IS~Ichika Strange~ あるいはこんな織斑一夏 作:Exnyas
許してクレメンス……
-_- other
もちろん、最初から負けるつもりで挑んだ戦いではない。
それは勝負と言わない。
だから持てる全てを尽くして戦った。
しかし、負けた。
相手に与えたダメージはまさかのゼロ。
誰が見ても明らかな負け、それも大敗と言って相違無い負けだった。
戦闘後、織斑先生にAピットに担ぎ込まれたセシリアは、自身をピットに担ぎ込んだ織斑先生の指示により、早々に自室に戻る事になった。
部屋に戻ったセシリアは、部屋に戻るなり、まるで引きちぎるようにISスーツを脱ぐと、シャワー室に入り、熱いシャワーを浴びた。
普段はかいた汗を流すためのシャワーだが、今のセシリアにとってシャワーは、体の火照りを誤魔化す手段でしかなかった。
「はぁ……はぁ………」
身長こそやや小柄ではあるが、それでも顔立ちは美麗の一言に尽き、それを際立たせる見事なプラチナブロンドのロングヘアと、磨いた巨大なサファイアを彷彿とさせる双眸。
同郷の同性の同年齢と比べても、抜きん出てたわわに実った豊かな双球と、キュッと括れたウエストに、安産型と称して相違ない立派なヒップ。
鍛えているが故に筋肉質だが、女性らしさも充分な、長くしなやかな足。
そんなセシリアの肢体を、シャワーヘッドが吐き出すお湯が打ち、体表で水流と化す。
その水流が流れる腹部を撫で、セシリアは色っぽい息を吐いた。
「はぁ、はぁ……ミスタ・織斑……いえ、一夏さん……」
一夏に膝蹴りをされたのは、腹ではなく下腹部。
厳密に言えば、子宮の直上。
そこには無惨な……だが、不思議と劣情をそそる形の、青アザが出来ていた。
如何にISを着用していたとは言え、子宮の直上に、あのような
状況が状況なら、セシリアは子宮が破裂し、女としての機能を失っていた可能性があるのはもちろん、もっと言えば、子宮破裂のショックで死んでいた可能性すらあったからだ。
だが、そんな部位に膝蹴りを受けたセシリアの脳は、もともと存在していたリミッターの1つを外してしまった。
本来ならあのような膝蹴りを受ければ、如何にISを着用していたとしても、部位が部位なだけに、脂汗をかくような痛みを覚え、場合によっては動けなくなる事も考えられる。
だがセシリアの場合、そうはならなかった。
「んんっ、はぁ……」
蹴られた部位から広がるのは、疼きにも似た甘い痺れ。
それが子宮に伝播し、セシリアの子宮を含めた女性器はいま、極度の興奮状態にあった。
……そう、下腹部に膝蹴りを受けた事により、セシリアの脳は、一部の痛みを、快感に変換するようになってしまったのだ。
「んっ」
セシリアはシャワーを浴びながら、双球の先端にある、固く尖った突起を爪で弾く。
すると突起から電流を彷彿とする快感が迸り、下腹部で渦巻く痺れと混ざる。
「はぁ、はぁ……一夏さん、一夏さん……」
セシリアはいても立ってもいられず、シャワー室の壁からシャワーヘッドを取り外すと、湯量を増やし、それを局部に押し当てた。
「くうぅぅぅんっ!」
刹那、全身を駆け巡る強烈な電流。
セシリアは犬が鼻を鳴らすような嬌声をあげ、みっともなくシャワースペースの床に座り込んだ。
もちろん、シャワーヘッドは局部に押し当てたまま。
朦朧とする意識の中、セシリアは不意に、祖国にいる両親の……昔、偶然見てしまった情事を思い出した。
「……お母様……お父様……」
今でも鮮明に覚えている両親の情事。
豪快で気が強い戦士のような母と、それに付き従うような、繊細で気が弱い父。
それが夜ともなれば逆転し、ベッドの上で箱入り娘のようになる母と、そんな母を骨の髄まで貪らんと荒ぶり、母の局部に自らの股間を打ち付ける父。
当時こそまだ幼く、両親が何をしていたのかは分からなかったセシリアだが、今のセシリアにはあれは情事だとハッキリわかる。
伊達にあれから6年、何もせずに育った訳ではないのだ。
そして、思い出の両親はいつしか、自分と一夏の姿にシフトする。
かつての母のようにベッドに押し倒され、双球を乱暴に揉まれ、一夏の逞しいイチモツを受け入れつつ、発情期真っ盛りのメス猫のような声で喘ぐ自分。
もちろん、一夏の全裸など見た事は無いため、一夏の姿は、セシリアの妄想による補完が大多数を占めているが。
「んんっ、一夏さん」
股座からシャワーヘッドを抜き、足を左右に開き、自らの局部に右手を伸ばしたセシリアは、シャワーのお湯以外の液体で濡れそぼった局部を、右手でグチュグチュと弄くりまわし、続けて3回、頭を真っ白にする。
「……っと、わたくしとした事が……自慰に夢中で、のぼせてしまうところでしたわ」
言うとセシリアは、3回も頭を真っ白にしたせいで、若干気だるい体にムチを打って立ち上がると、今度こそ意識して全身にシャワーを浴び、髪と体を洗った。
当然、局部は念入りに洗う。
シャワーを止め、脱衣場に戻ると、戸棚から出したバスタオルで髪を拭き、体を拭く。
使い終わったバスタオルを洗濯乾燥機に入れ、戸棚から新しいバスタオルを出し、頭に巻く。
そして別の戸棚からバスローブを出し……
「下着を忘れてましたわ」
バスローブを羽織って脱衣場を後にし、ベッド横のクローゼットから、お揃いの意匠の下着上下を取り出し、身につける。
「……さて、これからどうしましょうか?」
バスローブに下着上下だけという、なんともハレンチな格好になったセシリアは、頭に巻いたバスタオルとドライヤーを使って、自慢の長く艶やかな金髪を乾かしにかかる。
髪を乾かすセシリアの胸中にあるのは、どうやったら一夏に抱いてもらえるか、の一点だった。
「……まずは交流を持つところから、ですわね」
最初こそ、あれやこれやと考えたセシリアだったが、ふと、自分と一夏の関係は現状、ただのクラスメイトでしかなく、それ以上の接点が無い事を思い出したのだ。
「でしたらお茶会を開いて、お招きしてみましょう。題目は……そうですわね。一夏さんの勝利を祝して、と言った感じが良いかしら」
思い立ったが吉日と、セシリアはバスローブを脱ぎ、私服に着替える。
着るのはお気に入りの白いセーターと、青いフレアスカートだ。
青のヘアバンドで髪を束ね、身支度を整えたセシリアは、キッチンでお湯を沸かし、お気に入りのブレンドで紅茶を淹れ、水筒に詰める。
そして冷蔵庫から作り置きのマフィンを取り出すと、それを温めてラップで包み、
時計を確認すると、時刻は14:50になったところだった。
オヤツを食べるには良い頃合いだ。
「今日はわたくしと一夏さんのISバトル以外の予定は無かったはずですわ。ISバトルが終わったら、学園は休みのはず……でしたら一夏さんは……自室、でしょうか?」
幸い、一夏の自室の場所は知っている。
だからセシリアは躊躇う事なく、廊下を歩きだした。
目指すは整備室棟最奥部だ。
******
+_+ 一夏
セシリアとクラス代表を決する戦いを繰り広げ、圧勝とまでは言わないが、かなり優位な状態で勝利する事に成功した。
試合時間8分52秒。
代表候補生相手に被弾ゼロ。
相手
……世間的に見れば立派な
俺が専用機搭乗年月5年という事実がバレない事が前提だが。
……さて、そんな俺がセシリア戦後、何をしていたかと言うと、整備室棟奥の居住区で、束姉を抱いていた。
「んぁっ、いっくん、はげしっ……ああっ、好きぃっ」
セシリアと激闘を繰り広げ、昂っているというのもあるが、なにより、戦後のセシリアの痴態が、俺をより一層ムラムラさせた。
こんな時は誰か女を抱いて、高まった性欲を発散すればいいのだが……戦後の高揚と異性(美少女)の痴態が相乗効果を生んでいるため、抱く相手の事を考えられない……つまり、加減ができない。
そんな時に抱く相手となれば、束姉に限る。
「んうぅっ! いい、いいのぉっ! もっと、もっとぉ!」
細胞からしてハイパースペックを自称するだけあって、その肉体は非常に頑丈で、俺ごときの肉体スペックでどうこう出来る相手ではなく、だからこそ、俺が全力で性欲をぶつけたところで、壊れるような女性ではない。
俺は性欲は強い方で、かなりの回数をこなさないと、高まった性欲は鎮まらない。
その上で、愚息が相当デカいから、本人には悪いが、真人間である箒や真耶を相手にすると、間違いなく壊してしまう。
束姉は目が血走った俺の顔を見るなり、黙って服と下着を脱ぎ、全裸になった。
俺は束姉をベッドに押し倒すと、全裸になり、いきり立った愚息を束姉の秘貝にねじ込んで、束姉の双球をハンドル代わりに掴み、本能のおもむくままに腰を振って、束姉の局部に股間を打ち付け、束姉の肉壺に、自分の愚息を出し入れし、出したくなったら好きに出す事に没頭した。
……やがて時間が経ち、時刻が15:00に差し掛かった頃……ようやく、頭の中がクリアになってきた。
とたんに愚息が萎え、力が抜け、俺は押し倒した束姉の双球の谷間に顔を埋める形で力尽きた。
「……落ち着いた?」
自分の双球の谷間に埋まった俺の頭を撫で、優しい声色でそう聞いてきた。
俺は黙って頷き、腰を動かして、臨戦態勢が解除された愚息を、束姉の肉壺から抜く。
「……あっ、ヤバっ」
すると、愚息が抜けるなり、束姉がそんな言葉を呟き、愚息に固いモノがトンと当たる感触があった。
俺は束姉の双球の谷間から顔を上げ、右手を股間に伸ばす。
「ん?」
何かある。
指先に触れたそれを掴むと、俺は目の前に持ってきた。
「これは……」
それは幅が6cmで奥行きは8cmぐらい、1cm程度の厚みを持つ、楕円形の物体。
磨いた巨大アメジストをスライスし、角を落としたプレートのようなナニカ。
多分、束姉の秘貝から出てきたのだろう。
その証拠に、俺のビームがべっとりと付着している。
「束姉、これは?」
「えっと……ISコア」
「……なるほど」
千冬姉から話は聞いていたが、これがそうか……
「これが、排卵機能を封じた代わりに備わった、ISコア排出機能か……」
「誰からその話を……あー、ちーちゃんから聞いた?」
「ああ」
束姉はその悪すぎる燃費をナノマシンで改善したが、その副作用で髪の色が黒からマゼンタに変わり、同時に性欲が凄まじく強くなり、常人の数倍のペースで排卵期が訪れるようになった。
俺とヤりまくっていると、俺が成人するまでに、何人の子供を生む事になるか分かったものではない。
俺との行為は、自分の強すぎる性欲を発散するためで、子供を生みたい訳ではない。
だから別のナノマシンを使い、卵巣を改造……卵子の代わりにISコアを排出するようにした。
そんな話を千冬姉から聞いていると伝えた。
「そっか。だから驚かないんだね」
束姉はそう言うと、右手をサッと振った。
すると束姉の右手に、いわゆる宝石箱が現れた。
「いっくん。そのコアを束さんにちょうだい?」
「はい」
俺は言われたとおり、束姉に、楕円形のプレート状ISコアを手渡した。
束姉は受け取ったISコアを、脱いだ自分のパンティーで拭いてから、しげしげと観察する。
「ん~……なるほど、変質コアか。変質方向は……うわ、エネルギー出力? エネルギー出力が過去最大か。これは厳重に保管しなくちゃ」
言って手にした宝石箱に、ISコアを入れる束姉。
ISコアは宝石箱に吸い込まれるようにしながら、光の粒子となって消え去った。
「ちなみに束姉、その宝石箱は?」
「これ? これには今までに束さんが産んで、どこにも供給してないISコアが入ってるんだよ」
曰く、これまでに産んで、どこにも供給していないISコアは、まだ1500個ほど存在し、俺も使える倉庫IS【
この宝石箱は……いわゆる勇者のふくろ。
だが、実際に袋……小箱としての機能は無く、そのISの
とは言え、その
「名付けるなら【
言って宝石箱……
その時だった。
それまで沈黙を貫いていたガントレットのディスプレイがパカッと開き、クッキーが、客の到来を告げた。
「こんな時間に」
「お客さん?」
「「……誰?」」
俺と束姉のシンクロ質問に、クッキーは苦笑しながら『ミス・オルコット』と答えた。
「こんな時間にオルコットが? 何の用だ?」
「案外、お茶のお誘いだったりして」
「なら準備するか」
俺と束姉はベッドから起き上がると、互いの全身をウェットティッシュで拭き、普段着に着替えたのだった。
原作との主な変更点
1.セシリアの両親が健在
2.セシリアはnotメシマズ(お菓子作り特化)