旋律の勇者   作:雨風歌

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15話 フタバインの秘石

 

ある日私は音楽教室から帰って来る途中に偶然か採石場でデーボモンスターがゾーリ魔と共に集まっているところを目撃してしまう。

 

清香(デーボモンスター?こんなところで何を…?)

 

そう私が疑問に思う中、背中に岩を抱えたゾーリ魔がデーボモンスターにゆっくりと歩いていく。デーボモンスターが何かを叫びながら手元のタイマーらしき物を起動すると、ゾーリ魔の後ろがいくつも爆発してゾーリ魔の走るスピードが上がりゴール付近にあるテープに辿り着いていく。

 

清香(もしかしてデーボモンスターがゾーリ魔を鍛えてる!?)

 

これはやばいかも…と思いながらモバックルの機能を使い、ダイゴ達メンバーに着信を入れるが…

 

清香(みんな電話に出ない?)

 

何故かみんなが着信に出ないのであった。私はすぐに着信を切ってスピリットベースに向かおうとしたが…

 

弥生「清香さん!!」

 

誰かから折り返し着信があったと思いモバックルを起動すると弥生からの着信であった。

 

弥生「練習はもう終わりました?今すぐスピリットベースに来て欲しいんですが…」

 

何かあったのだろうか…私はすぐにその場から離れてスピリットベースに向かう事にした。

 

 

清香「スポーツ勝負?」

 

スピリットベースにてトリンと弥生からデーボ・スポコーンを名乗るデーボモンスターとバスケの勝負をする事になり、ダイゴ達はバスケの練習をしているという話を聞く。

 

弥生「明日はWORLD陸上大会があって、選手のみなさんはデーボス軍との戦いに巻き込まれたようで、大会も中止になったそうです。」

 

清香(必死に練習してきた選手達が可哀想…)

 

私もソロリサイタルをデーボス軍に台無しにされてしまって延期になってしまった事があるから気持ちはよくわかる…

 

トリン「それなんだが、戦いの最中にフタバインの獣電池が反応した事が気になっていたのだ。」

 

トリンの話によるとかつてギリシャにフタバインの秘石が存在していたという話を鉄砕たから連絡があったという。

それを聞いた弥生がWORLD陸上大会について調べたらところ大会のトロフィーが第1回ギリシャ大会からずっと引き継がれていた事がわかった。

 

弥生「もしかしたらこのトロフィーの中に…」

 

トリン「フタバインの秘石が隠されているのか…スポコーンとの決闘は陽動作戦だったのだな…」

 

清香「でしたら…トロフィーを保管している大会の委員会本部に行かないと!!」

 

 

私達はすぐにトリンの力により大会委員会の本部へと向かった。

 

 

 

ドゴルド「よこせっ!!」

 

その頃、先に行動していたドゴルドが運営の人物からトロフィーを奪いとろうと大会委員会の本部にて襲撃をかけていた。揉み合った末に、トロフィーを奪われて床に倒れてしまう。

 

ドゴルド「ついでにお前の命も貰う…くたばれ!!」

 

トリン「ドゴルド…お前の好きにはさせん!!」

 

ドゴルドが剣を振り翳すが…突如間に割り込んだトリンの剣がそれを防ぐ。2人が鍔迫り合う中で一瞬の隙を狙って弥生さんがトロフィーを奪い取った。

 

清香「間に合った!!」

 

私は安堵しつつ、出口のドアを開けて退路を確保しながら叫びを聞いて駆けつけた大会委員の人達と警備員達の避難誘導を始めた弥生さんを守りながら私もトリンに加勢した。

 

ドゴルド「なんでバレたっ!!」

 

トリン「お前達の狙いなどお見通しだ!!」

 

狭い部屋を突き破り私達は本部のビールから落下する。広い場所へ場所を移動するとはいっても高いビルから飛び降りるのも最初は怖いと思ったが、スーツの力を信じよう…と自身を奮い立たせる。瓦礫を撒き散らしながら落下するが私は無事地上に着地し、私の紺色のブーツがスタッと音を立てた。

 

 

 

場所を移動してドゴルドと戦うトリンと私はコンビネーションでドゴルドに斬撃を加えて着実にダメージを与えていた。

 

ドゴルド「ちっくしょう…」

 

私がドゴルドと対峙している後ろでキングさん達もデーボ・スポコーンと激戦を繰り広げていた。

 

ダイゴ「ビクトリー獣電池…5人で決めるぜ!!」

 

新しい獣電池をミニティラに装填し口を開閉させる事で専用必殺の音声が流れた。

 

(アミーゴ・ミンナ・アツマリンチョ)

 

「「獣電ビクトリーフィニッシュ!!」」

 

ミニティラを持つダイゴの肩に手を当ててダイゴを通してブレイブを注ぎ込んだ。

 

(ミンナ・デ・カーニバル!!)

 

5人のブレイブの乗った一撃がスポコーンを粉砕しついに撃破する事に成功した。

 

清香「やった!!」

 

ドゴルドとの戦闘の後、私はすぐにキングさん達の元に向かうと、同じく遅れてやって来たドゴルドとラッキューロがスポコーンに復元水をかけてしまう。

 

ドゴルド「早く巨大化させろ!!腹立たしいぜ!!」 

 

ラッキューロ「これこれ!!これがドゴルド様だよ!!怖いけど安心するっす」

 

するとスポコーンに加えて復元水をかけられていないゾーリ魔達まで巨大化してしまった。

 

ラッキューロ「なんかあのゾーリ魔達、鍛えてるからそのまま巨大化できるみたいっすよ」

 

ダイゴ「こっちもチーム戦だ!!」

 

ダイゴ達はすぐ獣電池を起動させた。それと同時に私もトバスピノの獣電池を起動させた。

 

清香「頼むよ…トバスピノ!!」

 

 

「「獣電竜…総進撃!!」」

 

 

 

 

次回 獣電竜総進撃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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