シャンフロに転生しよう。あ、人間じゃなくなる?まぁいいや。   作:涼鳴良

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み”じがい”がも”〜”!
でも”がん”ばっ”だがも”


悪夢(ログアウト)

お、そろそろ終わったかな。

 

こっちに帰ってきたら精神年齢16歳ぐらいになってるのかな?

 

今までと全然態度違ったら面白いな。

 

「ねぇ、彼は本当に大丈夫なのかしら?私も一分9年まで加速してもらってプレイしたけど、最初は本当に別世界かと思ったわよ?それにUI*1も何も無いし、本当に現実かと思ったもの」

 

「まぁでも大丈夫なんじゃない?創世ちゃんは実際大丈夫なわけだし」

 

「いや、私も実は結構我慢してるのよ?今でもこっちに戻ってきてからしばらくしたけど、喪失感がすごいしたまに「ねぇゲンガー」とか呼び掛けちゃうもの。いや、本当に......辛いのだけれど」

 

「あ”ー...どんまい」

 

「それに私の場合は貴女から説明を聞いていたから「共通点が多く見られる、実際にゲームだな」と理解したわけであって、彼にはほぼ何も伝えてないでしょう?」

 

「あ”*2

 

「だめじゃない!ほら!もうだめじゃない!私だって心の拠り所がぁぁぁ!!!」

 

「そこまで傷が深いとは...所詮ゲームだよ?」

 

「あんなものほぼ人間でしょう!私の目指すところの50歩は先を言っているわよ!?」

 

「いやぁ、創世ちゃんほどの財力はないからどでかいサーバー立てるとかは無理だよ。だから私にはオフラインのやつしか作れない。」

 

「オフでもよ!完成された世界じゃない!」

 

「う〜ん、そうかなぁ...?」

 

ウィ―――ン.......

 

「あ、多分楽郎帰ってきたね。」

 

「メンタルケアなんてしないわよ...?」

 

「ダイジョーブダイジョーブ」

 

「……」

 

「らくろー!おはよ!どうだった?僕の作った世界は!」

 

「……あ”?」

 

「あ、あれ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《楽郎side》

 

あの後ちょっと寄り道して一緒に飯食ったりして、家に帰った。

 

俺のラウドボーンを見て「まぁ!こんなに大きくなって!」とか母さんが言ってた。

 

んでもってすぐ、母さんにこんなことを聞かれた。

 

大まかに言うと「物置の部屋の扉が開かない」らしい。

 

修理屋も呼んだらしいが、特に曲がってておかしい場所とかもなかったらしい。

 

おかしいのはこれからだ。

 

最終手段として取り壊そうとしたらしい。

 

でも、傷一つつかなかったそうだ。

 

んで、ポケモンの仕業じゃないかと疑って学園に行ってた俺に聞いてみたらしい。

 

「扉を固くする...?」

 

「やっぱり聞いたこと無いよね...いくらサンといえど、こんな話は聞いたこと無いでしょ?」

 

「うーん、そうだなぁ...とりあえず見てみるわ。」

 

そう行って俺は階段を登る。

 

「物置......ここか。でも見た感じまじでただのドアだぞ?」

 

そういって俺がドアノブをひねると、

 

「いや開くんかい」

 

さっきまでの騒ぎは何だったんだよ、と思いながら眺めると、そこには......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――時空の裂け目のようなものがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ......そりゃタイムマシンもあったわけだし絶対ないとは言えないけど...」

 

そう一人つぶやきながら覗き込むと......

 

「あっまってやばい!」

 

足 を 滑 ら せ て 裂 け 目 へ 落 ち て い っ た !

 

「アッ」

 

穴の中に体が崩れていったかと思えば、サイコキネシスで浮かされた時のような浮遊感。

 

意識は途絶え、()()()()()

 

そこにあったのは......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《阿呆side》

 

えっっっとぉ......?

 

情報量で脳焼き切れた可能性が微レ存...?

 

いや、治せるけどね?

 

「は?...いや、裂け目、え?どういう、は?」

 

「えと...僕の作った世界楽しんでくれたかな?」

 

ギュリン!

 

そんな擬音を当てはめるのが正しいような勢いでらくろーがこっちを向く。

 

「お 前 の 作 っ た 世 界 ?」

 

「ひぇっ...そ、そうだよ。ポケモン可愛かったでしょ?」

 

ガっ!

 

ひぇぇ...胸倉掴まれた...

 

「おい、ふざけんじゃねぇ。俺の16年間が、過ごした日々が、成長が、青春が、相棒が、世界が、友人が、何もかも全部全部全部全部お前の作ったものだっていうのか?」

 

「いやぁ...そうなんですけど...」

 

「ふざけんなよ!!!」

 

「きゃっ!」

 

揺らすな―――!!!

 

「あなた、気持ちはわかるけどやめなさい。ラクロウくん、だっけ?」

 

「だったら何だよ気持ちがわかるなんてほざいてんじゃねぇぞ俺の相棒は俺だけの相棒で俺の気持ちは誰にも理解されるはずがないんだ今まで生きてきたすべてが虚像?そんなの―――」

 

「気持ちはわかる、といっているでしょう!!!わたしだって失ったわよ!!!」

 

「...ッ!」

 

「大人気なかったかしら、ごめんなさい。でもわかって頂戴、その子は善意で貴方に楽しんでほしくて貴方を送り出したの」

 

「...ッッッあ”ぁ”ぁ”もう!!!わかったよクソが!!!じゃあせめてぶち込む前に色々と説明してくんないかなぁ!?!?」

 

「それは私もそう思う。可哀想に......」

 

「なんかあんたは仲良くなれそうだ......」

 

「奇遇ね、私もそう思うわ。あなたはどう?ゲンガ...いないんだった。」

 

「お労しい...」

 

あれ僕空気......

 

「おい透華、てめぇはそこで丸一日座ってろ。安心しろ、親御さんには説明しておいてやる」

 

「流石に擁護できないわね、USEの全セキュリティを持って貴女を監視するわ」

 

「ひぃん...」

 

ポケモン持ってくるから許してくれないかな......

 

正座?はい、頑張ります......

 

「じゃあな、せいぜいくたばれ」

 

「くたばらなくてもいいけど反省して頂戴」

 

「ひぃん......」

 

もうマヂ無理、ヒイラギ虐待しなきゃ.......

 

皆さんにもヒイラギの魅力をお教えしましょう!

 

ヒイラギはぐっちゃぐちゃに痛めつけてからかすかな希望をちらつかせて、「やった!これで私の勝ち!」とか思ってるのを叩き潰して壊してあげると面白い顔をしながら命乞いしてくるいい女なんです。例えば、何もかも剥奪してリスキルするでしょう?その後「舐めてかかってる」という態度を演出して装備をすべて返してあげるとします。するとヒイラギは全力で命乞いしたあと後ろを向いた瞬間とか一瞬悩んでる瞬間とかに隙を狙って攻撃してくるんです。でもそんなことは普通に読めてるのでまぁ反撃してもう一回殺すんですよ、そしたらわざとらしく「あ〜あ、そろそろ開放してあげるつもりだったのに」とか言ってあげるんですね。命乞い、呪い、怨嗟、慟哭、いろんな声が聞こえてくるんです。あぁ、あぁ!なんて甘美なのでしょう!素晴らしい人間の悲鳴!その中でも特に好きな部類です!プライド自尊心自信何もかも折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折って折ってあげましょうね!他にも―――

 

 

 

 

 

 

―――みなさんも一家に一匹どうです?楽しいですよ〜。*3*4

 

ふぅ。

 

ふたりとも、行ったみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――いっきまーす!!!!!

 

ポッケに手を突っ込んで素早く転送を起動、何不可説分の一かもわからない可能性の宇宙を手繰り寄せる!

 

もちろん呼び出すものは「ポケモンの世界に『サン』が実在した場合のラウドボーンのモンスターボール」とプレイヤーネームわからなかったけど「ポケモンの世界に創世ちゃんが実在した場合のゲンガーのモンスターボール」だ。

 

うへへ、二人呼ぶぜ。

 

どうやるかって?そこら中に有るカメラにハッキングすればチョチョイのちょいよ。

 

それに気づいた創世ちゃんが止めに来るから。

 

ふんふふーん♪

 

「ちょっと透華!貴女ハッキングしてるでしょ!」

 

「そりゃあ呼び出すためにね。らくろーくん呼んでくれる?」

 

「貴女はまた性懲りもなく...っ!」

 

「いいからいいから〜」

 

「はぁ...呼ぶだけ呼んでみるわ。」

 

たのんだぜ。

 

 

 

 

《約5分後》

 

「おう来てやったぞ囚人、遺言を聞かせろ」

 

「ごめんて。とりあえず二人揃って見てもらいたいものが有るんだ。」

 

そういってポッケからモンスターボールを取り出す。

 

シュバッ!

 

「あれ創世ちゃん今の動きなぁに???」

 

「そんなことどうでもいいでしょう。それよりこれは「あれ」なのね?」

 

「yes」

 

「発音......まぁいいでしょう。」

 

「ていうかふたりともよく一瞬で間違わずに取れたね?」

 

「「当たり前でしょう(だろ)」」

 

こわっ

 

「もう待ちきれないのだけれど?だしてもいいのかしら?」

 

「もちろん」

 

「でも一つ忠告させてもらう」

 

「もし貴女が見た目だけ寄せたなにかをつくったとして。」

 

「それで俺達の機嫌取りをしようとしているなら。」

 

その時はお前(貴女)を殺す。

 

「ヒェッ......安心して、本...人?だから。」

 

「ほう?じゃあ見せてもらおう。」

 

出てこい!ラウドボーン(ゲンガー)

 

パカっ!しゅるるるる......

 

「ラウ!」

 

「ゲンガ......」

 

「このサイズ、この声の周波数、そして何より目の下の傷......」

 

「通常より大きい1.8メートル、この鳴き声、ボールから出たときのクセ......」

 

「「間違いない、()ラウドボーン(ゲンガー)だ」」

 

そんなとこまで観察してたのか君等...

 

「どうやって用意したのかは聞かない、どうせ次元に干渉する装置でもつくったのでしょう」

 

「あぁ、そうだな。意味はわからんが、ラウドボーンがここにいることは確かだ。」

 

「「出所!」」

 

「釈☆放☆だ〜!」

 

やったぜひゃっほう!

 

「あ、ボールに戻しといてね、万が一見られたら大変なことになるから。最悪生物兵器とかって言われる可能性も―――」

 

「あ”?なんだって?もう一回言ってみろや、あぁ?」

 

「いえなんでもないですポケモンはとても可愛い生物です生物兵器なんて言ったのは何処の馬鹿なんだ」

 

「「よろしい」」

 

二度と説明不足でゲームにぶち込んだりしないと誓った僕であった......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
ユーザーインターフェース インベントリなどのこと

*2
盛大なミスを発見した音

*3
四時間経過

*4
反省はどうした

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