ダンジョンの悪意と呼ばれるものがある。もちろん、ダンジョンは思考する能力はない──というのがギルドの見解だが、
前方で犇めくモンスターの群れに呼応するように、冒険者の退路にモンスターを出現させる。天井崩落からの地盤沈下のコンボ。上級冒険者でも当たれば致命傷は避けられないギミックや冒険者を弱らせる環境ギミックの数々。
それらは『ダンジョンに潜る母数が多いゆえの偶然』と酒場のネタにされるほどの話。されど、長年ダンジョンに潜っている冒険者たちの中には、たまーに『殺しに来てるなぁ』と感じずにはいられないのもまた然りである。
長々と語ったが、そんな地獄の真っただ中にアクスは居た。
***
「5匹……ダト……」
「一旦、戻るぞ! リリっちたちのところまで戻れ!」
「それだと一層手をつけられなくな……アクスッ、ユーノ!!」
前方から迫り来る5匹のブラッドサウルス。連絡路まで戻っても事態は好転しないどころか、周囲で逃げ惑うモンスターを取り込むことで、さらに手を付けられない恐れもある。
突然のことにリドたちが行動に移せない中、アクスは即座に『前』へと進む。その行動に
ユーノもまた同じ。リドたちの制止の声や眼前から来るブラッドサウルスの爪に少しも動じることなく足を前に進ませる。いくらスキルはあろうと、強化種とLV3。たった1人と1匹では打算も勝算もない分が悪すぎて賭けにもならない蛮行。
だが、これで良い。
なぜなら──。
「チッ、世話がかかる」
見上げるほどの巨体が刹那に灰へと変じ、その灰塵がアクスとユーノを呑み込む。灰が兜を汚し、肩鎧に積もり、軍馬の鬣を白く染め上げるても尚、彼らは一寸先も見えなくなった『前』を駆け抜けていく。
そこに何の不安もない。LV3になったことで鋭敏になった聴覚からは、ブラッドサウルスと思われる断末魔と何かを強く蹴りつける打撃音。そして、後ろから追いかけてくる『仲間』が居るからだ。
その事実により強く槍を握りしめたアクスは、灰を吸い込まないよう片手で口元を覆いながら鋭く叫んだ。
「続けぇ!」
後ろから聞こえる雄叫びに口元を微かに上げた彼とユーノは、さらに増速する。迷宮の大地を穿つほどの豪脚から繰り出される殺人的な加速が、薄くなった灰の壁を突き破った。
──グオォォオ!
眼前に迫るはシャドウラプトルの群れ。それでもアクスは冷静に槍を手繰ると、飛び掛かって来る1匹の胸元へ穂先を突き入れた。
ギャッ──という断末魔が耳朶を叩き、軽い感触が手に伝わる。そのまま
槍を横に薙ぐことで1匹の胸郭を割断し、返す穂先で正確に魔石を砕く。真正面から飛び掛かって来る数匹をユーノが額の角で一気に串刺しにし、気付けば灰色の爆花によってアクスたちの姿が見えなくなるほどであった。
「すげぇ……」
瞬く間にシャドウラプトルの群れを壊滅させたアクスたち。その『背中』にリドは己が胸に灯った熱に気付く。
意識しなければ分からない程の小さな小さな灯火が大きくなっていき、徐々に湧き上がってくる衝動に彼は
「
『オォオォオ!』
リドの雄叫びによって
『勇気』とは何か。誰もがうらやむ武勇を誇ることなのか。それとも、正しい行いをすることなのか。
それらも間違いなく勇気に違いない。ただ、厳密にそれは
パルゥムの勇気は、何度も言うように『前』だ。危険を承知で飛び込み、それでも死なずに前に出続ける。その『背中』に人々は
『勇気』という熱病にも似た
その背中は──熱は──種族を超えた数多の人間に種子を残す。
そして、種子が一斉に芽吹く時……、
そして、その時はすぐそこまで来ていた。
冒険者。
人間。獣人。エルフ。パルゥム。アマゾネス。ハーフドワーフ。元人間。
ヘスティア。タケミカヅチ。ミアハ。ヘルメス。ヘファイストス。ディアンケヒト。フレイヤ。デメテル。ニョルズ。
LV1。LV2。LV3。LV4。LV5。LV6。
派閥も種族も役割も様々。さらに言えば、『目的は一緒』という弱い繋がりで共闘しているだけに過ぎない奇妙な集団である。
それでも全員等しく『前』を向いて走っている。そして、その集団の限りなく先頭を『
そんなどこぞの金髪が厄介オタクになりそうな状況ながらもアクスたちは30階層を抜け、そのまま31階層、32階層と下っていく。道中幾度か危ない箇所はあったが、その度に幻影を盾にすることで難を逃れる。
さらにはアレンやヘディンの支援に助けられる形で突き進んだ末に彼らはようやく33階層──『
ダンジョンにありがちな迷宮要素は一切ない。あるのは砂や砂丘、サボテンと呼ばれる奇怪な植物で構成された広大で果てしない砂漠地帯。そんな大地に天井から生えた赤い水晶の光が太陽のように照り付けている。
「リドさん、どうしましょうか?」
「ここは北か南に洞穴があって、そこが下へ降りる連絡路になってるな。ただ、足を取られやすいし魔力を伴った変なの……フェルズがなんか言ってた気が……」
「"シンキロウ" カ?」
「そう、それだ! そのシンキロウってやつで迷いやすいから、オレっちたちはフィアとか飛べる奴らに目立つ色の灯りを持って飛んでもらってる」
どうやら
「それじゃあ、準備をお願いします。僕はちょっとリリルカさんたちの方に行ってきます」
「待て、アクス。ウィーネをあちらに置いて来い。"ここでは"必要だ」
曰く、
それに、あくまで『早期警戒を行う警鐘のような物』としてなら潜り込ませやすい。アクスもアクスだが、彼女も彼女でウィーネに甘い。そのことに苦笑しながら連絡路から見える大砂漠に絶句するリリルカたちのところまでユーノを走らせたアクスは、フィアナに変じて連れて来た幻影に蓄えていた治癒魔法を解放。その調子で再び詠唱をすることで幻影の補充を行い、『下へ降りてきそうなモンスターへの偵察』としてしれっと羊皮紙を持たせた1騎の幻影を上に送っていると、疲れや傷が癒されたリリルカが羨ましそうな眼差しを送っていた。
「ほわぁ~、うちにも
「チビスケ、
「有名どころで言えば、
それはそれで大丈夫なのだろうか。相変わらず無軌道かつ適当なパルゥムの少年をリリルカたちは思い浮かべた。
よくよく思いだせば、今回の遠征に関しても彼の知識は大いに役立った。それこそ、あの守銭奴であり合理主義者のリリルカでさえも『そろそろディアンケヒトファミリアに行って、最高級の
ただ、一部の人間など俗に言う
しかし、リリルカたちは
それはそれとして──。この
つまり、ここを抜ければ深層域。
「アイシャさん、救助者は上では見かけませんでしたよね?」
「あぁ、見かけてない。ワーム・ウェールが掘ったような縦穴は見つけたけどね」
「もう面倒ですし、縦穴に入ります?」
「冗談はよしてくれ。逆方向からパックリいかれたら、今度こそ終わりだよ」
この救出劇も終盤だが、この層域のギミックは悪辣で危険な物が揃っている。なので、ベルとリューを攫ったワーム・ウェールが掘った縦穴を下るという荒技をフィアナが提案するが、アイシャは
ならば、地道に進む他ないだろう。
そんなことを言い合っていると、
「あぁ、準備が出来たみたいです。これから先は蜃気楼という幻が出てきます。なので、あの光が見える位置まで私たちに近づいてもらいます。これまでの道程でこちらに攻撃の意思はないことは分かってもらっていると思いますが?」
そう言ってフィアナがボールス
ちなみにこれもヘディンの受け売りである。割と鬼畜よりなやり口だが、今はそれだけ時間が惜しいのだ。
「な、なんで俺だけに言うんだよ。分かったよ」
「良かったです。なら、この子を置いて行くんで。感知能力に長けた子なので、砂からの奇襲を察知してくれるはずです」
そう言ってフィアナはウィーネを寄って来た春姫に預ける。モンスターを陣形の中に入れることついてボールスや桜花たちはモニョっていたが、椿の『ああ、砂地から湧くからか』という言葉に無理矢理納得してくれる。
相変わらずのフォローに思わず頭を下げつつ、ユーノを方向転換させながら彼は進路を指差した。
「では、進みましょう。こちらでもワーム・ウェールの確認はしますが、皆さんの方も確認お願いします」
そう言い残すと、フィアナとラーニェはさっさと元来た道を歩いていく。その最中に彼女は変装を解いたアクスに向かって、『ここには居ないと思うぞ』と耳打ちをした。
この
『バジリスク』。その体長は優に40Мの巨大な蛇だが、その実情はモンスターの中で『恐竜種』に次いで強い存在と言われる『竜種』に分類される。火や麻痺毒を用いるこの竜の被害は伝承にも残っており、オラリオより遠く離れた『カイオス砂漠』という地はバジリスクの猛威で広がったとされるほどに厄介なモンスターである。
そんな存在が居るここにワーム・ウェールが留まるだろうか。確証はないが、懸念材料としては議論の余地があるとアクスはヘディンたちと合流した幻影を操作し、先ほど決まったことを書いていく。
そうすると文字に気付いたヘディンがしばらく無言で読み込んだ後、『同意見だが、妄信するな』という苦言と36階層にあるオアシスで必ず休息と水分の補充をするよう勧められる。
ちなみにだが、彼のたまにあると噂される『デレ』の類では決してない。これまでの強行軍から鑑み、
謂わばこれは必要経費。ヘディンもそれが分かっているらしく、最後に『20分だけだ』と時間指定もしている。
「目標は36階層のオアシス。道中のモンスターはいつものように僕たちだけで極力対処をします」
それほど時間も経っていないが、これで下層最後の話し合いは終了。後は前へ進むのみとアクスたちは広大な砂の海を走り出す。
ここでもモンスターの襲撃は散発するものの、その全てが『密林の峡谷』に居る恐竜系モンスターよりも弱い。よって砂漠に足を踏み入れてから矢継ぎ早にやってくるモンスターの対処を
見取り稽古という言葉がある。客観的に見ることで、技の仕組みや身体の動かし方を学ぶ稽古法のことだ。
粒子の細かい砂の海を泳ぐ魚にトカゲにサソリ。下層まで足を踏み入れないため、このあたりのモンスターは知識はあっても経験がない。すなわち、
冒険者にとって未知は最も排除すべき事柄である。そのため、アクスは真剣にリドたちの動きを見る。
一歩を踏み込み、半歩下がる。『デザート・リザード』と呼ばれる大きなトカゲが飛び込んできたところを踏み込んで、胴体に一閃。
一瞬で灰になったことを鑑みるに、デザート・リザードはあの辺に魔石があるのだろう。そう断じたアクスは、先ほどリドが行った武器の振り方を槍で模倣する。
しかし、リドとアクスは持っている武器が違う。それにたった1度見ただけで模倣できるほどアクスは武の達人ではない。槍筋は僅かにぶれ、お世辞にも完全とは言えない模倣。それでも、アクスには『努力を行うセンス』を駆使しながら物にしていく。
そう、持って生まれた『才能』ではなく、極限まで悩んで磨いた末に発現した『センス』だ。磨いてやることで開花する才能であれば、アクスはとっくにLV5ぐらいにはなっているであろう。
自分に何が出来るかを考え抜き、ひたむきに走り、少しでも聖女に近づこうと欲した末に今のアクスがある。
そんな努力の権化が再びリドを注視する。
右足。左足。砂漠という脚が取られやすい場所でどのような移動をすれば、あれだけ安定するのか。砂上を歩いてくれているユーノと意思疎通を図りつつ、効率的な歩法を学んでいく。
そういった具合で幾度となく戦闘を観察し、観察し終われば実際に身体を動かし、徐々に理想へ昇華していくこと数度。ようやく合点がいったのか、向かってくるデザート・リザードの群れを迎撃しようとしていたグロスに『僕がやります』とアクスが告げた。
「モウ イイノカ?」
「はい。ある程度、分かりました」
「ワカッタ」
そう言ってグロスが横にずれたと同時にユーノはゆっくりと前へ出る。4つの蹄が砂を蹴り飛ばすことで砂原を爆ぜさせつつ、一直線にデザート・リザードの群れへ突っ込んでいく。
すると、後続よりも速くたどり着いたデザート・リザードが大口を開けて大きく跳躍してくる。口内にびっしりと生えた牙にかかれば、矮小なパルゥムの頭などあっという間に無くなってしまうだろう。
だが、
槍の餌食となったデザート・リザードが白目を剥いた状態で痙攣しているものの、灰になる気配はない。それもそのはず、
「よいっしょぉ!」
早くも1体倒したが、まだ戦闘は続いている。アクスは気が抜けるような掛け声を出しつつ、横方向に思いっきり槍を横に振り回した。LV3かつ上半身を回しながら振ることで凄まじい遠心力がかかり、モズの早贄のように穂先に突き刺さっていたデザート・リザードがスポーンと抜けていく。
亡骸が飛んでいった先は……。今も尚アクスたちに向かって走ってくるデザート・リザードの群れだった。
1番先を走っていたデザート・リザードに亡骸がぶち当たることでバランスを崩し、2番目を走っていたデザート・リザードが足を取られ、3番目のデザート・リザードもまた転び──といった具合に砂煙を上げながら折り重なった巨体が砂上を転がる。
「はぁっ!」
未だもんどりうっているデザート・リザードたち目掛け、彼は改めてユーノを突撃させる。団子状態になっている集団を迂回して襲い掛かってきた数匹のデザート・リザードから繰り出される爪牙を上半身を傾けることで避け、リドがやったように大きな胴体を綺麗に裂いていく。灰塵が掛かろうともアクスは決して速度は緩めず、むしろ速度を上げることでようやく立ち上がることが出来たデザート・リザードたちに襲い掛かった。
「ヒイタゾ」
「見事に踏み潰したな」
「えげつねぇ……」
ユニコーンというお清楚な種族とは思えないぐらい太くて強靭な足が断頭台から落ちる刃のように振り下ろされ、ユーノが駆け抜けた後に残った大量の灰と拳大の魔石にリドたちは若干引く。
そんな彼らの心情を余所に、これまでじっくり見取り稽古をさせてもらったアクスは指揮や治療のついでに前線へと上がる頻度を増やしていく。
少しでも『
その憧憬を胸に、アクスは『やれることはすべてやる』という気概と共にまるで嵐のように押し寄せてくるモンスターの群れを最前線で受け止め続けた。
***
そんな具合にアクスが
「おっす、マルタたん。今日も可愛ぇなぁ」
「神ロキ、ようこそ治療院へ。ディアンケヒト様との打ち合わせとお聞きしておりますが?」
護衛もつけずにのこのこやって来たロキが軽口で挨拶するが、マルタは一切取り合うことなく定型文で返す。それと同時にロキへと突き刺さる敵意にも似た視線に、彼女は内心『しゃあないか』と肩を落とす。
なにせ、秘蔵っ子と言っても差支えがないほどの存在を経緯がどうあれ、ロキファミリアが行方不明にさせてしまった。それがどういう意味を持つのか分からないほどロキは薄情ではない。
("行方不明にさせる"っちゅー青写真引いたのはうちやし、逆の立場なら文句どころか主神殺すぐらいはする自信はあるけどなぁ……)
今だからこそセクハラ魔神ではあるが、天界時代のロキは暇つぶしとして平然と神殺しを行っていたりする。そんな彼女がここまで丸くなったのは間違いなく
(……あかん、ついでに嫌なことも思い出してもーた)
そこから連鎖的に記憶が呼び起こされる。思い出すのはクノッソスを見つけた初めの頃。あの時も、アクスが居なければ
未だ慣れない子供との別れ。その瀬戸際まで味わった彼女の心という鍋に怒りという液体が沸々と煮立ってくる。必ずやエニュオだか、エミュレーターだか分からない神に然るべき落とし前をつけさせる。そんな気分でいた。
ただ、
それは何故か。簡単だ、
さらに言えば、自分の最推し──フィンであれば最高だ。神が介入するのは彼が輝いた後でも十分に間に合う。
だからこそ、ロキは我慢する。オラリオを崩壊させるという馬鹿馬鹿しい企みごとを潰し、子供たちがオラリオという自分たちの居場所を守れるその時まで。
(我慢かぁ……。うちも丸ぅなったなぁ。あかん、なんかちょっと嬉しいわ)
「おぉ、ロキ! ようやく来たか! アミッド、儂の部屋で応対する。後で出涸らしでも持って来るのだ」
「……承知しました」
今まで衝動的に執念深く神々を屠ってきた自分自身が我慢強さを会得した『成長』にちょっと喜んでいると、階上からディアンケヒトの騒々しい声が聞こえてくる。元気そうには見えるが、心なしか少しばかりやつれているように見えるその姿にカラ元気の類だと察したロキは申し訳なさと同情を抱きながら彼の案内でディアンケヒトの私室へと入っていく。
その途中、団長である小柄な少女を横目ながらに見るが……。酷いと形容するしかない程であった。
「もう話して楽になりたいわ」
「耐えろ。お前たちが立案したのだろうが」
懺悔にもとれる呟きであったが、ディアンケヒトは特に慰めるといったことはせずに鍵をしっかりとかけてから椅子に座る。
一見して血も涙もない塩対応ではあるものの、彼も彼でロキがここにやってきてすぐにこうなった状況を
つまるところ、『お前が始めた物語だろ? そこら辺は飲み込めや』と暗に言いたいのだ。
「……、ふぅー。すまん、落ち着いたわ」
「それは重畳。それでは、"商売"を始めるとしよう」
深く息を吐き出すことでロキは意識を
その変貌にディアンケヒトは満足げに頷くと、いつもの調子で大量の羊皮紙を机の上に置く。楽しくも愉快な『商談』の始まりである。
愉快な商談の始まりだぁ!
アクス
着実にアビリティを稼いでいるちみっこ。
そうしないとクノッソスとかヘイズ戦で詰むからね。仕方ない。
初出はおそらくepisodeフレイヤあたり。ロキ・ファミリア救出の際は氷の端で無理矢理通ったところ。
ウィーネを派閥連合側に置いた理由
末っ子を甘やかせたい精神もあるが、探知能力が高いために砂地からの奇襲防止策。
クノッソスでも良い働きするんだよな、このちみっこ。
ストーム・バンガード
元ネタはマブラヴのポジション名である
ちなみにBGM名にもなっている。それ聞きながら書いてたのは内緒。
悩み事
気付いたら2000文字ぐらい書いただけのストックもどきが増えてる。
【小神父】アクすいとか、
そろそろ完成させたい。
※させるとは言っていない