蒼い世界で悪魔は笑う   作:鮭ノ神

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石が足りないッ!!!
知育たのじいッ!!!

私は紅茶にはかなり砂糖を入れる派です。
スコーンが好き。


龍、悪魔、茶会仲間…何も起こらぬはずもなく I

昼ごろ

私はトリニティのある場所に向かっていた。いつもは着崩している制服をきっちりと着て、片手にはバスケットを持って。

 

そしてとあるドアの前に立った。

 

「失礼しまーす…」

 

「おや、来たようだよ」

「あ、ムラサさん。お待ちしておりました」

「ムラサちゃーん☆やっと来たね☆」

 

「あー…すまない。遅れちゃったか」

 

ドアを開けるとそこには三人の生徒が紅茶と菓子の置いてあるテーブルの椅子に座っていた。

 

学園の最大派閥「パテル」「フィリウス」「サンクトゥス」の代表達……そう、ティーパーティーである。

 

今日は姫さんと恩師ナギサから誘われ、茶会…もとい雑談しに来ていた。

「いやーすまないね。あ、これスコーンね。焼いてきたよ」

そう言って私は持っていたバスケットを見せた。

 

「え!?ムラサちゃんってお菓子作れるの!?」

「お、姫さんやる(戦る)?」

 

「落ち着きたまえ二人とも」

「そうですよミカさん……」

 

「はーい」

「ま、まあセイアちゃんからの頼みなら……」

 

ちなみに私とセイアちゃんは中等の頃からの仲である。

 

「セイアちゃ〜~ん!喫*1させて〜~!」

「またかい……少しは遠慮というものをだね…」

 

そんなセイアちゃんの言葉をほぼ無視して私はセイアちゃんを喫した。

「あ゛ぁ……癒される…」

「いーなームラサちゃん。私は吸わせてくれないのに」

「君が首をへし折ろうとしてくるからだろ…」

「そんなに力入れてないもん!私はか弱い乙女なんだよ!?」

「ま、まあまあ二人とも…」

 

姫さんとセイアちゃんが争ってナギサが諌める……昔から変わらない三人の光景だ。

私はその様子を微笑ましく眺めていた。

「ムラサさん。最近はどうですか?」

不意にナギサがそう聞いてきた。

「んー…どうって言われても……いつも通りだよ。起きて、不良をぶん殴って、ここに来て、帰って、トレーニングして……その繰り返し、あまり変わったことはないかな」

「一つだけおかしいの入ってない?」

「あ、あと今日はミレニアムの同級生とトレーニングする予定で……あれ?今日?」

「ど、どうかされました?」

やばい!今日じゃん!何にも準備してない!ごめん帰るね!紅茶とお菓子ご馳走様!

 

そういって私は残った紅茶を一気に飲み干して銃を片手に駆けていった……

 

 

 

 

 

 

一方、それを見たティーパーティーはというと

 

「そういえば二人とも、ムラサの家がどこか知っているかい?」

「いえ…」

「うーん…知らな〜い」

 

「……そうだ!いい考えがあるんだけど…」

 

「ミ、ミカさん?」

「ミカ……君、今凄い悪いことを考えている顔だな…」

 

ふっふっふ……そう笑ってミカはある提案をした。

 

 

 

「ムラサちゃんのこと、今からこっそりついて行かない?」

 

 

 


 

 

 

「はぁ…はぁ…何とか間に合った……」

私はそう言って家の中に入った。

『おかえりなさいマスター、早いですね』

「アリッサ!今から客人が来るから部屋とリングの掃除お願い!今すぐに!」

『まさか、忘れてたんですか?あんなカッコつけておいて?まあアリサは完璧AIなのでらくしょーです。任せておいてください』

「助かるよ!じゃあ着替えてくる!」

そう言ってトレーニング用の服に着替えていると、扉をノックする音が聞こえた。

「え!?もう来たの!?早くない!?アリッサ、開けてくるからギリギリまでお願い!」

『了解です』

 

そう言って私は玄関のドアを開けた。

「おい、来たぞ……って誰だお前」

「あー…DWこと黒駒ムラサです…とりあえず中入って」

「おう、お邪魔するぜ」

そうネルが言うと

「お邪魔しまーす!」

「お邪魔致します」

「お、お邪魔します」

続けて三人の生徒が入って来…

「待って貴方たちなんでいるの?」

なぜか呼んでないC&Cメンバーまで一緒に来ていた。

 

 

それを少し遠くから眺める三人組がいた。

 

「あれって…」

「ミレニアム最高戦力と言われている美甘ネルですね…」

「それに他の三人はC&Cのメンバーじゃないか?どうしてここに…」

「……少し覗いてみる?」

「いや、待てミカ。もう少し様子を見てからでも遅くはないだろう」

「ええ、ミカさんここは大人しく様子を見ましょう」

 

 

 

 

そんなことが起こっているとも知らずにムラサは訪ねてきた四人を家に案内していた。

 

「どうぞ…楽にしてください」

「へぇ、なかなかにいい家じゃねぇか」

「全部コンクリートですか…あまりミレニアムでは見ないせいか少し新鮮ですね」

「トリニティに通ってるって感じじゃないね!」

「嫌味ですか?」

 

そう言われながら家を少しだけ案内していると、

『マスター、終わりましたよ…ってその四人は?』

掃除を終えたらしいアリッサが何故かホログラム(メイド服Ver.)

で顔を出した。

「メイドさんだー!お邪魔しまーす!」

「こ、こんにちは…」

『こんにちは。マスターのメイド、完璧美少女ことAIのアリサです。

よろしくお願いしますね』

アリッサはいつもの調子で答えた。うん、いつものだ。

「それじゃあネル、詳しい話はまた後でする。とりあえずついてこい」

 

そう言って私とネル達はいつものトレーニングルームに歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
セイア吸いのこと




ティーパーティーの三人との関係について(→=ムラサからの思い)
ミカ→幼い頃に一度だけ会ったことがある。執事のような存在でありたいと思っている。
ナギサ→トリニティに転入する際に色々動いてくれたりしてくれたので大恩がある。この恩を返したいと常々思っている。
セイア→中等からの幼なじみだが、高校一年生の時はゲヘナにいた関係上、全く関われずにいたので申し訳ないと思っている。恋愛的に好き。
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