超次元ゲイムネプテューヌ~全てを背負う少年~   作:変態仮面

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第5話

まずは自分の今後の住所になる場所ということでイストワールさんとネプギアに教会の客室一つに案内してもらっている。

アイエフとの訓練は早速明日から始めてくれるとのことなので、俺としてはありがたい話しである。因みにそのアイエフはコンパと一緒に帰って行った。

 

教会に住んでいるのはイストワールさんとネプギアだけのようで二人は教会の近くにある家に住んでいるらしい。アイエフは『明日の訓練で必要なものを準備してくる』とのこと。

 

 

「それではここが今日から海斗さんの暮らしてもらう部屋になります」

 

そういいながらイストワールさんがドアを開けるとそこはフローリングの床に壁や天井は白で統一されている清潔感のある部屋だった。広さは20畳くらいだろうか?家具もベットと簡素な机と椅子があるだけだった。ドアのすぐそばには扉が二つあり、そこにはトイレとシャワールームがあった。

 

 

「なにか必要なものがあったらいつでも言ってくださいね」

 

 

ネプギアが笑顔でそう言ってくれる、なんともありがたい話しだが別段俺としてはどうしても欲しいものというのは無いのでこのままでも特に不満はなかった。

 

「ありがとう、もしなにか必要なものができたら伝えるよ」

 

「はい!あ、それと食事なんですけど海斗さんは私たちと一緒に食べてもらおうかと思うんですけど良いですかね?」

 

 

「ああ、俺は全然大丈夫だよ。ここには作る人がちゃんといるのか?」

 

「はい、普段な給仕の人が...あ、でも最近はコンパさんに作ってもらっちゃったりしてますね」

 

ちょっと苦笑を含めてネプギアが言う、そうかコンパって料理得意なんだな....そしてネプギアは料理ができないんだな.....

 

「それじゃあ今日はこの教会内を色々案内していきますね!」

 

「おう、よろしく頼むよ」

 

 

そうして俺はその日はネプギアたちに教会内を案内してもらい夕食を一緒に食べて俺の一日は終わった。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

次の日の朝、俺とネプギアは昨日俺が三人と合流したバーチャフォレストにきていた。

 

 

昨日ネプギアの方にアイエフから連絡がきたみたいで『明日の朝9時にバーチャフォレストの方にきて』とのことだった、その連絡を受けてネプギアも一緒にきてくれるとのことで一緒にきているのだ。

 

バーチャフォレストにつくとすでにアイエフとコンパがきていて、俺たちをみつけると手を振ってきた。

 

 

「悪い、遅れちまったか?」

 

 

「いいえ、約束の10分前。別に遅刻ってわけじゃないわよ。私たちが来たのもついさっきだし」

 

「でもなんでコンパまで?」

 

「私はお二人がもし怪我をされたら手当てしようと思ってきたです、私は看護学校に通っているので怪我とかもちゃんと手当てできるですよ!」

 

「そっか、そりゃサンキューな。助かるよ」

 

具体的な訓練の内容な知らないがやはりモンスターと戦う為の訓練なのだ...危険はつきものだと考えて当然だろう、そう考えると医療の知識がある人がいてくれるのはなんとも心強い

 

 

「さてと....それじゃあ早速訓練に入るわよ!覚悟は良い!?」

 

「おう!?よろしく頼む!!?」

 

「よろしい、それじゃあ最初だけどまずはあんたの身体能力がどんなもんか知りたいから少しテストするわよ」

 

「テストか?」

 

「そう、とりあえず....この木からあの木まで」

 

アイエフはそう言いながら俺たちのすぐそばにあった木まで移動してその木から少し先にある木を指さす、距離はだいたい20mくらいだろうか?

 

「あんたには今からひたすら限界まで私と一緒にこの木とあの木を往復してもらうわ」

 

「うぇ!?」

 

 

初っ端からなかなかにハードな内容である....

 

「あ....アイエフさん、いきなりそれは流石にキツイんじゃ....」

 

見兼ねたのかネプギアが尋ねる、しかし....

 

「大丈夫よちゃんと終わったら休憩いれるから。それにこれくらいで根を上げてたらモンスターとなんて戦えないわよ」

 

 

むっ....言われてみればその通りだ.....これから命がけでモンスターと戦って行くって人間がキツイ訓練と聞いただけで根を上げていたら話しにならないだろう

 

「よし!!?」

 

自分の両手で両頬を思いっきりたたいて気合いを入れ直す

 

「それじゃあ簡単に準備運動してから始めようぜ」

 

「やる気になったみたいね....それじゃあ早速やっていきましょうか!?」

 

 

そして俺とアイエフは軽い準備体操の後、この地獄のランニングを始めた。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

その結果...........

 

 

「あ.......あんた.....はぁはぁ.....な....中々......やるわね.......っ」

 

「こ.......これでも......仕事....は.....バリバリの......肉体労働.....ばっか......だったから......なっ......」

 

 

俺とアイエフはほぼ同時にバテていた......どれだけ走ったかはもう覚えてない....往復が150回が過ぎたあたりからもう数えるのをやめた....

 

実際俺は学費を含めて自分での生活で必要な金は全て自分で稼いでいた、その時に選んでいたバイトが引っ越し作業なんかのひたすら肉体労働系のバイトばかりを選んでいたので結構体力や力には自信があったのだ。

 

しかし、体力自慢の俺がまさかここまで追い込まれるとは、やはりアイエフはモンスターなんかの戦闘だけでなく日々の鍛錬も怠らなかっだろう。流石だな、一緒に走りだした時はむしろ俺が追い越してやるってくらいのつもりだったのに....

 

「とりあえず....しばらく休憩....しましょうか......」

 

「そう.....だな.....」

 

息は大分整ってきているがそれでもちょっと途切れ途切れな俺たちはとりあえず休憩ということで俺たちの様子を見ていたコンパとネプギアのいる木陰の方へ向かった

 

 

「だあぁぁ〜疲れた〜〜!!?」

 

木陰につくなり俺はゴロンと大の字で寝そべる。

 

「お疲れ様です海斗さん、アイエフさん。海斗さんすごいですね!まさかアイエフさんと互角なんて」

 

「海斗さんすごいです!?」

 

ネプギアとコンパが俺のことを褒めてくれる。こんな可愛い子たちにこう褒められるとなんともくすぐったい気分だった.....

 

 

「でもホント対したもんねあんた、私だっていつも基礎トレーニングとして走り込みはしてるってのに」

 

「まぁ体力トレーニングも兼ねて肉体労働バリバリの仕事ばっかやってたからな.....まさかその経験がこんな形で活かされるとは思ってなかったが」

 

 

「まぁでも、それだけ身体が始めからできてるなら問題なさそうね」

 

「どういうことだ?」

 

「このテストであんたよ身体能力を把握して、そこからダメそうなら基礎体力トレーニングを中心に始めようかと思ってたけどここまでできるなら問題ないわ。もう少し休憩したら次の訓練に入るわよ」

 

「りょ〜かい!」

 

そんなわけで俺とアイエフはネプギア、コンパを交えて他愛もない話しで休憩時間を楽しんだ

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「さて、それじゃあ次の訓練に移るわよ!?」

 

休憩後、俺とアイエフは再び立ち上がり訓練を再開することにした

 

「まず、最初に聞きたいんだけど....あんたってなにか武術関連の訓練とかしたことある?」

 

「いや、全くもって」

 

そういった習い事は勿論、部活なんかもしたことがないのだ。なので俺はそういった格闘術を習ったとはない。

 

「オーケー、それじゃあ訓練だけど....」

 

そう言いながらアイエフはなにかの機械を操作してると(後から聞いたらNギアとかいうこの世界では良く使われている超万能ツールとのこと)次々に武器が出てきた。

 

武器の種類は様々で片手剣、双剣、大剣、斧、槍etc.,.様々な武器がある。

 

「この中からあんたの好きな武器を使ってみなさい、それで私と模擬戦をするの」

 

「いきなり戦うのか....」

 

「そうよ、私は武器の使い方をいちいち手取り足取り教えれる程器用じゃないから....あんたには実際に戦いで戦い方を学んで自分なりのやり方で強くなってもらうわ、心配しなくても怪我しないようにちゃんと武器の刃は潰してあるから」

 

まぁそれでも当たれば痛いけど...とアイエフは笑いながら言う。

まぁ確かに俺もそうやって修行した方が相に合ってる気がするので早速武器を選ぶ....

 

俺の使う武器....良し!?

 

「俺はこいつを使ってみるよ」

 

 

俺はそういいながら......双剣を手にした。

 

「へぇ双剣?....理由はなんかあるの?」

 

「特に強い理由はないんだけどね....ただなんとなく自分にはこれがあってる気がしただけ」

 

「ふぅん、まぁ直感ってのは結構馬鹿に出来ないものがあるしね....良いわ、それじゃあ早速始めましょうか!?」

 

アイエフが言いながら自身の武器(勿論刃は潰してある練習用)を構える。

 

「おう!?」

 

俺もそれに答えて武器を構える。

構えるといっても双剣の構え方など当然知らないので思いつくまま両方の剣を上に上げただけだが...

 

「先ずはあんたの思いつくままに私を攻撃してきなさい」

 

一瞬それは危険では?とも思ったが相手は戦闘経験をしっかり積んでいる相手だ、なら遠慮はいらないと俺は攻撃を仕掛けるべくアイエフに突進した。

 

「はぁ!!」

 

先ずは右の剣で縦に一閃、アイエフに叩きつける。

 

「ふっ」

 

それをアイエフは自身の武器、カタールの左手の方で防ぐ。

 

「やっ!!」

 

それを防がれた後、俺はすぐさま左手の剣で斜めに切り上げるがそれもアイエフは簡単に防ぐ。

 

「はっ!!...!せやっ!?」

 

俺はひたすらに両方の剣を使いアイエフに斬り込んていく、しかし....

 

「ほらほら、攻撃が単調すぎよ!?それに」

 

俺の攻撃をいなしながらアイエフは檄を飛ばし、俺に足払いを仕掛ける。

 

「うわっ!?」

 

その足に反応出来ず、俺は無様に転がってしまった。

 

俺が転がり横になった瞬間にアイエフは俺に馬乗りになって首にカタールの切っ先を突きつける。

 

「はい、これで先ずは私の一勝」

 

「ぐっ・・・・」

 

そう言うとアイエフは直ぐに俺から離れて俺に手を差し伸べる。

 

その手を掴んでアイエフに起こしてもらうとアイエフは今後の訓練の説明をしてくれた。

 

「基本的には今後あんたは私とこうして模擬戦をしていってもらうわ、これが基本的な私との訓練よ」

 

「了解だ、いつか絶対負かしてやるからな!?」

 

始めたばかりなんだから負けて当然と言えば当然だが、正直ここまで手も足も出ないとは思ってなかった。まだまだこれからとはいえやはり悔しいものは悔しいのだ。

 

「そう、その意気込みで頑張りなさい。まぁそれはそれとして.....」

 

そう言いながらアイエフの顔がニヤリとする.....なにやらちょっと....いやかなり嫌な予感がこみ上げてきた....

 

「あんたは模擬戦で私に一本取られるごとに腕立て30回よ!?」

 

「うぇぇ!?まじかよっ!?」

 

「まじよ!?短期間であんたを使い物にするためにも訓練に妥協はなしよ!?さぁ取り敢えず私の用事がある時間までのあと2時間、模擬戦を徹底してやるわよ!?」

 

「ひぃぃっ!?」

 

 

結局その後、みっちり2時間模擬戦をし続けた結果.....計70連発という負けを叩き出してその後筋トレの地獄を味わうことになった。

 

 

 

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