旋律の勇者   作:雨風歌

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10話 キョウリュウネイビーの力

 

清香「やあぁぁぁっ!!」

 

私は湧いてくるゾーリ魔相手にフルートバスターで次々と切り伏せていった。

こうして戦うのは初めてだけど、私が今纏っている紺色のスーツが無茶な運動を可能にしているようであり、どうやら私の運動能力を大幅に引き上げているようだった。

 

清香「でも…数が多すぎる…!!」

 

トリン「清香!!フルートバスターをブーメランモードに切り替えるんだ!!」 

 

トリンがそう叫ぶと、私はすぐにフルートバスターの持ち手を変えて、二つ折りにしたところ真ん中の赤の宝石が光り、ブーメランモードに切り替わった。

 

清香「せぇいっ!!」

 

私はそのまま地面を強く蹴り、跳躍しブーメランモードになったフルートバスターをゾーリ魔の群れに投擲し一瞬で全滅させてしまった。

 

 

ダイゴ「おぉっ!!すっげぇなぁ!!俺も負けてられねぇ!!」

 

ダイゴも清香に負けじとパワーアップ獣電池をカブティラにブレイブインした。

 

ダイゴ「来い!!ミニティラ!!」

 

パワーアップ獣電池をブレイブインしたガブティラが小さくなり、ダイゴの手に収まり、頭を回転させて銃のグリップを出す事で銃の形に切り替えた。

 

(オ・マツリンチョ・カーニバル!!)

 

ダイゴ「ファイヤー!!」

 

するとキョウリュウレッドのスーツに強化パーツ、正確にはガブティラの顔の鎧が装着され、お祭りのカーニバルを模した姿にパワーアップした。

 

ドゴルド「オラァァ!!」

 

ドゴルドが剣を構えてダイゴに迫るがダイゴが繰り出したキックを躱しきれず吹き飛ばされてしまう。

 

ダイゴ「カミツキチェンジだ!!」

 

ダイゴはアンキドン、ブンパッキーの獣電池を銃となったミニティラに追加で装填し読み込ませて引き金を引いた。

 

ダイゴ「キョウリュウレッド…カンフーカーニバルだ!!」

 

ダイゴの両手にアンキドンのハンマーとブンパッキーの鎖のついた鉄球が装備された。

 

ドゴルド「何だと!?」

 

ダイゴはハンマーで地面を叩きドゴルドを地面に打ち上げた。そして落下して来たところをブンパッキーの鉄球を振り回して薙ぎ払ってしまった。

 

ドゴルド「まだだ…まだだぁ!!」

 

ダイゴ「いや、祭りはそろそろ終わりだ…それに…」

 

清香「やぁっ!!」

 

ドゴルド「ぐおぉぉ!!」

 

そこにゾーリ魔を全て倒した清香がブーメラン化したフルートバスターをドゴルドに投げつけてダメージを与えた。そして返ってきたフルートバスターをキャッチしダイゴの隣に並び立った。

 

ダイゴ「決めるぞ!!」

 

清香「はいっ!!」

 

(サンバ・カーニバル)

 

ダイゴはミニティラの口を開閉し必殺技の構えをとった。そして私も腰のバックルから獣電池を取り出してブレイブインしてフルートバスターに獣電池を装填して必殺技の構えをとった。

 

ダイゴ「獣電カーニバルフィニッシュ!!」

 

清香「最終楽章…獣電ブーメランフィニッシュ!!」

 

2つの必殺技が繰り出され衝撃波が1つに重なり、ドゴルドに命中し、ドゴルドは衝撃で爆発し地面に転がった。今の一撃は相当にダメージを与えたようだった。

 

 

ドゴルド「この体はカンブリ魔よりも頑丈みてぇだしまだまだ使えるぜ…」

 

ドゴルドは立ち上がり、雷を目の前に落として姿を眩ましてしまった。

 

清香「今この体って言いませんでした?どういう意味でしょうか?」

 

ダイゴ「ドゴルドは肉体を持たない。鎧その物に意思があって他人の体を乗っ取らないと戦えねぇ!!次こそはぶっ倒してやる!!」

 

ダイゴはドゴルドが消えた方をみながら、そう話しながらも次に私の方を向いてこう聞いて来た。

 

 

ダイゴ「初めて戦って見て、気分はどうだ?清香?」

 

私は仮面で表情は見えないなぁと思いながらも仮面の中で微笑みこう答えた。

 

 

清香「とても…ブレイブでした!!」

 

 

 

次回 私のこれから

 

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