旋律の勇者   作:雨風歌

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26話 ギガントキョウリュウジン

 

ガドマの呪いを跳ね除けて反撃に出たキョウリュウジャーのメンバーをみて私は演奏をやめてトリンにアイコンタクトを送った。

 

トリン「みんな!ブラギガスに力を!」

 

ダイゴ「おお!待ってたぜトリン!ブレイブイン!」

 

ダイゴかブラギガスの獣電池を起動すると同時にみんなが一斉にガーディアンズ獣電池を起動させてブラギガスに力を送った。

 

私とトリンの元にキョウリュウジャーメンバーが転送されてみんなが一斉に声を上げた。

 

「「超カミツキ変形!」」

 

(ギガ・ガブリンチョ!)

 

ついにギガントブラギオーの合体シークエンスが始まり合体のテーマサウンドが流れる中で街のみんなもそれに続きテーマサウンドを歌う。

 

(ギガントブラギオー!!)

 

ダイゴ「行くぞ!!」

 

キングさんの合図と共にギガントブラギオーがガドマに斧による攻撃を開始し、ガドマの体を切り裂いていくがガドマは斧の一撃を受け止めてしまう。

 

 

カオス「そうだガドマよ、もう一度大地に引き込んでやれ」

 

「「ぐっ…!」」

 

「「頑張ってー!キョウリュウジャー!」」

 

再びみんなの声援が響き渡り、近くに居たガブティラが私達に向かって咆哮する

 

ダイゴ「そうか!今ならなれる!最強のキョウリュウジン!」

 

トリン「ブレイブに決めろ!超カミツキ合体だ!」

 

ダイゴの提案にトリンがパチンと指を鳴らす。気づくと周りに他の獣電竜が集結しており合体の準備は万端であった。

 

「「超カミツキ合体!!」」

 

ついに空前絶後の合体シークエンスが始まり、街のみんなもテーマサウンドを歌う中で、キョウリュウジンの体にブラギガスのパーツが装着されていく。ブラギガスの首の部分である巨大な斧があった先端にザクトルの爪が装着し肩にはパラサガンの銃、胸に全ての獣電竜のシンボルが入ったレリーフ型の鎧が装着されて最後に頭にヘッドギアが装着され、全ての合体が完了した。

 

(ギガント・キョウリュウジン)

 

「「完成!!ギガント・キョウリュウジン!!」」

 

 

「「わぁっ〜!!」」

 

街のみんなの歓声が上がる中ギガント・キョウリュウジンがゆっくりと進撃を開始した。遠距離からギガント・ショットの射撃を、接近してギガント・スラッシャーを交互に射撃と斬撃を繰り出してガドマを追い詰めていく。

 

ダイゴ「欠片も残さないぐらい焼き尽くしてやる!!」

 

 

「「超獣電ギガントフルブラスター」」

 

最後に獣電竜シンボルが入ったレリーフからの超強力ビームを放たれガドマの体を貫き、ついにガドマは大爆発を起こした。それと同時に街のみんなから歓声が湧き上がった。

 

 

ダイゴ「超ブレイブだぜー!」

 

トリン「まさにブレイブ!」

 

私はトリンが満足気に指をパチンと鳴らすのをみてほっとため息を吐いた。

 

清香「よかった…勝った!!」

 

カオス「このまま終わるなど伝説の魔神の名が廃る…ガドマよ、最後に大地の闇の役に立て!」

 

 

トリン「いかん!みんな!あれを追うんだ!」

 

「「!?」」

 

突如トリンの慌てた声がしてガドマの爆発したあたりから残留エネルギーみたいな物が再び湧き出して山の開けた1箇所の場所に集中しているのが見えるのを目撃する。

 

清香「何…あれ…?」

 

地上に降り立った私達は黒く染まった大地を見てそう呟いた。

 

トリン「やはりヤツらは大地の闇をこの世界と繋げようと」

 

ダイゴ「だったらあの穴を塞いじまえば!」

 

キングさんがそう言って私達が大地の闇と呼ばれる黒い穴へと駆け出そうとした時だった。

 

 

???「はぁっ!!」

 

「「うわぁっ!!」」

 

突如としてに何者かの斬撃を受けてみんなが倒れてしまう。トリンが駆け寄ってくるが突如として襲撃してきた敵の姿を見て全員が息を呑んだ。

 

トリン「なんだと!?」

 

???「グレーとシアンは仕留めた」

 

清香「…なっ!?」

 

私達が敵の姿に衝撃を受けるか謎の襲撃者は指をパチンと鳴らすと上空から闇の異空間が広がりその中からぐったりとしたラミレスさんと鉄砕さんが落下してきた。

 

「鉄砕さん!!ラミレスさん!!」

 

私達が2人の元に駆け寄り介抱するが私はこちらを振り返った敵の姿に改めて衝撃を受けた。

 

清香「トリ…ン!?」 

 

その姿は私たちのよく知るトリンさん姿そのものだったのである。

 

 

トリン「貴様!一体何者だ!」

 

???「お前は鏡を見たことがないのか?俺はお前だ」

 

そこに高笑いが響きカオスが私達の前に現れた。横にはなんと、ドゴルドも連れている。

 

カオス「トリン、お前もデーボス様より生まれたことを忘れたのか」

 

トリン「っ!?」

 

カオス「私、百面神官カオスと並ぶ魔剣神官だった頃、つまり本来あるべきお前の姿がこれだ…」

 

清香「あるべき…姿!?」

 

 

マッドトリン「俺は魔剣神官マッドトリン」

 

ダイゴ「マッドトリン…」

 

マッドトリン「先代とは違い俺は役に立つ」

 

トリン「ふざけるな!!」

 

ついにマッドトリンとトリンさんの2人が激突しみんなも援護しようとガブリボルバーを構える中で私だけがある1つの事実に驚きを隠せないでいた。

 

 

(トリンさんがデーボスの生まれ……元デーボス軍!?)

 

 

 

次回 マッドトリンと幽霊モンスター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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