私はトバスピノの操縦するため内部空間に移動し、カブリボルバーを内部の装置にセットした。周りを見ると私の他のメンバーも獣電竜を人型に変形させていた所だった。
((ーーッーーッ!!))
トバスピノの元に、アンキドン、ブンパッキーが現れて私に何かを訴えてくる。
(貴方達の力を貸してください!!)
私はフルートバスターを構えて合体のための演奏を始めた。初めての合体の演奏の筈なのだが、頭の中に自然と楽譜が浮かび曲の旋律が私の頭を駆け巡った。
清香「カミツキ合体!!」
私の掛け声と演奏の開始と共に合体のシークエンスが始まりトバスピノが横に回転し、左右にアンキドンとブンパッキーが装着された。
清香「完成!!スピノダイオー!!」
どうやら私の動きに合わせて連動しているようで、私は全身を使って巨大ゾーリ魔を蹴散らしていくことに。
清香「スピノブーメラン!!」
トバスピノのブーメランが放たれ、ゾーリ魔を連続で切り裂いていく。
清香「アンキドンハンマー!!」
続けてアンキドンの巨大ハンマーを回転しながらヒットさせゾーリ魔達はバランスを崩して倒れる。
清香「スピノダイオー!!ブレイブフィニッシュ!!」
スピノブーメランを投擲し、全身を高速回転させながら左腕のブンパッキーボールと右腕のアンキドンハンマーによる連続攻撃を叩き込みゾーリ魔を完全に撃破した。
周りを見ると各メンバーも敵を撃破したようで残りはスポコーン本体のみとなった。
ダイゴ「止めだ!!爆裂カミツキ合体!!」
私はスピノダイオーの左腕の合体を解除してガブティラ、プレズオン、ブンパッキーの3体が合体したのを見届けると、合体したバクレツキョウリュウジンに乗り移った。
「「完成!!バクレツキョウリュウジン!!」」
あんなに巨大な獣電竜3体が合体するなんてすごいなぁと思いながらも私達はすぐに必殺技の構えをとる。
「「獣電爆裂ストーム!!」」
ガブティラから特殊熱戦が放たれ、スポコーンの動きを封じる。
「「獣電砲・爆裂ブレイブフィニッシュ!!」」
私はみんなに合わせてガブリボルバーを構えて必殺技を放ち、プレズオンを模した獣電砲がスポコーンの体を貫き、ついに撃破する事に成功する。
「「やったぜ!!」」
戦いの後私はフタバインの秘石を譲り受けた事を聞いてほっとため息を吐いた。
大会委員会の所有物のため、安易に譲って貰えないと思っていたからだ。
空蝉丸「拙者もバスケがしたいです…バスケが…」
ダイゴ「諦めたらそこで試合終了だ」
バスケを楽しむキングさん達を見ながら隣に居た弥生さん、トリンさんと共に私は笑顔を向けた。
(残る秘石はあと2つ…順調にいけば、全部集まるかも…)
そう思ったのも束の間、数日後、私の元に鉄砕さんからあるメッセージが届く。
(鉄砕さんから…?なんだろ…?)
鉄砕(1週間後、お前にやってもらいたい事がある…場所は…)
メッセージと共に場所を示す地図が添付されて送られてくる。わざわざ私だけを呼び出す事は何かあるのだろうか…?
私は不安を募られながメッセージ画面を閉じた。
次回 試練