ウマ娘~ジンナイワールド~   作:工藤幸人

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前回
結果的に100万マニー獲得のタマモクロス


EP10 深夜の海外通販番組

皇帝・シンボリルドルフはトレセン学園の生徒会長である。

とはいえ、処理とかで部屋残業が深夜まで続く事もある。

そんなルドルフは一息つけるために深夜番組を探してたが・・・

 

シンボリルドルフ「ちょっと休憩で見たい深夜番組探してるけど何が・・・、あ、海外通販番組か。しかも出演が外国育ちのウマ娘とか面白そうだ。丁度始まる時間だし見てみるとしよう」

 

『今夜も素晴らしい商品をあなたに届けます!「外国育ちウマ娘プレゼンツ・エブリーナイトショッピング」!』

 

シンボリルドルフ「始まった」

 

商品その1

(本を読んでるタイキシャトルだが、うっかりコーヒーが入ったカップを叩いてカーペットに落としてしまい、コーヒー汚れがカーペットに付いてしまい・・・)

 

タイキシャトル「OH!まずいデース!新品のカーペットが汚れてシマッター!どうしヨウ・・・」

 

シンボリルドルフ「あるな、気付かずに汚す事とか」

 

(そこにエルコンドルパサーが来る)

エルコンドルパサー「どうしたんだ?タイキシャトル」

 

タイキシャトル「エルー、コーヒーが入ったカップを誤って落としてしまってコーヒーが新品のカーペットにこぼしてしまいマシタ・・・。拭いても落ちないデース・・・」

 

エルコンドルパサー「コーヒーのシミって時間が経つと落ちないね。でも大丈夫!こんな時こそ、この『ワイルドクリーナー』を使うといいよ」

 

シンボリルドルフ「何?『ワイルドクリーナー』だと?」

 

『このワイルドクリーナーはサッとひとふきするだけでアッという間に汚れを落とします!』

 

シンボリルドルフ「カーペットに着いたコーヒーが一瞬のうちの消えるとかぜひ買ってみたいな?」

 

タイキシャトル「エル、すごいデスヨー!アッという間に汚れが落ちてカーペットが汚れずにスンダヨー!」

 

(しかし、セットのタイキシャトルの部屋は勝負服や制服、私服があちらこちらに散らばって汚い状況に・・・)

シンボリルドルフ「ちょっと待て!タイキシャトルの部屋!!滅茶苦茶服だらけで汚いじゃないか!こんな設定でのセットで撮影とかおかしすぎるわ!!」

 

『今すぐお電話を!』

 

シンボリルドルフ「いや、商品は凄いがセットを何とかしろよ!でも『ワイルドクリーナー』が凄い事が分かったので注文しよう」

(商品をスマホで注文するシンボリルドルフだった)

 

商品その2

(タイキシャトルの家の前で彼女とシーキングザパールが会話をしている)

 

タイキシャトル「シーキングザパール、お土産忘れないでほしいデース」

 

シーキングザパール「もちろんよ、タイキシャトル。楽しみにしててね」

 

タイキシャトル「でも、1週間もパールと離れるとかワタシ寂しいデスヨ」

 

シーキングザパール「私もよタイキシャトル」

 

タイキシャトル「パールが帰ってくるのを楽しみにしてるヨー。ところでどこのホテルに泊まるのデスカー?」

 

シーキングザパール「サンタアニタの競ウマ娘場の近くのホテルよ」

 

タイキシャトル「アー、サンタアニタホテルデスネ?あそこのフレンチのシェフウマ娘さんは本場フランスのロンシャンから来ている超有名なシェフウマ娘がいる所デスネ?」

 

シーキングザパール「そうなの?楽しみだわ」

 

(そこにエルコンドルパサーが来る)

エルコンドルパサー「やぁ、タイキシャトル」

 

タイキシャトル「あ、エル、紹介したいウマ娘がイルネ。ワタシの大親友のシーキングザパールデース」

 

エルコンドルパサー「タイキシャトルの友人のエルコンドルパサーだ。これから旅行に行くのか?」

 

シーキングザパール「そうよ、これから1週間サンタアニタへ旅行よ」

 

エルコンドルパサー「どこのホテルに泊まるんだ?」

 

シーキングザパール「サンタアニタホテルよ」

 

エルコンドルパサー「お、サンタアニタホテルといえば高級レストランが有名であそこのシェフウマ娘って本場フランスのロンシャンから来ている超有名なシェフウマ娘がいるんだよな?」

 

シーキングザパール「すみません、それはさっきタイキシャトルが説明したのよ?」

 

エルコンドルパサー「そうでしたか」

 

「HAHAHA・・・」

 

エルコンドルパサー「ところでパールの旅行カバン、カッコいいですなぁ?」

 

『今すぐお電話を!』

 

(突然、旅行カバンの通販紹介パートに入る・・・)

シンボリルドルフ「ちょっと待て!!商品出るまで長いし待てるか!!しかもフレンチの

シェフウマ娘の下りが2度も入るとか・・・。スッと紹介しろ!」

 

商品その3

(トレセン学園で腹筋トレーニングをしているタイキシャトル。そこにエルコンドルパサーが現れて・・・)

 

エルコンドルパサー「タイキシャトル、今日も腹筋トレーニングか」

 

タイキシャトル「そうダケド・・・。いつもワンパターンばかりで大変デース・・・。もっと楽に腹筋トレーニングして筋力つけたいデース」

 

エルコンドルパサー「なるほど!そんな時こそ自動腹筋ベルトの『ストロングマッスル』を使うといいよ」

 

シンボリルドルフ「ほぅ、自動腹筋ベルトか」

 

『このストロングマッスルは1分間に約3500回の振動を与え、何度も使えば腹部に筋力が付きます!今すぐお電話を!』

 

シンボリルドルフ「これならパワーを付けるのが苦手なウマ娘達も楽ができて便利だな?ただ、29800マニーの値段が気がかりだが・・・。よし、これも頼んでみるとするか」

(『ストロングマッスル』をスマホで注文するシンボリルドルフ)

 

(映像は3ヵ月後に変わる・・・)

タイキシャトル「うーん・・・」

 

(エルコンドルパサーが来る)

エルコンドルパサー「タイキシャトル、『ストロングマッスル』の使い心地はどうかな?」

 

タイキシャトル「エルー、3ヵ月も『ストロングマッスル』を使ってるけど効果がないのデース・・・」

 

エルコンドルパサー「そんな事ってよくありますね?」

 

シンボリルドルフ「だから待て!『よくあります』って言ったらマズイだろうが!」

 

エルコンドルパサー「ならば『ストロングマッスル』の強化版の『ストロングマッスルⅡ』を使うといいよ!」

 

シンボリルドルフ「突然の強化版だと!?」

 

『このストロングマッスルⅡはストロングマッスルとは比べ物にならないくらいにすぐ筋力が付きます!』

 

シンボリルドルフ「オイ!さっき『ストロングマッスル』を注文したばかりだが!?」

 

『さらに!ストロングマッスルⅡをお買い上げの方には何と従来のストロングマッスルが付いて衝撃価格の980マニーでご提供します!』

 

シンボリルドルフ「『ストロングマッスル』自体ボッタクリじゃないか!!頼んだ私がバカだった・・・」

 

商品その4

(3ヵ月前に戻り、シーキングザパールが1週間のサンタアニタ旅行から帰ってきた)

 

シーキングザパール「ただいまー」

 

タイキシャトル「パール、待ってたデース。旅行の方はどうだったデスカー?」

 

シーキングザパール「最高よ。すごく楽しかったわ。ところでタイキシャトル、頼んでおいたお土産買ってきたわよ?」

 

タイキシャトル「OH!ワイアット人形とか素晴らしいデスネ?ってアレ?パール、どうしたのデスカー?」

 

シーキングザパール「重い荷物を肩に掛け続けたから肩が痛くて・・・」

 

タイキシャトル「大丈夫デスヨ。こうすればいいデース!」

 

『今すぐお電話を!』

 

(タイキシャトルのおでこにバッグの紐をかけて移動している)

シンボリルドルフ「待て待て!!やり方のどこが商品なんだ!ジュニアの時によくやってたがそれは商品じゃないわ!」

 

商品その5

(1ヵ月後、タイキシャトルが旅行から戻ってきてシーキングザパールの家に来る)

 

タイキシャトル「パール、旅行から帰ってきたヨー。お土産持ってきたデース」

 

(しかし、シーキングザパールの部屋を開けるとベッドには彼女とエルコンドルパサーが寝てるのを目撃する・・・。スロー映像でその勢いからお土産が入った袋が落ち、中から商品の『アメイジングクリーナー』が出てくる・・・)

 

『今すぐお電話を!』

 

シンボリルドルフ「どーゆー商品紹介の仕方なんだ!?突然の三角関係発展シーンはいらないわ!!結果的にドラマのような流れとか・・・」

 

商品その6

(シーンが変わってシーキングザパールとの思いでを捨て始めるタイキシャトル)

 

シンボリルドルフ「何でここが?通販関係なくなってきたが・・・」

 

(次々と思い出を捨てていくタイキシャトル)

シンボリルドルフ「まぁな、捨てるしかないか」

 

(そして全てを捨ててライターで燃やす決意をする)

シンボリルドルフ「ん?燃やすのか?」

 

(ところがライターまで捨ててしまう)

シンボリルドルフ「ん?ライターまで捨てるって燃やさないのか?」

 

『今すぐお電話を!』

 

(捨てた思い出の品を商品である『ふとんプレッサー』で圧縮するタイキシャトル・・・)

シンボリルドルフ「商品紹介のタイミングや使い方おかしいし思い出品をコイツで圧縮するなー!!』(EP10 完)

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