シンデレラダービー 〜にゅーじぇねれーしょん〜   作:電動ガン

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第7話 入部・・・?

トレーニング後。私は3人のトレーナーに連れられ部室棟を訪れていた。連れて来られたのはチーム・スピカというチーム。チーム・・・?と疑問に思っていると羽柴トレーナーから複数担当していて5人以上いるとチームになると教えてもらった。大雑把ですけどね、と付け加えて。

 

「おい!沖野!いるか?おーい。」

 

「沖野さーん。」

 

「沖野ーーー!!!」

 

中でバタバタ動く音がしてガチャリとドアが開く・・・どうやらここはあのおじさん、沖野トレーナーのチームらしい。

 

「はいはい・・・うお小寺のおやっさん。お前らも・・・どうしたんだ?」

 

「この子、お前のお手つきなんだろう?面倒見てやれ。」

 

「この子・・・?」

 

小寺トレーナーの影に隠れていた私と沖野トレーナーの目が合う。久しぶり。

 

「お!!ブルー!!」

 

「久しぶり。」

 

「そうかぁ〜受かったんだな!良かった良かった!」

 

「良かったじゃない。一回面倒見たら最後まで面倒見ろ。」

 

「え!?俺そんなつもりは・・・」

 

「じゃあ軽々しく面倒を見るんじゃない。この子はお前の短い教えを完璧に身につけてる。並の努力じゃない。」

 

いや・・・普通にやってたんですけど・・・そんな頑張ったかと言われると・・・まぁ頑張ったかも。

 

「ええ・・・」

 

「ほら後はお前が話せ。ブルー、何か困った事があったら俺たちをいつでも頼っていいからな。」

 

「あ、はい。」

 

「それではブルーさん。沖野は少し頼りないとこはありますが・・・まぁ良いトレーナーですよ。」

 

「沖野は細すぎる。もっと飯を食え。」

 

「阿笠は余計なお世話だ。」

 

それではと3人は去って・・・じゃない小寺トレーナーはまだいる。

 

「それじゃ話し合いの時間だ。」

 

「小寺のおやっさんは話なげーから・・・」

 

「何か言ったか。」

 

「なにも〜?」

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

それから中で行われた話し合いというのは、主に私の走りに関しての小寺トレーナーの報告、というのが正しかった。まぁね。

 

「この子の脚質は追い込み。距離は調べる必要があるが・・・芝で間違いないだろう。」

 

「ふむ・・・前に脚診た時と予想はそう違いないな・・・」

 

「お前また脚触ったのか!?」

 

「ちゃ、ちゃんと許可得たよ!!」

 

「ブルー、ほんとか?」

 

「ほんとです。」

 

「ほっ・・・」

 

「はぁ・・・まぁいい。良くはないが。良い。それで、どうする?」

 

「どうするって・・・」

 

「お前さんが面倒見るか?」

 

「いやそれで良いけど・・・ブルーがどう取るか・・・」

 

「あぁそうか。ブルー、この沖野をお前の担当にしようと思う。どうだ?」

 

「・・・トレーニングに関しては問題無いと思います。前見てもらった時と、同じなら。」

 

「ああ・・・それは予々大丈夫だ。」

 

「そうですか・・・でも・・・」

 

「どうしたブルー、何か心配な事でも?」

 

「まぁ急に連れて来られてチーム入ろうは不安だらけだと思うぞ・・・」

 

「私、他のチームやトレーナーを知らないので・・・」

 

「ああ。そうか。それじゃ他のチームを見学してからにするか。」

 

「まぁそれでスピカに入ってくれるなら。」

 

決定。他のチームの見学。まぁスピカは良いチームなんだろうけどチームメンバーすら知らないからね。

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

 

「それで?私のところに来たってわけ?」

 

「そうなんんだよおハナさんちょこっと見学させてくれ。」

 

「東条トレーナー、頼む。」

 

「はぁ・・・小寺さんに頼まれたんじゃ仕方ないわね。良いわよ。」

 

「ありがてぇ!!」

 

「すまん。」

 

「それで、あなたがナリタブルーライト?」

 

「あ、はい。」

 

「私は東条ハナ。チーム・リギルのトレーナーよ。よろしくね。」

 

「よろしくお願いします。」

 

「ブルー、すげーぞおハナさんは。チーム人数がトレセン最多で勝利数も最多だ。」

 

「そうなんですか。」

 

「それじゃ今から今日の総仕上げの模擬レースしに行くからそれを見学してもらおうかしら。」

 

「はい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんないるわね。」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「それじゃ今日の仕上げの模擬レースするわよ。順番に位置について。あ、それと今日は見学者がいるわ。気合い入れなさい。」

 

「見学者・・・」

 

「誰だろ〜」

 

「あの子・・・?」

 

リギルの模擬レース・・・すごそう。トレセントップチームなんでしょ?誰が勝つんだろ。

 

「・・・ブルーちゃーん!」

 

「・・・スマイル?」

 

「ブルーちゃん!」

 

「スマイル!」

 

なんとスマイルがいた。え?スマイルリギルにいるの?

 

「チーム・リギルだったんだね。」

 

「うん!お姉ちゃんが一緒のチームならいろいろやりやすいから選抜テスト受けてみてって言ったから・・・」

 

「それで受かったんだ・・・すごいね。」

 

「うん!ブルーちゃんは・・・」

 

「こらー!スマイル!準備しなさい!」

 

「あ!はーい!ブルーちゃん晩御飯一緒に食べよ!」

 

「うん。」

 

そうしてリギルの模擬レースを見た。残念ながらスマイルは4着で・・・だけど・・・私より長くトレーニングしてる分、強さを感じた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだったナリタブルーライト。」

 

「えっと・・・すごく強さを感じました。みんな速くて・・・」

 

「それだけでも感じ取れてるなら大丈夫よ。」

 

「ブルー、明日はどうする?俺も着いて行くが。」

 

「ブルー!明日はカノープスなんてどうだ?勝利数はそれほどでもないがここ何年も故障を出してない無事此名バを完遂してる良いチームだ。」

 

「カノープス・・・じゃあそこにします。」

 

「よし!確か明日の予定は・・・」

 

「どれ・・・?」

 

「・・・。」

 

「どうしたんですか?」

 

「明日カノープスは選抜テストをするらしい。」

 

「まぁ見学だけなら大丈夫だろう。」

 

「そうかな・・・」

 

まぁ別になっても良い。特に予定は無いし。

 

「それじゃ。今日は解散だ。ブルー、今日は夜間練習はするなよ。本格化前の運動量は今日ので十分だ。」

 

「はい。」

 

今日はこれで解散となった。運動量の把握はトレーナーがつかないとわかんないし。やるなと言われたらやらないでおこう。

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

その日の夜。今日はトレーニングをしたので先にお風呂に入ろうとなったのでスカーレット先輩とお風呂に入りに行った。

 

「ブルーは綺麗な黒鹿毛よねー羨ましいわ。」

 

「そうですか・・・?スカーレット先輩みたいな赤毛もかっこいいです。」

 

「ありがと。じゃ流すわよ。」

 

シャワーで泡を流してもらい、次はスカーレット先輩の番。丁寧に洗わなければ。

 

「良い感じよ上手いわね。」

 

「ありがとうございます。」

 

スカーレット先輩は毛量が多いので大変だ。枝毛なんて出来ても可哀想なので懇切丁寧に。よし。

 

「流します。」

 

「ええ。」

 

シャワーも丁寧に。すっかり流し終え。次は尻尾。尻尾洗いは・・・割愛する。

 

「ふぅ〜〜〜1日の終わりの風呂は格別ね〜〜〜」

 

「そうですね。」

 

「ブルーはどうだった?今日は、まだ入学して日が経ってないけど慣れた?」

 

「今日は大変でしたね・・・ブライアンさんに連れ出されたと思ったらトレーナー選びに連れ出されるし・・・」

 

「そうなの。もうトレーナー選び、やるわね。」

 

「そうですか・・・?チームの見学にも行ったんですけど。」

 

「そう。どこのチームに行ったの?」

 

「リギルです。」

 

「リギル!?よく見学OKされたわね。」

 

「一緒にいたトレーナーがお願いしてくれて・・・」

 

「そうなの。良かったわね。」

 

「はい。」

 

風呂であったまる・・・そういえば早速筋肉痛が現れ始めた。明日には本格的に痛み出すだろう。しくしく。

 

「ふぅ・・・そろそろ上がりましょうか。」

 

「よーうスカーレットじゃねーか」

 

「ちっ・・・なによウオッカ。」

 

「舌打ちするこたねーじゃねーか・・・」

 

ウオッカ・・・?なんかこのウマ娘、スマイルに声が似てるような・・・気のせいかな。

 

「スカーレットも十分先輩やれてんのか?」

 

「アンタには関係無いでしょ。」

 

「そうつんけんすんなよ・・・」

 

「ブルー行くわよ。冷えるわよ。」

 

「あ、はい。」

 

「じゃーなスカーレット。」

 

「じゃあね。」

 

そう言って風呂を後にした。ウオッカ先輩・・・今度はちゃんと挨拶したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご飯。スマイルと一緒に食べる約束したのでスカーレット先輩と一緒に行く。すぐに見つけられたので良かった。

 

「スカーレットちゃんも一緒だったんだ!」

 

「そうね。スマイル。貴方それ・・・」

 

「?何か変かな。」

 

相変わらずのギガ盛りご飯。今日は麻婆豆腐なのだがスマイルの皿にはなみなみと注がれた麻婆豆腐と昔話盛りご飯。

 

「相変わらず食べるわね・・・」

 

「だっていっぱい食べてトレーニングしなきゃ!」

 

「そうね。」

 

「あ〜スカーレットだ。」

 

「よーっす。」

 

「スカイにネイチャ先輩。」

 

「一緒にご飯食べよ。」

 

「ええ。」

 

5人でもりもりご飯を食べ始める。そして自然に今日私がトレーナーに連れ回された事が話題になった。

 

「噂になってるよ〜〜早速トレーナーに目を付けられた子がいるって。」

 

「ええ・・・そんなに・・・」

 

「ふふん私の可愛い後輩が早速トレーナー付くなんて良い気分だわ。」

 

「なんでスカーレットが偉そうなのさ。」

 

「ふふっ!ブルーちゃんが見学来てくれて頑張れました!」

 

「スマイルも中等部2年でリギルにいて相当エリートよね・・・」

 

「だよね〜」

 

「ええ〜〜〜!そんなことないよ〜〜〜!」

 

「これスマイルはほんとにそんなこと思ってないのがタチ悪いね。」

 

「ね。」

 

「うう〜〜〜〜!!!」

 

「はいはいもうスマイルが怒るからそこまでよ。」

 

ご飯を食べ終え、ドリンクバーでお茶を飲んで帰る事にした。

 

「あ!ブルーちゃん!」

 

「なにスマイル。」

 

「LANEこうかんしよ!」

 

「あ忘れてた。良いよ。」

 

スマイルとLANE交換した・・・これから長電話に悩む事になるのか・・・まぁいいか。明日はチーム・カノープスの見学だ。楽しみだな。

 

 

 

 

 

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