シンデレラダービー 〜にゅーじぇねれーしょん〜   作:電動ガン

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GBNSが揃った・・・教授!これはいったい!?

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第47話 春の出会い

会長と散歩に行ったら見た事ある顔の不審者が居た。まぁ通報は許してあげようかな。

 

「ひ、裕美ちゃん・・・見えたぁ・・・?」

 

「ほたるちゃんもう少し右・・・」

 

「ふむっむむむ・・・!私・・・!ウマ娘でも非力だからぁ・・・!」

 

「大丈夫・・・!頑張って・・・!」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

何してるんだろうこの2人。覗き?

 

「ふみゅみゅみゅ・・・あっ。」

 

「うわぁ!!!」

 

ドンガラガッシャンと2人が崩れ落ちた。大丈夫?

 

「ふぅ・・・次ほたるちゃん上ね。」

 

「は、はい・・・」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「よいしょ・・・あっ。」

 

「えっ。」

 

「やぁ。」

 

「やぁ。」

 

裕美がほたるを肩車したら目があった。2人はサーっと顔が青ざめて行き、裕美がほたるを肩車したまま猛然と走り出した。

 

「見つかっちゃった!!!」

 

「ひぃぃ速い!速いよ裕美ちゃぁん!!」

 

「待てー!!!」

 

「待つんだー!!!」

 

「追ってきた!!!」

 

「ちょっと待って裕美ちゃん!あれ凛さんだよ!!」

 

「捕まったら大変だよ!このまま逃げる!!!」

 

「ひぃぃぃ。」

 

だが所詮はトレーニングを熟してないウマ娘だし、肩車をしているのでアッサリと2人は会長に捕縛された。あーあ。

 

「ひぅ・・・」

 

「ふえぇ・・・」

 

「全く、覗きはいかんぞ。2人とも。」

 

「はふ・・・」

 

「ひぃぃ・・・」

 

「何してんのさ2人とも。」

 

「凛さん・・・あの・・・裕美ちゃんが・・・」

 

「ちょっとほたるちゃん!」

 

「だって裕美ちゃんが偵察に行こうって言ったんじゃない。」

 

「むぅ・・・!」

 

「ナリタブルーライト、知り合いか?」

 

「まぁ・・・」

 

裕美がファンシーメグメル。ほたるがアグネスシラギクという名前らしい。

 

「それで君達、なんで偵察を?」

 

「いえ・・・私達・・・トレセン受けたんですけど・・・」

 

「あの・・・学園開放日に行けなくて・・・」

 

「なるほど・・・それで様子を見たかったと。」

 

「はい・・・」

 

「すみません。」

 

「ちゃんとしなきゃダメじゃない2人とも。」

 

「ごめんなさい・・・」

 

「そうだ。ナリタブルーライト。」

 

「なんです?」

 

「2人を学園に案内してあげよう。」

 

「え?いいんですか?」

 

「大丈夫。私にはそれぐらいの権限はある。」

 

すごいな生徒会。そんな権限あるのか。

 

「メグメル、シラギク。着いてきなさい。」

 

「わぁ・・・!」

 

「やったねほたるちゃん。」

 

散歩が無くなっちゃったけど・・・まぁいいか。2人を案内する方が楽しいだろう。

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

 

「わぁ・・・すごい。」

 

「ここがトレセン・・・!」

 

「ここがトレセン自慢のコースのひとつだ。全部で12、コースがあるぞ。」

 

2人は職員玄関で入館証をもらい。会長は早速コースに案内した。

 

「早く走りたいねほたるちゃん。」

 

「うん!」

 

「次は体育館に案内しよう。体育館もすごいぞ。サッカーコート二面分あるんだ。」

 

「サッカーコート二面分!?」

 

「大きすぎるよぉ。」

 

「ふふ・・・まぁ天下のトレセンだからな。広くないと示しがつかん。」

 

「ふぇぇ。」

 

「規格外・・・」

 

体育館着いた。中は少数がバスケをしたりバレーボールをしてるだけ。流石にこの面積全部使って何かする事は少ない。

 

「すごい・・・学校の校庭より広い・・・」

 

「うん・・・」

 

「ふふ。隣には48レーンあるプールもあるぞ。」

 

「プールも大きい・・・」

 

「はへぇ・・・」

 

「他に施設は武道場にジム、弓道場や茶室なんかもある。泊まり込む施設もあるぞ。」

 

「なんでもあるんですね。」

 

「無いものは無いけどな。」

 

その時、私は急に後ろから抱きつかれた。え!?誰!?急になに!?

 

「ふふふ。ばぁ。」

 

「楓さん!?」

 

「え?楓さん?」

 

「うわ・・・ウマ娘だけど、楓さんだ。」

 

「あら裕美ちゃんにほたるちゃん。うふふ。久しぶりね。」

 

楓さん、なんか酒くさい。まだ未成年なのになんで?!と思ったら右手に甘酒のデカい瓶を持ってる。左手にはスルメ。

 

「バトルメープル・・・また甘酒か。」

 

「うふふ会長さん。快調に飲んでますよ。」

 

「ふふふ・・・快調にか。だがアルコールは入ってないにせよ。君の将来が不安だな。」

 

「んふふ・・・大丈夫。酔ってないですから。」

 

「酔ってたら君をトレセンから追い出さなきゃいけなくなるな。」

 

「酔っていたら予定は大変・・・ふふ。」

 

「ふふふ。」

 

そして裕美にちょいちょいと袖を引っ張られた。どうしたの?

 

「ねぇ凛ちゃん。」

 

「なに?」

 

「どうして楓さんが・・・?」

 

「楓さんどころか同僚たくさんいるよ。」

 

「ええ!?そうなの!?」

 

「うん。ちひろさんに専務もいる。」

 

「うわぁ・・・」

 

「同窓会ですね。」

 

「じゃあ・・・泰葉ちゃんに千鶴ちゃんもいる?」

 

「うん。いるよ。」

 

泰葉と千鶴がいるって言ったら2人はぱぁっと顔を輝かせた。GBNSで仲良しだったもんね。

 

「ふふ。そうなんだ。」

 

「同僚がいっぱいいるなら安心・・・かな?」

 

「いや、まぁ・・・346プロみたいに騒がしいよ。」

 

「まぁそれは慣れっこだよ。」

 

「うん。」

 

「そっか。」

 

「んふふふ会長さん、もういっきますね。」

 

「はぁ?」

 

そんなこんなしてたら楓さんは甘酒をラッパ飲みしてる。この短い間で何があったの。

 

「けぷ。ばいばいみんな。」

 

「あ、はぁ・・・」

 

「また今度楓さん。」

 

「あはは・・・」

 

「バトルメープルは困ったものだ・・・前世は酒の妖精か何かか?」

 

あながち間違いでは無い。

 

「さて、次は食堂を案内しよう。」

 

「食堂・・・そこも広そう。」

 

「トレセンのウマ娘全員入る・・・?」

 

「入るぞ。まぁ見てのお楽しみだ。」

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

「おお・・・すっごく広い。」

 

「わぁ・・・」

 

「トレセンの食堂は和洋折衷。たくさんの料理がある。その全てが管理栄養士によって管理され、日々生徒のお腹を喜ばせているんだ。」

 

「良い匂いする〜」

 

「お腹空きそう・・・」

 

「ははは。残念だが利用出来るのは生徒だけなんだ。次に行くカフェテリアなら外部の者でも利用出来るからそこでお茶にしよう。」

 

「わぁ!」

 

「すごい・・・」

 

「では行こうか。」

 

カフェテリアに移動。そしてお茶とケーキを頼み、ゆっくりする事にした。

 

「ケーキ美味しい・・・」

 

「紅茶も・・・」

 

「そうだろう?たまに取材に来る記者もここで食べていく程人気なんだ。ケーキも手作り、コーヒーも自家焙煎、紅茶も契約農家から直送。自慢のカフェテリアだ。」

 

「トレセンに入れたらここで食べれるんだ・・・!」

 

「値段もすごく安かった・・・」

 

「ふふふ。やはり甘い物は原動力になる。意気軒昂。日々のトレーニングのご褒美には持ってこいだ。」

 

「そうなんですか・・・!」

 

「紅茶美味しい・・・」

 

「さて、これ飲んだらダンススタジオに行こう。」

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

ダンススタジオ。そこはウイニングライブのレッスンを受ける為のトレセンの心臓とも言って良い場所。かなりの広さでたくさんのウマ娘がダンストレーニングをしている。

 

「すごい・・・346プロでもこんなに大きいスタジオは・・・」

 

「うん・・・裕美ちゃん、ドームライブの時使ったような大規模なとこじゃないと・・・」

 

「・・・?」

 

「2人とも!」

 

「あっと・・・」

 

「むぐぐ・・・」

 

「まぁいい。ここはウイニングライブの為のスタジオだ。隣にボイスレッスン用のスタジオもある。ウマ娘のレースにウイニングライブは必要不可欠。皆精力的に取り組んでいるよ。」

 

「なるほど・・・」

 

「ライブ・・・あっ」

 

「凛ちゃん。」

 

「有香、ゆかり。」

 

「ふふ、こんにちは。」

 

「押忍!凛ちゃん!それと・・・」

 

「有香ちゃん!ゆかりちゃん!」

 

「お久しぶりです。」

 

「裕美ちゃんにほたるちゃん!久しぶり!」

 

「2人は制服じゃないですね・・・どうしたんですか?」

 

「今年トレセン受験したんだってさ。受かれば来年度入ってくるよ。」

 

「そうなんですか!受かるといいですね!」

 

「うん!」

 

「ほたるちゃん、どう?感触は。」

 

「受験は・・・実技でも1着を獲れたので・・・大丈夫かな・・・と・・・」

 

「ふふふ、そっか。」

 

「カラテナカノとユカリオーケストラも知り合いなのか?」

 

「そうですよ会長さん。昔から仲が良かったんです。」

 

「そうか。最近幼少期から仲が良いウマ娘の話をよく聞くな・・・」

 

会長はううむと唸ってしまった。マズイ・・・感づかれた・・・?

 

「まぁそう言うこともあるだろう。ナリタブルーライトもスマイルと仲良くしてたみたいだしな。」

 

「まぁ・・・はい。」

 

「よし。メグメル、シラギク。最後は生徒会室に行こう。ここがトレセンの心臓なら・・・生徒会は脳だ。」

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

生徒会室着いた。なんか中が騒がしい。

 

「ただいま。」

 

「失礼します。」

 

「失礼します・・・」

 

「失礼します・・・?」

 

「おや・・・会長。」

 

中に入ると大きな机で何やら仕事をするエアグルーヴ先輩とソファーで書類を仕分けるブライアンさん、そして知らない先輩と菜々さんがスマイルに餌付けしている。

 

「会長・・・おでかけをするという約束では?」

 

「そっ・・・それはそうだが・・・ちょっとな・・・」

 

「スマイルがどうなっても良いと?」

 

「ま、待て!エアグルーヴ!よせ!」

 

「はぁ・・・マルゼンスキー、ウサミン先輩。頼む。」

 

「ハァイ!エアグルちゃん!スマイルちゃんあーん。」

 

「紅茶おかわりしましょう〜」

 

「わぁい!あーん。」

 

「うおおおおお!!!!」

 

知らない先輩はマルゼンスキーというのか。私服だし、大学部の先輩かな?

 

「あ、あの・・・」

 

「生徒会長さん・・・?」

 

「あ、ああ・・・おほん!エアグルーヴ、未来の優駿候補を案内してたんだ。ゆっくりやれている。だから見逃してくれ。」

 

「はぁ・・・まぁいいでしょう。」

 

「2人とも紹介しよう。生徒会副会長のエアグルーヴとナリタブライアンだ。」

 

「よろしく。」

 

「・・・ふん。」

 

「ハァイ!マルゼンスキーよ!」

 

「彼女はマルゼンスキー。知っているかな?」

 

「し、知ってます!すごい速いウマ娘だって!」

 

「私も!」

 

「うふふチョベリグね!」

 

「ちょ・・・ちょべ・・・?」

 

「菜々さんと同じタイプ?」

 

「マルゼンちゃんとはマブなんですよ〜」

 

「うふふウサミンちゃんはほんと気が合うのよね!」

 

「そしてこちらも知っているだろう。私の前の三冠バ、スーパーウサミンだ。」

 

「あ、はい。」

 

「菜々さんお久しぶりです。」

 

「私とマルゼンちゃんで反応がまるで違う!?」

 

むっきーと怒る菜々さんは置いといて、生徒会室ではまたいろんな話をした。そして会長は少し怖い雰囲気で、裕美とほたるに中央は無礼るなと言った。スマイルに甘いいつもの雰囲気とは真逆の、皇帝というオーラを纏った会長。裕美とほたるは力強くうなづき、必ず活躍してみせると言った。後輩も良い後輩が入ってくると刺激される。来年度も良い1年になりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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