旋律の勇者   作:雨風歌

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20話 激闘

 

ダイゴside

 

その頃、トリンの察知により魔洞湖に駆けつけたダイゴ達は何故か釣りをしているデーボモンスターと対峙していた。

 

 

ノブハル「え、え?デーボモンスターが…釣りしてる…?」

 

そこにいたデーボモンスターはただじっと釣りをしておりダイゴ達は拍子抜けしてしまう。

 

タイリョーン「ワシの釣りの邪魔はすな!」

 

「「えっ?」」

 

タイリョーン「ワシは、暴れたり人間を苦しめたりしとらんぜよ」

 

堂々と開き直るタイリョーンに呆気に取られるダイゴ達だが突如タイリョーンは化石のような物を釣り上げてしまい、それをみた鉄砕はあわててみんなに攻撃の指示を出した。

 

 

鉄砕「地獄の力の影響で、この湖のそこから何も引き上げられないはず…それが、出来るということは…」

 

ラミレス「あいつの魔力で、秘石を引き上げるつもりデス!」

 

再び釣糸を投げ入れるタイリョーンに慌てて一斉射撃をするが突如現れたアイガロンとキャンデリラに攻撃を阻まれてしまう。

 

 

キャンデリラ「じーっくり釣っててね!タイリョーン!私達が守ってあげる!」

 

アイガロン「なんなら、あいつらやっつけて…他の秘石を奪っちゃってもいいよ!」

 

気づくと既に2人の後ろには手下のカンブリ魔を従えており、釣りをしているタイリョーンを攻撃されないように守っているようだった。

 

空蝉丸「各々がた、チェンジでござる!」

 

「「ブレイブ・イン」」

 

「「キョウリュウチェンジ…ファイアー!!」」

 

ダイゴ達も素早く変身を完了させ、アミィとノブハルはキャンデリラを、ソウジとイアンがアイガロンを空蝉丸、ラミレス、鉄砕はカンブリ魔をそれぞれ分かれて戦うが、ついにタイリョーンの元に武器を装備したダイゴが迫った。

 

ダイゴ「カブティラ岩烈パンチ!!」

 

ダイゴのパンチがついにタイリョーンにヒットするがタイリョーンは微動だにせずひたすら釣りを続けていた。

 

ダイゴ「もう1発行くぞ!!おりゃああ!!」

 

再び武器を構えて3度目のパンチを繰り出そうとするが流石にタイリョーンも釣りの邪魔をされて嫌気が差したのか釣り針をダイゴの首元のスーツに引っ掛けてそのまま湖の方まで飛ばしてしまった。

 

ダイゴ「こいつ結構つえええ…!!」

 

 

 

 

清香side

 

その頃私はキングさんのお父さんであるダンテツさんにガーディアンズ達のメロディーの記された楽譜を渡されてひたすら練習をしていた。

フルートの旋律とオカリナの響きが重なるのを感じた私はこの地球のガーディアンズ達の思いをなんとなくだがイメージしていた。

 

(ガーディアンズ達はブラギガスを守るために亡くなったけど、その魂は完全に消えた訳じゃなくて獣電池としてブラギガスを救うために今だに戦い続けてるんだ)

 

ダンテツ「お前にもガーディアンズ達の思いがイメージ出来たようだな…」

 

清香「私にもガーディアンズ達の思いがわかった気がします。死んでも尚ブラギガスのために力になりたくて戦い続けてるんだと…そして今はブラギガスを復活させるために…」

 

ダンテツがその通りだと首を縦に振るがその時近くで爆発音が響き、私達はハッと辺りを見渡した。

 

 

清香「何っ!?」

 

ダンテツ「ダイゴ…俺の息子が来たようだ…」

 

清香「キングさんが!?」

 

私達は練習を終えて、爆発音のする方へ急いで向かうことにしたのであった。

 

 

 

 

その頃、湖まで飛ばされたダイゴは直接湖に飛び込んで秘石を探す手段に出るが、そこに突然と現れたドゴルドに攻撃されて武器を手放してしまう。

 

ダイゴ「やべぇ…」

 

ドゴルド「貰ったぜ!!喧嘩上刀!!」

 

体勢を崩したダイゴにドゴルドの剣が迫るがそこに突如として現れたダンテツが割り込みドゴルドの剣を素手で受け止めたことにより、ダイゴは衝撃を受ける。

 

ドゴルド「バカな…生身の人間が…」

 

ダンテツ「清香!!」

 

ダイゴ「親父に…清香!?」

 

そこにすかさず突如として清香が現れ、フルートバスターでドゴルドの剣を弾きドゴルドを後ろに後退させていた。

 

 

清香Side

 

私が急いで爆発した方へ向かうとキングさん達が到着しており、デーボス軍と戦っているのを目撃した。キングさんはドゴルドと戦っていたが苦戦しているようで

キングさんに迫る剣をダンテツさんが受け止めるのをみた私はすぐに間に割って入る事に成功した。

 

清香「フルートバスター!!」 

 

ドゴルド「オラァッ!!」

 

私のフルートバスターとドゴルドの剣が鍔迫り合いになってしまうが少しずつ私の方が押されてしまい、足が後ろに下がってしまう。

 

清香「くっ…押し切られる…」

 

ドゴルド「甘ぇぇんだよオラァッ!!」

 

清香「うあっ…!!」

 

私は腹を蹴られてよろけたことで体勢を崩してしまいそのまま剣の一撃を浴びてしまう。

 

ドゴルド「くらえっ!!」

 

清香「あぁっ!!」

 

私は何度も斬撃を浴びるが再びフルートバスターを構えて防御するが再び押し込まれてしまう。

 

ドゴルド「甘いぜっ!!」

 

清香「あっ…!!」

 

ついにフルートバスターがドゴルドの剣に跳ね上げられ、離れた場所に突き刺さってしまう。

 

ドゴルド「これで終わりだ!!喧嘩上刀!!」

 

清香「きゃああああっ!!」

 

私はついに強力な一撃を受けて何度も地面に転がってしまう。

 

 

ダイゴ「清香!!」

 

ダンテツ「待てっ!!ダイゴ!!」

 

ダイゴが清香の元に駆け寄ろうとするがダンテツがそれを手で制した。

 

ダイゴ「親父…なんで…?」

 

ダンテツ「彼女はまだ…こんなところで終わる奴ではない…」

 

そうダンテツが言う通り既に清香は体勢を立て直し再度立ち上がり、ドゴルドと対峙していた。

 

ドゴルド「何だとっ?」

 

 

清香「私はまだ…終わって…ません!!」

 

 

 

 

 

次回  決着

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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