バカとテストと召喚獣~バカな天才の集まりGクラス~ 作:八月一日
それではどうぞ!
カオスな空間が落ち着いて次の人にマイクが回る。
『皆さんこんにちは。こっちの名前は
そう言って胸に手を当てお辞儀をする。
紳士だなぁ。
さっき秀篠君が異端審問会を殲滅して無かったら彼は死んでいただろう。
東雲君が隣の人にマイクを渡す。
暗くて顔が見えないや。
身長や背格好は僕と同じくらいに見えるけど…
『皆さんこんにゃちわ』
盛大に噛む。
体育館内は笑に包まれる。
隣に肩を並べて立っている他の人たちも俯いたり顔を背けたりして笑を堪えて居る。
『…こんにちわ…』
僕には暗くて見えない筈の彼の顔がハッキリとわかる気がする。
きっとめちゃくちゃ落ちんで居るに違いない。
『僕の名前はーー』
気合を入れるためか彼は一歩前に出る。
すると所々から疑問系の声が上がる。
如何したんだろう?
「み、皆どうしたの?」
次第に僕に視線が集まって来る。
何で?
(姫路さん僕、何か悪い事したのかな?)
(あの…壇上に上がってる人を見れば分かると思いますけど…)
んと。
暗くてよく見えなかった顔がさっき前に一歩出てくれたため少し見える。
彼の顔は…
①マヌケそうな顔
②女顔
③女装が似合いそう
④何処かで見た事がある顔
…そう、彼の顔はとても身近な物だった。
「え?僕?」
いつも鏡の向こうに居る顔がそこには某然と立っていた。
☆☆☆☆
「明久。これはどうゆう事だ?」
僕が一番知りたいよ。
「これは珍しい事もあるもんじゃのう」
そんな呑気に考えられる秀吉が羨ましいよ。
あっ、そうか。秀吉は双子だから自分と同じ顔は見慣れてるからか。
「………売り上げとシャッターチャンスが増える…」
「ちょっとムッツリーニ⁉なに売り上げって⁉また僕の写真が秀吉みたいに売られてるって言う事⁉」
「待つのじゃ明久!ワシは写真販売など認めた覚えはないのじゃが!」
「静かにせんか貴様ら!」
「ぐがっ!」
「ごぼっ!」
おかしい。騒いでいたのはムッツリーニと秀吉なのに何で僕と雄二が殴られなきゃならないんだ。
「先生!何で今僕を殴ったんですか⁉」
「いや、すまん。お前が騒ぎの原因だと思ってつい…」
『ねぇ佐門…皆、何を騒いでるの?』
『
『あっ、ごめ』プツン
ザワザワ ガヤガヤ
「全員静かにしろ!」
シーーン
うわ~流石鉄人。一括しただけで此処に居る全員が黙るとは…
『え、えーと、えーと…』
高橋先生が切り出す。
Aクラスはこんなにカオスに成る事は無いからめちゃくちゃ狼狽えてるよ。
『えーと、僕の名前は
マズイ!
「姫路さん!美波!秀吉!耳を塞いで!早く‼」
僕は瞬時に防衛手段を伝え自らもガード姿勢を摂る。
その直後…
「「「ダァァリィィン‼」」」」
ノリのいい男子達の野太い全体合唱が響き渡る。
『グフッ…………わ、忘れて下さい。お願いします』
く…なんて破壊力だ…
僕なんかFクラスの男子全員で吐きそうになったのに…よく立っていられるなぁ
って言うか、何で久保君までシャウトしてるの⁉そんなにノリ良かったっけ?
『えー、本来ならあと四人居るのですが彼らは私用により投稿が出来なかったので名前だけ紹介為せて頂きます』
あっ、高橋先生、立ち直った。
『城地 烏君、凪叉 ハイディ君、東雲 飛燕さん、常盤 義経君。以上四人も今回Gクラスに選ばれました』
『ーーこいつらの教室は作ってないし予定も無いさね』
それはあんまりだと思う。
こんなに人が居る中じゃなければ声をあげているところだ。
『だからこいつらはAクラスとFクラスに入れて合同授業にするさね』
「おい、ババァ長。Aクラスに入れるのは分かるが何故Fクラスにも?代表としてそこを聞きたい」
『時間がないから本人から聞くさね。きっと心当たりがあるよ』
そう言ってババァ長は奥へ消えて行った。
くそっ、と機嫌が悪そうに雄二は吐き捨てて座る。
『では先ずAクラスに入れる五人を発表します。城地 烏君、凪叉 H ハイディ君、東雲 飛燕さん、響 雪夜君、常盤 義経君、以上五人はAクラスに、残りの神谷修玖君、中西 佐門さん、海穀 健斗君、雨谷 恭さん、東雲翔君はFクラスです。詳しい事は彼らに話してあるので聞いて下さい。ーーではこれで集会を終わりとします』
こうして僕らのクラスに五人、天才ともバカとも言えない人たちが入る事になった。
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ーーでは