旋律の勇者   作:雨風歌

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14話 夏の終わり

ダイゴ「聞いて驚け!!牙の勇者キョウリュウレッド!!」

 

イアン「弾丸の勇者キョウリュウブラック!!」

 

ノブハル「鎧の勇者キョウリュウブルー!!わっしょい」

 

ソウジ「斬撃の勇者キョウリュウグリーン!!」

 

アミィ「角の勇者キョウリュウピンク!!」

 

空蝉丸「雷鳴の勇者キョウリュウゴールド!!見参!!」

 

清香「旋律の勇者キョウリュウネイビー!!」

 

「「史上最強のブレイブ!!獣電戦隊キョウリュウジャー!!」」

 

私達が名乗るといつもは後ろで爆発が起きるはずが今回は祭りの雰囲気に合わせて花吹雪がぶわっと打ち上がった。

 

空蝉丸「天怒りて悪を斬る!!」

 

ノブハル「荒れちゃうよ〜止めてミロのヴィーナス!」

 

そう叫んだ瞬間、祭りのサウンドと敵含め全員がシーンと静まり返ってしまった。

 

(いかれた夏の仲間になんかさせない!!)

 

みんながギャグの寒さに震える中で私はノブハルが先程、クールに放ったセリフと今の緊張感の無い親父ギャグの温度差に1人仮面の下でふふふと笑ってしまう。

 

ノブハル「ここで決め損なうなんて…」

 

ダイゴ「気にすんな…行くぜ!!」

 

キングさんのフォローも入りついに真剣モードに入った私達は敵のゾーリ魔に向かって駆け出していく。ノブさんがアミィさんと、ソウジがゾーリ魔をバッサバッサと斬撃を加えていき、イアンが空蝉丸さんと各自がコンビネーションでうまく戦っていた。

 

清香「キングさん!!」

 

私はキングさんにそう呼びかける。するとキングさんは私の足を取りそのまま私を掴んだまま回転させ、私はフルートバスターを構えてゾーリ魔に回転力を利用して斬撃を加えた。

 

ラッキューロ「こんなところに風船ヨーヨーが!!」

 

キャンデリラ「素敵〜遊びましょ〜」

 

夏の雰囲気に誘い込むためかラッキューロが水風船を手にキャンデリラが横で笑いながら夏の遊びに誘って来るが正気を取り戻したアミィとソウジに効くはずもなく2人の攻撃を受けて撤退してしまい。ラッキューロの水風船が虚しく地面に落ちて割れてしまう。

 

バーカンス「ホリデービーム!!」

 

バーカンスのホリデービームを連射をダイゴ達は躱わしながらノブハルと清香が一緒にバーカンスを抑え込み攻撃を封じることに成功する。

 

(オ・マツリンチョ・カーニバル)

 

すかさずダイゴがカーニバルの姿に変わり銃モードになったミニティラにアンキドン、ブンパッキーの獣電池を装填する。

 

ダイゴ「キョウリュウレッドカンフーカーニバル!!」

 

ダイゴはブンパッキーの鉄球を投擲しそれを躱わすバーカンスだったが投擲した鉄球の鎖をノブハルが掴みバーカンスに再び投擲しバーカンスにダメージを与えた。

さらにアンキドンハンマーで殴打し、ダイゴの強い蹴りが炸裂し地面に頭から倒れてしまう。

 

(カンフーカーニバル!!)

 

バーカンス「さらば我が夏の日〜」

 

ダイゴの止めの一撃によりついにバーカンスは爆発し、同時に夏の終わりを物語るかのように花火がいくつも打ち上がった。

 

 

戦いの後、私は夜遅くまでノブさんの自宅で秋祭りの装飾作りをお手伝いしていた。

 

ノブハル「秋はあー気持ちーなんつって…」

 

1つギャグを飛ばして寝落ちしてしまうノブさんを見ながら私は笑みを浮かべた。

普段は能天気だけど戦いになるとみんなの為に一生懸命になれる素敵な人だなと私は改めて思う。

 

(例えるならみんなのお兄さんみたい)

 

そう考えながら私は手元の作業へ集中するが戦いの疲れもあってか同じく寝落ちしてしまう。

 

2人の様子を見に来た優子がノブハルにジャケットを、清香に毛布をかけてやった。

 

(ありがとう…青い人、紺の人)

 

優子は声には出さなかったがそう話したようであった。

 

 

 

 

 

次回 フタバインの秘石

 

 

 

 

 

 

 

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