シンデレラダービー 〜にゅーじぇねれーしょん〜   作:電動ガン

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盛り上がって参りました。

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第8話 突撃!チーム・カノープス

翌日。翌日も合同トレーニングを抜け出し、見学に行くことになる・・・のかと思ったらそんなことは無かった。普通に4時くらいまで合同トレーニングに出て、カノープスの見学へ。小寺トレーナーと沖野トレーナーと合流して向かった。

 

「ブルー、準備は良いか?」

 

「はい。」

 

「まぁカノープスの南坂は穏やかなヒトだから大丈夫だ。事前に俺が話しておいた。さ、行くぞ。」

 

そう言って向かったのは第10レース場。向かうと10人ほどのウマ娘が集まっている所を見つけた。

 

「よう南坂。」

 

「よっす。」

 

「ああ、小寺さん。沖野さん。見学の件ですね。」

 

「ああ。」

 

「頼むよ。」

 

「はい。貴方がナリタブルーライトさんですね。南坂です。よろしくお願いします。」

 

「よろしくお願いします。」

 

「では・・・見学なんですが選抜テストの様子を見てもらいましょう。」

 

「はい。」

 

そうして集まった面子を見・・・・!?未央!?未央がいる!!!

 

「じゃあまず君から。自己紹介と目標を言ってくれる?」

 

「はぁい!メジロミツボシです!中等部1年!目標は天皇賞秋でーす!!」

 

「はい。次。」

 

「リボンカロルです!中等部1年!目標はダービーです!」

 

「はい次・・・」

 

「未央・・・。」

 

「え?」

 

「どうした?」

 

「あ、いや・・・何でもありません。」

 

まさか・・・いや・・・後で話しかけてみるか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜メジロミツボシside〜

 

あれ!!!しぶりん!?しぶりんだよね!?どういうこと!?

 

「それでは選抜テストを始めます。まずは中等部1年の頃から。1200メートルで走ってください。」

 

この前しぶりんみたいな子を見たけど・・・ほんとにしぶりん!?どうして!?いや・・・いやいや。まずは選抜テストに集中しないと!

 

「はいでは君から4人。位置に着いてください。」

 

「あ、はーい!」

 

まずは選抜テストだ!受からないと・・・!!おばあちゃんの為にも!!

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

「はい。以上で選抜テストを終了します。合格者を発表しますね。」

 

はぁ・・・はぁ・・・ドキドキだ。緊張していつもみたいな走り出来たかわかんない・・・大丈夫かな。

 

「合格者は・・・メジロミツボシさんです。他の子達は解散です。」

 

「わ・・・!」

 

他の子達が悔しそうに去っていく。やった!やったやった!これでチーム入りだ!おばあちゃんに報告しないと!あ、それよりも・・・

 

「しぶりん!」

 

「・・・。」

 

推定しぶりんに声を掛けた。推定しぶりんは口をあんぐり開けてパクパクしてる。おもしろ。

 

「・・・未央!?」

 

「やっぱりしぶりんだ!」

 

「・・・あの・・・この子とちょっと話をしたいんですが・・・」

 

「ええいいですよ。クールダウンも必要ですしね。」

 

「すみません南坂トレーナー。沖野トレーナーと小寺トレーナーもすみません。」

 

「いいんだ。知り合いなんだね。」

 

「時間はあるからゆっくり話しな。」

 

「はい。・・・み〜お〜!!!」

 

「ええ!?なんで怒ってるの!?」

 

「怒ってない・・・怒ってないけど!!!」

 

「怒ってるじゃん!!」

 

「みお〜〜〜〜!!!!」

 

「うわああああああ!!!」

 

もみくちゃにされて・・・間違いなくこの感じはしぶりんだなって確信した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ〜じゃあナリタブルーライトって名前なんだ。」

 

「そうだよ。未央はメジロミツボシ・・・」

 

「ミッちゃんって呼んでね⭐︎」

 

「やだ。」

 

「え〜?」

 

このやり取り懐かしいな。前世と同じだ。いいな・・・

 

「そういえば卯月には会った?」

 

「え!?しまむーもいるの!?」

 

「いるよ。もしかしたら他の子達もいるかもね・・・」

 

「みくにゃんとかいたら・・・どうしようね。」

 

「ウマ耳の他に猫耳付けてたら笑っちゃうよ。」

 

「ふふ・・・未央・・・やめて・・・ふふふ・・・」

 

「きらりんとかあんずちゃんいたらもっと面白いよ。」

 

「ふふふふ・・・そうだね。」

 

「あ!そうだ!しぶりんはしぶりんじゃなくてブルりんだね!」

 

「ええ・・・なんかやだその呼び方。」

 

「いいじゃんブルりん!」

 

「ええ・・・」

 

「メジロミツボシさん。そろそろ行きますよ。契約書類書きますから。」

 

「はーい!じゃブルりん。LANE交換しよ。」

 

「いいよ。」

 

ブルりんと連絡先交換して南坂トレーナーに着いて行く。そっか〜しまむーもいるのかートレセン、前世みたいに楽しくなりそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ナリタブルーライトside〜

 

ふぅ・・・びっくりした。メジロミツボシ・・・未央もいるなんて。まぁいいかな。

 

「どうだったブルー。」

 

「そうですね・・・普通は、ああやってチームに入るんだなって思いました。」

 

「ああ。俺のチームも普通は選抜テストするんだけどな・・・うちは特殊だから・・・」

 

「特殊・・・?」

 

「ああ。まぁそのうちわかるよ。」

 

「・・・。」

 

特殊・・・なんか急に不安になったなぁ・・・

 

「ブルー、次はどうする。もっと見学行くか?」

 

「そう・・・ですね。あともう一件くらいは見ときたいかな。」

 

「わかった。じゃあどうするかな・・・」

 

「黒沼のところなんかどうだ?あそこも良い感じの指標になるんじゃないか?」

 

「黒沼か・・・わかった連絡しておく。」

 

小寺トレーナーが電話をかけ始める。沖野トレーナーはいつの間にかにんじんジュースを持ってきてくれていた。

 

「ほら。ブルー。」

 

「ありがとうございます。」

 

ぐいっとにんじんジュースを飲む。前世ではにんじんって可もなく不可もなしだったけど、ウマ娘になってからは甘くて美味くて大好きになった。

 

「ふぅ・・・」

 

「ああ。わかった。沖野。」

 

「ん?なんだおやっさん。」

 

「黒沼は今すぐなら都合付くって。」

 

「今すぐか・・・じゃあ行くか。ブルー。」

 

「はい。」

 

黒沼・・・トレーナーか。どんなトレーナーなんだろ。

 

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

 

「よぉ。俺が黒沼だ。」

 

現れたのは上半身裸にパーカーを着ただけっていうトレーナー。いかついサングラスと帽子・・・ヤの付くヒト?

 

「まぁ黒沼は衝撃だろうなぁ・・・」

 

「おい黒沼。せめてTシャツくらい着ろ。」

 

「今度な。」

 

沖野トレーナーと小寺トレーナーが2人してため息を付いた。

 

「さてブルー、この黒沼ってトレーナーはな。ハードトレーニングで適性を延ばす事に長けたトレーナーなんだ。」

 

「代表的なのは今の担当のミホノブルボンってウマ娘でな。スプリンターながらクラシック三冠に足を伸ばす事が出来るようになっている。」

 

「こんにちはミホノブルボンです。」

 

「うおっ!?」

 

「おわ!」

 

「え?」

 

「はじめましてナリタブルーライトさん。」

 

突然現れたのはミホノブルボン・・・先輩。

 

「マスター。まだ今日のメニューが残っています。坂路をあと5本。合計今日は12本です。」

 

「おう。じゃあ見学っていうからそれ全部見てもらうか。」

 

「はい。目標値を算出。坂路に戻ります。」

 

そう言ってミホノブルボン先輩は走り出す。黒沼トレーナーも合わせて向かった。

 

「あの・・・小寺トレーナー。」

 

「ん。なんだブルー。」

 

「坂路って・・・どれくらいやるのが普通なんですか?」

 

「そうだな・・・状況にもよるが、4本から5本が普通だ。特別キツいからな。」

 

「それを・・・12本?」

 

「ああ・・・ミホノブルボンは特別頑丈で、それを行えるメンタルもある。彼女にしかこなせないメニューで、彼女にしか施さないメニューを黒沼はするんだ。」

 

「なんか・・・特別な絆を感じますね。」

 

「ああ。絆の強さで言えばトレセン1だろう。」

 

「ブルボン!!!タイムが乱れてるぞ!!!」

 

「了解・・・タイム修正。回転速度減。ストライド増。」

 

「はわぁ・・・」

 

目を見張るほどのハードトレーニング。私では・・・ダメだ。とても着いていけない。

 

そうして坂路を熟しているのを見た・・・いやはやすごいな。トレセンにはこんなやり方で強くなってるヒトもいるのか。ほんとすごい。

 

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

「どうだったナリタブルーライト。」

 

「すごい・・・こんなハードトレーニングしてるなんて・・・」

 

坂路が終わった後、ミホノブルボン先輩は筋トレまで始めていた。とんでもないの一言。

 

「まぁあれはブルボンだからやれていることだ。他のウマ娘の担当だったらやらんだろうな。」

 

「そうなんですか。」

 

「ああ。普通は体を壊すだけじゃなくてメンタルもぶっ壊す。ハードトレーニングっていうのは諸刃の剣なんだよ。」

 

「へぇ・・・」

 

「よし。ブルー、戻るか。」

 

「黒沼、ありがとうな。」

 

「いいんだ。また見学したくなったらいつでも言え。」

 

「ああ。わかった。」

 

こうして見学は終わった・・・そして小寺トレーナーと別れ、チーム・スピカの部室に戻ってきた、んだけど・・・

 

「ん。どこ行ってたんだよトレぴっぴ〜」

 

「ゴルシ、お前何してんだ。トレーニングは。」

 

「トレーニングはもう終わらせたからよ。ゴルシちゃんが本気になればちょちょいのちょいよ。」

 

「はぁやってるならいいんだけどよ・・・で、なにしてんだ。」

 

「ルービックキューブ。」

 

「はぁ・・・?」

 

なんかデカい葦毛のウマ娘・・・誰・・・?チームのウマ娘なのかな。

 

「ん。誰だそいつ。」

 

「んこいつはチームの新メンバー予定の子だ。」

 

「ども・・・」

 

「ふ〜〜〜ん?」

 

葦毛のウマ娘が立ち上がると・・・デカい・・・

 

「アタシはゴールドシップだ。ゴルシ様と呼べ。」

 

「えっ・・・やだ。」

 

「おいトレぴっぴ。こいつ生意気だぞ。」

 

「お前そんな態度だとそうなるに決まってんだろ。」

 

「仕方ねーなーおい新入り。名前は。」

 

「え、もう新入りになってる。」

 

「なんだよちげーのか?」

 

「いや・・・ちがわ・・・ない・・・のかな?」

 

「シャキッとしろシャキッと!」

 

「は、はい。」

 

「スピカに入んのか!?入んねーのか!?」

 

「は、入り、ます。」

 

「よし!トレぴっぴ!」

 

「え?ブルーいいのか?」

 

「まぁ・・・良いかな。」

 

「わかった・・・ようこそ。チーム・スピカに!」

 

「それでオメー名前は。」

 

「あ、ナリタブルーライトです。」

 

「ちっ・・・ナリタか・・・あそこはちょっかいかけすぎるとブライアンが出てくるな・・・」

 

「ええ・・・」

 

ナリタブルーライト。チーム・スピカ、入部決定。まぁスマイルもミツボシもチーム入ってるし。ちょうどいいのかな。

 

「じゃあ契約書書くか。その後にトレーニングのミーティングするな。」

 

「あ、はい。」

 

「じゃーアタシは焼きそば売りに行ってくる。」

 

「はぁ・・・お前は・・・」

 

「え・・・焼きそば・・・?」

 

「なんだ食いてーのか?残念だが今はこれで我慢してくれ。」

 

そう言ってころころと謎の黄金色の何かを渡された。なにこれ。

 

「ん?これは黄金糖だ。うめーぞ。」

 

「はぁ・・・」

 

「あった。ブルー!」

 

「はい。」

 

「これにサインしてくれ。」

 

担当契約の書類。ペラ紙一枚だが・・・よく読んでおこう。よく読んで・・・大した事書いてないな。というかかなりウマ娘有利な内容。これなら大丈夫か。サインしよ。こうしてスピカに入部した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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