魔術王ソロモンと羊飼いの僕が魂を融合したら、チートすぎるマスターになってしまった件〜最強の力を共有した僕の聖杯戦争〜 作:bpro
序章まで終わったタイミングで、この小説上における独自設定を説明します。
序章は2人が魂の融合を行う前提部分になります。
序章はソロダビ要素が多く占めるので、もしバトルものやなろう系の方を読みたいという方は次の一章から読んでいただいても大丈夫かと思います。
※ですが前提部分なので序章も読んでいただけることを推奨しております。
ソロダビや精神的BL目当てという方も、次章からはバトルファンタジー要素が強くはなりますがソロダビ要素も多いのでw
この小説の肝ともいえる「魂の融合」という、この小説上の独自設定について補足を今回は説明します。
「魂の融合」は2人の異なる存在が魂を融合させて1つの魂を共有するという超特殊魔術です。
魂を分け合う要素もあります。
序章を読まれた方で、こんな疑問や矛盾を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
「ダビデが命を落とした時に、魂の融合をすれば良かったのでは?」
これは、双方の同意がないため行うことはできませんでした。
魂の融合というのは相当の覚悟と絆が必要です。いくら蘇生させるためとはいえ、片方の意志だけで勝手に行うことはできません。
なのでダビデを一度蘇生させること(代償を払うことになっても)はどうしても必要だったというわけです。
ソロモンの場合は、彼はすでに同意していたので可能だったということです。
またこんな疑問や矛盾を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
「死者を蘇らせる魔術は禁忌となり代償が必要なのに、魂の融合は禁忌ではないの?代償はいらないの?」
こちらについてですが。
死者を蘇生させるというのは、自然の摂理に反する行為となり、世界の理そのものを歪める禁断の魔術となります。
0から命を生み出す行為となり膨大なエネルギーが必要となります。
また生命の循環を無理矢理逆行させることでもあり、世界の理が本来想定していない出来事なので、世界そのものがエネルギーを要求する行為です。
なので同等のエネルギー=術者の魂を差し出すという代償が求められます。
ですが「魂の融合」は新たな存在を作る行為ではなく、互いの魂を分かち合う行為です。
既に存在する魂同士を結びつける行為であり、既に存在する魂のエネルギーを共有する行為です。
既にある魂のエネルギーを再配分する共有行為なので、自然の摂理や世界の理に反することなく、既存のエネルギーや存在の枠内で完結するので代償は不要となります。
魂の融合は、世界の法則内での再編や調整であり、許容範囲ということです。
また「ソロモンは何で魂の融合のことを予め教えなかったの?」という疑問もあるかもしれません。
こちらについては、ソロモンは魂の融合の儀という、2人とも助かるルートも用意はしていましたが、ダビデの意志や本心で選択してほしかったからです。
予め教えておくと、同情や情けで決めてしまう可能性があったので、一度自分が消えた上で本人の意志と覚悟で決断するという、自由意志に任せたということです。
なので自分の存在が消えてしまうことも覚悟の上だったわけです。