの影響もあって開催中止となったレースも多く、どうしたものかと陣営も頭を悩ませていた。
その中でも開催されたグッドウッドハンデキャップに出走。間違っても欧州のグッドウッドカップではないので注意。ここで2着のトレッキングに3馬身差で快勝すると、8月までレースを待つことになった。絶対許さねぇウイルス!
長いお休みを経て古馬となったサンライトオーシャン。次走に選ばれたのは8月下旬開催のメムジーステークスだった。
この頃にはすでにオーストラリア最強のスプリンターとして名を馳せていたサンライトオーシャン。ウイルスの影響で観戦ができない中でも、サンライトオーシャンの走りに魅せられたファンは多い。
その中で開催されたメムジーステークス。サンライトオーシャンは何と出遅れる←!?
初めて出遅れたサンライトオーシャン。悲鳴を上げたファンも少なくはないだろう。
だが、それだけだ。出遅れても終始冷静にレースを展開し、最後の直線で一気に捲って上がる。快速自慢が集うスプリンターの中でも、極めて突出したスピードを誇っている本馬には、出遅れなど全く関係がなかったのだ。
レースは2馬身差で快勝。デビューからの連勝を15に伸ばす。GⅠの連勝数は7である。恐ろしい牝馬やでぇ……。
次走はインヴィテーションステークス。同じくメムジーステークスから出走してきたベヒーモスが対抗に挙げられていたが、サンライトオーシャンはベヒーモスを一蹴。またも3馬身差で下しての勝利を収めた。ひえっ。
さらにはジ・エベレスト。二連覇をかけて出走をしてきたのである。
サンライトオーシャンを含めてGⅠ馬が8頭も出走したこのレース。出遅れることなく逃げに打って出ると、そのまま一度たりとも先頭を譲ることなくレースを勝利。後方からクラシックレジェンドが凄まじい末脚で追ってきていたが、オーシャンはなぜか全く寄せ付けることなく勝ちました。
クラシックレジェンドの末脚は桁違いと称されていた。誰もが認めるところである。
なお、相手にしていたやつは桁違いの末脚を炸裂させても勝てなかっただけである。怖すぎるッピ!そりゃクラシックレジェンド陣営も「俺達が相手にしていたのはバケモノだ」なんてコメントするわ。
これでGⅠ8勝目。カイザー産駒のもう一頭のバケモノ牝馬、三馬カ筆頭候補のロードライトガーネットに並ぼうとしていた。
次はまたも二連覇をかけての出走チャンピオンズスプリント。レースは……もはや言葉が出ないほどの安定感で4馬身差の勝利を収める。おかしい、本来ならスプリント戦は火花散る激闘のはずなのに。
このチャンピオンズスプリントにて年内のレースは終了。来年に向けて調整が進められることになる。
ここまでの戦績は18戦18勝、GⅠに限っても9連勝と、オーストラリア最強スプリンターとして名を馳せていた。
■ついに始まる遠征。結果はいかに?
年が明けて。陣営は今度こそ欧州遠征を敢行する!と発表した。前年度は結局いけなかったが、今年は見通しが立ったから欧州の短距離路線を狙うと決めたのである。
この発表に欧州は大盛り上がり。来る日を今か今かと待ちわびていたそうな。
その前に、オーストラリアのレースに出走。年明け初戦はCFオーアステークス。ここを軽く勝利すると、中0週の連闘でブラックキャビアライトニングステークスに出走することになる。
もはや何度目か分からないネイチャーストリップとの勝負。向こうからしたら勘弁してくれ案件だろう。実際嘆いていたし。
そのブラックキャビアライトニングはサンライトオーシャンが他の馬を完封。1馬身差でネイチャーストリップを退けて勝利した。
次に出走したのはニューマーケットハンデキャップ。オーストラリア最高の短距離競走ということもあり、豪華なメンバーぶっちゃけ短距離王国だからどのレースも豪華なんだけどが集まってきた。
出走したのは実に18頭。サンライトオーシャンは……抜群のスタートから一気にハナに立ち、最後には逃げ切って勝利する。なんともまぁ横綱相撲的な勝ち方をするもんだ。
オーストラリア最後のレースはウィリアム・レイドステークス。なんというか、特に語ることもなく勝利を収めた。3馬身差の快勝である。このお牝馬強すぎるって。
22戦22勝GⅠ・13連勝と、ブラックキャビアの記録に並ぼうとしていた。
■さらば電撃戦の女王。最後まで圧倒的な輝き
さて、ウィリアム・レイドステークス後は欧州へ遠征。最初の目標をデュークオブヨークステークスに定めていた。
トレードマークでもある深い青色のメンコを装着して、無事にイギリスへと到着。馬体も問題なく、検疫も無事に通過。ひとまず安心だ。
オーストラリアの最強スプリンターがやってくるということで、欧州は大盛り上がり。ただし、某ウイルスの影響もあってか陣営が記録した映像越しにしか確認することは叶わなかった模様。仕方ないね。
注目が集まっていたデュークオブヨークステークス。サンライトオーシャンは3馬身差での快勝を収め、欧州での鮮烈なデビューを果たす。
この結果には大満足。次が楽しみだ、本番のダイヤモンドジュビリーステークスも勝ってくれと期待がかけられていた欧州短距離馬涙目。
続くダイヤモンドジュビリーステークス。重馬場での開催となったためか、サンライトオーシャンの脚色は鈍かった。
それでも、道中2番手でレースを進めてからの最後に差し切ってゴール。半馬身差で無事に勝利した。欧州の重馬場でも勝てるあたり、能力がヤバいわこのお牝馬。
欧州のレースは次のジュライカップで最後の予定。そのジュライカップは……後続を全く寄せ付けることがないまま4馬身差で勝利。いや、このお牝馬本当に強すぎる。
まずレース内容がイカれている。抜群のスタートからハナを取ったかと思うと、そのまま快速を活かして後続との差を広げる。しかも相手が抑えてると分かるや否や、サンライトオーシャンもまた抑えるのだ。
スピードと賢さを両立した強さ。これにより欧州での3戦を全て勝利し、世界最強スプリンターとして君臨することになった。また、ブラックキャビアのデビュー25連勝に並ぶ大記録を樹立。加えて、ブラックキャビアに並ぶGⅠ・レース15勝を記録した。
また、この時に香港スプリントの招待を受諾したことを発表。年末には香港で走ることが約束されたのである。
欧州の遠征も終わってオーストラリアに帰国。検疫を済ませて、次走には3連覇をかけてのジ・エベレスト。もはや敵なし状態のサンライトオーシャン。もう軽く勝った。
そして12月には香港へ。遠征の影響も特に受けず、香港スプリントへと出走することになる。
この時出走していた日本馬は2連覇がかかっていたダノンスマッシュにデアリングタクト世代の2歳女王レシステンシア、スプリンターズステークスを制して次のスプリント王者として名をあげていたピクシーナイトが出走。
レースはというと、サンライトオーシャンが圧倒的な1番人気に支持される。この時点で26戦26勝のGⅠ・15連勝。ブラックキャビアを超えた記録を叩き出していたサンライトオーシャンに注目が集まっていたのが実状だ。
期待が高まる中、サンライトオーシャンは3番手でレースを進める。周りのマークを意に介することなく、己のレースに徹していた。この賢さが、サンライトオーシャンの大きな武器の一つである。
最後のコーナーを迎える頃、サンライトオーシャンは一気に末脚を爆発。一瞬の隙をついて抜け出すと、後はもう彼女の独擅場だった。
広がる差。追っても縮まることはなく。2着のスカイフィールドに6馬身差をつけて勝利した。これこそが最強のスプリント女王の姿である。
この勝利でブラックキャビアのGⅠ連勝記録である15勝を超え、16勝を記録。これでまだ負けなしなのがえぐい。
香港スプリントが終わればすぐさま帰国。この頃には香港と豪州間の検疫期間は改善されており、CFオーアステークスに出走することが可能となっていた。
3連覇をかけたCFオーアステークス。もはや世界最強スプリンターとして君臨しているサンライトオーシャンを止めるすべなどなく。2馬身差の快勝でレースを制し3連覇。
続くブラックキャビアライトニングステークス。ここも3馬身差で勝利を飾ると、陣営はラストランとしてザ・ギャラクシーを選択した。
ラストランとなるザ・ギャラクシー。30勝目をかけた戦いに挑む。
レースはサンライトオーシャンの逃げで展開される。ハナを一気に取ると、ペースを緩めることなく駆け抜ける。
落ちるのか?いいや、落ちない。短距離の女王が、落ちるはずがない。
他馬を寄せ付けない。短距離戦とは思えない横綱相撲。これこそが、サンライトオーシャンの強さだ。
結果は、サンライトオーシャンの4馬身差圧勝。女王は最後まで女王らしく、抜群の安定感でターフを去る。
華々しく行われた引退式。総合戦績30戦30勝、取ったGⅠは実に19と、ブラックキャビアを超えたスプリンターとして名を残すことになる。
オーストラリアに生まれた最強のスプリント・クイーン。サンライトオーシャンの強さは、世界に轟いた。
■競走馬としての評価
まずはなんといってもスピード。電撃戦と言われる短距離で結果を残し続けたのが証明するように、サンライトオーシャンはその実力に見合うだけのスピードを兼ね備えていた。これはカイザー産駒の特徴でもあるだろう。
短距離王国と呼ばれるオーストラリアでの結果、さらには香港スプリントの6馬身差勝利。実力を疑う余地もない。まさしくスプリント・クイーンの名に相応しい強さを誇っていた。
サンライトオーシャンはそれだけではない。賢さもまた、サンライトオーシャンの強さを支えていた。
基本的なレーススタイルは逃げと先行の使い分け。相手が競りかけてくるならば先行に、競りかけてこないならば逃げにシフトすることを可能にしていた。
スピードと賢さ。両方を備えていたからこそ、サンライトオーシャンはここまでの結果を残すことができた。
反面、やはり短距離のレースにしか出走していないというのがネック。カイザー産駒最強がロードライトガーネットと言われているのはこれが起因しているだろう。
しかし、冷静に考えてみてほしい。確かに短距離にしか出走していないが、ブラックキャビアを超える戦績を叩き出したこちらの方がカイザー産駒最強ではないだろうか?
ついでに言うなら、賢さを考えるとこっちの方がハレヒノカイザーらしいスタイルと言えるだろう……まぁ、ここで論じることでもないので割愛する。
とにもかくにも、スピードと賢さの両方を兼ね備えた牝馬であり、カイザー産駒最強と呼んでも過言ではないお牝馬。それがサンライトオーシャンである。
■短距離女王の気性と三馬カ
気性はかなり穏やかであり、とても人懐っこく愛嬌のある馬だった。
美人な顔つきでありながら、人が近づくと嬉しそうに顔を寄せてくる画像が度々アップされており、呟きサイトでは浄化される人が多数。これも人気の一つになっている。
ただ、悪さをする馬を叱りつけるように尻尾でビンタするなど、結構委員長気質なところもある模様。真面目で、愛嬌があって、レースIQも高い。う~ん、非の打ち所がないなぁ。
……だからこそ、だろう。どこぞの三馬カどもと比べられるのは。
三馬カとは言うまでもない。欧州のヴァンキッシュウォリアー、日本のソルサンクトゥム、アメリカのロードライトガーネットのことである。
カイザー産駒で結果を残したと言われたらまず名前が挙がる3頭。この3頭の気性がま~悪いこと悪いこと。特にロードライトガーネットの気性はとんでもなく、一歩間違えれば死人が出るほどの気性だ本当に死人が出なくてよかったよ。
ロードライトガーネットに比べたら比較的マシであるものの、ヴァンキッシュウォリアーもソルサンクトゥムも、一癖も二癖もある馬。そんなんだから三馬カと呼ばれていたのである。
そこで現れたのがこのサンライトオーシャン。穏やかな気性に確かな実力。カイザー産駒の強い馬はネタ馬しかいないなどという不名誉な称号を、このサンライトオーシャンが払拭してくれたのだ!
いろんな意味で救世主となっているサンライトオーシャン。また、現在彼女が繋養されている牧場はネット活動が盛んであり、可愛い姿がいっぱいアップされている。フォローしておいて損はない。
■期待される繁殖牝馬。楽しみな次代
2022年に引退したばかりなのでまだ産駒は走っていない。ただ、結果が結果だけにかなりの期待がかけられている。
馬主が日本通なこともあってか、基本的には日本馬を中心に種付けする予定だ、と語っていた。初年度は宣言通りに日本馬、モーリスをつけている。
無事に受胎、そして出産。牡馬であり、今もすくすくと育っていることが牧場から明かされている。果たしてどんな子になるのか楽しみだ。
2年目はなんとフランケル。欧州を沸かせた怪物とオーストラリアを沸かせたスプリント・クイーンの配合に世界中が注目。無事に受胎してこちらも出産。牡馬だ。
注目を浴びるサンライトオーシャンの子。なんにせよ、無事に育って走ってくれることを祈るばかりだ。
■後の評価
公式のレーティングでは香港スプリントの132が最高値。これはブラックキャビアやウィンクスに並ぶ値であり、牝馬としては最高値だ。
そして、度々話題に挙げられていたブラックキャビア。オーストラリアでは、サンライトオーシャンとブラックキャビアどちらが強いか?の論争が起こっているとかいないとか。
実際この2頭のマッチアップは見てみたい、というファンが多く、戦わせるならどこか?という質問にライトニングステークスが挙げられていた。まぁどちらも連覇しているレースだから順当っちゃ順当。
某ゲームにおいては両者ともに互角のステータスをしている。一概にどちらが強いかは分からない、という結論になっていた。まぁ年代が違いすぎるから戦うことないけど。
また、オーストラリアでは彼女の名前を冠したレースが創設された。その名も「サンライトオーシャン・ジ・エベレスト」である。これは三連覇を果たしたジ・エベレストこそが彼女の名前を冠するに相応しいとのこと。
さらに、ジ・エベレストは後にGⅠへと昇格したことでサンライトオーシャンのGⅠ勝ち鞍も増えているようなもの。これによってサンライトオーシャンはGⅠ勝利数23となっている……バケモノがさらにバケモノになった。
■関連エピソード
・当歳馬の頃から人懐っこかった。厩務員曰く「疑うことを知らない純粋な子」
・注射が苦手だったようでかなり嫌がっていたそうな。最終的には必要なことと分かっていたためか、我慢しながら注射を打たれていたそう。
・繋養先の牧場ではママ友牝馬たちのリーダー格になっているとか。真面目かつ優しいサンライトオーシャンに惹かれる、のかもしれない。
・実はフランケルに種付けする際に同父であるヴァンキッシュウォリアーと邂逅している。サンライトオーシャンは特になんとも思ってなさそうだったが向こうは後ずさりしていた……お前はさぁ。
・引退後でも変わらず体型を維持しているそう。運動もしっかりとしているようだ。
・ロードライトガーネットのこともあってか、カイザー産駒は牝馬が強い傾向にあるのではないか?と言われている。おう、ヴァンキッシュウォリアーとソルサンクトゥムの成績見てから言えや。確かにこの2頭と比べたら霞むけども!
・オーストラリアのレースを結構転々としている。これに関して調教師は「遠征を苦にしないタイプ。どこだろうと力を発揮してくれる」という言葉と一緒に、「どこまでも夢を見せてくれる馬だった。だからいろんなレースに出走させてきた。ちょっと無理させてしまったのは謝らないといけない」と残している。
・ただ、サンライトオーシャンは特に気にしていないのか、調教師がたまに顔を覗かせると嬉しそうに駆け寄ってくるらしい。
■血統表
| ハレヒノカイザー | トウカイテイオー | シンボリルドルフ | パーソロン |
| スイートルナ | |||
| トウカイナチュラル | ナイスダンサー | ||
| トウカイミドリ | |||
| ブランシュテル | ダイタクヘリオス | ビゼンニシキ | |
| ネヴアーイチバン | |||
| ブランウラノス | タイテエム | ||
| プリテイキャスト | |||
| Miss Andretti | Ihtiram | Royal Academy II | Nijinsky II |
| Crimson Saint | |||
| Welsh Love | Ela-Mana-Mou | ||
| Welsh Flame | |||
| Peggie's Bid | Marooned | Mill Reef | |
| Short Rations | |||
| Time to Bid | Alytime | ||
| Without Reserve |
■その他
随時更新予定です
う~ん、このお牝馬強い。