シンデレラダービー 〜にゅーじぇねれーしょん〜   作:電動ガン

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ジークアクス見に行ってきました()

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第36話 有マ記念

12月の中旬だか下旬だか。そんな感じの日。有マ記念の日が近い。流石に私も有マ記念は見てた。わかる。わからないのが・・・

 

「うーん・・・」

 

「・・・。」

 

発表された出走表だ。すごい事になっている。

 

カイトウサギサワ

シュガーハアト

ジェネラルザイゼン

キョウエイアイリ

カツラギファング

バトルメープル

ビューティミナミ

ドリーマーナース

アンズポップ

サムソンキラリン

ニシノアイバフラワ

フジヤマカコ

メジャーユッキ

グラハムキャシー

イヴサンタクロース

ケイトバッテン

 

なんだこれは。シンデレラガールズ総選挙か?同僚で埋まってる。こんな事になるとは。

 

「・・・。」

 

「すげぇ面子だ・・・誰が勝つかわからないが・・・短距離バであるジェネラルザイゼンが厳しいか・・・?」

 

「・・・。」

 

「ハアトとメープルは把握してるから良いとして・・・誰を警戒するべきだ・・・むぅ・・・」

 

「・・・。」

 

「ここはダービーバであるビューティミナミを狙い撃ち・・・いやドリーマーナースの爆発力も侮れん・・・いつも不発だが・・・有マだし・・・」

 

「・・・。」

 

「クリスマスだからイヴサンタクロースが勝つか・・・?」

 

「・・・。」

 

「わからん・・・読めん・・・」

 

トレーナーがうんうん唸ってるが私も唸ってる。どんなレースになるんだこれ。みんなの脚質とか聞いてないからさっぱりわからない。

 

「・・・。」

 

「うーん・・・ん?どうしたブルー。」

 

「え?」

 

「出走表眺めて固まってるから。」

 

「いや・・・えと・・・知り合いで埋まってるから・・・」

 

「そうなのか?ブルー意外と交友関係広いよな。」

 

「意外とは余計。」

 

「はははすまんな。」

 

有マ記念、裏、シンデレラガールズ総選挙、開幕。私としては愛梨に勝って欲しいかな。初代シンデレラガールだし。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

有マ記念の出走表が発表されたが私のやる事は変わらない。トレーニング。終わって寮に帰ろうとした時。

 

「りーん!」

 

「ん?」

 

呼ばれたので振り返ると美嘉と李衣菜。どうしたんだろ。

 

「やっと見つけた。」

 

「はひぃ。」

 

「どうしたの?」

 

「明日の有マ記念、一緒に見ない?」

 

「寮のテレビ占拠しよう!」

 

「いや、みんなも見るでしょ。」

 

「そっか?」

 

「そっかー。」

 

「うん。多分私はスマイルとミツボシ・・・卯月と未央と見ると思うけど、それなら良いよ。」

 

「じゃ!そうしよ!」

 

「おっけー★」

 

「うん。」

 

「凛今帰るとこ?」

 

「一緒に帰ろうよ!」

 

「いいよ。」

 

3人で一緒に帰る。そういえば前世で競馬ってギャンブルだから触れて来なかった。今世でこんな形で関わって・・・なかなか面白い。有マ記念はりあむの倍率が200倍とかになって大穴狙いのおじさんで溢れかえるだろうな。

 

「そういや美嘉は有マ記念出ないの?」

 

「いやいや、アタシまだジュニアだから。」

 

「あっそっか。もうクラシッククラスだと思ってた。」

 

「カリスマギャルだもんねー」

 

「そうそう今も読モしてるしー」

 

「そうなの?」

 

「うんシチー先輩と一緒の事務所の読モ。」

 

「?」

 

シチー先輩?知らない名前が出てきた。

 

「あれ?シチー先輩知らない?ゴールドシチー先輩。」

 

「知らないなぁ。」

 

「私も。」

 

「えー!!!シチー先輩知らないなんて事あるの?!超人気モデルだよ!!!」

 

「そうなんだ。」

 

「へー。」

 

「アンタ達もっと世間の事知っときなさいよ。」

 

「だって美嘉の知り合いだとギャルでしょ?ギャルモデルは流石に私と趣味合わないよ。」

 

「私もー」

 

「そんな事無いってば!ギャル系だけじゃないの!他の服もやってるんだから!」

 

「ふーん」

 

「へー」

 

「アンタ達・・・アイドルなんだから前世みたいにもっとアンテナ張り巡らしなさいよ。」

 

「私達ってアイドルなの?」

 

「ウマ娘がアイドルっぽいのはうなづくけど。」

 

「はぁ〜〜〜・・・アンタ達・・・」

 

一応トライアドプリムス再結成したから。本格的にアイドル活動したら考えるからさ。

 

「もー・・・後で困るんだから。」

 

「その時は美嘉が助けてくれるし。」

 

「ねー」

 

「お前ら・・・助けてやらないんだから・・・!」

 

「コーヒーあげるから許して。」

 

「仕方ないな・・・って空き缶じゃない!りーんー!!!」

 

「あははははは!!!」

 

「逃げろー!」

 

こんな楽しい日、いつまでも続けば良い。でもレースは本気だよ。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

 

有マ記念、当日。

 

『逃げる逃げるドリーマーナース!!!このまま独走を許すのか!!!シュガーハアトそれを許さんとばかりに加速!!!サムソンキラリンまだ来ないのか!!!アンズポップ中団から上がってくる!!!残り600メートル!!!!最後尾にポツンとジェネラルザイゼン!!!』

 

寮のテレビでみんなで観戦。すごい。みんなすごい。

 

『おーーーっとドリーマーナース失速!!!ここまでか!!!』

 

『ドリーマーナースは2500は厳しかったようですねぇ。」

 

『先頭からシュガーハアト!バトルメープル!!2バ身離れてビューティミナミ!!その隣にケイトバッテン!イヴサンタクロース!!その後ろにカツラギファング!!ニシノアイバフラワ!!!1バ身離れてアンズポップとサムソンキラリン!その後ろにカイトウサギサワ!!フジヤマカコ!!!メジャーユッキ!!グラハムキャシー!!!キョウエイアイリ!!!最後尾にジェネラルザイゼン!!!残り400メートルゥ!!!』

 

良いな・・・良いな。良いな!!!私も・・・早く、早くレースしたい!!!みんなと走りたい!!!

 

『来た!来た!来た!キョウエイアイリすっ飛んでくる!!!驚異的な末脚だ!!!もう2番手!!!シュガーハアト捉えられるか!!!』

 

『キョウエイアイリは長距離は無理だと思われてましたが・・・随分と走れているじゃありませんか。』

 

『キョウエイアイリ!!!キョウエイアイリ!!!キョウエイアイリ!!!シュガーハアトをかわし・・・かわし!!!交わしたァ!!!キョウエイアイリ先頭!!!キョウエイアイリ先頭!!!』

 

『出ましたね、領域です。』

 

『まだ加速する!!!まだまだ加速する!!!キョウエイアイリ!!!1バ身、2バ身と開けて・・・ゴーーーーーーールイン!!!!カイトウサギサワに熨斗つけて!!!勝利を奪い返したーーーーー!!!!!』

 

『キョウエイアイリ、見事でした。他の子達も年末の有マ記念に相応しい見事な走りでした。これにて冬のグランプリは終了です。』

 

『キョウエイアイリ!!ウイニングランで笑顔を返しています!!!この後1時間後にウイニングライブです!!それでは皆さん良いお年を!!!』

 

勝った・・・愛梨が勝ったのか・・・すごい・・・凄すぎる。熱戦だった。

 

「あー愛梨ちゃんが勝ったかー」

 

「惜しかったですねハートさん・・・」

 

「愛梨ちゃんつよー・・・」

 

「ねぇ・・・美嘉。」

 

「なに?凛。」

 

「領域って・・・何?」

 

「え?」

 

領域ってなんだ?解説の人が言ってたけどそれから愛梨が異常な加速を見せた気がする。

 

「あー・・・アタシもよくわかんないなぁ・・・」

 

「そっか。」

 

明日、トレーナーに聞いてみよ。そして良いお年をと言っていたが・・・まぁホープフルステークスがある。これに美嘉とまゆが出走する。年末のG1は、まだ終わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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