不遇水魔法使いの禁忌術式 後追いを超えた後追い版   作:ゴリラ

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幕間
罪の砂漠における星獣王の逝去について


提出者:セダム連合・汚染地域看視部隊 隊長 ハダル

日付:第■■期■■月■■日

 


 

Ⅰ.概況

本報告書は、星獣王の逝去および、罪の砂漠の結界の完全崩壊についての記録である。

現在確認されている事実は以下の通りである。

 

1.
星獣王が突如として罪の砂漠に赴き、人間種と戦闘を行った。戦闘の末、星獣王は命を落とし、交戦した者たちも消息を絶った。

2.
砂漠に敷かれていた隔離結界は完全に崩壊し、外界との隔絶が消滅した。

3.
砂漠内全域における生命反応の消失。

現在も調査が続けられているが、星獣王の逝去は星獣に与える影響は計り知れず、連合として早急な対応が求められている。

 


 

Ⅱ.詳細な経緯

 

発生時刻: 第■■期■■月■■日、黎明直前(推定)

地点: 罪の砂漠 中央部

罪の砂漠にて異常な魔力が観測された後、星獣王は霊峰を飛び立ち、罪の砂漠へと向かう。そして到着後、砂漠と外界を隔絶していた結界を破壊し、砂漠内へと進入した。

 

1. 戦闘の発生

 ・
複数の高位魔法の痕跡が確認されており、交戦はかなり激しいものであったと推測される。

 ・
戦闘の最中、星獣王は聖法を使用し、周囲の地形を変貌させた形跡がある。

 ・
戦闘の規模と、砂漠内全域の生命反応の消失により、最終的に双方相討ちとなったと考えられる。

 

2. 結界の崩壊

 ・
砂漠を覆っていた隔離結界が完全に消滅し、外界との遮断が失われた。

 ・
結界崩壊の原因は、星獣王が砂漠へと侵入する際に破壊したため。

 

2.戦闘後の状況

 ・
星獣王の遺骸は確認されていないが、竜脈石の破損により、逝去されたと見られる。また交戦者の生存も不明であるが、砂漠内全域の生命反応の消失から、死亡していると考えられる。

 ・
砂漠内全域における生命反応の消失。これは、星獣王の聖法による結果であると見られる。

 


 

Ⅲ.今後の対応について

本件は星獣全体に重大な影響を与える可能性があるため、以下の対応を予定している。

 

1. 現地調査の実施

 ・
後日、輝星およびその部隊を派遣し、戦場跡の調査を行う。

 ・
可能であれば、星獣王の遺骸の確保と、交戦者の生存確認を行う。

 

2. 結界崩壊の影響調査

 ・
罪の砂漠が外界と接続されたことで、砂漠内の魔力が外界へ流出し、周辺地域へ汚染が拡大する事が懸念される。

 ・
監視部隊を増員し、周辺地域の汚染度合を分析する。

 

3. 星獣への対応

 ・
星獣王の逝去により、星獣たちの勢力図に変化が生じる可能性がある。

 ・
事態の鎮静化を目的とした声明の準備を進める。

 

以上の調査結果を踏まえ、今後の対応を再検討するものとする。

以上

 


 

Ⅳ.追記

第■■期■■月■■日、調査のため罪の砂漠へ派遣された輝星が、調査後の報告を最後に消息を絶った。現在、輝星部隊が懸命な捜索を行っているが、発見されていない。

輝星の行方については引き続き捜索を継続する。




竜脈石…竜が、自身が生まれた卵の殻から作成するお守りの様なもの。作成した竜が死ぬと、この石も割れてしまう。その為、竜の安否確認に使われている。
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