シャンフロに転生しよう。あ、人間じゃなくなる?まぁいいや。 作:涼鳴良
えーと、杖持って小さなトルトニス懐に忍ばせて位相ずらして水銀弾ぶち込みまくって……
「うし、準備は万端……じゃないや、化粧しよ」
ヤーナムに有るような全然落ちねぇ謎化粧をして火傷を隠す。
「こういう普段隠してたものが顕になる瞬間とかやっぱえっちなんだよなぁ」
性癖は国境の壁を超えるし戦争を終わらせるし環境問題だって解決する。
ちなみにホテルはやばかった、何がやばいかと言うとやばかった
GGCの前に外道sが泊まってたのよりもだいぶすごいかも知れない。
もうちょっと落ち着かない。
あと5日もあるんだけど……
まぁ欲張った分痛い目を見るという良い教訓になりそう。
とはいえ、なにするか………
あっそうだ!永遠ちゃんの撮影乱入してみよう!
『撮影って何処らへんでやるの?プロの仕事とか見てみたいんだけど』
『んーとね、そういう撮影用の店でやるから見せられないかも』
『ほほう、出待ちするわ』
『うーん、私ならやってるのがなんとも』
『楽しみにしといてよ』
『スカウトは受けても断るように』
『する人いないでしょ』
『火傷というデバフがあってもなお有り余る美貌だが???』
『はは、カリスマモデル天音永遠が何を仰る』
『怖いのはすべて素ということ』
『そこまで???』
ひどない?
「ねぇあの人かっこよくない?」
「誰か待ってるのかな……」
「中性的でなんか神秘的だね」
「ちくわ大明神」
「ちょ、ちょっと話しかけてみる?」
「まってなんか変なのいなかった?」
うーん、なんか噂されてる気もするしちくわの気配もする……
たぶんわりとおしゃれな格好のはずだから「きもい」とか言われてるわけではないだろうけど……
というか中性的な顔立ちぞ?崇め奉れ、ここに教会を立てろ。
特にやることもないのでさっき噂してた子達の方を見る。
「やばい!こっち見てるよ!なにあの作り物みたいな美!」
「……美しい。これ以上の芸術は存在し得ないでしょう」
「壁の中へgo back」
「壁とは???」
「ちくわぶ大明神」
「そりゃあ……やっぱなんか変なの居るよね?」
わたわたしながら話しだした。ちくわぶの気配もするがまぁいい。
「……ふふっ」
「 」
「 」
「人がぶっ倒れたぞ!救急車を呼べ!」
「ありゃりゃ」
体調でも崩したんかな?大丈夫そ?
「はー!今日も私美しかったー!」
「お、仕事終わったのか永遠ちゃん」
「あほんとにいたんだ!?ってか火傷消えてるよ!?」
「ふふふ、その顔見れただけで来た価値があるってもんだよね、化粧したの」
「へぇ、そこまで自然に魅せられるんだ……」
「……あの、天音さんとどんな関係で?」
「ん?あぁ、プロデューサーさんか」
「「昨日知り合った」」
「昨日???いや、それよりぜひ一度でいいのでうちで撮影してみませんか?突然のことで申し訳ありませんが」
「永遠ちゃんに断れって言われてるので……」
「それは他社の話だよ!いっしょにやろーよ!」
「火傷」
「……スゥ」
「火傷……?どういうことですか?」
「あぁ、実h「それ今聞く必要あるかな?」……どした?」
「あのねぇ、大きな怪我っていうのは少なくとも嫌な記憶が残るものでしょ?それをなんでわざわざ掘り起こそうとするのさ」
「い、いえ、そんなつもりは……とにかく、一度だけでもいいので……!」
「ははは、永遠ちゃんみたいにやりたくてやるわけじゃないなら好き好んで商品になりたくはないですね」
「そこをなんとか……!」
「うるさい、やりたくないって言ってる人になんでわざわざ絡みに行くのかな?人間としてないよ、今まではわりといい人だと思ってたけどごめんもう無理だわ、変えてもらうように言っておくね?」
永遠ちゃん???
「……そんな」
プロデューサーさんが地面にへたり込む。服汚れるよ???
ほら絶望してるじゃんもう!
「いやいや、僕のことでそんなに怒らなくていいからおちつこ?」
「……いやぁごめんごめん、ちょっとやりすぎたかも知れない!」
反省してねぇなこいつ!
「ほら、僕は気にしていませんので。立てますか?」
「あぁ、はい……。ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。なんとお詫びすればよろしいか……」
「ふふふ、気にしすぎですって。ほら、服が汚れてるじゃないですか。」
時を戻すような何かしらの結晶を取り出す。
無論、自家製だ。さんきゅークロノス君。
結晶を手の中で握りつぶすと、光のベール的なやつが出てきて服の汚れが完全に落ち、新品同然の状態へ戻った。
「え!?なんですかこれ!?神の御業!?」
「薫くんそんな事もできるの?」
「炎の操作はどうあがいても僕だけ、この戻すやつは結晶砕けば誰でも出来るよ」
「……ははは、なんと慈悲深いお方。お名前をお伺いしても?」
「
「行くって何処にさ」
「なんかいい感じのとこ?」
「ふわっとしすぎでしょ……」
プロデューサーさんはなにかに祈りを捧げてる。このタイミングで???
宗教熱心なのはいいことだけども……何教なんだろう?まぁどうでもいいか。
せっかくなのでラプラスで見た交差点へ一緒に行った。
「ここだね」
「ここ?特に何かあるようには見えないけど……」
「いい?落ち着いて聞いてね……6日後、ここで事故が起こるよ」
「不謹慎だね……ちなみにそれはジョークじゃないの?」
「ううん、ラプラスの悪魔使って見た結果出た情報だしほぼほぼ間違いないかな。」
「ラプラスの悪魔???作ったの???」
「今はそんなことどうでもいいんだよ……とにかく、僕はその事故に合う子をどうしても助けたいの。損得とかじゃなく、僕の感情でね。」
「いいんじゃない?どんな関係かはまぁ、弱みとして使えそうだから聞きたいけど事が終わってからにするね」
「ははは、生きてたらね」
「……生きて帰ってきてね?」
「うーん、確約はできない。でもまぁ努力するよ」
「だめ。確約して。」
「ごめんね永遠ちゃん、それはできない。でも、そうだな……」
ポッケから取り出すふりをしてずらした位相から『真っ赤なブローチ』を取り出す。
「生きて帰ってきたら返してよ、割と大事なやつなんだよね」
「うん、絶対返すから。……あれこれ純金?」
気にすんな。