魔術王ソロモンと羊飼いの僕が魂を融合したら、チートすぎるマスターになってしまった件〜最強の力を共有した僕の聖杯戦争〜   作:bpro

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一章 中間試験でライバルと激突!?
17話 2人の関係は主従以上恋人未満?


ダビデとソロモンが「魂の融合の儀」を行ったことは2人だけの絶対的秘密であった。

 

そして魔術王であるソロモンと魂を共有することになったダビデは本人も計らず完全チート状態になってしまったのであるがそれはまた別の機会に話すことにしよう。

 

 

こうして無事、再会を果たすことができた2人は改めてマスターとサーヴァントとして聖杯戦争に臨んでいくこととなった。

 

 

すでに仲間となっていた英霊サンジェルマンも、ダビデが一度亡くなった後はソロモンが代わりに魔力補給を代行していたので消えてしまうことは免れ、変わらず仲間として活躍してくれそうだ。

 

 

こうして以前の日常を取り戻す一行であったが。

 

 

 

シバの女王の騒動は解決したというのに、ダビデとソロモンは今も同棲生活を続けていた。引っ越すのが面倒というのもあったが2人の生活を気に入っていたというのも大きな理由の一つだったかもしれない。それに何より一緒に暮らしていくうちに互いのことをより深く知ることができて以前より絆を深めることができたと思っているからだ。

 

 

紆余曲折を経て互いにかけがえのない大切な存在だと自覚できたのだが。

しかし2人の関係としてはマスターとサーヴァントの関係のまま・・・つまり明確に恋人となったわけではなかったのだ。

 

なので肉体関係を持つこともないのだった。

 

 

 

感動の再会を果たしさすがにダビデも素直になるかと思われたがーー生前に男だった記憶が残っていてまだ自分を男だと思っている節も強く、また生前に親子関係だったこと、そしてプライドの高さもあってか素直になることはなかなか難しいようだった。

 

相変わらず本音を隠そうとする癖は抜けず、ソロモンへの想いを誤魔化そうとするあまりつい冷たい態度や余裕がある態度を取ってしまうこともしばしばあった。

 

 

 

だがソロモンには全てお見通しだった。ダビデが普段は自信満々に振る舞っていても実は内面は弱さを抱えていること、生前の自分への自責の念や後悔から拗らせてしまっていることなどを見抜いていたのだ。だからこそソロモンの方から歩み寄っていたのだった。

 

類い稀な知恵と広い心を持つソロモンにとって、人の心を見抜くなど造作もないことだったのだから。

 

 

 

(フッ…覚悟はしていたけど長期戦になりそうだ。だが悪くない。現代の世界で俗に言う『両片思い』というものだろうか(笑)まさかこの私がそんな中学生のような経験をするとはね…面白い。どうせならとことん付き合おうじゃないか!さぁ、これからどうしてやろうかな……?フフフフフ……♡)

 

 

ソロモンはこう見えて恋愛脳だったのだ。今のダビデとしかできない恋人未満の関係を楽しもうと考えていたのである。

 

 

そんな思惑を知る由もなく今日もまたいつも通りの生活が始まるのだった。

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