旋律の勇者   作:雨風歌

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41話 仲間の力を信じて

 

-スピリットベース-

 

イアン「Meekoが敵でいる限り、事態は収まらないぜ。」

 

アミィ「またMeeko に私達の歌を届ければ…」

 

ダイゴ「今の俺達だけの歌では、美琴を救えない…」

 

イアン「じゃあどうする…!お前友達のMeekoを倒せんのか?」

 

ダイゴは問いには答えず今だにフルートバスターを手に俯いている清香の隣に座った。

 

ダイゴ「美琴の親友だったんだな?驚いたぜ!!」

 

清香「私の演奏ではみーちゃんを助けられなかった…私の力ではもう…」

 

清香の目から涙が零れ落ちてフルートバスターを涙で濡らしてしまうが、清香の頭をダイゴが撫でて清香は顔を上げてダイゴの方を見た。

 

ダイゴ「お前の演奏の力を俺は良く知ってる!!それに、さっき美琴の闇のバリアーが破れかけたのを俺は見た…だからお前のブレイブな旋律がきっと勝利の鍵になる筈だ!」

 

そう言いながらダイゴは立ち上がり清香の肩に手を置いた。清香は泣き止んでダイゴの方を見た。

 

ダイゴ「お前は1人じゃねぇ!!俺達は戦隊だ!!だからお前は仲間を…自身の音楽をもう一度信じてみろ!!」 

 

清香「キングさん…」

 

ダイゴ「弥生、アミィの手当を頼む!俺達は先に行く。」

 

ダイゴはガブリボルバーを引っ掴み、イアン、ソウジ、ノブハル、空蝉丸を連れて去って行った。

 

弥生「俺達の歌だけでは救えない…ダイゴさんがあんな後ろ向きな事を言うなんて…」

 

アミィ「そうかな…逆に信じてるからだと思うよ。」

 

弥生「え?」

 

アミィ「キングはどんな時でも誰かの犠牲なんか考えないし…仲間の力を信じてる。」

 

弥生(そうか…闇に包まれてもダイゴさんはMeeko を信じてるんだわ。私が一番、ダイゴさんのこと理解してないんだ。)

 

弥生「アミィさん、私もMeekoの力を信じます!」

 

弥生はアミィと手を叩くと微かにメロディーが共鳴し一つの音楽として響き合った。

 

アミィ「今、私達のメロディが共鳴した!もしかして…」

 

アミィは咄嗟に横をみるとそこにはフルートバスターを構えた清香がおりフルートの旋律を奏でている。

 

アミィ「清香ちゃん…?」

 

清香「キングさんが仲間を信じるなら…私も仲間を…そして自分自身の演奏を信じようと思います。そう思ったらつい…」

 

弥生「今、私達のメロディーと清香さんの旋律が重なった!?もしかしたら…」

 

アミィ「私達のメロディーと清香ちゃんのフルートの旋律を合わせれば…」

 

清香「みーちゃんの心の闇を晴らして助けられる…!!」

 

弥生「行きましょう!!ダイゴさんの元へ!!」

 

 

 

ダイゴside

 

ダイゴ達はDの操るゾーリ魔に生身で挑んでいたが美琴の悪のメロディーによって力を下げられてしまい苦戦を強いられていた。

 

D「折角命を拾ったのに、すぐ無策で突っ込んでくるとは、知ってはいたが…呆れた愚か者たちだ。」

 

美琴「フンッ…」

 

D「俺の力は一際強くなっている。もうお前らのちっぽけな力じゃ、美琴は救えん。わかっているはずだ。」

 

キング「どうかな…?闇の向こうで美琴が歌い続けてるのが見えた!待ってろ美琴!俺達のブレイブを最高に高めて今度は闇をぶち破るメロディーにしてみせる!」

 

イアン「なるほどな…そういう事なら乗れる話だ!」

 

ノブハル「よいしょー!」

 

D「馬鹿な…そんな奇跡みたいなことを出来るとなぜ信じきっているんだ。貴様ら!」

 

ダイゴ「地獄で忘れちまったみたいだからもう一度教えてやるよ…それはな…俺達が戦隊だからだ!!」

 

そこにアミィ、弥生とフルートバスターを構えた清香が遅れて到着する

アミィと弥生がゾーリ魔を蹴散らし、清香が後ろでフルートの旋律を奏でている。

 

美琴「うっ…」

 

D「また…あのメロディーか…忌々しい…」

 

弥生「Meeko の闇を晴らす方法を見つけました。」

 

キング「本当か!!」

 

アミィ「私たちの心のメロディーと清香ちゃんの旋律を響き合わせるのよ!」

 

弥生「11人のキョウリュウジャーが結集し、清香さんのフルートの旋律を重ねて全員のメロディーを繋ぎ合わせれば強力な音階になります。その共鳴ならDの闇を…粉砕できるはずです。」

 

D「残念だったな、既に1000人の大群を送ってトリン達3人は抹殺してある!11人揃いなど叶わぬ夢だハハハハハハ…」

 

Dが高らかに笑うが突如トリンの笑い声が重なり、ふと視線を動かすとトリン、鉄砕、ラミレスの3人がこちらに歩いて来ていた。

 

清香「トリンさん!!皆さん!!」

 

トリン「私達相手に1000人とは些か少なかったのでは?話は聞いた!!みんなのブレイブを響き合わせよう!」

 

ダイゴ「おう!」

 

 

 

清香Side

 

トリンさんが指をパチンと鳴らし、10人のキョウリュウジャーか横に並び立ち手を繋いだ。私はみんなの後ろからフルートバスターを構えて演奏に入った。

 

 

曲名は…VAMOLA! キョウリュウジャー!!

 

 

私のフルートバスターの旋律が形となり周りに舞い上がってさらにみんなの繋がったメロディーが私の旋律の力と1つとなって光の衝撃波のような物が発生してみーちゃんはたまらず耳を塞ぎたじろいだ。

 

清香(みーちゃん!!受け取って…私達のメロディー!!)

 

ダイゴ「美琴が最初から歌っているのは祈り歌だ!俺達と出会った時からずっと…さぁ戻ってこい…美琴!」

 

清香(みーちゃん!!)

 

私はそう願いながら旋律を重ねるとみーちゃんから闇が解き放たれ闇のオーラが完全に消え去ったようでキングさんがみーちゃんの元へと駆け寄った。

 

美琴「ダイくん、また助けられちゃったね…。」

 

ダイゴ「美琴は、大事な友達だ。何度でも助けるさ!!美琴隠れてろ。」

 

美琴「うん。」

 

D「許さーーん!!」

 

美琴を失ったDは怒り狂い背後に大量のゾーリ魔とカンブリ魔を呼び出した。私は1列に並んだみんなの間に入り、キングさんの隣に立つ

 

ダイゴ「だろうな…こっちもだ!いくぜ、みんな!」

 

「「「「ブレイブ・イン!!」」」」

 

私達は一斉に獣電池を起動し、ガブリボルバーに獣電池を装填して開閉蓋を閉じて鉄砕さんとラミレスさんも獣電池を起動させて構えた。

 

(ガブリンチョ・カブティラ)

 

(パラサガン)

 

(ステゴッチ)

 

(ザクトル)

 

(ドリケラ)

 

(プテラゴードン)

 

(アンキドン)

 

(ブンパッキー)

 

(プレズオン)

 

(トパスピノ)

 

(ブラギガス)

 

 

「「「「キョウリュウチェンジ!!」」」」

 

 

「「スピリットレンジャー」」

 

各自がそれぞれサンバのリズムにのり同時に一周してガブリボルバーの引き金を引いた。

 

「「「「ファイアー!!」」」」

 

全員がそれぞれの担当の色のスーツを身に纏い変身を完了させ、ついに11人のキョウリュウジャーが横1列に並び立った。

 

D「何だと!?」

 

 

ダイゴ「聞いて驚け!!牙の勇者キョウリュウレッド!!」

 

イアン「弾丸の勇者キョウリュウブラック!!」

 

ノブハル「鎧の勇者キョウリュウブルー!!」

 

ソウジ「斬撃の勇者キョウリュウグリーン!!」

 

アミィ「角の勇者キョウリュウピンク!!」

 

空蝉丸「雷鳴の勇者キョウリュウゴールド!!」

 

ラミレス「鋼の勇者キョウリュウシアン!!」

 

鉄砕「激突の勇者キョウリュウグレー!!」

 

弥生「海の勇者キョウリュウバイオレット!!」

 

清香「旋律の勇者キョウリュウネイビー!!」

 

トリン「閃光の勇者キョウリュウシルバー!!」

 

「「「「「史上最強のブレイブ」」」」」

 

ダイゴ「11人揃って!!」

 

「「「「「獣電戦隊キョウリュウジャー!!」」」」」」

 

11人のキョウリュウジャーが一斉に決めポーズを決めて私は空蝉丸さんと対となるように腕を広げたポーズをとり、ついに背後で大爆発が起こった。

 

ダイゴ「うおおお!!荒れるぜ〜!!」

 

「「「「止めてみな!!」」」」

 

 

D「滅びやがれ!!」

 

 

私達は一斉にDの率いる軍団に駆け出してそれぞれの熱い戦いを始めた。

 

 

 

 

次回  Dino Soul

 

 

 

 

 

 

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