旋律の勇者   作:雨風歌

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61話 ブレイブ×イマジネーション

 

キョウリュウネイビーに変身した私はフルートバスターを手にクロックシャドーに向かって駆け出すとクロックシャドーの手下のゾーリ魔とクローズと呼ばれる怪人が立ち塞がり私はゾーリ魔達に向かってフルートバスターを手に立ち向かった。

 

清香「えい!!えい!!やあっ!!」

 

私はフルートバスターを手に次々とすれ違い様にゾーリ魔を切り裂いていきクローズが銃を構えたところで銃弾を避けようと体を傾けてスライディングの態勢に入った。

 

清香「そりゃああああ!!」

 

地面を滑りながらクローズの股下をくぐり抜けると振り返って背中にフルートバスターを叩きつけると効果があったのかクローズは叫び声を上げながら吹き飛んでいく。

 

 

清香「行ける…明さんから借りた列車の力なら!!」

 

私はスーツについた砂をパンパンと払いながらフルートバスターの中に装填された列車をじっと見つめた。

 

クロックシャドー「もう!!子供がそんな危ない物振り回して…お兄さん許さないぞ!!」

 

清香「えっ…わっ!?」

 

私は突如フルートバスターを握る手を掴まれてしまい慌てて視線を向けるとクロックシャドーに接近を許してしまい慌てて振り払おうと拳を繰り出すが私の拳は簡単に受け止められてしまった。

 

クロックシャドー「それぇ!!」

 

清香「きゃっ…」

 

私は手を掴まれたまま地面に倒されてしまいクロックシャドーは地面に倒れた私に向かって足を繰り出すがフルートバスターで足を受け止めた。

 

清香「ぎぎぎ…ううう…」

 

クロックシャドー「諦めの悪い子だね!!そんな悪い子にはお仕置きだ!!」

 

清香「わっ…あわわわわわ…」

 

私のフルートバスターを振り払うとクロックシャドーは私の紺色のブーツを掴むとそのまま私を逆さまに持ち上げてしまい私は突然の行動に驚きの声を上げた、

 

クロックシャドー「やんちゃなお子様はこうだ!!」

 

清香「降ろして…離して…」

 

私は左手でスーツのスカートの裾を押さえながら右手のフルートバスターをブンブンと必死に振って抵抗していたがクロックシャドーはその様子を面白がるように私のブーツを掴んだまま横に揺らし始めた。

 

クロックシャドー「そーれそーれ!!」

 

清香「うっ…やめて…」

 

ソウジ「ハアッ!!」

 

アミィ「ハッ!!」

 

クロックシャドー「うわぁ…」

 

清香「ひゃっ…」

 

私のピンチにソウジさんがガブリカリバーでクロックシャドーに斬撃を与えて衝撃で落下するところをアミィさんが私の体を受け止めてくれた。

 

アミィ「Wao!!ナイスキャッチ私!!」

 

清香「アミィさん…ありがとうございます…」

 

アミィ「清香ちゃん…大丈夫なの?」

 

清香「私なら大丈夫です!!トッキュウジャーの皆さんも小さくても戦ってるんですから!!」

 

アミィ「そっか…わかった!!一緒に戦いましょう!!」

 

清香「はい!!」

 

アミィさんは私を地面に下ろすと小さくなった私の頭を子供をあやす様に撫でた。

 

アミィ「それにしても…清香ちゃん小さくて可愛い!!」

 

清香「えっ…あの…ちょっと!?」

 

私はアミィさんの手から逃れようと必死に手を払い除けようとブンブンと手を振って抵抗するがその様子を見ていたソウジさんがアミィさんの肩を叩いた。

 

ソウジ「お遊びはそのくらいにして…行くよ!!」

 

アミィ「YES!!」

 

清香「はいっ!!」

 

私を真ん中にソウジさんとアミィさんと3人同時に駆け出すと私の両手を2人が掴み私はそのままぐるりと一回転してクロックシャドーに踵落としを叩き込みクロックシャドーは地面に叩きつけられてしまった。

 

クロックシャドー「う、嘘でしょう!?」

 

アミィ「Wao!!清香ちゃん凄い!!」

 

清香「いえ…2人のサポートのお陰です!!」

 

私達の元にキングさん達が合流して私達は横一列に並び正面のクロックシャドーに向かい合った。

 

クロックシャドー「あれれ〜トッキュウジャーとキョウリュウジャーがクローズもゾーリ魔もどっちも倒せちゃったの!?」

 

カグラ「ライトの作戦大成功!!」

 

ライト「キョウリュウゴールドが明の武器持ってるの見て思いついたんだ!!イマジネーションとブレイブ…2つの力を合わせればどっちの敵にも勝てる!!」

 

クロックシャドー「うわわ〜そんなぁ〜」

 

ライト「シャドー怪人!!次はお前の番だ!!」

 

ダイゴ「お前を倒して一気にデビウスを叩き潰す!!」

 

クロックシャドー「この勢い…お兄さんちょっとまずいかも…またまたクローズのみんな!!」

 

ライト「一気に勝負をつけてやる!!」

 

クロックシャドーは再度クローズを呼び出すがトッキュウジャーはそれぞれの武器を召喚して合体させた。

 

 

「「レンケツバズーカ!!」」

 

 

ライト「ダイゴ!!」

 

ダイゴ「よぅし!!」

 

ノブハル「獣電池の出番だね!!」  

 

 

「「ビクトリーブレイブイン!!」」

 

 

キングさんは獣電池を取り出して起動させると手を重ねてブレイブをさらに獣電池に力を注ぎ込むと合体武器に獣電池をセットした。

 

 

「「トッキュウ・キョウリュウ・ブレイブレインボーラッシュ!!」」

 

 

(列車が発射致します!!出発進行!!)

 

獣電池の一撃が放たれてクロックシャドーと周りのクローズに必殺技が炸裂しクロックシャドー達は火花を散らし始めた。

 

クロックシャドー「さぁみんな!!大きな声で…さようなら〜!!」

 

クロックシャドーは大きな声で挨拶をしながら大爆発するがそこに別のモンスターが現れて溢れた闇の力を吸収してしまった。

 

サラマズ「この紅蓮神官サラマズが暴走する闇を頂く!!」

 

清香「新手!?」

 

サラマズと名乗る新たなモンスターは闇を吸収すると崖上の向こうに姿を消すと崖の向こうから列車のような姿でその新たな現した。

 

サラマズ「完成。サラマズ究極体!!」

 

ライト「サラマズ究極体!?」

 

サラマズ「トッキュウジャー!!キョウリュウジャー!!貴様らに我が主の覚醒の邪魔はさせん!!」

 

トカッチ「何あれ!?」

 

イアン「電車ごっこか?」

 

ライト「みんなトッキュウオーで行こう!!」

 

ダイゴ「よし!!こっちもキョウリュウジンだ!!」

 

 

(ガブリンチョ)

 

 

私以外の5人が獣電池を起動させると高く飛び上がり完成したキョウリュウジンに乗り込んだ。

 

「「トッキュウ・キョウリュウ・ダブルビーム!!」」

 

サラマズ「無駄だ無駄!!闇の力を取り込んだ今、お前達など敵ではない!!」

 

完成した2台巨人とパラサガンとザクトルの一斉攻撃が放たれるがサラマズは攻撃をもろともせずに突っ込んで来た。

 

「「うわぁ…」」

 

サラマズの追突を防げずにダイゴ達はダメージを連続で受けてしまうがパラサガンとザクトルが2体の巨人の援護に入った。

 

イアン「パラサガン!!」

 

ソウジ「ザクトル!!」

 

サラマズ「うわぁ…やられた〜!!」

 

ライト「やったか!?」

 

サラマズ「…と見せかけてからの…サラマズアタック!!」

 

しかし岩山を崩しながら再度サラマズが突っ込んで来て再びダメージを受けてしまった。

 

サラマズ「さぁ…ここから一気に叩みかけるぞ!!」

 

 

清香「くっ…なんて攻撃…このままじゃみんなが…」

 

明「キョウリュウネイビー!!全ての力を結集させろ!!」

 

清香「あっ…わかりました!!」

 

私はフルートバスターから列車を抜いて明さんに手渡すと自身の獣電池を取り出した、

 

明「トッキュウジャー!!全列車合体だ!!」

 

清香「キングさん!!ギガントキョウリュウジンです!!」

 

私はキョウリュウジンに乗り込んでいるキングさんに向かって叫びながら手持ちのガーディアンズの獣電池を起動させると最後にトバスピノ獣電池とアンキドン、ブンパッキーの獣電池を起動させた。

 

清香「ブレイブ・イン!!」

 

ダイゴ「こっちも行くぜ!!ブレイブ・イン!!」

 

キングさんの呼び出したブラギガスに私の投擲したガーディアンズ獣電池が装填されてキョウリュウジンと合体に入った。

 

清香「カミツキ合体!!」

 

ダイゴ「超カミツキ合体!!」

 

明「とりゃあっ!!」

 

清香「はっ!!」

 

明さんはトッキュウジャー側のロボへ私はスピノダイオー完成させて操縦室へと跳躍した。

 

 

「「トッキュウレインボーファイナルスラッシュ!!」」

 

 

「「超獣電ギガントフルブラスター!!」」

 

 

「スピノダイオー!!ブーメランフィニッシュ!!」

 

 

サラマズ「何ぃ!?」

 

ダイゴ「トッキュウジャー!!さっきのパワー交換行こうぜ!!」

 

ライト「わかった!!」

 

3体のロボの技が炸裂しサラマズは衝撃で体勢を崩してしまいその隙に私達は列車とガーディアンズ獣電池を交換して大技発動のために必殺技の待機に入った。

 

清香「私達もキングさん達に力を!!」

 

私はトッキュウジャーのロボの隣でキングさん達の背後に立ち、トパスピノ、アンキドン、ブンパッキー3体分の力を背後からギガントキョウリュウジンへと注ぎ込んだ。

 

 

ライト「ハイパーギガントイマジネーション!!」

 

 

「「発射!!」」

 

 

ダイゴはガブリボルバーの引き金を引いて技を発動させると交換した列車が一斉に飛び出して逃げ惑うサラマズへと撃ち込まれた。

 

ザラマス「デビウス様ー!!」

 

私達の合体技によりサラマズは耐えきれずに大爆発を起こしてしまい3台ロボが爆発を背にして私達は一斉に歓声の声を上げた。

 

ソウジ「清香さん!!そっちは大丈夫だった?」

 

清香「はい!!あ…私の体も…戻った!?」

 

ソウジさんの言葉に返事を返した直後に私の体が一瞬だけ光り私は体を確認すると子供の姿から大人の体型に戻っており、思わず自身の体を見て溜息を吐いた。

 

清香「一時はどうなることかと思いました…」

 

ダイゴ「一気に攻め込むぜ!!」

 

デビウス「近づくな…我が創造主デビウス。この星を破壊し新たな星を創造する!!

 

そこに何者かの声が響いて赤いエネルギー砲が放たれて私達は大ダメージを受けて体勢を崩してしまった。

 

「「うわああああっ!!」」

 

清香「きゃあああああっ!!」

 

ギガントキョウリュウジンの後ろに居た私にも衝撃が襲い掛かりスピノダイオー全体から火花が散った。

 

清香「このままじゃ…やられちゃう…」

 

スピノダイオー内部にいる私自身の体にも衝撃が走り紺色のスーツが激しい火花を散らして思わず崩れ落ちるが必死に立ち上がり懐の獣電池を取り出した。

 

清香「一か八かこれを試してみるしかない!!」

 

私は立ち上がるとトリンさんから託された獣電池を取り出して起動させるために構えた。

 

 

清香「ブレイブ・イン!!」

 

 

私は獣電池のスイッチを押すが獣電池は起動せずに私は慌てて何度もスイッチを必死に押した。

 

清香「くっ…反応…しない…」

 

明「キョウリュウネイビー避けろ!!」

 

清香「しまっ…」

 

明さんの声が響いて私が顔を上げると私に向かって赤いビームが放たれており私は赤い光に飲み込まれて直後に私にとてつもない衝撃が襲い掛かった。

 

明「ネイビー!!」

 

スピノダイオーは一瞬で合体が解除されて私はスピノダイオーから弾き出されてしまいスーツから激しく火花を散らせながら外へと投げ出されてしまった。

 

清香「きゃああああああああ…」

 

私はダメージにより変身が解除されてしまいそのまま谷底の川へと大きな水飛沫を上げながら落下してしまった。

 

 

天晴「どこにいるんだ妖怪!!」

 

風花「もうお兄ちゃん!!闇雲に探したってみつからないよ!!」

 

八雲「まったく…タカ兄は仕方が無いな」

 

凪「でも確か…反応があったのはこの山で間違いないんだね霞ちゃん?」

 

霞「えぇ…この辺りで間違いない筈です!!」

 

 

その頃クロックシャドーの呼び出したクライナーを倒したニンニンジャーと呼ばれる忍者戦隊は川の辺りで妖怪探しをしていたが突如目の前にクローズが現れて全員が足を止めた。

 

天晴「今度こそ出たな妖怪!!燃えてきたー!!」

 

風花「だーかーらーどう見たって妖怪じゃないじゃん!!」

 

八雲「全くだ…」

 

クローズが一斉に襲い掛かりニンニンジャーの面々は忍シュリケンを忍者一番刀に装着して「変」と描かれたボタンを押した。

 

 

(ザ・変化!)

 

 

「「手裏剣変化!!」」

 

 

(アカジャー)

 

(アオジャー)

 

(キージャー)

 

(シロジャー)

 

(モモジャー)

 

 

((ニンジャー!!))

 

5人はそれぞれのカラーのスーツを身に纏うと忍者一番刀を手に駆け出すとクローズ相手にそれぞれ別れて戦い始めた。

 

霞・風花「「ガマガマ銃!!」」

 

銃撃がクローズに命中するがまた別のクローズが何かに気づいて武器を手にどこかに駆け出して霞と風化はどこかへ駆け出すクローズへと視線を向けた。

 

風花「霞ちゃんあれ!!人が倒れてる!!」

 

風花の視線の先には川の側で倒れている雨宮清香の姿がありクローズは気を失た清香にとどめを刺そうと武器を手に近づいていた。

 

霞「いけない!!」

 

2人が後を追おうとするが別のクローズが立ち塞がり風花が目の前のクローズへとガマガマ銃の銃撃を撃ち込んだ。

 

風花「霞ちゃんお願い!!」

 

霞「頼みましたよ風ちゃん…タアッ!!」

 

霞は高く飛び上がると空中で一回転し先行するクローズを飛び越えて地面に倒れている人物の目の前に着地を決めるとクローズへと忍者一番刀で次々と斬撃を与えていった。

 

 

霞「手裏剣忍法…水の術!!)

 

(ジャブジャブジャー!!)

 

 

忍者一番刀から激流を放ちクローズを吹き飛ばすとクローズは遠くに吹き飛ばされて霞は地面で気を失っている清香の体を抱き起こした。

 

霞「大丈夫ですか?しっかり!!」

 

清香「ピンク…アミィ…さ…ん…?」

 

清香はうっすらに目を開けると桃色のスーツの戦士の姿が視界に入りぼそりと呟くがダメージにより意識を保っていられずに力尽きてしまい霞はその体を再び揺さぶり始めた。

 

霞「しっかり…しっかりしてください!!」

 

 

 

 

 

 

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