「どうも、課長の稲本と言います。」
と、桜井と菅原に挨拶した。
「早速ですが、横領事件の事で詳しく話していただけないでしょうか。」
「ええ、もちろん。」
そして、菅原と桜井は社長の大原と話を聞く事にした。
「ええ、売上金を持ち逃げしたのは2ヵ月前の事でした。」
「ほう。」
「その売上金って言うのは。」
と、菅原は言った。
「はい、我々が苦労して企画した売上金です。」
「なるほど、すると八尾は持ち逃げしたと言うんだね。」
「ええ、我々はそう思うんです。」
「彼は、16時の寝台特急に乗って札幌へ行ったんですが、何か知っていますか。」
と、菅原は堂上社長に言った。
「ああ、八尾なら大学時代に彼女がいるんですよ。」
「ほう。」
「という事は、八尾と札幌にいる彼女を会いに行っていたんですね。」
「網走で起きた殺人についてなんですけど、会社で恨まれることはありませんでしたか?。」
と、桜井は言った。
「さぁね。」
「私にも見当がつかなくてね。」
早速、菅原と桜井は堂上と稲本に言った。
「そうですか。」
菅原と桜井は、高杉に報告した。
「そうか、やはり彼は寝台特急「北斗星」に乗って作ポロへ向かい、そこから特急「オホーツク」に乗って網走へ向かった。」
「ええ、我々が分かっているのはそこまでで。」
「そうか。」
一方、南と高山と小海は網走で捜査をしていた。
「つまり、犯人はもう1人の共犯がいるんじゃないのかな?。」
と、高山は言った。
「高山も、その可能性があるのか。」
「でも、自殺にしては変だと思うわ。」
「何、小海もそう思うのか。」
「ええ。」
「この会社員の中にいるんじゃないかな?。」
「ああ、それも考えられるな。」
次の日、被害者理遺留品が発見したと連絡があった。
「どうも、今日網走で横領した金が見つかったんだって。」
「ええ、7万あるから関係していると思いまして。」
「なるほど。」
「和樹さんは横領なんかしないわ。」
「えっ。」
「でも、あの人が横領するなんて。」
と、彼女は言った。
彼女の名前は二宮真紀、二宮は八尾の恋人でよく札幌へ来ていたと判明した。
「ええ、和樹さんが札幌へ来ると言ってホームへ待っていました。」
「ほう、なるほどね。」
「それで、八尾は寝台特急「北斗星」に乗っていたのか。」
と、南は二宮に言った。
「ええ。」
「そして、私は札幌で和樹さんと一緒に特急「オホーツク3号」に乗って網走へ行きました。」
「ほう、なるほどね。」
「社長は、あの後に札幌へ行っていたから寝台特急「北斗星」に乗っていたから、札幌のアリバイはあるからな。」
「ええ。」
「やはり、犯人は稲本じゃないのかな?。」
と、小海は言った。
犯人は誰なのか、そして犯人が使った列車トリックとは。
そして、犯人は誰なのか?