シャンフロに転生しよう。あ、人間じゃなくなる?まぁいいや。   作:涼鳴良

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ねむい


RTA④

アイエエエ!?天音永遠!?天音永遠ナンデ!?

 

「ってことは、お姉さんも観光とかで来たんですか?だったら邪魔しちゃってごめんなさい。」

 

いやいやいや!?ちょっと!?あれ!?まだあなたモデルじゃないでしょ!?

 

「いやぁ、ちょっと仕事がありまして……」

 

「ふむ……モデルとかですかね?」

 

「あ!わかります!?オーラ出てる!?」

 

「いやぁ、随分と美人さんだったので……」

 

「……」

 

うーん、学生だから、うーん?あとなんか喋ってくれません?怖いんですが?

 

「……いえいえ、貴方もスタイルいいしかっこいいですよ。」

 

「あはは、僕には火傷があるので……」*1

 

「……本当だ!」

 

気づかなかったの????

 

「こんな汚い顔を色んな人にお見せするなんてとてもできませんよ……」

 

「いや!そんなことは!」

 

……うん、もしかしてだけどさ。

 

鉛筆、いじりがいが有るな?

 

「まぁそんなことはどうでもいいや。案内ってできますかね?僕よりは道知ってそうだし」

 

「うーん、そうですね……なんて施設か名前だけ聞けばわかるかも知れません?」

 

「ホテル月宮殿ってとこなんですけど……」

 

「え!?私もです!」

 

「え?見た感じ学生ですよね?あそこ泊まるんですか?」

 

「あはは、経費で落ちるので!それに安全性からとかなんとか……」

 

「言いくるめたんだね?」

 

やっぱ外道はいつでも外道なのか……

 

なるべく関わりたくないけどわざわざ突き放すのも感じ悪いか。

 

ってか創世ちゃんの件もあるしもううだうだいっても今更か。

 

「まぁいいや、一緒に行きましょう?」

 

「はい!」

 

うーん、このキラキラした鉛筆はレアだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この娘ちょっと面白すぎるかも知れない

 

「んでさ?くだらないことでいちいち怒ってくるクソうざい教師がいてさ?んでどうしても頭にきて住所特定したの」

 

「論理感的にはアウトだけど話のネタとしてはクソおもろいな」

 

「でしょ?やっぱ薫くんもそう思うでしょ?」

 

今使ってる偽名は月雪薫。月の香りからつけた。まぁばれんやろ。

 

「それでそれで?調べてどうしたの?」

 

「まぁ落ち着いてよ。まぁ同級生に私と同じく理不尽なことで怒られてる子がいてね?その子といっしょにそいつの家に行ったわけ。」

 

「おん」

 

「そしたらね?すっごい「意識高いですぅ〜」ってアピールしてるような庭園があッたからね?」

 

「おん」

 

「ミントを庭いっぱいにぶちまけたの!」

 

「ぷっ……」

 

「「あっはははははは!!!!!」」

 

「繁殖力で庭台無しじゃん!天才!?」

 

「ふっふっふ、よくわかってるじゃん!」

 

「「あはははは!!!!!」」

 

道行く人からすごい目で見られてるよ、

 

顔がいいから許されてるけど。

 

「あっそうだ永遠ちゃん、ちょっと僕特技があってさ」

 

「ほうほう」

 

「ちょっと火使うし危ないから離れてて?」

 

「おっけー!」

 

キィィン!ジュッ!

 

zippoはえぇどすなぁ。

 

「それおしゃれだねぇ……甘い香りもする。香水入れてる?」

 

「うん、そう。だいぶ変わるんだよね。」

 

それでこの火を操って……

 

「え!?すごいすごい!どうなってるの!?」

 

「特技だって。焼かれた代償かもね。」

 

そういい顔の火傷を軽くなぞる。

 

「道行く人の視線がすごいよ……って!あっはははは!!!!!お腹痛い!!!なんでハシビロコウなの!?!!?やたら凛々しいし!!!」

 

「マッチョですから(裏声)」

 

「あっははははっげほっげほっ!!!あははは!!!!」

 

あ、これ以上は死ぬ。

 

そう思い、炎を散らす。

 

「すごかったねぇ!」

 

「絶対他の人にはできないであろう僕の特技だよ。」

 

「もうちょっと作るものなかったの????」

 

「はぁい気にしない気にしない!もうあと10分もしたらつくんじゃない?」

 

「そうだねそろそろ……っとあのかんじ、ナンパかぁ……めんどくさいなぁ。それに薫くん杖ついてるしあんま体強くないでしょ?」

 

「いやいや、そんなことないよ……っときたみたいだね。僕が対応するよ。」

 

「ねぇそこのおねぇさん、俺らとお茶しない?奢るよ?」

 

「そこの後ろのおねぇさんだよ。」

 

「え!?やったぁ!銀座行きましょ!」

 

「はい永遠ちゃんはややこしくなるから話に入ってこない……すいません、うちそういうサービスやってなくて……事務所通してもらえます?」

 

「は?なんだてめぇ、舐めてんのか?てめぇみたいな醜女(しこめ)、お呼びじゃねぇんだよ」

 

「俺等は後ろのおねぇさんと話してるの。わかる?ブス」

 

「薫くんこいつら殺していい?」

 

「永遠ちゃんステイステイ」

 

ははーん?こいつやりやがったな?僕を女と見たな?

 

「中性的」を「女」と見たな?

 

殺す。

 

「いやぁ、そういうの困るんで、ホント事務所通してもらわないと……」

 

「うっぜぇな!ぶっ飛ばすぞクソアマ!」

 

「度胸が有るならどうぞ?」

 

「ちょっと薫くん!?」

 

「まぁ見てなって。」

 

勢いよく男が拳を振り上げる。

 

正直あくびが出るほど遅い。マリアやゲールマンの加速を目で追えるからね、僕。

 

「踏み込みも腰のひねりも何もかも……」

 

拳を男が振り下ろす。でも多分こういうあらごとに慣れてないね。

 

「甘いし遅すぎるよ。ガラシャの拳一つで全ボス制覇まで頑張ったら?」

 

「は?」

 

男が拳を突き出すのと同時に一歩踏み込みながら杖でいなす。

 

仕込み杖が届く間合いだ。変形はさせてないけどね。

 

ガっ!

 

「かはっ……っ!」

 

男が膝をつく。

 

「あれ?吐きそう?おっかしいな、それほど力こめてないのに……」

 

「こ……この化け物め!訴えてやる!」

 

「え、勝てると思ってんの?刑法第二百八条、暴行罪。傷害まで入ってないからあれだけど、2年以下の懲役または30万円以下の罰金だよ?」

 

「ッくそくそクソクソ!死ね!」

 

男②...いやが拳を振りかぶってくる。

 

「見てなかったのかな?目玉ついてる?」

 

銃パリィはあかんので仕込み杖で弾く、んで怯んだところを……!

 

「まぁ内蔵攻撃もあかんよね」

 

ぐーぱんで。

 

「壁に寄せよっか永遠ちゃん!……永遠ちゃん?」

 

「……はっ!いやぁ、ほんとに薫くんって強かったんだね。正直疑ってたよ...」

 

「ひどない?それと、気を取り直して行こうぜ。もうそろそろでしょ?」

 

「そうだね……あと5分ちょい?」

 

「のんべんだらりと行きましょか〜」

 

「ドッカン助けてくれぇぇ!!と行きましょか〜」

 

「爆音と悲鳴とかろくでもない上に縁起でもなさすぎるんだが?」

 

「「……っく」」

 

「「あっはははは!!!」」

 

あぁ、人?生最高!なんか忘れてる気がしなくもないけど!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ!メインの目的忘れてた!後何日だ!?

 

 

 

 

 

『脳に流れてくる映像、スマホに表示される日付は6日後、タンクローリーが爆発、リムジンがぐっちゃぐちゃ』

 

いかんなぁ、映像にしたことで読み取りづらい情報が出てくる……

 

文体に出力するのもやっぱり付け足しとこ。

 

6日後ね、6日後……

 

あんまふわふわしてちゃだめだな。

 

 

 

 

 

 

 

*1
APP20(???)

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