生徒会員とか誘われたりしていたけど…。
「やだ。面倒い」
そんな暇はないと即答で断固拒否していた。
すぐ相手を黙らせるし…
授業も時々参加しつつ、不参加な時が基本1番多い。
旭乃風花はほとんど人は関わらない1匹狼、
人を信頼していない。そして感情がない。
彼女が、笑ったことも怒ったこともないーーまさに孤高の存在。
誰にも近づけないんだ。
それなのにどう言うこと?
なんで私の名前を…
「この学校については、全部把握してる。この学校の生徒、教師の名も全て知っている」
そんなことを言い出すから。
「え?!」
そんなこと前代未聞なのだろう。
「別に危害及ぼすわけじゃない。いざというときのためで対したことはない」
この学校にそんなことしても意味がないしと風花はポツリと呟いた。
風花ちゃんて何者?なんてこの場の全員が思うだろう
帰り道――
下校中に絵を描こうとスケッチブックを探す
「えっとスケッチブック…スケッチブック」
あれ…ない?
あ、やばい。学校に忘れてきた。
ダッシュで急いで取りに戻る。
学校にたどり着くとまだ門が開いていた。
良かった。まだ空いてた。
門をくぐりそのまま教室に行き探し物を探ってると、
「あんたまだ居たんだ。」
その聞きなれた声に思わず顔をあげる。
旭乃風花が現れた。
「あ、えっ、忘れ物取りに]
「ふぅん」
興味なさそうに、スマホを取り出す。
「早く帰りな、長居すると危険だ」
スマホを見ながら言ってくる。
「あ!はい」
でも、風花ちゃんは一向に帰ろうとしなかった。
「え?風花ちゃんは…?」
「帰らない。」
「でも…」
「私の体は特別で普段は抑えてるけど、みんなに危害及ぼすから」
見たことない今までにない悲しくて暗い表情だった。
どういうこと?
疑問に思ったけどすぐに切り替えいいから帰れって瞳で合図する。
彼女の言うことは絶対―――
その場を後にした。
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風花は外に出てきて夜空を見上げる。
そしてただ1人考え事をしていた。
ほんとになんでこんな自分が生まれたのか。
両親が互いに愛してるからとはいえ、寿命の差が違いすぎると言うのにそこまで…
松葉家のやり方は世間ではやばいと言っていい。
ほんとに残酷で残忍。
でもそれ以上にお母さんの方がひどいと言ってもいい。
それは死ぬ運命が決まってるようだから。
お母さんは特殊の家系で産まれたから特殊な力を持っていた。ほんとに、様々で特別だった。
その血でそれを引き継いで産まれてきた自分。
まさかだとは思った
お母さんは必死で自分の運命というものに抗った。
たとえそれが死にかけてでも。
私はお母さんが救ってくれた世界を守りたい。
お母さんが産まれた意味を見つける。