シンデレラダービー 〜にゅーじぇねれーしょん〜   作:電動ガン

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大事

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第28話 メモリー

11月になった。もうすぐ今年も終わり。早いなぁ・・・今年は本格化したりと話題に欠かない1年だった。

 

「よいしょっと・・・」

 

今日のトレーニングは砂袋運び。足腰を鍛えるトレーニングだそうな。もう300回以上運んだ。

 

「うーん・・・よし!」

 

500回以上運んだら終わりだと言われてる。もう少し。

 

「よいしょ・・・」

 

なかなかキツイ。頑張ろう。

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

・

 

500回終わり!トレーニング終了だ。

 

「ふうぅーーー・・・」

 

「お、終わったかブルー。」

 

「ゴルシ。どうしたの?」

 

「今日走り込みしてねーだろ?ちょっち付き合えよ。」

 

「わかった。」

 

2、3回くらいは走っても大丈夫だろう。行くか。

 

「今日は・・・そうだな・・・ブルーが大噴火すると思って走ってくれよ。あたし先出るから。」

 

「わかった。」

 

こうしてゴルシとまずは軽く併走。もう体は温まってる。

 

「よし。やるぞ。」

 

「うん。」

 

位置について・・・よーい、ドン!

 

「うっしっし・・・行くぞブルー!!」

 

ドカンとゴルシが加速する。これは・・・!!

 

「・・・ッ。」

 

「ほらほらどうしたどうした!」

 

「くっ・・・」

 

ゴルシは速い。本気じゃないんだろうけど。それでもかなり速い。手加減されるのは仕方ないけど・・・

 

「ゴール!」

 

「はぁ・・・ふぅ。」

 

「どうだ?」

 

「うーん大噴火とは程遠いかも・・・」

 

「そうだなー・・・ブルーがもっと追い込みの楽しさを理解できればいいんだげんちょも・・・」

 

「うん・・・」

 

「っま、いつかわかる時が来る。そん時はあたしとガチ勝負だ!」

 

「いいよ。」

 

「さぁて・・・どこまで成長するかな?」

 

なんやかんや。ゴルシとは結構な本数走った。報告しなきゃならないので沖野トレーナーに報告したらゴルシには乗らないようにと苦言を呈された。たまにはいいじゃん。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

・

 

 

 

翌日、昼。

 

「ふっふっふーブルりん!」

 

「なに?」

 

食堂でご飯を食べて、カフェテリアに移りいつもの三人でお茶してるとミツボシが立ち上がって何か言い始めた。ろくでもないことじゃ無いといいけど・・・

 

「未央ちゃんは!ここにポジティブパッション再結成を宣言します!!!」

 

「わー!」

 

「へー。」

 

「あーブルりんなんかノリ悪いぞー」

 

「いや,別に。」

 

「私も美穂ちゃんと会えたんです!でも響子ちゃんがいなくて・・・学年が違うのかな・・・」

 

「ブルりんも加蓮ちゃんとカミヤンがいるんだからトライアドプリムス再結成しなよ。」

 

「アイドルじゃないのに?」

 

「うーん・・・別にいいじゃん!」

 

「まぁ必要になったらするよ。」

 

「うーんノリ悪いなー」

 

再結成してどうするのさ。活動あんま出来ないのに。

 

「こういうのは気持ちの問題なのだよブルりん。」

 

「はぁ・・・」

 

「私もピンクチェックスクール再結成したいです!」

 

「というわけでブルりん。」

 

「なに?」

 

「私ファル子先輩とライブするから。この世界でのポジティブパッションデビューライブ!!!」

 

「ぶっ」

 

「うわブルりんきちゃない。」

 

行動力の化身!!!これだからパッションは・・・

 

「わー!見に行きますミッちゃん!」

 

「ありがとうスマちん!ブルりんは〜〜〜???」

 

「はぁ・・・わかった。見にいくよ。」

 

「えへへ・・・!!ありがと!!」

 

ファル子先輩も寛大だなぁ。

 

「あっ!ミッちゃん!」

 

「ファル子先輩!」

 

「こんにちはファル子先輩!」

 

「こんにちは。」

 

「やっほーみんな!ミッちゃんウマドルユニット参戦ありがとう!これからどんどん盛り上げていこーね!」

 

「うん!!!2人も見にきてくれるって!!」

 

「そっかー!2人はユニットデビューはしないの?」

 

「私はメンバーが集まらなくて・・・」

 

「私はそんなに・・・」

 

「そっかー・・・気が向いたら言って!お手伝いするから!!」

 

「ありがとうございます!」

 

「まぁ・・・はい。」

 

「うんうん・・・あ!限定ケーキ売り切れちゃう!もう行くね!」

 

「はーい!」

 

「はい!」

 

「じゃあまた。」

 

「またねー!」

 

嵐の様に過ぎていったファル子先輩。アイドル活動については本気物だな・・・

 

「コーヒーおかわりしてこよ。」

 

「私も紅茶おかわりします!」

 

「私もオレンジジュースおかわりしよー」

 

カウンターでおかわりを頼み、再び席で駄弁る。やっぱりもっぱらアイドルの話。

 

「そういえばミツボシ、曲はどうするの?」

 

「ダイタクヘリオス先輩がいるじゃん?ヘリオス先輩MIX出来るんだって!頼んだらあっという間に作ってくれたよー」

 

「先輩に迷惑かけて・・・」

 

「楽しかったからまたやりたいって言ってくれたもん!」

 

「何作ってもらったんですか?」

 

「orange Sapphireだよ。」

 

「いーなー。」

 

「ふーん・・・」

 

「スパイスパラダイスと迷ったんだけどさーパッションの最初の曲ってなったらこれだなって思って!」

 

「私もアタシポンコツアンドロイドを頼んでみようかな・・・」

 

「行こう行こう!」

 

「いやそんな何度も頼みに行ったら・・・」

 

「ヘリオス先輩最近MIX技術披露する事なくて暇してるからもっと頼んで欲しいって言ってたよ。」

 

「いや・・・レースもあるだろうし・・・」

 

「まぁ・・・そうなんだけど・・・」

 

「うーん・・・」

 

「スマちん行くなら歌詞書き出さないと。」

 

「あ、そっか。」

 

「本当に行くの・・・?」

 

「行く行く!!」

 

「スマイルはルーズリーフに歌詞を書き出しはじめちゃった。こうなったら止まらないな。ヘリオス先輩に差し入れ持ってこう。

 

「にょわ?」

 

「んー」

 

「およ?きらりん!杏ちゃん!」

 

「にょわー!卯月ちゃん!未央ちゃん!凛ちゃん!」

 

「んあー・・・ども・・・」

 

何気に私はきらりに会うの初めてな気がする。

 

「きらりはこっちでは初めましてかな。」

 

「そうだねー⭐︎凛ちゃん!おひさしゃー⭐︎」

 

「うん久しぶり。」

 

「あんず・・・ケーキ食べたい・・・」

 

「あんずちゃーーーーん!!!もうすぐだにぃ!」

 

「うぐぅ・・・」

 

「みんなは何してたんだにぃ?」

 

「曲作ってもらおうと思って歌詞書いてるんだー」

 

「にょわ?曲?」

 

「ふーん・・・」

 

「うん!ポジティブパッション再結成したからね!」

 

「にょわーーーーーー!?」

 

「そうなんだ。」

 

「あんずちゃん!きらり達もあんきら再結成しよ!」

 

「えーーー・・・だるい・・・めんどい・・・」

 

「にょわーーーー!いいなーーー未央ちゃん!!!」

 

「えへへ。ライブするから来てね!はいチラシ。」

 

「にょわ・・・路上ライブ!」

 

「へー・・・精力的だねぇ・・・」

 

「にょわ・・・あんずちゃん。こっちでも不労所得は作った方がいいんじゃないかにぃ?」

 

「いや・・・そうだけどさ・・・またアイドルやるの?レースだけでも大変なのに。」

 

「にぃ・・・」

 

「それにCDつくったとしてもどうやって売るのさ。メーカーに持ち込むの?」

 

「にぃ・・・・・・・」

 

「・・・。」

 

「にぃ・・・」

 

「はぁ・・・わかったよ。」

 

「にょわ!」

 

「あんずが曲作るから。きらりは歌詞書いといてよね。」

 

「にょわーーーーーー!あんずちゃぁぁぁん!!!」

 

「ぐわ・・・ちょ・・・ギブ・・・ぐえ・・・」

 

「あんきらも再結成か!!ファル子先輩に行ってライブしよう!!」

 

「するするぅ!でもファル子先輩って誰だにぃ?」

 

「ウマドルの先駆者だよ!」

 

あんきらも再結成か・・・この世界でもアイドルが一世風靡しそうだ・・・

 

「そういえばきらりの名前ってなんていうの?」

 

「きらりはねーサムソンキラリン!だにぃ!」

 

「そっか。」

 

「あー!みんな何してるのー?」

 

「不思議な集まりだな。」

 

「加蓮、奈緒。」

 

「カミヤン!ポジティブパッション再結成だよ!」

 

「なに!?」

 

「こっちでもアイドルやるの?」

 

「もちろん!」

 

「よくやるなぁ。」

 

「ふーん、ねぇ奈緒、凛。」

 

「なんだよ。」

 

「まさか・・・」

 

「こっちでもトライアドプリムス再結成しよ!」

 

「はぁー?」

 

「言うと思った・・・」

 

「えーいーじゃん!ライブまたやってみたくない?」

 

「いや・・・考えなかったわけじゃないが・・・」

 

「・・・。」

 

「決まり!トライアドプリムス再結成ーーー!!!」

 

「やったーーー!!!」

 

「わーーー!」

 

「にょわぁぁああ!!」

 

「ええ・・・みんなも・・・?」

 

「私も早く響子ちゃん見つけないと!」

 

こうして元同僚達がユニットを再結成し始めた。噂は周りに周り、あちこちで同僚たちが再結成し、ファル子先輩に押しかけた。ファル子先輩はウマドルがこんなに!と歓喜し、路上ライブでは収まらず、急遽箱を取ってくれた。だがお願いシンデレラくらいしか曲は無いのでライブはお流れになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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