シャンフロに転生しよう。あ、人間じゃなくなる?まぁいいや。 作:涼鳴良
アイエエエ!?天音永遠!?天音永遠ナンデ!?
「ってことは、お姉さんも観光とかで来たんですか?だったら邪魔しちゃってごめんなさい。」
いやいやいや!?ちょっと!?あれ!?まだあなたモデルじゃないでしょ!?
「いやぁ、ちょっと仕事がありまして……」
「ふむ……モデルとかですかね?」
「あ!わかります!?オーラ出てる!?」
「いやぁ、随分と美人さんだったので……」
「……」
うーん、学生だから、うーん?あとなんか喋ってくれません?怖いんですが?
「……いえいえ、貴方もスタイルいいしかっこいいですよ。」
「あはは、僕には火傷があるので……」*1
「……本当だ!」
気づかなかったの????
「こんな汚い顔を色んな人にお見せするなんてとてもできませんよ……」
「いや!そんなことは!」
……うん、もしかしてだけどさ。
鉛筆、いじりがいが有るな?
「まぁそんなことはどうでもいいや。案内ってできますかね?僕よりは道知ってそうだし」
「うーん、そうですね……なんて施設か名前だけ聞けばわかるかも知れません?」
「ホテル月宮殿ってとこなんですけど……」
「え!?私もです!」
「え?見た感じ学生ですよね?あそこ泊まるんですか?」
「あはは、経費で落ちるので!それに安全性からとかなんとか……」
「言いくるめたんだね?」
やっぱ外道はいつでも外道なのか……
なるべく関わりたくないけどわざわざ突き放すのも感じ悪いか。
ってか創世ちゃんの件もあるしもううだうだいっても今更か。
「まぁいいや、一緒に行きましょう?」
「はい!」
うーん、このキラキラした鉛筆はレアだな。
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この娘ちょっと面白すぎるかも知れない
「んでさ?くだらないことでいちいち怒ってくるクソうざい教師がいてさ?んでどうしても頭にきて住所特定したの」
「論理感的にはアウトだけど話のネタとしてはクソおもろいな」
「でしょ?やっぱ薫くんもそう思うでしょ?」
今使ってる偽名は月雪薫。月の香りからつけた。まぁばれんやろ。
「それでそれで?調べてどうしたの?」
「まぁ落ち着いてよ。まぁ同級生に私と同じく理不尽なことで怒られてる子がいてね?その子といっしょにそいつの家に行ったわけ。」
「おん」
「そしたらね?すっごい「意識高いですぅ〜」ってアピールしてるような庭園があッたからね?」
「おん」
「ミントを庭いっぱいにぶちまけたの!」
「ぷっ……」
「「あっはははははは!!!!!」」
「繁殖力で庭台無しじゃん!天才!?」
「ふっふっふ、よくわかってるじゃん!」
「「あはははは!!!!!」」
道行く人からすごい目で見られてるよ、
顔がいいから許されてるけど。
「あっそうだ永遠ちゃん、ちょっと僕特技があってさ」
「ほうほう」
「ちょっと火使うし危ないから離れてて?」
「おっけー!」
キィィン!ジュッ!
zippoはえぇどすなぁ。
「それおしゃれだねぇ……甘い香りもする。香水入れてる?」
「うん、そう。だいぶ変わるんだよね。」
それでこの火を操って……
「え!?すごいすごい!どうなってるの!?」
「特技だって。焼かれた代償かもね。」
そういい顔の火傷を軽くなぞる。
「道行く人の視線がすごいよ……って!あっはははは!!!!!お腹痛い!!!なんでハシビロコウなの!?!!?やたら凛々しいし!!!」
「マッチョですから(裏声)」
「あっははははっげほっげほっ!!!あははは!!!!」
あ、これ以上は死ぬ。
そう思い、炎を散らす。
「すごかったねぇ!」
「絶対他の人にはできないであろう僕の特技だよ。」
「もうちょっと作るものなかったの????」
「はぁい気にしない気にしない!もうあと10分もしたらつくんじゃない?」
「そうだねそろそろ……っとあのかんじ、ナンパかぁ……めんどくさいなぁ。それに薫くん杖ついてるしあんま体強くないでしょ?」
「いやいや、そんなことないよ……っときたみたいだね。僕が対応するよ。」
「ねぇそこのおねぇさん、俺らとお茶しない?奢るよ?」
「そこの後ろのおねぇさんだよ。」
「え!?やったぁ!銀座行きましょ!」
「はい永遠ちゃんはややこしくなるから話に入ってこない……すいません、うちそういうサービスやってなくて……事務所通してもらえます?」
「は?なんだてめぇ、舐めてんのか?てめぇみたいな
「俺等は後ろのおねぇさんと話してるの。わかる?ブス」
「薫くんこいつら殺していい?」
「永遠ちゃんステイステイ」
ははーん?こいつやりやがったな?僕を女と見たな?
「中性的」を「女」と見たな?
殺す。
「いやぁ、そういうの困るんで、ホント事務所通してもらわないと……」
「うっぜぇな!ぶっ飛ばすぞクソアマ!」
「度胸が有るならどうぞ?」
「ちょっと薫くん!?」
「まぁ見てなって。」
勢いよく男が拳を振り上げる。
正直あくびが出るほど遅い。マリアやゲールマンの加速を目で追えるからね、僕。
「踏み込みも腰のひねりも何もかも……」
拳を男が振り下ろす。でも多分こういうあらごとに慣れてないね。
「甘いし遅すぎるよ。ガラシャの拳一つで全ボス制覇まで頑張ったら?」
「は?」
男が拳を突き出すのと同時に一歩踏み込みながら杖でいなす。
仕込み杖が届く間合いだ。変形はさせてないけどね。
ガっ!
「かはっ……っ!」
男が膝をつく。
「あれ?吐きそう?おっかしいな、それほど力こめてないのに……」
「こ……この化け物め!訴えてやる!」
「え、勝てると思ってんの?刑法第二百八条、暴行罪。傷害まで入ってないからあれだけど、2年以下の懲役または30万円以下の罰金だよ?」
「ッくそくそクソクソ!死ね!」
男②...いや⑨が拳を振りかぶってくる。
「見てなかったのかな?目玉ついてる?」
銃パリィはあかんので仕込み杖で弾く、んで怯んだところを……!
「まぁ内蔵攻撃もあかんよね」
ぐーぱんで。
「壁に寄せよっか永遠ちゃん!……永遠ちゃん?」
「……はっ!いやぁ、ほんとに薫くんって強かったんだね。正直疑ってたよ...」
「ひどない?それと、気を取り直して行こうぜ。もうそろそろでしょ?」
「そうだね……あと5分ちょい?」
「のんべんだらりと行きましょか〜」
「ドッカン助けてくれぇぇ!!と行きましょか〜」
「爆音と悲鳴とかろくでもない上に縁起でもなさすぎるんだが?」
「「……っく」」
「「あっはははは!!!」」
あぁ、人?生最高!なんか忘れてる気がしなくもないけど!
あ!メインの目的忘れてた!後何日だ!?
『脳に流れてくる映像、スマホに表示される日付は6日後、タンクローリーが爆発、リムジンがぐっちゃぐちゃ』
いかんなぁ、映像にしたことで読み取りづらい情報が出てくる……
文体に出力するのもやっぱり付け足しとこ。
6日後ね、6日後……
あんまふわふわしてちゃだめだな。