バカとテストと召喚獣~バカな天才の集まりGクラス~ 作:八月一日
更新遅くて本当にすみません。
なかなか筆が進まなくって。
今回は少し長めです。
さて今回はアンケートがあるので最後まで読んでいただけたら、
と。
ーーそれでは、どうぞ!
「…ぐむむ……むご…もごっ……」
こんにちはみんな。
突然だけど僕こと吉井明久は今、まっとうに生きることの端っこにいますーー
「アキ君?生けていけなくなる程のチューと姉さんがお嫁にいけなくなる程のチューのどっちがいいですか?」
ーー実の姉にベットに縛り付けられて。
なんでこうなったんだろうか。
先ず落ち着いて思い返そう。
☆☆☆☆
「へー、中西さんと神谷君って幼稚園からの幼馴染なんですか」
「付き合い長いわね」
「そうよ。もうなんか居て当たり前の感じよ。それと佐門でいいわ。あたしも瑞希、美波って呼ぶから」
バーサーカーと突風に襲われた教室の掃除を終えて帰宅途中、そんな美少女達は会話をBGMにしながら俯き加減で帰って行くのは僕、吉井明久だ。
ムッツリーニと雨谷さんは
『………得物の匂いがする!』
『……急がなきゃ土屋君!』
『………俺の嗅覚を舐めるな!』
と言って何処かに走り去っていった。
そして何故うなだれているかというと…
(今日は姉さんが家に居るんだよなぁ…)
狂人変態ブラコンと三拍子そろった僕の姉、玲は頭さえいいもの(僕に対して)変人だ。
例を挙げると霧が無いが例えば『大変な事になるチュー』とか『方的に危ないチュー』とか『まともな人生を歩めなくなるチュー』とかだ。
チューしかないような気がするけど他のは考えただけでOUTなのでやめておくことにしよう。
「あっ、ウチは家こっちだから。また明日ね」
「わたしはこっちですから」
そろそろ病院に連れて行った方がいいんじゃないかと思っていると
美波と姫路さんのそんな声が聞こえてきた。
「アキ、また明日」
「さようなら明久君」
そういってポニーテールをピコピコ揺らして帰る美波とフワフワの髪を舞わせながら帰る姫路さんには絶対姉さんみたいにならないで欲しい。
いや、世界総人口の99.9割以上はならないけど普通だけどね。
で、僕と中西佐門さんは二人で帰路につくことになった。
……今思えばこの辺からだよね、邪悪な視線が薄々感じれてきたのは。
「あっ、あたしこっちだから」
「僕もだよ」
「そう」
………
……
…
「あたしの家こっちだから」
「僕もなんだ」
「…そう」
「…うん」
………
……
…
「じ、じゃあ、あたしこっちだから。じゃあね」
「…僕もそっちなんだ…」
「「………」」
………
……
…
「あ、あたし」
「うん……僕もそっち」
「「………」」
………
……
…
「あ、あたしこのマンションだから…」
「僕もこのマンション…」
「えっ⁉」
………
……
…
「じゃ、じゃああたしこの階だから…」
「……」
「も、もしかして…?」
「…うん…僕もなんだ……」
「吉井君」
「なっなに?」
僕の真正面から目を覗き込むように見据える中西さんは少し怖い。
「えっと…吉井君って…」
フラッ
「…っと⁉」
「あ、ごめんなさい。またやっちゃったわ」
一回喰らって(?)良かった。
最初だったら気付かないうちに地面にキスをかましていただろう。
「気にしないでいいよ。それでなに聞こうとしたの?」
「ええ。吉井君って何号室?」
「634号室」
スカイツリーの
「まさかとは思ったけどね…」
「どうしたの?」
「……吉井君、あたし633号室。つまりお隣さんなの、あたし達」
「偶然?」
「かしら?」
同じクラスにいる人がお隣さんってレアだよね。
「まあいいや」
「いいの?」
「逆になにがいけないの?」
「いや…うち少しうるさいかもしれないの」
「それならお互い様だよ」
え?と疑問符を浮かべる中西さん。
「うち、時々姉さんが帰って来るから騒がしくなるんだ」
「そう。だったらいいの。また明日ね吉井君」
そういって中西さんは633号室に入って行った。
さて僕も帰るか(と言っても既にドアの目の前)
「(ガチャッ)ただいま~」
「おかえりなさいアキ君」
玄関を開けると姉さんが立って居た。
「今日は姉さんの方が早かったんだ」
「ええ。処でアキ君?」
「なに?姉さん」
「お仕置きです」
「えっ、ちょ、まっ、モゴモゴ…」
前触れなく死刑宣告された僕に反応させる暇を与えずに姉さんはさるぐつわを噛ませてベットの上に運んだ。
ここまでおよそ3秒。
成人女性の動きじゃないよこれ!
と言うか…
「ぼむままみもすたっていうむら!(僕が何をしたって言うんだ!)」
「白々しいですよアキ君」
今ので通じたんだ…
「男なら自分で白状なさい」
「らかららにの!(だからなにを!」)」
「全くあなたという人は…」
「………」
よくわからないけどどうやら僕は姉さんを怒らせてしまったようだ
でも何をした?
一番最後は置いと居て他のことは最近は改善できてきた筈だ。
「…お隣さんと二人っきりで帰ってくるなんて…」
「らんねそれほ⁉(なんでそれを⁉)」
「学校から帰って来るアキ君のことを今日はずっと見てましたから」
ストーカーだ!ストーカーがいる!
実の弟の帰路を終始見ているなんてストーカー以外の何者でもないっ!
「ではお仕置きです」
「…ぐむむ……むご…もごっ……」
「アキ君?生けていけなくなる程のチューと姉さんがお嫁にいけなくなる程のチューのどっちがいいですか?」
****
なるほど。
で今か……
ヘルプミーー‼
姉が!実姉が‼
「さあ…アキ君」
「モゴモゴ…プハァッ!ちょ、ちょっと待って姉さん!」
「なんですか?」
大の字に縛り付けられた僕の上に覆いかぶさるようにまたがってきた変態を止める。
「えっと…「言い訳は無用です。さあ目を閉じて下さい」あの人はってちょっとぉお!少し!ほんの少し「いただきます」でいいからぁぁああ‼」
迫り来る姉さんの唇。
性犯罪まであと数ミリ、文字通り息のかかる距離まで迫ってきた姉さんの顔が不意に止まった。
「ふふふ」
「ふえ?」
ど、どうしたんだろう?
いきなり止まったりして。
殺るならひとおもいに!さあ‼
「冗談ですよアキ君」
「じょ、冗談⁉」
ええ、と頷きながらコツンと額を当てて来る姉さん。
じょ、冗談程度で僕はこれからの人生数十年を失いそうになってたの⁉
冗談じゃない!(冗談だけど)
「変える時間が同じでお隣さんだったら必然的にこうなることは姉さんでもわかります」
だったら尚更なぜ?
「今日は警告です」
「警告?」
ええ、とまた姉さんは頷く。
「会話があと二秒長かったら本当に懺悔の涙に明け暮れる日々になっていました」
一体何をされていたんだろうか…
「さて、時間も時間ですし晩御飯でもつく「僕が作るから姉さんはゆっくりしてて!」…わかりました」
セーフ。
姉さんをと言うか我が家では女性はキッチンに入れたらアウト、生と死の狭間の死にちょっと寄ってるとこに行くことになる。
僕は大急ぎでキッチンに入り冷蔵庫の中身を確認する。
うん、この材料があれば……
そうして僕の一日は過ぎて行く。
****
翌朝、極度の空腹に起こされ布団から出る。
あれ?姉さんいないのかなあ?
いつもだったら
「アキ君、お目覚めのチューです」
とか言って邪悪な気配をかもしだしているんだけど……
部屋をでてリビングにあるテーブルの上を見ると置き手紙があった。
なになに…
『愛するアキ君へ』
僕はややあって一旦天井を見上げる。
そんな…実の弟への置き手紙でわざわざ愛するって…
僕は再び手紙に相対することを決意した…
『愛するアキ君へ
今日は仕事が忙しいので帰りが遅くなるかもしれませんが心配しないで下さい。晩ご飯も食べて帰るので待っていなくていいですよ』
よし。ここまでは冒頭を抜かせば普通だ。
『もしも姉さんが恋しくなったら【自主規制】や【閲覧禁止】 や【R-18】とか【世紀末的】なんかもしていて構いません』
これは……本当に弟への手紙だろうか?
ムッツリーニに見せたら一瞬で天に召されるて道端に落ちてたらわいせつ物とか何とかで警察に回収されそうな文字列を弟への手紙に使わないよね。
『朝ごはんは冷蔵庫に用意してありますので良く噛んで食べて下さいね
姉さんより』
これは素直に嬉しい。
なんたって僕には今支払い能力0だからね。
少しの期待と大量の空腹感で膨れ上がった僕はキッチンに駆けて冷蔵庫を開ける。
そこにあったのはーー
「オウフ…」
ーーぞくに健康栄養食品と呼ばれる飲み物の缶四本と何やら薬の入っている瓶数個だった。
「姉さん…栄養も確かに大事だけど……カロリーは…?」
僕ら男子高校生の胃袋を舐めるなよ!
冷蔵庫を見渡してみるがそれ以外何もないので仕方なくそれを食べることにした。
手紙にはよく噛んで、と書いてあったが何を噛めと言うんだ。
さてものの数十秒で終わった三日ぶりの朝食に虚しさを感じながら時計をみる。
「七時か…」
いつもは八時半ほどに起きて走って学校に行くけど今日は余裕がある。
顔を洗って歯を磨き、制服に着替えて玄関に。
持ち物は無い、全部学校にある。
「いってきます」
だれに向かって言ったわけではないけどやっぱり言いたくなるよね。
とびらを開けて外に出る。
鍵を閉める。
何気ない生活の一瞬だ。
「いってきます」
どうやらお隣さんもご出勤のようだ。
……お隣さんというと中西さんだったね。
すっかり忘れてた。
おはよう、と声をかけようとしたがその声は出なかった。
僕の口は空くことに精一杯の様だ。
何しろーー
『いってきます。じゃあ行こうか佐門』
ーー中西さんが出てきたのと同じ扉からドッペルゲンガーとも取れる程似ている…
『え?よ、吉井君⁉』
神谷修玖君がそこにいたのだから。
『おっおはよう……』
秀吉をお待ちのお方はもう少しお待ちください。
さてアンケートです。
ズバリ明久のカップリングです。
物語も始まって間も無いのですが今のうちに決めておこうかと。
次からお選び下さい。
①原作のように姫路さんとギクシャクしながら純愛
②姫路さんとベタ甘ルート
③あえて美波と
④ハーレム(だれがいいかもお願いします)
⑤その他(こちらもできるだけ詳しくお願いします)
ご協力よろしくお願いします。
ーーでは