バカとテストと召喚獣~バカな天才の集まりGクラス~ 作:八月一日
「吉井、遅刻だぞ」
「あ、鉄人先生。おはようございます」
「お前、今完璧に鉄人って言ったよな?」
「あははっ。気のせいですよ」
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ……
完璧に言っちゃったよ…
「全くお前という奴は…後で補修室に来い」
「………はい。それにしても今日は遅刻の取り締まりが厳し過ぎません?まだ五分有りますよ?」
鉄人は見た目とは裏腹に真面目で几帳面だから時間ピッタリに始める筈だが。
「普通は、な。今日は臨時集会が有ると昨日言っただろう。坂本でさえきちんと来ているぞ」
「なに⁉雄二がですか⁉あいつが……有り得ない……とうとう霧島さんの操り人形になったか…」
「吉井、ブツブツ言ってないで早く体育館にいけ。もう集会は始まっているぞ」
一応頭を下げながら校門をくぐり、体育館へと走る。
****
『…と言う趣旨の元つくったさね。わかったかい、クソガキども?』
なんだまだ
って言うか、教育者としてクソガキは酷いんじゃ…
(明久君、こっちですよ)
ん?この声は姫路さんか。
声の方を見てみると姫路さんが手招きして居る。
助かった、こんなしんとした中で歩き回るのはいくら僕でも恥ずかしくて出来なかったからね。
僕は姿勢を低くして丁度空いていた姫路さんの隣に座る。
(ありがとう、姫路さん)
(いえ、でも吉井君?こんな日まで遅刻したらダメですよ)
(あはは…昨日の鉄人の話し聞いてなくて……ハッ!)
(((ヨーシーイー。ぶっっ殺す…!)))
(待つんだみんな。ただ姫路さんと話してただけじゃないか)
(会長、刑は?)
(うむ、話していただけで有るしアキちゃん化及び写真撮影の刑でいいだろう)
(………撮影は任せて置け…)
(須川君、ムッツリーニ待つんだ。それに皆も。話しただけで女装だったら雄二はどうなのさ!霧島さんと買い物に行ったりしてるんだよ?それに皆も話をする事くらいあるじゃないか!自分の身に置き換えて考えて見てよ!)
(会長、被告人の言い分もあっていますし此処は減刑した方が…)
(そうだな…よし。被告人、吉井明久をシッペの刑に諸する。そして坂本雄二を紐なしバンジーの刑に諸する)ペシッ
よし、減刑と雄二の処刑に成功した。
勿論雄二には聞こえていない。
後はこの集会が終わるのを待つのみ。
そう言えばこの集会って何のためにやってるんだろう?
(ねえ、姫路さん?)
(はい?何ですか明久君?)
(この集会ってなにを目的としてるの?)
(新しく特別なクラスをつくったからそれの紹介だ、と昨日、西村先生が言ってましたけど…あっ、出て来ましたよ)
『それじゃあ紹介するさね。でてきな』
そう妖怪はいって少し後ろに下がる。
そして七人くらいが壇上に出てくる。
先ずボサボサの髪をした女の子にマイクを持つ。
『皆さんこんにちは。この前2年Gクラスに入りました
二年生って言う事は僕らと同い年か…
(特別なクラスって言っても皆も見た目は普通だね)
(西村先生が全員二年生と言ってましたから。お友達に慣れますかね)
お友達って処に姫路さんの女の子らしさを感じる。
っと、次の人にマイクが回った。
中西さんからマイクを受け取ったのは雄二に近い感じの男子だ。
雄二をゴツイと表現為るなら彼はどちらかと言うと荒々しいと言った処だろう。
『同じく2Gに入った
(む、海穀健斗だと…)
僕の四つ隣に座っている雄二が反応する。
(雄二、知り合いかの?)
それを雄二の隣の美少女秀吉が尋ねる。
ほんと、いつ見ても秀吉はカワイイな。
(うむ?なんか今ワシ、女扱いされた様な…)
(どうした秀吉?まあ、いつもの事か。あいつと俺の関係は後で話してやる)
(う?うむ。分かったのじゃ)
海穀君は隣の背の高い男子にマイクを渡す。
その男子は……
『…皆さん初めまして』
ーー超イケメンだった。
「「「イケメン死ね‼」」」
うおっ!僕のクラスメイトがいきなりカッターを投げる。
クソ!僕も用意しとけば良かった。
よく見れば僕たちだけじゃなくて体育館の至る所からあらゆる物が投げられて居る。
『…ハッ!フッ!』
カッターやらシャープやら何やらを投げられた本人は致命傷に成るのを全て避ける。
そしてーー
『…おかえしです!』
ーーどこからか出したダーツで致命傷を与えようとした人に投げる。
僕の身割にも被弾者が続出する。
『…改めまして皆さん初めまして。
軽く会釈して次の人にマイクを渡す。
次にマイクを持ったのは黒い髪をした小柄な男子だ。
『………ぼくの名前は
以外と声が高くてまるで女子みたいだ。
雰囲気としてはムッツリーニに近くて静かで大人しい感じだ。
『………ああ、最後に重要な事、言うねーー』
重要な事?
体育館内がざわつく。
『ーーぼく、女だから、そのへんよろしく♪じゃあ次行こ「「「んなばかなぁぁ‼!」」」へ?」
「クソ!クソ!クソ‼」
「ありえねぇ!俺が女と気付かないなんて!」
「………見抜けなかった…!」
「皆の衆、落ち着くのじゃ!ムッツリーニも!」
彼女の一言で体育館内は阿鼻叫喚に成る。
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