ウマ娘~ジンナイワールド~   作:工藤幸人

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もしウマ娘の世界で陣内ワールドがさく裂したらどうなるのか?
そんなことを思い付きで書いてみた作品です。
ぜひ興味のある方は読んでみて下さい


EP1 演劇の台本

ここは陣内トレセン学園、色々とおかしな事が起こる学園である。

そんな学園に住む女の子と名馬が融合した

ウマ娘達の日常を覗いてみよう・・・

 

テイエムオペラオーの部屋。

彼女は今度の学園祭での演劇で主役を務める事となり

その台本が彼女に届いたのである。

しかも共演がライバルのメイショウドトウなので

彼女の楽しみが高まりつつである

 

テイエムオペラオー「いやー、僕に舞台のオファーが来るとか。しかも主役だからな。これはちょっと頑張るとするか」

 

(台本の表紙には作品名の『クラシックの恋』と書かれている)

テイエムオペラオー「何か先生らしいな、これ。迷惑かけるわけにはいかないしね。ちゃんと台本を覚えるか。あらすじから覚えよう」

 

(あらすじの配役には主人公:テイエムオペラオーと書かれている)

テイエムオペラオー「あぁ、それは僕か」

 

(あらすじによると「ある日、臨時教師として私立高校に赴任する事となる。この物語は教師と生徒の禁断の恋を描いたラブストーリーである」と書かれている)

テイエムオペラオー「あぁ、面白そうだね。ちゃんと覚えよう・・・」

 

-第1幕 出会い-

 

『テイエムオペラオーは不安と期待を胸に学校へ向かった』

 

テイエムオペラオー「今日から私立高校の教師か、どんな学校かな?ちょっと緊張するけどね」

 

(学校近くのコンビニに立ち寄り、ニンジン弁当を買おうとするテイエムオペラオー)

店員ウマ娘A「いらっしゃいませ!ニンジン弁当温めますか?」

 

テイエムオペラオー「いえ、結構です」

 

店員ウマ娘B「ポイントカードお持ちですか?」

 

テイエムオペラオー「いえ、持ってないです」

 

店員ウマ娘C「ポイントカード作りますか?」

 

テイエムオペラオー「大丈夫です」

 

店員ウマ娘D「お会計700マニーとなります」

 

店員ウマ娘E「1000マニーお預かりします」

 

店員ウマ娘F「300マニーのお返しです」

 

店員ウマ娘G「ありがとうございました!」

 

店員ウマ娘H・I・J「「「またのお越しをお待ちしております!」」」

テイエムオペラオー「滅茶苦茶多いよ店員!シフトミスだな!これは密だろ!?こんなの。滅茶苦茶混んでると思ったらいらんわ!このシーン・・・」

 

『店を出ようとした時、1人の女子生徒が店員ウマ娘に取り押さえられていた』

 

テイエムオペラオー「あのー、どうかしましたか?」

 

店員ウマ娘A「こいつが万引きしたのですよ」

 

テイエムオペラオー「あ、恐らくうちの生徒ですかね?僕が代金をお支払いするから許してくれるかな?お願いします」

 

『少女は足早にその場を去っていった。テイエムオペラオーはその少女の悲しい目が忘れられなかった・・・』

 

テイエムオペラオー「あー、この悲しい目をした少女と僕とのラブストーリーってわけか。面白そうだししっかり覚えるか」

 

(学校のチャイムが鳴り、教室の黒板前にテイエムオペラオーが立っている)

テイエムオペラオー「今日からこのクラスの担任になったテイエムオペラオーだ。では出席を取るとしよう。ねんどろいどセット子」

 

ねんどろいどセット子「はい」

 

テイエムオペラオー「一番くじ勝負美」

 

一番くじ勝負美「はい!」

 

テイエムオペラオー「コスプレ品ネットで安心奈」

 

一番くじ勝負美「先生、コスプレ品ネットで安心奈さんはポイントカードを作りに行ってまーす」

 

テイエムオペラオー「そうか!今ならポイント2倍だからな」

 

『この舞台は「ウマ娘オフィシャルグッズショップ」の協賛でお送りしています』

テイエムオペラオー「何だよこれは!何だよこのシーン!スポンサーに気遣いすぎだ・・・。いや、生徒の名前CMにしてる・・・。えーっ、嫌だなこのシーンは・・・」

 

(出席を続けるテイエムオペラオー)

テイエムオペラオー「メイショウドトウ。メイショウドトウ?」

 

メイショウドトウ「はい・・・」

 

テイエムオペラオー「!? 君は・・・」

 

『そこにいたのはあの悲しい目をしたメイショウドトウという少女だった。こうして2人は出会い、禁断の恋へと落ちていく事になる・・・』

 

テイエムオペラオー「なるほど、こーゆー話か。こんなラブストーリーの演劇だな。ただ、ねんどろいどセット子とかあの変な名前の生徒いらないわ!何とかなってほしいけど・・・。でも面白いな、第2幕読んでみるか。『秘密』か・・・」

 

-第2幕 秘密-

 

『放課後、テイエムオペラオーは忘れ物に気付き、教室へ戻った。すると、そこには体育教師のナリタトップロードと生徒のメイショウドトウがいた・・・』

 

メイショウドトウ「別の生徒ウマ娘と温泉旅行ってどーゆー事!?卒業したら私と温泉旅行に行くって言ってたじゃない!全部嘘だったの!?」

 

ナリタトップロード「私がお前みたいなガキと本気で相手にすると思ったか?」

 

メイショウドトウ「私、信じてたのに・・・」

 

ナリタトップロード「理事長のウマ娘と温泉旅行となれば私の将来は約束されるんだ。私達の関係を誰にもバラすんじゃねーぞ?」

 

(この話を聴いてたテイエムオペラオーが2人の前に立つ)

テイエムオペラオー「ナリタトップロード先生、今の話はどうゆう事だい?」

 

ナリタトップロード「聞いてたか・・・。これは騙されたメイショウドトウが悪いんだな?」

 

テイエムオペラオー「メイショウドトウの気持ちはどうなるのかね?」

 

ナリタトップロード「知るワケねーだろ?」

 

テイエムオペラオー「知るワケない?」

 

ナリタトップロード「私の将来には関係ねーだろ!?」

 

テイエムオペラオー「君、それでも教師ウマ娘かい!?」

 

『一方その頃、大阪杯のゲート入りでは・・・』

 

エアシャカール&ゴールドシップ「負ける気がしねぇ!」

 

(同時に言った事に対し)

エアシャカール&ゴールドシップ「マネすんじゃねーよ!?」

 

(ゴールドシップがゲートをよじ登った所でゲートが開き・・・)

実況アナ「おーっと立ち上がったゴールドシップ!出ない出ない!大観衆からどよめきー!?ゴールドシップが、ゲートを出ませんでしたー!!」

 

テイエムオペラオー「いらないわこのシーン!コレいらないわ!なんで急に大阪杯のシーンが入るのだよ!?いらん!大阪杯のシーン入るの・・・」

 

(その後、ナリタトップロードが立ち去って・・・)

メイショウドトウ「私、バカみたい・・・」

 

(屋上に駆け上がって身を乗り出そうとするメイショウドトウ。テイエムオペラオーも追いついて・・・)

ナリタトップロード「メイショウドトウ、やめるんだ!」

 

メイショウドトウ「それ以上近づいたら私、飛び降りるから!」

 

テイエムオペラオー「どうしてこんな事をするのかい?」

 

メイショウドトウ「私の事なんかほっといてよ!」

 

テイエムオペラオー「予後不良になってどうなるのかね?」

 

メイショウドトウ「私が予後不良になっても誰も悲しまないわよ!」

 

テイエムオペラオー「くっ!?」(バシッ!)

 

(ビンタをされるテイエムオペラオー・・・)

テイエムオペラオー「何で!?ここでビンタされるの僕なのかい!?いやいや、ここは僕がメイショウドトウへビンタだよねぇ?僕がビンタされるの?このシーン・・・」

 

(メイショウドトウを救い出すテイエムオペラオー)

メイショウドトウ「先生、どうして私なんかにやさしくするの?」

 

テイエムオペラオー「何か2人との間が深まるのか・・・。それよりもビンタされるのがメイショウドトウじゃなくて僕とか・・・。何とか演出に言わないと・・・。とりあえずもっと見るか、第3幕と・・・」

 

-第3幕 密会-

 

『放課後、待ち合わせをして帰るのが2人の楽しみだった』

 

メイショウドトウ「先生、待った?」

 

テイエムオペラオー「待ってないよ」

 

メイショウドトウ「待ったんでしょ?」

 

テイエムオペラオー「待ってないよ」

 

メイショウドトウ「ウーソ、待ったでしょー?」

 

テイエムオペラオー「待ってないよ」

 

メイショウドトウ「本当に待ってない?」

 

テイエムオペラオー「待ってない・・・」

 

メイショウドトウ「絶対、待ったでしょ?」

 

テイエムオペラオー「待ってないって」

 

メイショウドトウ「絶対、絶対、待ってない?」

 

テイエムオペラオー「待ってないよ」

 

(このやり取りの後、「第3幕 完」と書かれている)

テイエムオペラオー「いや、「第3幕 完」!?これだけ!?「待った?」「待ってない」しか書いてないよこの幕!僕、「待ってない」しか言ってないし・・・。いる?第3幕・・・。もう次行くか、第4幕・・・」

 

-第4幕 運命-

 

『幸せだった2人に突然悲劇が訪れた(救急車のサイレンが鳴る)。メイショウドトウの体は数年前から重い病気に侵されていた。テイエムオペラオーは部屋を飛び出し、タクシーに飛び乗った・・・』

 

『が、飛び乗ったと言っても実際に飛んで乗る事はできないので手を挙げてタクシーを止めてドアが開いた所に乗り込んだ』

テイエムオペラオー「いや、言わなくていい!分かってる!その説明はいらない!」

 

『病院に着いたテイエムオペラオーはメイショウドトウの元へ駆け寄った』

 

テイエムオペラオー「メイショウドトウ、大丈夫か?」

 

メイショウドトウ「病気の事黙っててゴメンね。私、知ってたんだ、きっと長くは生きられないの」

 

テイエムオペラオー「メイショウドトウ、退院したら温泉旅行に行こう。コレ、受け取ってくれ・・・」

 

(給料3ヶ月分の60万マニーをメイショウドトウに渡すテイエムオペラオー)

テイエムオペラオー「何でマニーなんだよ!?マニー渡すの!?ここ・・・。普通なら高級温泉旅館のペア宿泊券なんだけど・・・」

 

メイショウドトウ「実はもう一つ報告があるの。私、デキちゃったの・・・」

 

テイエムオペラオー「えっ・・・」

 

『メイショウドトウはタイキシャトルのモノマネができた』

テイエムオペラオー「いや、知らんよ!知らないよ!ジュニアだと思うけど、この流れだったら。タイキシャトルのモノマネできたんかいな」

 

メイショウドトウ「(シブ声で)ハヤウチ・バトル!」

テイエムオペラオー「いや、できてないから!?全然似てないよタイキシャトルのものまね・・・。てか何だよ今のシーン!」

 

メイショウドトウ「先生、今までありがとう」

 

『突然、メイショウドトウの様態は悪い方向に急変した』

 

メイショウドトウ「私、安楽死になりたくない・・・」

 

(ピッ、ピッ、ピー・・・)

テイエムオペラオー「メイショウドトウー!!」

 

『病院の給湯室の笛吹きケトルが鳴った』

テイエムオペラオー「笛吹きケトル!?心拍計の音じゃなくて!?まだメイショウドトウは生きてるのかよ!」

 

『そして、なんやかんやでメイショウドトウは安楽死となった・・・』

テイエムオペラオー「何それ!?何それ、最後!?なんやかんやで安楽死とか!?なんやかんや言えよお前!とにかく最終幕か、大丈夫かな?」

 

-最終幕 再会-

 

『テイエムオペラオーの心にはまだメイショウドトウが生き続けていた。そんなある日、テイエムオペラオーは2人が初めて出会ったコンビニに向かっていた』

 

テイエムオペラオー「やべっ、弁当忘れたからコンビニ寄るか・・・」

 

(コンビニに入るテイエムオペラオー、そこには・・・)

店員ウマ娘50名「いらっしゃいませー!!」

 

『こうして、テイエムオペラオーは50名の店員ウマ娘によるおしくらまんじゅう大会の巻き添えを喰らうのであった・・・』

テイエムオペラオー「嫌だわ!!」(EP1 完)

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