シャンフロに転生しよう。あ、人間じゃなくなる?まぁいいや。   作:涼鳴良

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失踪なんてしてないよ
リアルで色々あっただけだよ


RTA⑩

《運転手side》

 

あぁっ、クソっ!

 

タンクローリーが突っ込んで来やがった!

 

避けることも……駄目だ、周りに被害が出ちまう……!

 

くそっくそっくそっくそっ!

 

運転手は何やってんだ!?……はぁ!?人が乗ってねぇ!!

 

誰かが彬芽さんを殺そうとして仕込んだってとこか……!

 

ふざけんなよ、クソ……!

 

紗音ちゃんは未来ある子供だぞ!こんなとこで死なせて溜まるか!

 

大人の都合で子供を巻き込んでいいわけねぇだろ……!

 

クソっ駄目だ!避けられねぇし突っ込んできたら大爆発が起こる!

 

「彬芽さん!紗音ちゃんと一緒になるべく身体を縮めて床に!」

 

それだけじゃ助からねぇよな……!

 

畜生……!クソがっ……!!!

 

ドガガァァァァァンッッッ!!!!!!

 

……ははっ、死ん──────

 

 

 

 

 

 

 

 

「──────大丈夫、もう誰一人死なせはしない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《透華、もとい薫side》

 

なるほど、タンクローリーに自動運転の機能を取り付けた上で路上にしばらく置いておいて、車が来たタイミングでドカンってわけか。

 

中々いい技術力じゃん、他のことに使えよ……

 

一応発火は抑えた、三人とも車から出したし今炎に囲まれてるところ。

 

火ィ消せよって思うでしょ?

 

消したら死ねなくなるじゃん!

 

死ぬために生きてるんだからさ!

 

「お、おいあんた……いや、まずは助かった、ありがとう……全く火が来ないんだが、どうなってんだ……?」

 

「今はそんなことはどうでもいいだろう、速く逃げたまえ。道は創ってある」

 

「はぁ……?いや、どうせ火が回って……いや、1本だけ道ができてるな、どういう事だ……?」

 

「貴女は……?」

 

「あなたは()のことを知らないとしても、()は覚えている。それよりほら、速く紗音ちゃんを連れて逃げてください」

 

「……後で話は聞かせてもらいますから」

 

「えぇ、生きていたら、ですね。」

 

いやぁ、やっぱりAPP17の母親ってだけあって凄い美人だな……

 

っていうか、よくこんな不審者の話を素直に聞けるな……

 

 

はぁ、ほんと美人って眼福。だから生きておくれ。

 

「……どなたでしょう?なんで私の名前知っているんですか?」

 

あっあっあっ……

 

この中学生APP17っ娘は……!

 

 

 

 

「……何で泣いて……きも……」

 

感動で涙が出るぜ……!紗音ちゃん……っ!

 

でも辛辣……っ!*1

 

「……いや。なんでもないよ。いざ目にすると感動がね……」

 

「……初対面でしょう?」

 

「かもね。まぁ今は速く逃げてくれ。これキープするので精一杯だから」

 

嘘だけど☆

 

「なんなんですかあなた……」

 

「内緒です。でも()はあなたに救われました。今はそれで納得しておいてください」

 

「……わかりました」

 

「……っ!そろそろ本当にキツイですね……速く逃げてください」

 

「…………ありがとうございました」

 

あぁぁぁぁ脳みそが快楽物質でぐっちょぐちょになるぅぅぅぅぅ!!!!

 

タッタッタッタッ…………

 

三人は走っていったようだ……

 

よし、死ぬか。

 

炎熱操作をやめる。

 

一気に炎が周り、僕の体は火に包まれた。

 

「うぐぅっ!!あがぁぁぁっ!!!!!」

 

悲鳴を忘れずにね☆

 

「……大丈夫ですか!?」

 

「大っ……丈夫、です!速っ、く……!!!」

 

設定で死体は残るようにしたので、後処理も完璧!

 

あとはいい感じに切って保存してた腕を取り出し……

 

一緒に燃やして完璧☆アメンドーズの腕(偽)だよ☆

 

誰もわかんねぇしえぇやろ。

 

あとさっき走っていく紗音ちゃんのポッケにUSBもぶち込んだし完璧。

 

あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~

 

彼女の誰も知らない一面を見たい!

 

自身の死に責任を感じてほしい!

 

悔やんでほしい!混乱してほしい!

 

そう思うのは普通のことでは?(スンッ)

 

そうでもない?そうかな……そうかも……

 

まぁとりまこれでRTAは完了かな?紗音ちゃんもお母様も運転手さんも生きてるし……

 

あ。

 

ブローチ……まぁいいや。

 

もう原作とかどうでも……は良くないけど、ある程度は無視するつもりだし。

 

GGCとかも参加するつもりだし?

 

そん時に?永遠ちゃんが?真っ赤なブローチつけてたら?

 

かわいいなって思ってぇぇぇぇ!!!!!

 

うるせぇぇぇぇぇ!!!!!!!!

 

あっひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!

 

本格的に腕が焼け爛れてきた。いてぇ。ママエアロ。

 

僕は床に寝っ転がった。

 

「あっつ……」

 

床もあちぃなぁ……

 

っていうか、地味に炎への耐性も持ってるっぽい?

 

普通焼かれながらこんな冷静(?)に思考できねぇだろ。

 

あぁ……うん…いたい……痛いけど……後の……ために………

 

あぁ……そろそろ……マジで………まずい……

 

いしきが……………

 

き……え……………………

 


 

……よしっ!

 

無事リスポーン!

 

いやぁ、何回死んでもなれないねぇ……

 

喪失感やっばwww

 

うへへ……みんなの様子を覗き見てみようかね……

 

ぶっちゃけこのためだけのアバターだから、使い捨てるよ。

 

えーと……今アバターをコピーしたとて役に立たないから……

 

……うん、今回は特に対価は支払わなくていいらしい。

 

えーと、幽体離脱幽体離脱……あった!何であるんだろう……

 

……ま、まぁ便利だから使わせてもらおう

 

あはははは〜!!!クリスマスイヴの夜ベットで眠りにつく幼子のような気分だ〜!!!

 

まずは永遠ちゃんからかな?ニュースで報道もされてるしどんな反応してるか楽しみだな〜!*2

*1
ここに至るまですべて無表情。涙だけ流してる。

*2
邪悪

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