バカとテストと召喚獣~バカな天才の集まりGクラス~ 作:八月一日
あと今はどうでもいい事ですがGクラスの一人の名前を変更いたしましたので…
ーーそれでは、どうぞ!
「…っ⁉あ、明久君、今の音は何ですか⁉」
「…ウチら完全にボーッとしてたわ…」
あっ。姫路さんと美波が直った。
「何があったって言われても…」
雄二と神谷君が海穀君を殴ったって言えば説明が面倒だしなぁ…
「それにこの木の欠片。卓袱台ですか?」
「ね、ねぇアキ?ウチにはあの木屑と座布団の山の下に居るのは海穀とやらに見えるんだけど…?」
「う、うん、海穀君だよ!彼、色々あってはしゃいで転んじゃったんだよ!ね、雄二」
「ん?何言ってんだ明久。俺と神谷がぶんな「雄二と神谷が支えようとしたんだけど間に合わなかったんだよね!」モゴッモゴ!」
「どうしたんですか?」
「な、なんでもないよ」
姫路さんに微笑みかけてから背を向け雄二とガンを飛ばし合いながら小声で話す。
「(何しやがる!いきなり口塞ぎやがって)」
「(姫路さんと美波にあのバーサーカーの話はキツ過ぎるよ!)」
「(そうか?俺はそうとも思わないが……まあいい。好きにしろ)」
雄二が一応刺激の強過ぎる(特に姫路さん)さっきの出来事を誤魔化すのに手伝ってくれるみたいだから海穀君は転んだ事にする。
『でもまあ、派手に転んだよね』
「そうね…掃除しましょうか」
神谷君と中西さんは空気を読んでくれたみたいだから言うとおり掃除を始める。
「先ずゴミとそうででないものをわけましょうか」
「そうだね。じゃあゴミは右。そうじゃないのは左ね」
『わかったよ吉井君。えっと、佐門のカバンは左(ドサッ)、卓袱台の破片は右(ポイッ)僕のカバンは左(ドサッ)ぶっ倒れてる健斗はゴミだから右(ポイッーーザク)』
「ぐぁあっ!せ、背中に卓袱台の破片がっ!」
『あ、健斗。起きたなら手伝ってよ』
「待て!お前にはオレの顔面のあざと背中の傷が見えないのか⁉」
『大丈夫。あざは消えるし、背中の傷は致命傷ではなさそうだから』
「そう思うならお前にも、こうだっ!」
『ああっ!僕のカバンがズタボロに⁉』
「あっはっはっは!」
『い、いいさ!どうせ全部おいて帰るんだから!』
なんて神谷君と海穀君のやり取りを見ていた僕と雄二は異口同音に言った。
「「デジャヴ?」」
ーーなんて事をやっているうちに時間が過ぎて、
ピンポンパンポーン
放送が入った。
『えー、第二学年の各クラス代表は至急第一会議室まで来て下さい。尚、Gクラスの召喚獣の設定を通常に戻しました。繰り返します、第二学年の各クラス代表は至急第一会議室まで来て下さいーー以上』
「ん?なんだ呼び出しか?面倒だな」
『そんな事言ってないで行くよ坂本君。佐門、翔君。後は頼んだよ』
そう言って雄二と神谷君は教室を去って行った。
赤ゴリラ&ドッペルゲンガー退場
その後の掃除は何もなく進んで三十分程経ったときには粗方教室は片付いていた。
「ふー。だいたい終わったね」
「そうですね」
ついでに埃も払って窓も開けて置いたから少しは空気も良くなったかな?
後はゴミ捨てだけど…
「ゴミ捨ては私と健斗君でいってきますよ」
「元はといえばオレが原因だしな」
タイミング良く東雲君がて海穀君と卓袱台の破片やら何やらが入ったゴミ袋を一瞥してそういった。
「ではいってきます……おや、皆さんどうしましたか?」
「いや、どうしたって言われてもですね…」
東雲君がゴミ袋を持ち上げると僕らは思わず目を剥いてしまった。
何故なら……
「相変わらずあんたすごい力よねぇ」
雄二と同じような体型の海穀君でさえ三袋がやっとと言った様なのに中肉中背の東雲君は軽々と五袋も持ち上げている。
あの袋、一袋だいたい10kg以上あるはずなんだけど…
「???」
「ちょっくらいってくらぁ」
「……では」
そんな僕らのありえないっと言った目線に首を傾げながら東雲君たちは教室から出て行った。
紳士&荒くれ退場
これで今教室に居るのは僕と姫路さん、中西さんと美波の4人だ。
……コレ、須川君達に見つかったらソッコーで死刑だな。
でもまあ、今彼らは鉄人と楽しい洗脳を受けているはずだから胸をなでおろしておこう。
ビュォッ
須川君達が半精神半肉体的攻撃を受けている事に安心していた僕を突風が襲った。
風がが教室内を掻き回している。
飛び交うプリント。
スカートを抑える女子3人。
床に這いつくばる様にカメラを構える変態。
「………」
あれ?なんか色々と間違っているような……?
風に必死に対抗して眼を開けもう一度よく観察して見る。
風に揺れるクラス表札。
もう少しで中が見えてしまいそうになっているスカートを赤面で抑える女子3人。
そんな彼女たちを格好の被写体として床を這いずり回るムッツリーニと雨谷さん。
「………見え…見え……見えた……!(ブシュウ)」
「え?なんですか?きゃぁっ!なんで土屋君がこんなところで鼻血を出して倒れてるんですか⁉」
「……つ、土屋君!」
「なんであなたもいるのかしら、恭?」
「土屋と雨谷って保健室にいるんじゃなかったの?」
色々言いたいけど今はカメラを胸に安らかな笑みを浮かべて軽く2ℓの血を出して天に召されそうなムッツリーニを助けないと。
「美波、ムッツリーニのカバン取って!」
「え?ああ。はい」
ムッツリーニのカバンから輸血パックと写真を何枚か取り出す。
僕は急いで写真を懐にしまい、輸血の準備を左肘がねじ切れるように痛いぃぃっ!
「あんた当然と写真しまってるの!早く土屋に輸血しなさいよ!」
くそっ。せっかく手数料として貰おうと思ったのに。
とか考えながらムッツリーニに輸血を施す。
「で、なんであなたも居るの恭?」
「……土屋君が同志でなんとなく獲物の匂いがしたからきて見たんだ」
「でも一体どうやって」
「……窓から入ってきたけど?」
中西さんが雨谷さんを問い詰めると与土さんはとうぜんと言ったように答える。
「………(ムクッ)」
「あ、ムッツリーニ。気が付いたんだね」
「………雨谷、撮れたか?」
「……あ、うん。ほら」
起きてから先ず確認すると言うその写真への情熱は撮っているものさえ違ったら最高だろうに……
「………まあ、合格だ」
「……ぃやったぁ!よろしくね土屋君」
「ムッツリーニ、合格って?」
「………雨谷が俺の処で一緒に働きたいと言ってきたから課題をだしただけだ」
ムッツリーニと一緒に働きたいっ雨谷土さんも酔狂だなぁ
しかしムッツリーニが認めたって事は相当の
こうして僕の行きつけのムッツリ商会のオーナーは心強い(?)相方を得た
「おい、お前ら。まだこんな処に居たのか。早く帰れ」
おっと、鉄人だ。
時計に目をやると針は6時を過ぎて居た。
部活をやっている人はまだ余裕があるが僕らみたいに部活をしていない人が残っているのは余り相応しくない時間だ。
特に人を待つ事もないので僕らは素直に帰る事にした。
因みに東雲君や神谷君には中西さんがメールを送っと居てくれたので彼等は驚く事はないだろう。
感想、御指摘待ってます♪
ーーでは