サイキョー転生! 〜魔法少女と仮面ライダー〜   作:堕落と強欲の権化

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先生!お待たせ致しました!

俺が前回くらいから騒いでたのはこれでやす。ちなみに櫻井先生が言ってた「彼」のモデルは俺というかほぼ俺が1モブとして出てるんすよね。名前出てねぇけど。
あとほぼほぼ美化しまくってるから、櫻井先生(現実世界の本人、ガチで許可済み)からツッコまれるかもだけど、まぁ別にいいよね!答えは聞いてないけど!


閑話① 頼れる大人は

私、「切山 舞礼」は大人を信用できない。特に教師は。

例外はいるけど。

 

あ、「飯倉 龍樹」も例外の1人だ。あの人は信頼できる。少なくとも両親よりは。

「門矢 士」さんも、頼れる存在だと思う。というか、私の切り札と似た能力を持っているし、あの切り札に名前が無いから、彼の力の名前からとって「マジカライド」と名付けよう。

 

さて、本来伝えたかった「例外」とは、私に親身になってくれる先生だ。進路関係で頼れる先生。

その頼れる先生こと「櫻井先生」は、私のことを守ってくれている。

 

櫻井先生「よう、おはよう」

私「……あ、おはようございます」

いつもの私なら「ッす」って、ほかの先生に対しては適当な挨拶をするけど、櫻井先生にだけは、ちゃんと挨拶できる。

 

櫻井先生「今日も頑張れよ、舞礼」

私「はい」

長年先生をしてきたからなのか、私に対してもちゃんと接してくれる。

 

__私の進路は、「魔法少女協会」だ。しかし、魔法少女「フェイカー・ジャック」の正体__つまり私の事__を知らない人達からしたら、私のことはただの「魔法少女に憧れてるガキみたいな女」として映っていることだろう。そのせいでいじめられている。

 

『……大人なんてみんな嫌いだ』

 

そう言っていた、かつての私に言いたい。

 

「大丈夫、信頼できる人ならあとで出てくる」と。

_____

 

櫻井先生は、私の進路について親身になって手伝ってくれる。まあ、私が先生を助けたから正体を知られているだけで。

 

「センセって面白いよねー」

「そうそう、櫻井先生って感じー」

櫻井先生「おぉそうか?……あっお前ら!廊下は走るなー!」

「うおっ!?すみません!」

 

私「……」

色んな生徒に好かれて、相談にも乗って。私もあんな風になれたらどんな人生になるだろうか。

 

ピエル「なんだ、アイツに憧れてるのか?」

私「悪い?櫻井先生は優しいし、ちゃんと相談にも乗ってくれるし、憧れて当然よ」

ピエル__私と契約している、一人称が「おり」の変な悪魔__がこっそり出てきて、先生と生徒共の会話が終わるのを待っている私に語りかける。

 

私「あっ、終わったみたい」

櫻井先生「お待たせ。んじゃ、進路相談室に行くか」

 

__進路相談室__

櫻井先生「お父さんとちゃんと話せてるか?」

私「いいえ全く。あの人、なんていうか私のこと『金ヅル』だと思ってるみたいで」

ピエル「てゆーか通帳も取られてるからな」

櫻井先生「そうか……今度家庭訪問しようと思うんだが、どうだろう」

私「うーん……多分猫かぶりするかもです」

櫻井先生「そっかー、ピエル君はどう思う?」

ピエル「えっいきなりおり!?……『いい家庭』のフリするだろうな」

櫻井先生「だよなー……ってゆーか、魔法少女は確か寮があるんじゃ?」

私「反対されてる。()()()がどっか行くと困るんでしょ」

そう。私はいわゆる「虐待」に遭っている。

私の稼ぎ__バイトとかではなく、魔法少女として働いていると協会から出るお金__を全て取られて、それを自分のために使ったり、パチスロとか、競馬とかに使ったりして、私には最低限のものだけ。食べるものもこちらは質素なのにあっちは贅沢して。

 

百合香「……」

うわ、後輩が盗み見てる。

 

櫻井先生「それはキツいな。ったく、親としての自覚がないな」

私「今まで誰にも相談できていなかったから、櫻井先生がいてくれて助かりました。……家では()()()扱いで、学校では教師含め私をいじめる人ばかりで。先生と仮面ライダーがいなかったら、私……そろそろ死のうとしてたかも」

ピエル「そ、そこまで苦しかったのか……」

櫻井先生「……よし、魔法少女として戦うってのはどうだ?」

私「へ?」

櫻井先生「舞礼は『ジョーカー』だろう?()()()()()()()()

ピエル、お願いだから「その手があったか」みたいな顔しないで。

 

櫻井先生「自分の力、君の人生を助けてくれるんじゃないか?俺もな、とある生徒の進路を受け持ったことあってな。

 

彼は『小説投稿と作詞作曲を趣味でしている』ってことで、それを就職先に大きくアピールするように言ったんだ。そしたら彼、内定もらえてね。興奮して報告してくれたんだよ。

 

生徒「先生!受かりました……!」

櫻井先生「おお!そうか!……どうだ、趣味に食いついただろ?」

生徒「はい!めちゃくちゃ食いついて来てくれて、最高でした!ありがとうございます!」

櫻井先生「ま、そうだろうな。君は特殊だからね。他人にはない自分だけの特徴をアピールしたらそりゃ食いつくさ」

生徒「本当にありがとうございます!頑張ります!」

櫻井先生「おう!頑張れよ!……あ、小説で俺の名前使っていいぞ」

生徒「はい!……え?」

櫻井先生「小説に俺を出してくれ。俺の名前使っていいから。出来たら見せてくれよ?」

生徒「……はい!ありがとうございます!」

 

彼は今どうしてるかなぁ。

……まあ、そういった例があるんだ、どんなに特別でもいい。ただ、自分は見失うなよ。ちゃんと自分のことを大事にして、助けが必要な時は誰かを頼って、そして見返してやれ。自分の力が、誰かの助けになるかもしれんだろ?」

私「誰かの……助けに……」

ピエル「つまりは、立ち止まってたら何も変わらない、もしくは失敗するってことか」

櫻井先生「おぉ、ピエル君よく分かったな」

私……確かに味方はいないってずっと思ってた。

 

__けど、

 

龍樹『力とはな、誰かを守るため、救うためにあるんだ。自分の為だけに使ったらそれは正義ではないな。まあ、相手が悪ならそれは知らん』1

士『子供に全て任せる訳にはいかない。大人を頼ることも覚えとけ』2

 

あの人たちは、私のこともちゃんと見てくれて、信用してくれて、助けてくれて、優しかった。あたたかかった。

だから、もう少し他人のことを見て、信用できそうなら話して、心の荷物を少し捨てて。

 

ピエル「泣いてる?」

もう、ひとりじゃない。

 

「先生、助けてください」

 

私は、逃げない。助けを呼べるなら、呼ぶ。

 

櫻井先生「……それを言ってくれるのを待っていた」

先生が立ち上がる。

 

 

 

櫻井先生「……行くよ、君の未来を守るために」

1
本編で言ってない

2
本編で言ってない(2回目)




先生を美化しまくって、美化美化櫻井先生が爆誕!
頼れる大人、というイメージを肥大化させた結果、珍しく2458文字。素晴らしいとは思わんかね!

魔法少女の設定、現在も募集中です!あと、20話の投稿後にデータチップの設定を追加して、その時に「新ライダーの設定募集」「会ってほしいレジェンドライダー募集」をつくるので、そちらもよろしく!(物語がほとんど進みそうにないのマ?)
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