バカとテストと召喚獣~バカな天才の集まりGクラス~ 作:八月一日
ここのところの雨凄いですねぇ。
私は部屋が水浸しになりましたよ……
まず皆さんにご報告を。
小説名を少しかえようかと。
具体的には【天才とバカの集まりGクラス】を【バカな天才の集まりGクラス】にしようかと。
え?細かい?
こだわりは必要ですよ。
ーーそれでは本編を、どうぞ!
『さて…如何しようかな』
僕、神谷修玖は帰宅途中柄にもなく考え事をしていた。
『このまま佐門と同棲を続けるとしたら…知られた瞬間に葬り去られるね』
うん、と頷いた時には既に家の前、お隣さんからはギシギシと何か…ベッドが軋む様な音が聞こえてくる。
おさかんだなぁ、と僕は鼻からの
『うぎぁぁぁあああ‼』
わーお!びっくり!だいたいコンセントと同じくらいの電気が僕の体を駆け抜けて…
「し、修玖⁉」
『さ…佐門…ただ…い…ま……』
どうやら僕の声は家まで聞こえたらしく佐門が戸惑い二割、勢い七割、露出一割でドアを蹴破る勢いでお迎えをーーって露出⁉
ええい!黒焦げなんて慣れっこだ!それより今は佐門だ!
僕は黒煙の昇る玄関先で再度彼女の服装をじっくり見る。
えーと?先ず上にきているのは文月学園のワイシャツだ。どうやら帰ってきてそう時間は立っていないようだ。
次は下、下半身。
佐門の着ているワイシャツは大きめの様で股の中程まであり何を履いているが検討すらつかない。
「なによ、その目。いやらしいわねぇ」
と、胸を抱きかかえる様に腕を組んで少しクネクネする。
クネクネ運動によって上下するワイシャツの裾はそれに同期して上下する。
白いシャツの下から姿を出したのはこれまた透き通るくらい白い股の付け根の肌…
「あ・ん・た・ねぇ~!」
『ぼ、僕の眼が佐門の指とフレンチキスをぉぉぉおお⁉』
「ん?なんだ修玖帰ってたのか」
玄関先で僕がのたうちまわっていると奥、リビングの方から男の人が歩いてくる。
その人ボサボサ、とまではいかないがどちらかといえば整っていない髪をかき上げながら僕らと見た目は同い年に見えるその人は僕の前まできてーー
「うむ。やっぱり電圧が足りなかったか……」
僕を
『弟より機械の心配かよ⁉』
この人は僕の兄、神谷
「当たり前だ。俺ぁ天才だ。人、それも弟の耐えられない電気を扱うわけがない。よってシュウの心配は不必要なのだ」
そんな事より、と言を繋ぎながらドアノブを握るがなにも起こらない。
「お前のおかげでこの装置のテストは終わった。感謝するよね」
『感謝もなにもなんなのその機械』
「ん?これか?これは触れた人間によって電気の有無を決めるというものでなうんぬん…」
『また無駄なもの作って…』
僕は兄さんの説明を無視しながらリビングに行きそこから自分の部屋へ向かう。
兄さん?ああなると周りが見えなくなるからほっておく。
そんな事より…
『はあ…で、佐門?その格好はなんだい?』
「えっ?あ、これ?あたしが着替えてる時に修玖の悲鳴が聞こえたからそのまま出てっただけだけど…なにか?」
『なにか?じゃないよ!そんな格好で年頃の女の子が僕の様な健全な男子の前に出るなんて』
僕が額に手を当ててため息混じりに佐門に聞くと佐門はさも同然という様に首を傾げる。
「でもあたしたち兄妹よ?妹に欲情するなんて…危ないお兄ちゃんね」
『そうだけど…』
そう、僕らは兄妹だ。
兄妹っと言っても血は繋がっていないし戸籍上は従兄妹だけどね。
理由は少し複雑で僕の兄さんと佐門のお姉さんが夫婦だからというのと僕の父と佐門の母は兄妹という事だ。
それで兄さんと佐門のお姉さんが結婚した際、
「面倒だからもう一つの家族みたいな感じでいいよね?」
の一言でより親密になっていって今に至る。
佐門は
佐門はその辺が面倒だから兄妹で通してるみたいだけど。
『はあ…』
頭が痛くなってきた。
部屋のドアノブを握る。
ここにはなにも仕掛けていない様だ。
特に鍵もしてないのでノブを捻るとドアはなんの変哲もなく開く。
部屋に一歩踏み込んだ処で兄さんが、
「修玖、言い忘れてたけどそこにーー」
『どうせまたくだらないものを…』
「古典的なボクシンググローブの罠を据え付けといたから」
『ぐぼあっ⁉』
は、腹⁉腹パンだと⁉
しかも鳩尾…
まずっ…
い…き…が……
****
バタン!
「修玖⁉ちょっと起きなさいよ!」
「少しやり過ぎたかな?」
そう言って凌也さんは修玖を担いでベットに寝かせて…
「よし、と」
「何ですか?その格好」
「ああ、これ?回復体位っつってまあ怪我して意識のない奴に取らせる格好」
ニコッと笑う凌也さん。
あたしたちと同い年に見えるがこれでも私たちよりも11年も長く生きている。
「さて、修玖も寝ちゃったしご飯作るか」
椅子に掛けてあったエプロンをとって繚也さん。
綾也さんの料理は普通に美味しい。
それとは打って変わって修玖は台所に立ち入り禁止だ。
修玖は料理というものが全く分かってないのよね…、と佐門は吐息を漏らす。
だって、と。
包丁で人参を切ろうとしたらまな板だけが切れるし、炒め物はいつも炭だし、プッチンプリンはカラメルだけ容器に残すという離れ技をいつもするし…
でも、そんなあたしは修玖のことを……
「佐門ちゃんは何か食べたい物、
あるかい?」
「ふぇ⁉」
不意に声をかけられたため思わず飛び上がりそうになる。
「と、特にありませんっ」
「ん、分かった」
了解、ともいって繚也さんは台所に消えてった。
○○○○
目覚ましが鳴らす音に僕は眼を様した。
まず始めに感じたのは腹のダメージ。
腹パンを食らってその上、夕食を食べていない。
これは僕ら男子高校生には苦行とも言える状態だろう。
目覚まし時計を見ると短針は5と6、長針は8と9の間を指し示していた。
その後僕は空腹感に負けて台所で昨日の残り物で朝食を取ってから顔を洗い歯を磨く。
それから一度部屋に戻って制服に着替えると隣の部屋、佐門の部屋に入る。
ノックはしない。
まだ寝ている相手に不要だと思ったからだ。
『佐門、朝だよ』
「ふみゅ~~」
『おはよう』
僕が声をかけると軽く体を伸ばしてからまだ重い
これからご飯食べて、顔洗って、歯を磨いて着替えたら完全に遅刻の時間だ。
でもそんなに時間はかからないだろう。
え?どうしてかって?
だってーー
「ん、修玖おはよ。ちょっと待ってて。洗面所に行ってくるから」
ーー既に佐門は制服姿。
どうやら寝る前に着替えていたようだが不思議な事に何時もいくら寝返りをうっても髪はボサボサになるもの制服はしわ一つつかない。
「終わったわよ。さあ修玖そろそろ出ないと遅刻するわよ?」
『うん、行こうか』
それと佐門は起きてからの頭の再起動に10秒とかからない。
「いってきます」
『いってきます』
僕らは誰もいない家に向かって言う。
因みに兄さんは何時も朝には出かけている。
ほんと、何処に行ってるやら…
『じゃあ、行こうか佐門』
そう言ってドアに鍵をかけようと横を見るとそこにはお隣さんの扉からドッペルゲンガーとも取れる程似ている…
『え?よ、吉井君⁉』
吉井明久君がそこにいたのだから。
『おっおはよう……』
感想、御指摘待ってます。
後、カップリングアンケートは継続中です。
現在は①、③、④(佐門、秀吉女体化)、④(木下姉弟)に一票ずつと別れています。
皆さんの御回答、お待ちしております。
ーーでは