かなり自分では気に入ってる
もう既出だろうけど私なりの解釈を押し付けたい。
遅れながらですが、キャラ崩壊注意&独自設定です...私は、よわよわ先生かつ管理人なので。
「姫!追っ手がきてる。急いで!」
「うわああああん!」
「おしまいですぅ!」
「こうなったらいっそのこと「無駄口叩いてないで逃げる事に集中して!」べきでしたぁ!」
そんなやりとりを
彼女らはかつて行った悪事が原因で指名手配をされている。
今は運悪く見つかり、鬼ごっこをする羽目になっているようだ。
そんな時たま訪れる逃亡劇の最中、
色褪せてはいるがピンク色の人形だ。
どうやら随分と前に捨てられたみたいでかなりボロボロになってしまっている。
そんな寂しげな人形がチラリと目に入った。
かなり壊れてしまっているが、それでも美しかった。
少し名残惜しいが、目を離し、逃亡に集中しようと顔を正面に向けた。
瞬間、アツコの視界は花びらで包まれる。
突然のことに悲鳴を上げる暇もなく彼女はただ、呆然と立ち尽くす事しかできなかった。
──ふと、
桜、だろうか。
いや違う。桜は花びらが散っている時には緑色の葉をあまりつけないはずだ。しかし、この樹木は緑とピンクのグラデーションが美しい。
そして、香りが良い...とても、落ち着く。
こんな事なら先生から植物図鑑をおねだりすれば、良かった...ヒヨリから影響を知らず知らずの内に受けてたらしい。少し恥ずかしい。
周りを見渡し誰もいない事に安堵し...『誰もいない』?
そんなはずはない。
そもそも私達が逃亡劇を繰り広げる羽目になったのはD.U.自治区の大通りで偶然、ヴァルキューレの生徒に見つかったからだ。
大通りで、見つかったのだ。
そこから路地裏で走り回ったとしても、そう離れて居ない。...そのはずだ。
ただ一つ言えることは、誰一人として居ないのは異常と言える。
つまり、
と、突飛な発想が出たが首を振り、そんな考えを頭から追い出す。
まさか。そんな訳がない。
夢じゃあるまいし。
と、自分の記憶を確かめていたところ、足に何かが当たった。
先程見たボロボロの人形だ。
そんなものに気を取られている場合ではないのに、何故か気にしてしまう。
良く見ると内部は崩れ去っており、その空洞を植物が占拠している。
なんだか、少し...寂しそう。
得体の知れない所でひとり彷徨っていたら知っている物に出会えた...ほんの少しだけ安心してしまうのも、無理はない。そうだろう?
「って、思っちゃったらおしまいだよね」
明らかにおかしい状況。
そこに現れたこの現象を引き起こした鍵...そう思っても良い程怪しい物。
疑わないはずがない。
...私への戒めだ。
この異常な状況で、全てを疑うのはキリがない。
でも、明らかな状況の変化は見逃さないようにする...それは、簡単だろう?
例えば、さっきまでは良い香りで済んでいたが、今では胃から込み上げてきそうなほど甘い香りになっている。
色々と考えていると
どうやら、少し前までの自分の考えは正しかったようだ。
あまりにも現実離れしていて、どこか他人事のような感想が出てくる。
『捨てられた人形だったはずの物』は『妖美な新婦のような者』へいつの間にか変わっていた。
あの日、先生と見た花よりも、より濃く...、美しい。
そんな色をしているドレス姿だ。
首元に先程から私たちを取り囲んでいる緑色の植物で作られたリースのような物を着ている。
奇妙なことに、途切れることなくピンク色の塵を纏っている。
緑色の植物で彩られたピンク帽子で顔の辺りは見えない。
...もっとも、あるとは限らないが。
人形になることを切望した人間。
私は土に帰りたいと思い、生を望むすべてとともに土に帰る。
早く来てお呉れ。
消えない香りをまとって私へ会いに来て。
ああ、醜い存在となり全てを土に還す者には見合わない程の美しさの
確かに私は、辺り一面を覆い、埋め尽くすラベンダーに深く感動している。
そして、心のどこかではここで穏やかな眠りを望んでいるのかも、しれない。
でも、
捨てられた人形に過ぎないとしても。
ただ、生きる。その事すら苦痛になったとしても、私は勇気を持って生きて見せる。
それが
...然し、貴女は未だ終わっていないと見える。
ならば、待ちましょう。
──気づくとミサキ達が前に見えた。
辺りを見渡す。
先程、
どうやら戻って来れたらしい。
ほっと安堵をしていると、前を進んでいたヒヨリとミサキがこちらを振り返り、同時に目を丸くした。
「ひ、姫ちゃん!?」
「何ですかその格好は!?」
と、ヒヨリに突っ込まれた。
ミサキは...驚きのあまり声も出ないようだ。何かを言いかけては口を閉じている。
何を突然言い出しているのか...と思い、自分の体を見下ろす。
そして、彼女たちが何故、驚いていたのか。その原因を知る事になる。
私は、先ほどまで確かに着ていたはずのフードではなく、あの人形が身につけていたものと同じようなドレスを纏っていた。
帽子もそのまま被っている。葉らしきものが垂れ下がって来ているはずなのに不思議と視界の阻害はされない。便利だ。
さらに、手には双剣を携えていた。ワンポイントでしか入っていなかった緑色とピンク色がせめぎ合っているかのようなグラデーションを見せている。初めて触るはずなのに、手に良く馴染む。
...知らず知らずのうちに彼女に気に入られたらしい。
何となく、そんな感じがする。
私は、そんな確認作業を行なった。追われている中で。
そんな中で立ち止まって色々やっているとどうなるか、火を見るより明らかだろう。
「お前らは包囲されている!」
「今、投降すれば痛いようにはしないぞ!」
完全に囲まれてしまった。
捕まるのは絶対に御免だ。
こうなったら強行突破しかない。
そう思い愛銃を取り出し...取り出せない。
手が双剣を離してくれない。
これはかなりまずい。
そもそもここキヴォトスは、銃社会だ。
近接の武器なんて基本的に出番がない。どうしようもないリーチの差がある。
ミサキやヒヨリが応戦している中、一人絶望していると
確かに、距離を取られていたはずなのに、切ったのだ。
少し動揺する反面、何処か納得してしまっている自分もいる。
この双剣で、出来ることが分かる...到底あり得ないような事ですらも、出来てしまう。
例えば、今行なった『瞬間移動』。
周りで花びらが激しく舞ったと思えば、次の瞬間、望んだ位置に移動している。
距離の限界は...自分が今見えている所だろうか。勘だ...確信のある。
今、自分にできる事を確かめながら、ヴァルキューレの制圧部隊を沈黙させる。
相手が銃弾を撃って来ていても弾が届く頃には、私はもうそこには居ない。ちょっと狡いと思う。
と、そんな事を考えていると何やら騒がしくなって来た。
「何なの(ですか)それ!?」
「もう暴れても無駄だからな!増援だ!」
「まずはそっちの奇妙な格好してるやつから倒すぞ!アイツに何人もやられてる!」
何なのかは私にも分からない。
増援は...困ったな。
打開方法を思案していると、ふと、
瞬間移動で、敵のそばまで飛び、切りつけ、そのまま次の敵まで飛び...と繰り返せば一気に殲滅が出来るのではないか。
...出来るの?それ。
いや、出来る。
この武器が私を導いてくれているから。
まずは、ミサキ達に徐々に近づいている奴らから。
そのまま、増援部隊の背後に飛び、一息に斬りつける。
最後に、私がちょっと前まで居た所にある人集りへ行き、沈黙させる。
相手にとって、悪夢のような乱舞は部隊の大部分が壊滅という結果によって終了した。
ただ、相手もただなすがままにされているわけではない。
ここまで被害を受けているのだ。もっと増援を要請して来るだろう。流石に人数で押されるとこちらも厳しい。
どうしたものかと考える。
このままだとジリ貧だ。
その時、気づいたら、手が勝手に動いていた。
そして、剣が花びらの様に崩れ去ったかと思えば...そこにはクロスボウがあった。
色合いは先程の剣と同じようなものだ。
不思議な事に矢はすでに込められている。
何故。そんなツッコミはそもそも知らない内にドレスを着せて来る相手には無意味なのだろう。
突然現れたのも、なぜ銃ではなくクロスボウなのかも。
まあ、今大事なことは増援を呼んでいる相手への攻撃手段を手に入れたということだ。
早速、糸を引き絞る。
そして、放つ。
初めて使うはずのクロスボウの矢は、残されたヴァルキューレの生徒の胴体へ、正確に的中した。
この装備に振り回されながらだが、どうやらこの騒動は終幕したようだ。
私が倒してしまった人の安否を確認していると、ヒヨリが寄って話しかけて来る。
「姫ちゃんすごいです!」
「あんな大勢を殆ど倒しちゃうなんて...。」
「それもその格好のおかげですか?羨ましいですね...えへへ。」
...ヒヨリらしい。
そんな言葉に私は少し安心をする。
私たちが話しているその時、不思議とミサキは来なかった。
その理由は後々判明する。
私が沈黙させた人は、どうやら眠っているだけらしいのでとりあえず、医療機関に連絡をとってから退散した。
...彼女達が死ぬ事はないだろう。
もっとも、しばらくは香りには悩まされる事になるだろうが。
全てが解決した後、私は独り、不安に襲われていた。
意図せず得てしまった
先程使い過ぎた反動か、今は触っても何も起こらないただの双剣となっている。
もっとも、どこまでも私のそばについてくるが。
これを使っている間は
私は私として、今後ともいられるだろうか。
それだけが不安だ。
───「へっくし!」
くしゃみが響き渡る。
「はぁ...。さっきのあれ、私の前では2度と使わないで。」
文句を言われてしまった。少し解せない。
「甘い香りがキツイです。」
「こんな環境じゃ寝れませんよ...虚しいですね...。」
ヒヨリからも言われてしまった。
将来のもしも、あり得るかもしれない話よりも、まずは花粉症対策と香りの問題を解決しなければ。
忙しくなりそうだ。
あばんだるどって捨てるって言う意味らしいですね。
ggりました(懺悔)
決してアバンギャルド君の事ではないぞ。似てるけど。
沢山の方に見てもらえて、俺、涙が出そうだよ...
ありがとうございます。お礼に次のヴァルプルギスで爆死をしないよう、祈るね。(6コス)
してたらセルマがお詫びに200枚になります
戦闘シーンどうでしたか?
初めて書いたので良くわかりません...感想教えてね(乞食)
Q.花びらって結局何?
A.花びらだよ。 ああ叩かないで。
決めるのもなんか風情がねえなーって思ったから決めてません。
Q.ミサキの解釈違くない?
A.絆ストーリーなどから必死になると割と情熱的だな〜って思いました。俺の解釈です。
Q.なんでタイトル英語なの?
A.語彙力ないのを誤魔化すためです。良い感じでしょう?(自惚れ)
Q.3人に対して過剰戦力過ぎない?ヴァルキューレの方々。
A.そりゃお前...伝説のスクワッドの3人なんだから相手さんも気合い入れるでしょうよ...()
Q.アツコの手からegoが離れなかったのは何故か。
A.それが戦闘体制だと認識しているから。敵に囲まれている中で銃を手放すバカはいないでしょ?
ネツァクの光の種から引用する発想、かしこい。(そんな訳がない)
エモくていいと思ってます。個人的に。
リウネはそこまで思い入れがあるわけではないけど...アツコと奇跡のマッチをしていないかなこれは。
双剣を合わせたらクロスボウになる。
これ、ロマンがあって好きなのでぶち込んだ
わざわざぷろむん様が2つも!?解釈をくれたんだ。どっちも盛り込みたい。(欲望ダダ漏れ)
何か至らぬ点があればどしどし感想ください(乞食)