シンデレラダービー 〜にゅーじぇねれーしょん〜   作:電動ガン

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初売りって楽しいよね

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第38話 初売り

新年だ。ナリタ家の新年会は三ヶ日全部かけて行われるらしい。かなり食べた。太ってないよね・・・?

 

「むぅ・・・」

 

家に帰ってきたので体重計に乗った・・・増減無し。

 

「むふん。」

 

よし。これなら大丈夫だ。初売り行こう。

 

「・・・お年玉・・・これだけあるなら大丈夫だよね。」

 

ウマホ新しいのにしたいし、長距離シューズはもらったが中距離シューズが無い。買っとかなきゃ。

 

「行こ。」

 

いざ・・・渋谷へ。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

・

 

渋谷着いた。新年気分で実に良い。あっちこっちで初売りをやっている。

 

「まずはウマホ・・・」

 

最新機種にしたい。林檎の会社の新しいウマホ。良いなと思ってたんだ。

 

「一括で買えるお金あるし・・・」

 

むふん。良い気分だ。わくわくする。

 

「まずはウマホショップだ。」

 

 

 

 

 

⏰

 

 

 

 

 

ウマホ買えた。一括購入だ。むふん。

 

「よし。次は・・・」

 

シューズ。シューズ買っても余裕があったら服も見ちゃおうかな。

 

「ふふ・・・」

 

懐に余裕があると楽しい。名家バンザイ。

 

「いらっしゃいませー」

 

「すみません中距離用のシューズみたいんですけど・・・」

 

「はい!こちらです!」

 

スポーツショップで案内されたのは色とりどりのシューズ。やっぱ青・・・蒼が良いよね。

 

「すみません。これ試し履きさせてください。」

 

「はーい!」

 

店員さんに頼んで試し履きする・・・なんかしっくり来ないな。色は良いのに。

 

「むーん・・・」

 

「如何でしょう?」

 

「もう少し爪先が締め付けるものありますか?」

 

「はーい!こちらです!」

 

そう言って出されたのはピンクのシューズ。履いてみると・・・良い感じだ。だが色が・・・

 

「む・・・これの色で青ありますか?」

 

「すみませんこれだけで・・・」

 

「そうですか・・・」

 

どうする?色は気に入らないがこれにするか?値段は・・・ウマ娘用のシューズとしては平均額。むむむ・・・

 

「ルームランナーで試験走行も出来ますよ!」

 

「あ、はい。」

 

ルームランナーで走った。実際に芝を走る感覚とは違うが・・・まぁ蹄鉄を付ける本格的な物じゃないし、これでいいか。

 

「すみませんこれで。」

 

「はーい!レジへどうぞ!」

 

購入!ふふ・・・色が気に入らないのが残念だが良い買い物だ。

 

「お金は・・・まだ余裕ある。」

 

服も見にいくか。そうしよう。スポーツショップを出て、デパートへ。

 

「ふむ・・・」

 

ウインドウショッピング。なかなか良いのがあるが・・・人間用。尻尾穴が空いてない。

 

「むむむ・・・」

 

「あ〜〜〜〜〜!!!!」

 

「?」

 

なんか悲痛な叫びが聞こえた。

 

「ぐすん・・・」

 

「申し訳ありません・・・こちら穴を開けるのも難しく・・・」

 

「うう・・・はい・・・」

 

芦毛・・・というか銀毛・・・というか・・・そんな髪のウマ娘がゴスロリ服着て店員に謝られている。

 

「うう・・・ぐす・・・あっ。」

 

「あっ。」

 

目が合っちゃった。そして気付いたのは・・・

 

「蘭子?」

 

「凛ちゃん!」

 

タタタタっと蘭子がこっちにやって来た。

 

「久しぶりだな!蒼穹の導き手よ!」

 

「うん。蘭子も久しぶり。」

 

「我の新たなる装飾品を探していたのだが・・・華美なる装飾で着飾られたものは優駿の身に余るものばかりで・・・」

 

「???」

 

「あっ・・・ウマ娘用が・・・無くて・・・」

 

「そっか・・・ああ言うのって人間用なんだね。」

 

「うむ・・・人の身ばかりが優遇され、優駿が唾棄されているとはなんたることか!」

 

「うーん・・・走りづらいからじゃない?」

 

「はう!」

 

蘭子はよよよと崩れ落ちた。人が見てるから辞めて。

 

「走りばかりで考えるなど・・・浅はかなことが・・・」

 

「いや蘭子もウマ娘だから。走ることで考えないと。」

 

「で、でもぉ・・・勝負服とか・・・」

 

「ああ・・・」

 

勝負服。どう考えても走りづらそうな服でレース走ってるの考えると・・・まぁわかる。

 

「ぐすん・・・トレセン・・・受かってると良いなぁ・・・」

 

「蘭子もトレセン受けたの?」

 

「うむ!錬金術師達の・・・じゃない。シヴァの如き白熱の勝負!そこに闘志を燃やさぬなどありえぬ!」

 

「熊本弁が剥がれやすくなってるよ。」

 

「なってないもん・・・」

 

「あはは・・・」

 

ぷんぷん怒る蘭子。熊本弁はティーンの時の僅かな時しか使ってなかったしね。大人になってもうっかり出てたけど。

 

「ふん!蒼穹の導き手よ!トレセンに我が舞い降りし時!其処は最終戦争の様相と化すだろう!」

 

「へぇ・・・そうかな?」

 

「ぴぃ!」

 

ちょっと睨んであげたら蘭子はちっちゃくなった。気迫、出たかな?

 

「それに、トレセンには同僚がいっぱいいるよ。果たして勝負になるかな?蘭子は。」

 

「えっ・・・じゃあ飛鳥ちゃんも・・・?」

 

飛鳥はまだ会った事無い。まだいない・・・筈。

 

「飛鳥はまだ会った事無いかな・・・」

 

「そっか・・・」

 

「まぁでも同僚はトレセンに集まりやすいみたいだし。大丈夫だよ。」

 

「ほっ・・・でも何故?」

 

「えっ・・・なんでだろ?」

 

なんで集まるのかはわからない。でもほとんど集まってるし。

 

「そうだ。蘭子名前は?トレセンに合格したら会おうよ。LANE交換しよ」

 

「うん!はい!我が名はタニノランランである!蒼穹の導き手よ!今からでも・・・」

 

「ランラン、ここに居たか。」

 

「え?」

 

「あ、姉上・・・」

 

「クックック・・・貴様、噂の蒼穹だな?」

 

「えっ。」

 

なんか眼帯して蘭子を濃く煮詰めた雰囲気のウマ娘が出てきた。

 

「ふはははは!!!蒼穹よ!貴様が偶像(アイドル)としてトレセンに輝きを齎そうとする同胞(ウマ娘)だな!?このタニノギムレットが宴会(ライブ)の作法という物を教えてやろう!!!」

 

「は、はぁ・・・」

 

「あわわわわ・・・」

 

「クックック・・・それは・・・」

 

「それは?」

 

「白鳥(オディリア)達との共鳴(リンクメイト)を強固にし、機会仕掛け(デウスエクス・マキナ)にその身を委ね過ぎないことだ・・・!」

 

「は、はぁ・・・」

 

「ふははは!行くぞランラン!蒼穹よ!トレセンで会おう!」

 

「はぁ・・・」

 

「あ、姉上・・・欲しい服が見つからなくて・・・」

 

「む、そうか・・・西の店(オクシデンス)に向かおう。」

 

「うん。」

 

なんか・・・濃い〜姉妹だな・・・びっくりした。タニノギムレット・・・多分先輩だよね?また会うの?まじ?

 

「・・・行こ。」

 

なんか・・・すごいな。やっぱ。トレセンは。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

・

 

結構お金使ったな。クレープ食べて帰ってきた。

 

「よし・・・」

 

服も買えた。ウマ娘用の店を探すのはちょっと大変だったけど。明日にはトレセン戻し、キャリーバッグに詰め込むだけ詰め込もう。

 

「むぬぬ・・・入んない・・・」

 

ウマ娘パワーでぎゅーっと押し込みチャックを閉めた。よし。これでおっけー。

 

「ご飯よー。」

 

「はーい。」

 

ご飯か。今日のご飯なんだろな。本家のご飯で舌が肥えたから大丈夫かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⏰

 

 

 

 

 

 

 

 

ご飯食べてお風呂入って。ベッドでゴロゴロしながらウマホ見てたらスマイルから着信が。長電話だこれ。

 

「もしもし?」

 

『もしもしブルーちゃん?』

 

「うん。」

 

『今日は何してたの?』

 

「買い物行ってたかな。」

 

『そっか〜!』

 

「スマイルは?」

 

『私はみんなでお餅突いたよ!』

 

「ふーんいいじゃん。」

 

『ミッちゃんも来てくれてねー』

 

「えっそうなの?」

 

『うん!来年はブルーちゃんも来てね!』

 

「来年か。わかった。」

 

『あとねー』

 

長くなりそ。まぁでも今日くらいはいっか。

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

・

 

「スマイル、もう寝ないと。明日私トレセン帰るから。」

 

『わ!もうそんな時間!?私も明日帰るよ!』

 

「そっかじゃあ尚更寝ないと。」

 

『うん!じゃあおやすみ〜!』

 

「おやすみスマイル。」

 

電話を切った。時間は・・・深夜1時。まずい・・・

 

「卯月の長電話は困ったな・・・」

 

まぁ今に始まった事ではないし。それはいい。

 

「あ・・・トレーナーから着信来てる。」

 

ごめんトレーナー。LANE打っとこ。

 

「ふわぁ・・・」

 

さてもう寝よう。今年は、どんな1年になるかな。同僚、いっぱい入学してくるのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




熊本弁とギムレット語録難しすぎる
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