特急オホーツク・網走へ向かう殺人者   作:新庄雄太郎

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事件が起きた先日に、彼は寝台特急「北斗星」に乗って札幌へ向かい、そこから特急「オホーツク」に乗って網走へ向かったと推理した。


第3章 札幌の女

「ほう、なるほどね。」

 

と、菅原は言った。

 

「そう言えば、その人は確か上野駅で見かけたな。」

 

「えっ、それは本当なのか。」

 

「はい。」

 

「その男は確か、札幌へ向かっていたんじゃないのかな?。」

 

と、高山は南と高杉と菅原に言った。

 

「何、札幌へ向かっていた。」

 

「ええ。」

 

「上野から寝台特急「北斗星」に乗って札幌へ向かい、そこから特急「オホーツク」に乗って網走へ向かうんじゃないかな。」

 

「ほう。」

 

事件は3日前、東京都大東区で起きていた。

 

都内にある海山商事の売上金2億円を売上金を持ち逃げし、逃亡した事件である。

 

警視庁では犯人が札幌へ向かうと推理し、その男を追っていいたのであった。そして、昨日寝台特急「北斗星」に乗って札幌へ向かっていた。

 

「という事は、彼は東京から夜行に乗って札幌へ向かい、そこから特急に乗って釧路か網走へ向かったんじゃないでしょうか?。」

 

と、梶山が言った。

 

「それも、考えられるな。」

 

「恐らく、札幌で落ち合うつもりだろう。」

 

「待てよ、この男は確か。」

 

「ん、何か知っているのか。」

 

と、高杉は南に言った。

 

「ええ、その男は確か上野駅で見かけたな。」

 

「えっ、それは本当か。」

 

「うん、16時50分発の寝台特急「北斗星1号」で見かけたな。」

 

「おっ、それは本当か。」

 

「はい。」

 

「という事は、彼は上野から寝台特急「北斗星」に乗って札幌へ向かい、そこから釧路か網走へ向かったと考えられるな。」

 

「ええ。」

 

早速、札幌発の特急を調べてみた。

 

札幌から釧路へ 特急「おおぞら」

 

札幌から網走へ 特急「オホーツク」

 

「いずれにしても、キハ183系ですね。」

 

「ええ。」

 

「わかったよ、やはり網走へ向かったと考えられます。」

 

「ほう、そうかやはり網走か。」

 

「ええ、恐らくな。」

 

「ええ。」

 

「でも、その男は横領するのでしょうかね。」

 

「社長の話だと、その男はいつか事業を起こして会社を設立するんだと言っていたからな。」

 

と、高杉は言った。

 

「ああ。」

 

「その男の彼女は札幌にいるらしいのよ。」

 

「なるほど、それで寝台特急「北斗星」に乗って札幌へ向かったのか。」

 

「ええ。」

 

「札幌へ行くなら「北斗星」と「エルム」に乗って北海道へ行くはずですよね。」

 

と、三輪は言った。

 

「ああ、乗るとしたらな「北斗星」しかないだろう。」

 

「そうか。」

 

「この女も横領事件にもかかわっているんじゃないでしょうか。」

 

と、南は言った。

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

「そして、男は札幌で彼女に会いに行っていたんだよ。」

 

「それで、寝台特急「北斗星」に乗っていたのか。」

 

 

 

 




そして、事件の犯人は誰なのか?

次回もお楽しみに
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