念ってロマンの塊だよね! 作:FIRST COMES ROCK
作者はお気に入りが増えてとても嬉しいでございます。
高評価と感想もありがとうございます!
不定期更新のはずだったのに日刊でできている…たまげたなあ…
追記
書き終わってサブタイに違和感が生じたんで変えます!
すみません!
そんなわけで、オレは十歳になった。十分実力もついたし、そろそろハンター試験を受けようと思うんだが、受けさせてくれるかね?ゴンだってミトさんに無理難題ふっかけられてたし…いや、あれはジンみたいな最低野郎になるかもって思われてたからか?まあオレは近所の子達とほぼ関わらなかったから心配かけてただろうし、なんかしてほしいって言われたらできるだけそのとおりにするけど。寿命ないし。だめって言われてもいつか絶対行くけど、ひとまず相談だな。
「母さん、父さん。オレハンターになりたいんだ。だから、ハンター試験受けに行きたい。駄目?」
さあどうなる?
「そうか…なるほど、そうゆうことだったんだな」
「ええ、そうみたいね」
…?何を言ってるんだ?
「お前は、生まれ変わってるんだろう?そして、念にも目覚めている」
!?一体何でバレた!?できるだけ子供っぽい言動をしていたはず。それに念に目覚めさせないために「絶」と「隠」を特に鍛えてたのに…ああいや、だからか。念って言葉を知ってるんだ。この二人も念能力者なんだろう。なら、急に自分の子供のオーラが消えたり感じづらくなったら、そりゃわかるか。二人を「凝」で見なかったのが悔やまれるな…
「…いつから、気づいてたんですか?」
「生まれてすぐ…と言いたいところだが、今だな。生まれてすぐのときはあまり泣かないなとしか思っていなかったんだが、半年くらいすると上手にオーラを操ってるのを見てうちの子は天才だ!と思ったよ」
親バカ過ぎだろ。念って間違っても赤ん坊が使えるもんじゃねえぞ(お前が言うな)
「で、今だ。俺達はお前が生まれてからハンター試験のことを言ったことも考えたこともない。つまり、お前が読心系の「発」を持ってても関係ない。なのにお前はハンター試験のことを知っていた。で、赤ん坊の頃から念が使えてたのも含めて考えて、生まれ変わる「発」を使って俺達夫婦の子供になったんじゃないかと思ってな。まあ、それはどうでもいいんだけどな。で、本当にハンター試験を受けたいのか?」
「あ、うん。いやどうでもいいの!?」
「え、別によくないか?俺達の息子ってことは変わらないし」
「じゃあさっきの念とか生まれ変わり云々はいったい…」
「いやー、俺は昔からずっと馬鹿馬鹿言われてたからなあ。一回ああいう「謎は全て解けた!」みたいなのやってみたかったんだよ」
ええ…でも、なんていうかあれだな。紙に「家族に恵まれる」って書いたとはいえ、こんな物語にしかでてこないような良い人達が家族になるとかびっくりだわ。まあ、生まれ変わり云々のことは気にしないでいてくれるならそのほうがありがたいし、このままでいっか。
「えっと、それでハンター試験は受けていいの?」
「ふっふっふ、ここから先は私の番よ」
あ、母さん。
「ハンター試験を受けていいかどうか。それを見極めるために私は試練を課します!」
いったいどんな試練が来るんだろうか。何が来ても返り討ちにしてくれるわ…!
「それは、生活力チェックよ!」
「はい?」
なんで?
「だって、ハンター試験を受けるってことは、ハンターになるってことなんだからうちにはあまり帰ってこないようになるでしょう?それなら一人でも生きていけるぐらいの生活力があるかチェックしないと」
「いや、まだ受かったって決まったわけじゃ」
「いーや、お前なら受かれる!よくお前の『練』をみてた俺が断言する!」
「あなた、うるさい」
「ごめんなさい」
「それに、試験会場近くへ送ってくれる船が動くまで一ヶ月近くあるのよ?その船がある場所へ行くのも三日あれば大丈夫だし。なので今から三週間、テストします!」
「…うん、わかったよ。」
さっきの父さんの様子を見るに、母さんには逆らわないほうがよさそうだな。
「それじゃあまずは料理から始めるわよ」
「はーい」
まあ大丈夫だとは思うけどね。器用万能(貧乏ではない)だし。今のオレ。
そしてやっぱり大丈夫で、オレは一週間でハンター試験を受ける許可を得た。その後は念と体をできるだけ鍛えたりして、準備を整えた。
なお、息子は人生二週目だということを忘れたのか、自分と同じくらいのことをやられた母親がいじけたというのは完全な余談である。
家庭内ヒエラルキーは
父親≦オリ主<<<(越えられない壁)<<<母親
となっています。
母は強しってことですね。
自分は父親が怖かったです。