シンデレラダービー 〜にゅーじぇねれーしょん〜   作:電動ガン

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リリカル、マジカル、始まります。

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第10話 ニュージェネレーション、始動

更に1週間が過ぎた。やっとミツボシ、スマイル、私と集まることが出来た。学園のカフェテリアでパフェを食べながら駄弁る。ニュージェネレーション再開。

 

「しまむー・・・いっぱい食べるんだね・・・」

 

「しまむーじゃなくてスマイルですよ!未央ちゃん!」

 

「そっちも未央じゃなくてミッちゃんだよ。」

 

「はぁ・・・スマイルもミツボシも・・・」

 

ギガ盛りパフェを食べるスマイルと、プリンアラモードを食べるミツボシ。そしてコーヒーを啜る私。話題は、やっぱりアイドル活動の事になった。

 

「2人とも、ダンスレッスンとかしてた?」

 

「してました!ウイニングライブもあるので・・・」

 

「私もしてたかなー理由は同じく。」

 

「ふーん・・・」

 

「ブルりんは?」

 

「私も小さい頃からしてたかな。やっぱり楽しいし。」

 

「そっかー」

 

「ライブに役立ちますもんね。」

 

「でも・・・こうなってくると・・・やりたいよね。ライブ。」

 

「そうですなー」

 

「でも・・・プロデューサーさんもいませんし・・・」

 

流石にプロデューサーは転生してないだろう。そこまでしてたらご都合主義過ぎる。まるでアイドルやれと言われてる様なものだ。

 

「まぁ別にプロデューサーがいなくても出来るよライブは。」

 

「でも箱借りたりとか。」

 

「あー私のうちで箱借りられるよ。」

 

「いやいやそれは最終手段でしょ。メジロ家の箱とかどんな規模なの。」

 

「800人って言ってたかな?」

 

「無名のアイドルがやる規模じゃないよ。」

 

「ですねー」

 

うーんうーんと3人で唸る。セルフプロデュース。出来ないわけじゃ無いけど・・・プロデューサーのプロデュースを受けてた身からすると大変だ。

 

「なんか良い案無いかねぇ・・・」

 

「とりあえず河川敷で歌ってみる?また路上ライブから始めるのも良いんじゃない?」

 

「それだ!」

 

「いいですね!」

 

「でしょ?じゃあ暇な時ある?」

 

「ちょうど今日お休みです!」

 

「私も!」

 

「みんな今日休みなのか・・・じゃあ早速今日行こうか。」

 

「あ、でも衣装とかどうする?」

 

「制服でいいでしょ。」

 

「ねぇねぇねぇ。」

 

「?」

 

「え?」

 

「へ?」

 

振り向くと・・・なんか丸顔でツインテのウマ娘がニコニコしてる。誰?

 

「私!スマートファルコン!高等部だよ!ファル子って呼んでね〜⭐︎」

 

「は、はぁ・・・ナリタブルーライトです。」

 

「メジロミツボシです!」

 

「シンボリスマイルです〜」

 

「ねねねね!今さ!路上ライブの話してなかった?」

 

「してましたけど・・・」

 

「どうかしたんですか?」

 

「?」

 

「あのね!私路上ライブやるの!良かったら見にきて見にきて!」

 

「え。」

 

「ええ・・・」

 

「はーい!」

 

そう言ってチラシを渡された。なになに・・・スマートファルコンG1制覇感謝ライブ・・・駅前、15時・・・G1制覇感謝ライブ!?

 

「ファル子先輩G1勝ったの!?」

 

「うん!川崎記念に勝ったよー!」

 

「すごい・・・」

 

「すごいです!」

 

「だから感謝ライブなの!もう3回目だけど・・・」

 

ずこー。もう3回もやってるんかい。どんだけ感謝するんだよ。

 

「でも・・・G1勝ったなら箱借りてやったほうがいいんじゃないですか?」

 

「うーんほんとはそうなんだけど・・・」

 

「・・・?」

 

「私の始まりが路上ライブだから、やっぱり路上ライブでやるのが良いかなって。お金取るのもなんかアレだし。」

 

「ふーん・・・」

 

「そうなんですね!」

 

「へー。」

 

「うんうん!あとはウマッターとかでしか宣伝してないからあんまり集らないと思うし!」

 

「ええ・・・」

 

「目論見が甘過ぎる・・・」

 

「絶対人が集まりますよ。」

 

「そうかな〜〜〜?」

 

まぁ見に行くか。面白そうだし。先輩のライブを見るのも勉強になるだろう。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

15時、駅前。そこには簡易なライブステージが設置されていて人が・・・人が。100人くらい集まっている。ぎゅうぎゅうだ。

 

「うわぁ〜〜〜!みんなありがと〜〜〜!!」

 

そう言ってファル子先輩のライブが始まった。軽快な音楽が流れ出し・・・これウイニングライブの音源じゃない。オリジナル曲?

 

「〜〜〜♪」

 

「「「「ワァーーーーーー!!!」」」」

 

すごい・・・前世の基準で言うならAランクアイドル並だ。まぁそれはトゥインクルシリーズで何度もライブした経験からだろう。

 

「みんなーーーー!!!ありがとーーーー!!!」

 

「「「「ワァーーーーーー!!!」」」」

 

こうして、ライブは終わった。すごかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファル子先輩!」

 

「かっこよかったです!」

 

「すごいです!」

 

「わぁ!来てくれたの〜?ありがと〜〜〜!」

 

人が捌けたステージでファル子先輩に話しかける。そして・・・私達もライブしたくなった。

 

「機材ってどう集めれば・・・」

 

「集めても運ぶには・・・」

 

「ウマ娘の力なら問題無くない?』

 

「でも・・・量が・・・」

 

「え?みんなもライブしたいの?」

 

「はい。」

 

「でもどうすればいいかわからなくて・・・」

 

「そっか〜〜〜じゃあこのステージ使ってやってみる?その後いろいろ教えてあげる!」

 

「やったー!」

 

「やりました!」

 

「あ、でも音源とか無いね・・・」

 

「大丈夫です。何とかなります。」

 

「まぁ慣れた曲あるしね。」

 

「私まだ踊れるでしょうか・・・」

 

「大丈夫だよスマイル、あれ、何回やったと思ってるの?」

 

「うう・・・」

 

「大丈夫大丈夫!さ!やろう!」

 

制服で、だが。あの曲なら前世で何度もやった曲だ。アカペラでも歌えるし、目を瞑ってでもダンス出来る。行くぞ!

 

「みんな〜〜〜!私の後輩が〜〜〜!1曲やってくれるって!聞いてって〜〜〜!!」

 

ステージに立って・・・ちょっと狭い。でも何とかなりそう。もっと狭いステージでもやったことあるし。

 

「お願い・・・シンデレラ・・・!」

 

「・・・♪」

 

「〜♪」

 

お願い!シンデレラ。前世でライブの度に踊ったこの曲ならどこでも出来る。それに・・・この曲なら・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

人はそこそこ集まった。20人くらい。少しでも聞いてくれたなら良かったな。

 

「みんなすごぉぉーーーい!!!どこで習ったのーーー!!!」

 

「はぁ・・・ありがとうございますファル子先輩。」

 

「楽しかった!」

 

「久しぶりだけど覚えてて良かった〜〜〜!」

 

「みんな今度は私とライブしよ!きっと盛り上がるよ〜〜〜!」

 

「はい!」

 

「ファル子先輩と一緒にライブか〜〜〜」

 

「楽しそう!」

 

「これならウイニングライブもバッチリだね!」

 

「ウイニング・・・」

 

「ライブ・・・」

 

「・・・。」

 

ウイニングライブか・・・ウイニングライブするにはまずレースで勝たないと・・・だよね。

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

スマイルとミツボシと見つめ合う・・・まだ・・・確証はないけど・・・私はこの2人と覇を争う事になる・・・はずだ。ピリっとした雰囲気になる。だがそれを打ち破ったのはファル子先輩だった。

 

「はいはーい!そこまで!」

 

「はっ・・・」

 

「・・・!」

 

「・・・ふぅ・・・」

 

「バチバチやり合うのはレースの前に!今は仲良く!だよ!」

 

「・・・はい。」

 

「そうだね。」

 

「はい!」

 

「じゃ。帰ろ!」

 

こうしてトレセンに帰った・・・んだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・この、たわけども。」

 

「・・・ひぃん。」

 

「・・・。」

 

「あはは・・・」

 

「・・・ふぇぇ・・・」

 

勝手に路上ライブをしたとして、生徒会に怒られるのであった。あの路上ライブ・・・無許可だったのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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