君たちは、
ゲネル・セルタスというモンスターを知っているだろうか?
ゲネル・セルタスは甲虫種のモンスターで、 同種の雄であるアルセルタスと連携を取って攻撃するかなり強いモンスターである。 しかし、 このモンスターは恐妻家としても知られている。 腹がへるとアルセルタスを殺してたべるのだ。 アルセルタスがいくらゲネル・セルタスにつくそうともその見返りは女帝直々の処刑である。 と言っても、 ゲネル・セルタスにはほとんど感情は無く、 本能に従い殺して食らうだけである 。 さて、 ここ天空山にもちょうどアルセルタスを食べている一匹のまだ若いゲネル・セルタスがいる。 そこには悲しみも後悔も無い。 ところで、 ここ天空山は高山という地形より、 落石が多く、 そこに住んでいるジンオウガの影響で落雷も多い。 ーーーーーー何を言いたいのかというと、 大き目の岩と雷がそのゲネル・セルタスに同時に落ちたのだ。 それはまだ若いゲネル・セルタスにかなりのダメージをあたえたようだった その衝撃はゲネル・セルタスの本能に一つのバグを発生させた。 ゲネル・セルタスに自我と感情をあたえたのだ。 自我に目覚めたゲネル・セルタスがまず最初に思ったことは、 「かわいそう。 」だった。 まだ長い命があったのに、 自分に洗脳され、 道具のように使役され、 あげくお腹がすいた、 という理由だけで自分の遺伝子さえ残せないまま殺され、 食われる。 「自分はなんというむごいことをしてきたのか。 」そんな後悔が頭に浮かぶ。 しかし、 このままではこの雄も浮かばれない。 ------------ せめてもの償いに、 ゲネル・セルタスはその雄を全て食べることにした、 そしてアルセルタスを食べながらゲネル・セルタスは、 もうこんなことはしまいと誓った。 二度と雄たち・・・いや夫たちきずつけることはしまい。これまで夫たちが尽くしてくれたように、これからは自分が夫たちに尽くそう。・・・・・・もしも夫たちを傷つけようとするものがいれば、自分が全力で叩き潰し、夫たちを守ろう。そしてこの種族を栄えさせよう。それが自分にできる殺してしまった夫たちへの償いだから。そう固く心に決めたゲネル・セルタスは、夫の亡骸を食べ終え、また新しく夫になるアルセルタスを探しに行った。-----
そのアルセルタスを守り、今までの夫たちへの償いをするため。
この物語は、後に、何匹ものアルセルタスを引き連れ、それらを傷つけられることを強く嫌い、傷つけた者には容赦無く怒りの鉄槌を振り下ろす、「紅蓮の女帝」と呼ばれる一匹のゲネル・セルタスの物語である。
はい、いかがでしたでしょうか?
筆者はモンハンのモンスターが好きです。モンスターなのに、生物として不自然ではない、本当にどこかにいそう。---そんな気持ちになれるからです。
どうでもいいことをかたりましたが、最後に一つ言わせてください。
こんな話を読んでくださり、ありがとうございます!これからよろしくお願いします!