IS~Ichika Strange~ あるいはこんな織斑一夏 作:Exnyas
日曜日。
午前中は、箒の育乳を手伝った。
俺がやった事と言えば、箒と後背座位でヤりながら、箒の双球を揉んでいただけ。
動くのは箒が自分でするから、一夏ビームは撃ちたい時に好きなだけ撃てと言われたから、そのとおりにしていたら、7回目を撃った時、箒が失神してしまった。
箒から事前に『私が失神しても、せめて昼までは、私の双球を揉んでいろ』と言われていたので、意識を失った箒の双球を揉みつつ、好き放題一夏ビームを発射した。
……で、昼になった頃、ようやく愚息が萎えたため、愚息を箒の肉壺から抜き、箒をベッドに寝かせた。
撃った一夏ビームは……15発目からは数えていない。
仰向けに寝かせても重力に逆らい、ツンと真上を向いたままの箒の双球。
……
指先でつついても、プルプルと揺れて、また元の形と位置に戻る。
「……すっげぇな」
箒の双球を指先でつついて遊んでいると、束姉からメールが来た。
内容は呼び出し。
クッキーを持って、地下にあるアリーナまで来てくれとの事。
俺は軽くシャワーを浴びてから、ISスーツに着替え、地下にある九鬼家の私設ISアリーナへ向かう。
「やあ、来たね。いっくん」
そこには、いくつか所有している専用機の1つ【
束姉が個人的に所有する束姉の専用機の1つで、
代わりに防御性能は他のISと比べて抜きん出て高く、千冬姉や鉄心さんの全力の一撃を受けたところで、総量53万の
受けたダメージを数値化する機能を持つ。
また、
「箒ちゃんの育乳は順調?」
「どうなんだろ? 朝早くから手伝ってくれって言われて、さっきまでさんざん揉みながらヤってたけど……箒、失神しちゃったからな」
「そっか……うん、ちょっと調べてみよ」
言うと束姉は空中にホログラムのディスプレイとキーボードを出現させ、キーボードを操作してフムフムと頷く。
「えっと、いま、箒ちゃんの専用機【
俺の
千冬姉の
……早い話がブレード光波を撃てるブレードを主武装にしている。
もちろん物理的切断能力も抜群。
ブレードオンリーの
そんな
「もらったんだけど?」
「……育乳、順調みたいだよ。IS学園の食堂で、百代ちゃんたちと会って……いっくんが
束姉が入手した情報によると、箒はまだまだ成長期真っ只中で、ちゃんとした有酸素運動を欠かさず、規則正しく健康的な生活リズムが伴っていれば、食べたら食べただけ、飲んだら飲んだだけ、己の血肉に変わるらしい。
それに加えて豊胸作用が高い食品を多数摂取し、豊胸効果がある運動を繰り返しているため、爆発的な速度で双球がサイズアップをしているとの事。
「あとは、多分血筋の問題もあるね」
「篠ノ之家の女は、双球がとても大きくなりやすい、でしたっけ」
「そうそう。んじゃ、いっくん。そろそろ本題に入ろうか。
言いながら束姉は、自らが纏う【
俺も
クッキー。
元々は九鬼財閥極東本部で開発され、俺の10歳の誕生日に
川神市の
カラーリングは白ベースに金と黒と赤。
俺が12歳の時にISを起動させた際、ISに構築されたデータを抜いて、インストールした結果、どういう訳か機体内に小さなISコアを生成し、俺の専用ISとして稼働を始めたという異色の経緯を持つ。
待機形態は、某プレデターのコンピューターガントレットを、全体的に白くしたようなデザイン。
クッキーV2は5つの形態に変形が可能だが、クッキーはIS化した影響で、変形機能が失われた。
ロボットがIS化した事で、テンションが明後日の方向にブチ上がった束姉や、クッキーの開発に携わった九鬼財閥の機械技術者たちに魔改造を施され、ISとしては異次元のレベルに仕上がった。
束姉を含む関係者一同曰く『当時はあり得ないほどの
「……作った側としては言っちゃアレだけど、どう見てもマンガやアニメ、ゲームのスーパーロボットだよね」
「それは言わないお約束」
「だよねー……さ、調整を始めよっか」
「了解」
やる事は単純。
アリーナ内を『
高威力すぎて運用不可能な場合は威力を下げたり、低威力すぎて積まない方がマシな場合は威力を強化したりするのだ。
「まずは基本から」
手元にハイブリッドライフル【オクスタンランチャー】を
ドガガガガガとけたたましい発射音が響き、束姉が展開している可視シールドが激しい火花を散らす。
右手で1マガジン、左手で1マガジン、両手それぞれで2丁持ちして1マガジンずつ……続けて
ひとしきり被弾した束姉が滞空状態に移行する。
「ふむふむ。同系統のアサルトライフル……
「命中率は?」
「99.8%だね。ちーちゃんみたいなのを相手にして、ブレード類で切り払われない限りは全弾命中だよ。
それからしばらく、空中を自由自在に飛ぶ束姉を的にして、様々な武装による攻撃を行い、威力や命中率を調べた。
結果……
IS用M500風連装ハンドキャノン【G・リヴォルバー】→オリジナルは取り外し、スペックダウンした物を新造して搭載
大型
肩部マウント型連射式ホーミングレーザーポッド【フォース・レイ】→レーザー出力が半減し、代わりに同時発射数増加
広域可動式対エネルギー兵装用大型シールド【グラビティー・テリトリー】→ノータッチ
肩部マウント型銃身展開式大口径エネルギーランチャー【ターミナス・キャノン】→発射までのエネルギーチャージ時間増加
有線式思念操作型レーザーガトリング浮遊砲台【レイガン・ポッド】→弾種をレーザーからIS用ガトリング弾に変更し【バルカン・ポッド】と改名
腕部格闘装甲【ジェット・マグナム】→エネルギー反射フィールド発生機とプラズマジェネレーターを搭載し、発電と帯電を可能化、装甲を鋭利重厚化
脚部格闘装甲【ブレード・キック】→エネルギー反射フィールド発生機とプラズマジェネレーターを搭載し、発電と帯電を可能化、装甲を鋭利重厚化
……という変更が決まった。
「かなり弱体化された?」
「そうだね。全体的な武装性能は……3割減といったところかな。それでも、そんじょそこらの専用機には負けないけどね」
俺はアリーナの地面に降り立つと、
すると束姉もアリーナの地面に降りてきて、展開していた『
どうやらこの場で、さっき決めた変更を実装するようだ。
「クラス代表選出戦で、オルコットと戦うんだけど……勝てるよな?」
キーボードを爆速でタイピングしている束姉に、そう問いかける。
すると束姉はタイピングの手を止め、ノートパソコンから顔を上げ、満面の笑みを浮かべてこう言った。
「とーぜんでしょ? 武装性能が3割減ったとは言え、基本スペックはクッキーの方が遥かに上なんだよ? そんなクッキーを誰よりもよく知るいっくんが駆るんだから、圧勝だよ。上手くやれば被弾ゼロも狙えるって」
高難度立体機動も混ぜれば、オルコットの勝率は限りなくゼロに近い、との事だ。
「分かった」
「あ、そうそう。新型の【G・リヴォルバー】は今夜には出来るから、出来たら射撃テストをするよ」
「了解」
それから俺は、束姉の調整が終わるまで、愛用のM500を撃ちまくって時間を潰した。
調整が終わったのは、夕方16時を回った頃だった。
俺は手元に帰ってきたクッキーを撫で、夜に向けて思いを馳せた。
その日の夕食は、箒直伝の、束姉手製の唐揚げで、美味しすぎて箸が止まらず、1kgは食べてしまった。
それから束姉に新型の【G・リヴォルバー】を受け取り、宇宙開発部のミニアリーナで試射と調整を行う。
撃った感想としては、俺が所持するM500をそのまま、IS用に巨大化させた銃で、ISのパワーアシストや
それでも威力はM500の2倍、旧型【G・リヴォルバー】の半分以下だというのだから、如何に旧型がヤバかったかがよく分かった。
新型の【G・リヴォルバー】をクッキーに
夜は束姉を愛して過ごし、明くる日から数日経ち……クラス代表選出戦、即ちオルコットとIS戦を行う日がやってきた。
一夏の専用機クッキーは、一言で言うならぶっ壊れスペックのスーパーロボット(スーパー系)です。
素体は大雷凰あたりを想定してもらえれば。
故に武装名が全てスパロボ由来……