旋律の勇者   作:雨風歌

25 / 65
25話 絶望を乗り越える力

 

私は縛られて身動きができない中でトリンさんを守るべくトリンさんを庇いながらカオスと対峙していたがトリンさんが私を庇うかのように前に出た。

 

トリン「よせカオス!!狙うなら私を狙え!!」

 

カオス「また伝説のギガント砲でも使うのか…仲間を犠牲に…」

 

トリン「なっ!?」

 

カオス「ブラギガスに相棒のキョウリュウジャーがいれば可能かもしれん…だが奴の相棒はデーボスの生まれであるお前だ!!」

 

トリン「言うな!!カオス!!」 

 

カオス「お前に閃光の勇者の力があれば恐竜時代にもギガント砲を撃って死んだりはしなかった…」

 

清香「閃光の…勇者…!?」

 

トリン「言うなぁ!!」

 

カオス「フンッ!!」

 

清香「トリンさんっ!!」

 

トリンさんは叫ぶがカオスは構わず攻撃し私は再びトリンさんの前に出るが…

 

トリン「うわぁぁ!!」

 

清香「なっ!?トリンさん…私を庇って…」

 

前に割り込んだ私を押し倒してトリンさんがその身で攻撃の直撃を受けてしまい、倒れるトリンさんを私はなんとか受け止める。

モニターでもキングさん達がガドマの攻撃でバクレツキョウリュウジンが強制的に合体を解除されたようで、地面に投げ出されるメンバーと獣電竜がいた。

 

 

カオス「倒される前に他の獣電竜を呼んでいたか。悪あがきを…所詮恨みの前にはブレイブなど弱者の戯言だ…」

 

そう言いながらカオスは姿を消したが今だにブラギガスは呪いで苦しんでおり、私はトリンさんの体を揺さぶって起こそうとした。

 

清香「トリンさん…目を開けて下さい…」

 

 

 

ダイゴ、ノブハルSide

 

 

理香「大丈夫ノブおじちゃん、キング兄ちゃん?」

 

ダイゴ「俺達を助けてくれたのか…ありがとう。」

 

理香「まだ、無理しちゃダメだよ…!」

 

ダイゴ「今無理しなきゃ、ダメなんだよ。理香…」

 

ノブハル「2人は早く安全な所に逃げてチョモランマ!」

 

優子「まけないで、キングくん。青い人と紺色の人にもそう伝えて…。」

 

ノブハル「へ…?!だ、だから、キングは戦隊の人じゃないって…!」

 

優子「に、兄さん!無理しないで…!」

 

 

 

 

イアン、アミィSide

 

イアン「サンキュージェントル。まさか、手当にコーヒーまでついてくるとはな…」

 

ジェントル「キョウリュウジャーの皆様のことは勉強しています。イアン様はエスプレッソのブラックがお好みだと。アミィ様にはお着替えも用意してあります。」

 

アミィ「ジェントル…」

 

ジェントル「そして、皆様がこのままで終わる方々ではないということも…よく存じでおります。」

 

アミィ「Yes!当然、反撃よ!」

 

 

 

 

ソウジ、空蝉丸Side

 

ウッチー「おお、ユウジ殿!」

 

ソウジ「ツヨシくん…!」

 

ツヨシ「キョウリュウジャーが、やられちゃったのが見えたから…」

 

ユウジ「怖いけど助けに来たんです…!」

 

ソウジ「本当に強くなったね。ありがとう。」

 

ウッチー「拙者、感激でござる…!」

 

ユウジ「泣いてはダメですよ、お兄ちゃん。」

 

ツヨシ「僕達には、みんなを応援することしか出来ないけど…」

 

ソウジ「それで十分さ。それ以上何も要らない。」

 

 

ダイゴ、ノブハルSide

 

優子と理香の介抱されて休憩できた2人は再びメンバーと合流し、ガドマを倒すために気合いを入れ直していた。

 

ダイゴ「優子さん!、理香!戦隊がもう一荒れするはずだ…そしたら応援してくれ!!思いっきり声を上げてな…」

 

 

 

清香Side

 

意識を取り戻した弥生さんと一緒に私はトリンを揺さぶるが今だにトリンは目覚める気配を見せず、ブラギガスも呪いで苦しんでいる。

 

清香「一体どうしたら…」

 

弥生「清香さん!!ダイゴさん達が!!」

 

私はふとモニターを見ると再び立ち上がったキングさん達がキョウリュウジン、プテライデンオーでガドマを迎え撃っているところだった。

 

清香「キングさん!!みんな!!」

 

やはり呪いの影響で満足に戦えないようでガドマの攻撃で2つの巨人が倒れてしまうが2体の巨人がガドマの一撃を受け止めた。

 

清香「皆さん…」

 

私はモニター越しに街のみんながキョウリュウジャーに必死に呼びかけているのを見た。街のみんなが揃って応援しているのを見て、私は自分たちの音楽は消えてないと感じた。

 

清香「これは…街のみんなの声が私達に力をくれる!!」

 

街のみんなの声援で2体の巨人がガドマを押し返し始めるのを見て私も弥生さんとトリンさんに声をかけた。

 

清香「立ち上がりましょう2人とも…私達のこの高まるブレイブをブラギガスに!!」

 

弥生「はいっ!!」

 

私はフルートバスターを構えて演奏を始めた。以前からキョウリュウジャーの仲間入りをしてからずっと練習してきた曲がある。体の中に流れる嫌な音を跳ね飛ばしてブレイブを最高に高める曲がある。曲名は…

 

 

「「高まれ!!俺たちのメロディー!!」」

 

「「史上最強のブレイブ!!獣電戦隊キョウリュウジャー!!」」

 

 

トリン「聞こえる…人間達の声が…立とう!!ブラギガス!!」

 

意識を取り戻したトリンが弥生に支えられて再び立ち上がった。

 

弥生「トリン…」

 

トリン「今は1億年前の恐竜時代とは違う…人間達がいる!!強き竜の者達が居るのだ!!」

 

 

 

 

曲名は…VAMOLA! キョウリュウジャー!!

 

 

 

 

次回 ギガントキョウリュウジン

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。