旋律の勇者   作:雨風歌

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34話 みんなのために

「「うわぁぁっ!!」」

 

清香「皆さん!!」

 

カンブリ魔の棍棒の一撃によりソウジさん達が地面に再び倒されてしまっていた。

 

ゾーリ魔「ヌルヌル〜」

 

清香「くっ…やっぱり…力が…入ら…ない」

 

私はフルートバスターを構えて金色のマントを付けたゾーリ魔の武器を受け続けていたがだんだんと押され始めてしまいついに私の背中が柱へと押し付けられてしまった。

 

清香「くっ…このっ!!」

 

私はフルートバスターでゾーリ魔の武器を弾き、ゾーリ魔を蹴り体勢を崩させるが…

 

ゾーリ魔「ヌルヌル〜」

 

清香「っ!?うわっ!!」

 

横から青のマントを付けたゾーリ魔が飛びかかり、私は受け止めきれずに地面に共に倒されてしまう。すぐに起き上がりフルートバスターで斬撃を加えるが…

 

清香「くっ…なんて…力…」

 

ゾーリ魔は私の腰のベルトを掴み、そのまま力任せに背負い投げの要領で私を投げ飛ばしてしまい私は受け身を取れずに再び地面に倒れた。

 

清香「今の…ノブさんの戦い方と同じ…」

 

私が苦しみに悶えながらそう呟く中で今度は緑のマントをしたゾーリ魔が剣を私に振りかざしているのが見え、あわててフルートバスターでそれを受けた。

 

清香「今度は…ソウジさんの…」   

 

私はフルートバスターでゾーリ魔の剣を受け止めたが力の差でフルートバスターを薙ぎ払われてしまい、胸を斬られてしまった。

 

清香「あぅ…」

 

私は剣を再び振りかざすゾーリ魔相手に私はフルートバスターでの防御をやめて、ガブリボルバーを手にガラ空きの腹に銃弾を浴びせた。

 

ゾーリ魔「ヌルっ!?」

 

ゾーリ魔が体勢を崩し後ろに倒れ込み、私は追撃を仕掛けようとガブリボルバーを構えるが…

 

ゾーリ魔「「ヌルヌル〜」」

 

清香「っ!?しまっ…離して!!」

 

私は左右からの2体のゾーリ魔の襲撃に気づかず、両腕を掴まれてしまい、構えていたガブリボルバーが虚しく地面に落ちる。

 

ゾーリ魔「ヌル〜!!」

 

清香「うぐっ…きゃあっ…」

 

私はガラ空きの体に剣の斬撃を何度も受け、スーツから何度も火花が走り、私は再び地面に倒れてしまった。連続でダメージを受けすぎて私のスーツから白い煙が上がった。

 

 

「「うわっ!!」」

 

ちょうどその頃ソウジさん達もカンブリ魔の攻撃を受けて私の隣まで吹き飛ばされて来る。

 

清香「色を奪われたせいでやっぱり力が…」

 

私は自身のスーツの色の失ったスカートを見てそう呟いた。同じくソウジさん達も自身の失ったスーツを見て愕然とするがソウジさんが電池を取り出して指示を出した。

 

ソウジ「4人の力をウッチーに一点集中だ!!」

 

空蝉丸「心得た!!獣電池3番、4番、0番、装填!!

 

私達は獣電池を取り出して空蝉丸さんのザンダーサンダーに装填した。

 

空蝉丸「獣電ブレイブフィニッシュ… 雷電4段返し!!」

 

ステゴッチ、ザクトル、トバスピノの頭部をそれぞれ模したエネルギーが放たれゾーリ魔とカンブリ魔を貫き、ついに倒すことに成功する。

 

ノブハル「おっ!!」

 

緑、青、金、緑、紺の色が爆発したゾーリ魔から解放されてそれぞれの場所に吸い込まれていった。ソウジさん達は自身の色を確かめ合った

 

清香「ふぅ…戻った…?」

 

私はスーツのスカートを確認すると紺色が戻っており、ため息をつきながらスカートの上から埃を祓うかのようにパンパンと叩いた。

 

ノブハル「親玉の派手派手ゾーリ魔を倒せば女の子の美しさも元に戻りそうだね!!」

 

ソウジ「急いで追うんだ!!」

 

清香「はいっ!!」

 

空蝉丸「心得た!!」

 

私達は逃げた敵を追うために再び駆け出した。

 

 

 

私達がキングさんの元に到着するとグレーになった鉄砕さんもおりゾリー魔ーを追い詰めていた。

 

清香「皆さん!!」

 

空蝉丸「キング殿!!」

 

全員が集合しキングさんが全員の無事を確認するといつもの名乗りあげた。

 

「「史上最強のブレイブ…獣電戦隊…キョウリュウジャー!!」」

 

空蝉丸「天怒りて、悪を斬る!!」

 

ダイゴ「荒れるぜ〜止めてみな!!」

 

対するにアイガロンがゾーリ魔を呼び出し私達は一斉に駆け出した。

 

清香「待ちなさい!!」

 

ゾーリ魔を他のメンバーに任せて、私とキングさんはゾリー魔ーを一緒に迎え撃ち交互に攻撃を仕掛けた。

 

ゾリー魔ー「もう一度アナタの女子力を…」

 

清香「い…嫌…っ」

 

組み合ったゾリー魔ーが再び私のスーツの色を奪おうとブラシを向けて来るが私はブラシを持った手を思い切り跳ね除け、その隙にキングさんが蹴りを放ち、ゾリー魔ーを吹き飛ばした。

 

ゾリー魔ー「こうなったらカリスマの底力を見せるニュルン。溜め込んだ美しさで自分をフルメイクアーップ!!」 

 

ゾリー魔ーが自身にメイクを施しさらに派手な見た目に変わり、対してキングさんもすかさずミニティラを呼び出した。

 

ダイゴ「だったらこっちも派手派手でいくぜ!!ファイヤー!!」

 

キングさんがカーニバルに強化変身して獣電池2本を追加装填しカミツキチェンジをして両腕にドリケラ、ステゴッチの装備が装着された。

 

ダイゴ「キョウリュウレッド・サンバカーニバル!!」

 

ゾリー魔ー「アタシより派手…忌々しいニュル…奪ってやる!!」

 

イアン「そうはいかねぇ…清香!!」

 

清香「はいっ!!」

 

「「ブレイブイン」」

 

((ガブリンチョ・オビラップ))

 

私とイアンさんは共にオビラップーの獣電池を取り出しガブリボルバーに装填し、イアンさん、アミィさんと共に高くジャンプしてゾリー魔ーに攻撃を仕掛けた。

 

清香「はっ!!」

 

私達は連携プレイでゾリー魔ーを追い込み隙を見てイアンさんと私は引き金を引いた。

 

ゾリー魔ー「いやぁ…変な色が入っちゃった…ニュル…」

 

イアン「美しさが奪われるレディの気持ちがわかったか!!」

 

清香、アミィ「「わかったか!!」」

 

ダイゴ「止めだ!!」

 

(サンバ・カーニバル)

 

キングさんがミニティラの頭を開閉し、私とイアンさん、アミィさんの3人は獣電池をガブリボルバーに装填した。

 

ダイゴ「獣電カーニバルフィニッシュ!!」

 

「「「獣電ブレイブフィニッシュ!!」」」

 

ゾリー魔ー「あ〜れ〜」

 

4人の同時攻撃が命中しついにゾリー魔ーを撃破する事に成功し私達の元に戦いを終えたメンバーが集まって来る。

 

 

アイガロン「あいつ…どんだけやる気ないのよ…まぁいっか…スクスクジョイロ…」

 

ゾリー魔ー「このまま踏んづけてやりましょう」

 

スクスクジョイロをかけられたゾリー魔ーが巨大化して私達を踏み潰そうと足を振り上げた。

 

ダイゴ「やばい!!」

 

 

 

 

 

 

次回  異変

 

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