魔術王ソロモンと羊飼いの僕が魂を融合したら、チートすぎるマスターになってしまった件〜最強の力を共有した僕の聖杯戦争〜   作:bpro

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※FGOではソロモン72柱は「魔神柱」という呼び方ですが、当小説では「悪魔」に変えてます。一般的には悪魔という呼び方なのもあり、改変してます。


26話 中間試験第一回 決着!

目の前でソロモンが一方的に攻撃を受けているのをダビデはただ見ることしかできず絶望するしかなかった。

 

しかし当のソロモンは涼しい顔で攻撃を耐えていた……!まるでダメージを受けていないかのように平然としている……。

 

(あ…!あれは……?)

 

 

なぜならソロモンの前に影のような存在がいたからだ。

李書文が影の存在に不意を突かれた隙にソロモンは素早く間合いを取り、グローブの上から指輪に触れて発動させる。

 

「我は異界の守護者を召喚する!」

 

その瞬間、辺り一面が眩い光に包まれたかと思うと、似たような影の存在がどこからともなく現れ、みるみる巨大化してソロモンの姿を隠してしまうほどになった。

 

(何!!このキャスター、召喚術が使えるのか…!)

 

ウィリアムは思わぬ事態に驚くことしかできなかった……。

 

ソロモンは72柱の悪魔を使役し召喚できることで有名だ。確かに悪魔を召喚できれば圧倒することはできるが正体がバレてしまう危険性が高い。

なので異界の守護者という知ってる者がいないマイナーな存在を代わりに召喚したのだ。悪魔や天使などより戦力は劣るが盾や身代わりにさせたり役に立てることもできる。

 

 

「楽しませてもらったよ、アサシン。今度こそ終わりだ!」

 

指輪に触れて攻撃魔法を発動させるソロモン。すると巨大な光の玉が出現してそれが一直線に飛んでいった。そのスピードはとても目で追えるものではなかった上、影の存在が李書文を取り巻いていて身動きが取れなかったこともあり回避は不可能と思われたその時ーーー

 

「ふんっ……!」

 

なんと驚異的な跳躍力で飛び上がりそれをかわす李書文!?さらに空中で身体を回転させ着地した時には既に次の構えに入っていたのだーーー!! まさかあの状態から避けることができるなんて誰が想像しただろうか?

 

 

「フッ…かかったね?」

 

不敵な笑みを浮かべるソロモン。その直後ーーー ボゴォオオオオーーーーーーンッッッッ!!! 突然爆発音が響き渡ると同時に激しい爆風が押し寄せてくる! その威力たるや凄まじく、ダビデは思わず顔を腕で覆いながら床に伏せたほどだ。そして煙が晴れるとそこにはーーー 全身がボロボロになり血塗れになっている李書文の姿があったーーー!!

 

 

「ぐっ……」

 

李書文はあまりのダメージの大きさに片膝をつこうとするが戦闘不能となり倒れ込むのだったーーー

 

 

「やったか?は禁句だよ、マスター。フラグが立つから」

 

ソロモンがダビデの方を振り返り冗談めかしたように語りかけてきたので思わず吹き出しそうになるダビデであったが、勝利を確信して喜びのあまり抱きついてしまう。

 

 

「勝負あり!勝者、ダビデチーム!!」

 

まさか成績下位の新人に負けるとは夢にも思ってなかったウィリアムはへたへたとその場に座り込んでしまった……。

 

 

こうしてダビデ陣営はメダルを1つ奪取することができたのだったーー !

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