学園都市キヴォドス。
D.U.某所
とある事務所…
中は綺麗に掃除されており、鑑賞植物が壁際に設置されていて窓側の中心に「社長」の文字がプリントされた折り紙がたてられている。
そこに足を机に上げて座っている男が狐耳のペットに揺さぶられている。
ギンヤ「いやー、今日も暇で安心安心。」
ワカバ「社長ー!仕事無いよー!!お金どうするのー!」ゆさゆさ
ギンヤ「いやー、ね?ワカバく〜ん。お兄さんもね?忙しいんだよ?ジャンプ読むのに。」
ワカバ「むぅぅぅぅ〜〜…………………」
ギンヤ「んなふくれっつらすんなって。ほら、飴あげるから許せ。」
ワカバ「やったぁ!!!」
ワカバはすぐ手に取って飴玉を口でコロコロ転がした。
ワカバ「んぅ〜〜〜」
ギンヤ「さて、俺はジャンプ…」
リョウスケ「ギンヤ!大変だ!!」
ギンヤ「んだよ、またトマトジュース無くなったのかぁ?俺はイチゴミルク飲みたい。あと社長な?」
リョウスケ「ギンヤ!依頼だ!!しかも大きな額だぞ!」
ギンヤ「あぁーら!その依頼!解決しましょぉ〜!リョーちゃ〜ん!」
リョウスケ「そぉ〜ね!ギンヤちゅわぁ〜ん!この依頼解決しないとねぇ〜〜!!」
2人はオネェ口調で喋りながら目が$の形になっている
ギンヤ「で?依頼内容はぁ?」
リョウスケ「待っててねギンヤちゅわん、今見るわよ〜」
ギンヤ「あら!ギンヤちゃんワクワク!」くねくね
リョウスケ「何が出るかな〜〜♪」
リョウスケ「…………ギンヤ。これはやべぇ…!」
ギンヤ「は?まーた裏取引?もしキューレにお世話になるのは御免だぜ?」
リョウスケ「先生の依頼だ!書類仕事手伝ってくれ!だとよ。」
ギンヤ「書類仕事ぉ〜〜?まぁ……」
ギンヤ「金貰えるしいいか!!」($ν$)
リョウスケ「そうだな!グヘヘヘ!」($ω$)
ワカバ「んぅ〜〜〜」ころころころ
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シャーレ
先生「し、仕事が終わらないよぉ〜………」
ユウカ「頑張ってください。ほら、進まないと終わるものも終わりませんよ?」
先生「うぅ〜………まだかな〜?」
ユウカ「……先生、まさか、なにか買ったんですか?」
先生「ううん。依頼したんだ。」
先生はチラシを見せる。
そこにはいつでもどこでもババッ!と万事解決!万事屋さん!!というイケメンの顔が写っている。
ユウカ「………万事屋…って!あそこ!?!?」
先生「ユウカ知ってるの?」
ユウカ「万事屋って!指名手配されてる集団よ!?」
先生「え……?」
ドパァァァンッ!!
ドアが勢いよく開いた。
ギンヤ「御用だ御用だぁぁ!!テメェがシャーレの先生かぁ?ああ?!」
リョウスケ「言わなければエ○本をぶちまけるぞ!!」
ワカバ「こんにちわー!」
てってってって
ワカバ「こんにちわ先生!僕狐坂ワカバって言いまーす!よろしくお願いしまーす!」
先生「ワカモ!?……」
ワカバ「?なんでお姉ちゃんの名前を?」
先生(あれ?バ……?)
ユウカ「先生!今すぐ離れて!この人たちは危険な集団よ!」
ワカバ「え………」涙目
ユウカ「ほら、離れなさい!」
ワカバ「い、いやだ……僕、仕事をしに来たのに…」涙目
ユウカ「ぐぅっっ!!…」ドサッ!
先生「ユウカ!?」
ユウカ「ロ………可愛……」ちーん
先生「ユウカァァァァァァァーーー!?」
ワカバ「うわぁぁーーーー!?先生!どういうこと!?ねぇ!ねぇ!ねぇ!」涙目
先生「う、うん!君のせいじゃ無い!君のせいじゃ無いからね!?えっと、ワカバちゃん!」
ワカバ「本当?」
先生「うん!そうだよ!うん!」
ギンヤ「リョウスケぇ!こいつエ○本ダンボールに入れてやがるぞぉ!!」
リョウスケ「なぁーにぃ?男と言ったら!」
ギンヤ「ベットの下!」
リョウスケ「男と言ったら!」
ギンヤ「ベットの下ぁ!」
ギンヤとリョウスケはダンボールにしまってある先生のエ○本を持ち出して仮眠室のベットの下に放り投げていた。
先生「ちょっとぉぉぉ!?!?」
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・
ユウカ「………」
ユウカ「はっ!私は……寝て…」
ワカバ「大丈夫?」ガチ恋距離
ユウカ「ガ…………ハ…………」
ユウカ(ロ……リぃ…………)
先生「ユウカ!」
ユウカ「はっ!!せ、先生!!あっ!万事屋は!?」
先生「うん。しっかりやってるよ。」
デスクの前にいたとは大きいコブをつけられたギンヤとリョウスケが真面目に仕事をせっせとやっている姿だ。
先生「ワカバくんから聞いたんだけど、この人たちはお金が少ないからなんでもやってるんだって。だから警察沙汰になるようなことまでしてたらしいんだ……」
ユウカ「で、でも犯罪は犯罪です!」
ワカバ「ダメ……?」
ユウカ「そうよ!あんな奴らにあなたみたいな女子はいちゃダメ!危険よ!」
ワカバ「僕、男だよ?」
ユウカのナニカが壊れる音がした。
ユウカ「………男?」
ワカバ「うん。」
ギンヤ「おーい狐ー。仕事手伝えー。てめぇの給料減らすぞー」
ワカバ「あっ!まってよしゃちょー!!」
てってってって
ユウカ「男……」
先生「じゃあ、やろっか……仕事の続き。」
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・
その後、ワカバの手際によってアンデス山脈のように高く広く積み重なった書類は無くなった。
先生「す、すっご………」
ワカバ「やったー!」
ギンヤ「んじゃ、これ払ってもらおうかぁ?」
ギンヤはお金のジェスチャーをした。
先生「あ、そうだね。はいこれクレジット。」
ギンヤ「やっほぉぉい!金だ金だぁ!」$$
リョウスケ「これで数週間は安泰な額だぞー!よっ!先生太っ腹!!」$$
先生「じゃあ、私が常連になるから悪い事しないでね?」
ギンヤ「おう!任せとけ!依頼によるがな!」
リョウスケ「そうそう。」
ワカバ「先生ー!お姉ちゃんのこと知ってるのー?」
ギンヤ「!?」
リョウスケ「!?」
先生「あー、うん。シャーレでちょっと……」
ギンヤ「どうせ襲撃だろ?」
先生「まぁ……うん。ところでギンヤくんだっけ?ワカバくんに教えてもらったんだけど…」
ギンヤ「紹介が遅れたな!俺は坂田ギンヤ!趣味はエ○ゲーをプレイしたり甘いものを食べることだ!好きな女のタイプはスタイル抜群で優しい女だ!!」
リョウスケ「俺ちゃんの名は裁羽リョウスケ!リョウスケって呼んでくれ!趣味はグラビアアイドルの写真集を見ること!そしていつかちょめちょめすることだ!!」
先生「うん。ろくでなしってことはわかった。」
リョウスケ「おいおいそりゃあ無いぜ〜?なぁ?」
ギンヤ「そうだぜ?俺らは真面目に答えてるんだぜ?」
リョウスケ「な?社長も言ってるんだしよ!」
ユウカ「……ヴァルキューレに通報して良いですか?」
「「待て待て待て待て!」」
ギンヤ「おいおいイシヘンジンさんよぉ?それはちょっとやめてくれないか〜?」
リョウスケ「そうだぜお嬢さん?俺らはこうして生計立ててるんだ。」
顎クイっ
リョウスケ「許してくれ。」
ユウカ「ふんっっ!」
ゴキィィィィィーーーーーン!!
リョウスケ「おん!!モー………烈ぅ…………」どさぁっ!
ユウカ「顎クイしないでください。気色悪い。」
リョウスケ「おお゛ぉ゛ぉぉ゛……」
ギンヤ「玉大丈夫か?」
リョウスケ「だいじょばない……」
prrrrrrr
ギンヤ「はいもしもしー?」
トウコ『トマトジュ…血が足りないぞ。買ってこい。』
ギンヤ「てめぇかよトウコ。」
トウコ『アーカードだ。』
ギンヤ「はいはい。あとで買ってくから待ってろー。今シャーレにいんだ。」
ぷつっ
ギンヤ「んじゃ、俺たちは帰るぜ。ご利用ありがとよ!」
先生「うん。じゃあね。あと……」
先生「悪い事したら…私、容赦ないよ?」
ギンヤ「ケッ。そうかい。ならこっちも容赦しねぇーぜ?」
中指を立てながらギンヤはリョウスケの肩を貸してワカバと一緒に出て行った。
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先生「アロナ、お願いがあるんだけど万事屋の生徒たちについて調べてくれない?」
アロナ『はい!わかりました。』
アロナ『えーと?ヒットしました!』
アロナ『坂田ギンヤさん18歳。元々はゲヘナ学園へ入学しましたが入学当初に問題行動を起こし当時のゲヘナのトップに退学をさせられていますね。』
先生「内容は?」
アロナ『入学当初で生徒全員の下着を盗み、備品を壊していますね。』
先生「……当初?」
アロナ『はい。入学してから1週間以上続いていため退学となったそうです。』
先生(要注意だな……)
アロナ『次に裁羽リョウスケさん18歳。彼はギンヤさんと似たようなことを入学当初から行い、ゲヘナ学園を退学しています。』
先生(えぇ……?)
アロナ『夜峯トウコさん17歳。彼女はトリニティ総合学院を自主退学しています。理由は「つまらないメスガキどもが多すぎてあくびがでる。私には合わん。」とのことです。』
先生「へ、へぇ…???」
アロナ『最後に狐坂ワカバさん16歳。彼は狐坂ワカモさんの弟さんです。退学理由は極秘ですね。以上、万事屋の生徒たちです!』
先生「な、なんか濃いね?」
アロナ『はい。噂によればキヴォドスの中でもトップの戦力を誇り、誰も手がつけられないため一時期SRTと交戦。彼女1人の手で全員壊滅しました。』
先生「か、壊滅!?」
アロナ『はい。そう記録されています。』
先生「………ヴァルキューレとはどんな関係?」
アロナ『SRTでも対処できないので今や逮捕したらすぐ釈放することになっていますね。』
先生「……………」
先生は驚きの表情と呆れたような心配そうな顔をした。
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万事屋事務所
ソファの席にトウコが占領し、ギンヤは床に正座させられている。
トウコ「で?血は?」
ギンヤ「はいこちらでございます。」
トウコ「うむ。ご苦労。」
ギンヤ(なぁーにがご苦労だ!てんめぇが仕事しないせいでこっちは事務が終わらな…)
チャキッッ
トウコがギンヤの脳天にカスールを近づける。
トウコ「何か言ったか?」
ギンヤ「滅相もございません!」
トウコ「そうか。」
トウコは
トウコ「そういえば……」チューーーーーー
トウコ「あの小僧は?」
ギンヤ「今日の晩御飯を調達しに行っております。はい。」
トウコ「社長。小僧を怒らせろ。命令だ。」
ギンヤ「そ、それは………ちょっと……」
トウコ「なんだ?できないのか?役立たずめ。」
ギンヤ(てんめぇ!このメスガキがぁ!!)
トウコ「私は小僧ともう一度闘いたいのだ。早く怒らせろ。ここを戦場にしろ。」
ギンヤ「いや〜それはちょっと…………無理です。はい。」
トウコ「…………チッ。」
ギンヤ「ト、トウコさん?どちらへ?」
トウコ「暇だから弱い者イジメをしに行く。」
ギンヤ「あっ、はいそうですか。」諦め
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ゲヘナ学園
ドカァァァァーン!!
ドゴォォンッッッ!!!
ボッガァァァン!!!!
イオリ「ちっ!反乱分子たちめ!!」
ヒナ『イオリ。そこから離れて。』
イオリ「ヒナ委員長!?なぜ…」
ヒナ『夜峯トウコことアーカードがゲヘナへ向かって来ているわ。』
イオリ「あ、あの!?あの吸血鬼と自称してる化け物が!?」
イオリ「ぜ、全員後ろに引け!!!!」
不良生徒A「お?風紀委員会が引いてくぞ?」
不良生徒B「よっしゃぁ!なら好き勝手やる…」
ゾオオオォォォォッ!!!
不良生徒たち「「ひっっ!!」」
不良生徒C「な、なんだ?この寒気……」
不良生徒D「こ、怖い……」
「やぁ……諸君。ご機嫌よう。」
不良生徒たち「「!?」」
後ろを振り返ると赤いコートを着た女性が立っている。
トウコ「そして………さようならだ。」
ダンダンダンダンダンダンダンダァン!!
ドザザザザァッ……
トウコ「ふっ、つまらん。」
不良生徒A「ば、化け物ぉ!!」
トウコ「化け物………ククククッ…クハハハハハ!」
トウコ「そうか、そう言うか!このメスブタ!」
不良生徒A「ヒッ!」
トウコ「貴様に良いことを教えてやろう。貴様らは私にとって、私の餌だ。貴様らは家畜だ。外に出たばかりの野生を知らぬ家畜。私のような捕食者には確実に勝てん。」
トウコ「私と闘うのならそれ相応の力をつけろ。力が無ければ私に喰われろ。貴様は家畜。家畜らしく小屋に戻って与えられたエサでも食べていつか死ぬ運命に身を委ね生きろ。そして死ね。」
ダァァァァァッッッッン!!!
ドサァァァァッッ…………
トウコ「フン、ゲヘナなら噛みごたえがあると思ったらこれか。所詮はただの人間。運命の家畜だな。」
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その出来事を見ていた風紀委員会たちは…
風紀委員会モブ「「「「ひ、ひぃぃっ……!」」」」
イオリ「………あれが、アーカード………」
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万事屋事務所
トウコ「ただいま戻った。手応えなぞ無かった。」
ワカバ「おかえりなさい!アーカードさん!今日は鍋です!」
トウコ「ほぉう?小僧、具は?」
ワカバ「えーと、ネギに豚肉にエノキに白菜に……」
ワカバが指を折って数えていく。
ワカバ「うーん……と…、あっ!豆腐です!あと鍋のもと!」
トウコ「パーフェクトだ。美味そうだな小僧。」
ワカバ「やったーー!」
ギンヤ「おいアーカード!鍋冷めるぞ!早く食え!!」もっちゃもっちゃ
リョウスケ「そうだぜアーカード!」もっちゃもっちゃ
トウコ「おい2人。今すぐ食べるのをやめなければここで撃ち殺すぞ。」
ワカバ「早く手を洗ってきてくださいよー?ちゃんとアーカードさんのぶんも残してますから。」
トウコ「感謝しよう小僧。」
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ギンヤ「ごちそうさまでした!!」
トウコ「うむ。美味であったぞ。」
リョウスケ「あー食った食った!俺ちゃんもう寝るー」
ギンヤ「俺もー」
トウコ「ふむ。私も寝よう。」
ワカバ「おやすみなさーい!」
万事屋事務所
玄関を開けるとそこには社長が座る場所が現れ、手前にソファとテーブルが置いてある。
そして左側へ行くとトイレにはいるドアがあり、その正面にはシャワー室を完備。そこを通り過ぎて真っ直ぐ進み右へ曲がると仮眠室がある。
そして料理の際はカセットコンロで料理をする。
家事洗濯は主にワカバとリョウスケが担当する。